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移転こましょう祖師ケ谷大蔵、成城学園前/ラーメン、つけ麺
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夜の点数:4.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
だしと醤油の調和と余韻
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2018/08/11 更新
もし自分が映画監督で、ラーメン屋での1シーンを撮るなら、真っ先にこのお店に交渉するのではないかと思います。路地裏にひっそりとあり、ドラマや映画になった深夜食堂のような佇まい。初めて訪れたのはもう何年も前のことですが、その大人びた雰囲気と美味しさに、特別な一店を見つけたような気になって勝手に嬉しくなっていました。
その後、某俳優が雑誌で紹介して、少し店が混在する時期があり、しばらく足が遠のいていました。その俳優がここのラーメンに胡椒をかけて食べる、みたいなことを書いていて、あんなに繊細なラーメンにいきなり胡椒!そんな輩のせいで店がミーハーな客で混んでいる!と一人ぶつぶつ。
最近、妻と子どもが里帰りして、一人夕ごはんで訪問。一度は臨時休業でふられ、二度目にようやく。
中華そば(醤油)750円
水餃子 350円
を注文しました。麺を柔らかく握り、メンマを温めて。カウンターから店主の丁寧な仕事ぶりを観察していると、水餃子の皿が来て、その後、中華そばと水餃子が到着。
もし、醤油の中華そばに正解というものがあるのだとしたら、ここのはかなりそれに近いのではないかと思います。それぞれの輪郭が分からないぐらいに見事に醤油といろんな出汁が調和した和風スープ。飲むとじんわり優しい味が広がり、無化調というのはこういうことだったのかと一人で納得。
ほうれん草、ネギ、メンマ。それぞれの具が欠かすことのできない役割を担っています。とくに大きなチャーシューはあっさりとしたラーメンに良いバランスを与えているように思いました。
個人的な好みからいうと、麺がもう少しスープを持ち上げてくれたらなお美味しそうです。そうはいいつつ、このスープはそのままであって欲しいし、悩ましいところです。(<お前が悩むことじゃない)
もっちりとした食感の水餃子も美味しかったです。
他の客の多くがつけ麺を注文していることが気になり、翌日再訪して
つけ麺(醤油)850円
をいただきました。こちらの方がスープの味が濃く、麺とよく絡むような気がしました。とろっとろのチャーシューが素晴らしく、最後に煮干しの効いた出汁をもらってスープを飲むと、それはそれは、素晴らしい余韻が残りました。