というわけで、前二つの日記の続きとしてつい最近の自分のリアルな体験談を書こうと思う。
ある日、あるお店。その時、店内は自分のほかに客はいない。
一見していわば大衆店と見て取れるそのお店(あくまで自分がそう感じただけである)、いつものように
店内写真とメニューをさくさく撮り、料理を撮ってご馳走様と告げ、お店を後にしたその時である。
店主が血相変えた感じでお店の外にいる自分のとこにやってきて「写真消してくれ!」と。
一瞬何が起きたか分からなかった自分に畳み掛けるように
「店内写真撮ってたでしょ」
「メニューも撮ってたでしょ」
「普通は店内写真は撮ってはいけないことになってるでしょ」
思わずその場では「そういうものですか」と発言した自分。多分その時の正直な気持ちだろう。
そうは言ったものの、写真を消すことしかその場の解決策はないわけで、店主の目の前で一枚ずつ
確認しながら消していった。その時、自分は「なぜそこまで言われるのか」と思ったり、
「なぜ、撮っているその時に『お客さんね、写真は勘弁して欲しいんですよ~』と言ってもらえなかったのか…」
自分自身を擁護する気持ちであろう、、、そう思ったりもした。
が、色々考えてみるにそれは客の持論であって、お店にはお店の考え方があるのだろう。
もちろん、普段からコソコソ隠し撮りなぞしている気もなく、ここは撮らせてもらって良いか聞いておこう
と思うお店では基本的には撮影許可をもらうようにしている。ただ、その行動にばらつきが起きている。
ここは聞いた方がいい、ここは聞かなくても大丈夫だろう、そんな判断基準も自分のものでしかなく
時としてダメかも知れないお店であっても「ここは撮ってもいいや」モードになっている時があることは事実である。
そういう意味では、マナー全般に麻痺しているのではないか…そう考えされられる一つのきっかけとなった。
お店側にも肖像権、商売敵との関係など色々あるだろう。一歩入ったらお店の中はお店の敷地。
色んなところで細心の注意を払わないといけないのだよな…後からではあるが素直にそう思うのであった。