東京マイコさんが投稿した銀座 栞庵 やましろ(東京/銀座)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

Mycophilia in Tokyo

メッセージを送る

この口コミは、東京マイコさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

銀座 栞庵 やましろ銀座、東銀座、新橋/日本料理、寿司、海鮮

1

  • 夜の点数:4.3

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

銀座で至福のお寿司

久しぶりの平日休み。

友人とゆっくり美味しいお寿司が食べたい!という話になり、1月に銀座5丁目から移転オープンしたばかりのこちらのお店で、17時に【開店記念 夜の献立】というコースで予約しました。栞庵 やましろさんは、都内やその他の地域にもあり、ミシュラン獲得したこともある信頼できるお寿司屋さん。今回はじめて伺いました。

Google Mapを見てたどり着くとお店の裏側に誘導されてしまい、しばし悩みましたが、ビル内をつっきったら反対側にありました。少し早めに到着してしまい、店前でぼーっとしていると5分前にも関わらずお店の方が気づいてくださって、中に入れてくれました。湿度の高い日だったので、うれしい。店内に入ると、清潔で爽快な空気。お寿司屋さんにキタ!という気分でアガります。

まずは生ビールをいただきながら、和食出身の優しくフレンドリーな空気の大将から、寿司以外にも美味しいお食事を出していただけるという説明をいただき、さらに気分アップ。

【椀物】フカヒレ
フカヒレ、蓴菜、おかわかめのお椀。3つが出汁と織りなすたまらないハーモニー。蓴菜は大好きなのですが、なかなか食べる機会に恵まれないこともあり嬉しい。フカヒレもとっても久しぶり。日本食の出汁にすごくマッチして、感動的なスタートでした。

【前菜】
鱧の湯引き(梅肉のせ)がごま豆腐という船に乗り、枝豆と雲丹とキャビアという大海を航海しているといえばいいんでしょうか。どの食材も贅沢で美味しくて、大好きなものばかり。どうやって食べるべきか悩んでいると、大将から好きな食べ方や順番で楽しんでください、と。気を張らずにお食事が楽しめる雰囲気も、ぐっとおいしさをあげてくれます。

【握り:中とろ】
本日、最初の握りは中トロ。適温の赤酢のシャリとともに、口の中でトロトロっと溶けました。

【煮付け】
「食べて何の魚かあててみてください」と言われ、キンチョー。口に入れるとやさしくやわらかく甘い煮付けの味と、魚の脂がほどよくほろける。「マグロですか?」と聞くと、正解だけど、正確にはマグロの脳天とのこと。YouTubeで魚博士のような人が、「あまり知られてないけれど、マグロは脳天が一番うまい。希少部位です」と言っていたのを思い出しました。一緒にそえられたゴボウとアスパラ、そして花びら茸が絶妙な苦さや出汁を出していて、印象的な一皿でした。

--
このあたりで大将のおすすめの日本酒【黒龍】を。女性が好きそうな少し甘めでふわっと香る上品な味。
--

【茶碗蒸し】
とうもろこしと白エビがトップにのっている、なんともいえない茶碗蒸し。白エビが一瞬で口の中で溶けて、繊細な香りを残しつつ、とうもろこしの新鮮な食感と甘さが口の中で広がり、茶碗蒸しの出汁と絶妙なマッチ。これ、毎日食べたいです(笑)。

ここから一気に握りタイムへ。

【握り】
ヒラメ:昆布締めにしたヒラメ様が堂々の登場。ふんわり香る煎り酒の後味が〆。

漬けマグロ:漬けの赤身にちょこんっとのった少量の柚子胡椒。口の中で赤身のうまみを感じたあとにやってくる柚子の香りにノックダウン。

アオリイカ:カラスミと藻塩がアオリイカに乗ってやってきた。うまく表現できないけれど、こういうのを食べると、本当に大人になったんだな、と思います。色気のある味でした。

--
2種類目の日本酒は、愛知の【九平次】を。大将は自宅でこれを置いている、というおすすめ。フランス語のステッカーも貼られており、海外でも人気がありそう。
--

アジ:お酢をくぐらせているらしいです。細かいひとつの手間がおいしさをレベルアップさせるのだ、と感じました。

大トロ:来ました、King of Sushi! 文字通りトロットロで口の中でとろけました。これ以上の語彙がない自分が悲しいですが、お寿司屋さんでの一番ハイタイム。至福の大トロ様でした。

カマス:目の前でバーナーで炙ってくれました。藻塩とすだちもかけてくれて、肉のような魚のような、脂がとっても美味しいカマスでした。

かんぴょう巻:いわゆるよくわるかんぴょう巻とは違ったスタイルで、大きなかんぴょうがドカンと大きなカットで乗っていて、海苔も巻ききらないスタイル。大将から手渡しでいただいて、サクっパリっの後に口中にかんぴょうと大葉の絶妙な香り。面白いかんぴょう巻でした。

アナゴ:握りの最後はアナゴ様。小さめだけど存在感大なアナゴで、口に入れたらふわっふわな食感の後にとけてなくなりました。握りのラストを飾るのにふさわしい。

その後は、
【赤だしの味噌汁】生海苔がたまらん、ほっと一息なお味噌汁。
【たまご】美味しいたまごで、卵焼きというか蒸し卵というかプリンというか。絶妙な甘さで美味しかった。
【メロン】赤肉のクインシーメロン。少量ですが甘いので、ちょうどよかった。

全体的に上品だけど気どらず、和食のつまみと握りというスタイルでした。大将は気さくで会話も弾み、お値段も内容の割にリーズナブルで再訪確実の銀座のお寿司屋さん。久しぶりのザギンでシースーで、本当に美味しく楽しい時間を過ごせました。

2025/06/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ