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夜の点数:5.0
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 4.8
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP4.8
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| 酒・ドリンク5.0 ]
未在
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2016/05/09 更新
未在さん。
食べログをやってる人なら、誰もが一度は訪れてみたいと思う憧れのお店。
私にとって雲の上の存在でした。お料理は35,000円のコースのみ。
一見さんお断りではありませんが、予約は一年先まで満席。
それを聞いただけで諦めてしまう方も多いはず。
今回は友人のお誘いでくる事ができました。
新幹線で京都まで。17時過ぎに円山公園に到着しひょうたん池など散策しました。
お店は公園の最も奥深い場所にあります。
水のせせらぎと草木の香り。店に近づくにつれ、お香の匂いがしてきます。
お店の前ではお弟子さんがお出迎え。
草木が茂る緑に覆われた茶室の様な建屋は悠々たる趣の佇まい。
まずは軒先で一服。そして温かい汲み出しの塩香煎茶が振る舞われました。
その後店内へ。
床の間に節句の時期におなじみの兜の置物と掛け軸。
ご主人の石原さんから一人一人に挨拶があり、全員揃った18時からお料理開始。
最初はみなさん書いてらっしゃいます通り、茶事に倣い手渡しで御膳を配します。
飯、汁、向付。煮えばなの御飯と八丁味噌の汁。向付は白和え。
次にお造り、煮物椀、焼き物、箸休め、八寸、炊き合わせ、強肴と続きました。
お造りの量が多いですね。大きな鉢に氷を敷き詰めて。
産地違いの大トロが2種類と赤身のヅケ。
明石鯛、対馬のスミイカ、ヒラマサ。
刺身定食でもこんなにたくさん出ません。
一切れ一切れが厚く切ってあります。
大トロ最高。塩柑橘タレで食べるイカが印象的。
煮物椀は走りの鱧。淡路産です。鮮やかな扇子の蒔絵のお椀。
すーっと身体に馴染むような熱々のお出汁。
葛で練ったアオサのお餅に花柚子のいい香り。
焼物は黒毛和牛の炭焼き。
特製のはちみつタレとお肉の下に敷かれている無農薬野菜でいただきます。
レアに焼かれ隠し包丁を入れたお肉はとても柔らかな食感。
脂身の美味しさが際立つ良質なお肉でした。
八寸は粽寿司が真ん中に。未在と朱印の押した兜の折り紙。
そこに、たくさんの料理が盛ってあります。全て覚えられません。(^^;;
どれも美味しくて美味しくて。
箸休めは筍の姫皮の部分を使ったペースト状のもの。
ホタテや海老と一緒にスプーンで。
煮物は白子筍の直煮。
たっぷりのカツオ節と木の芽。
えぐ味を全く感じない澄み切った筍の甘い味と薄味だけど奥深い出汁の味に
無限を感じました。
最後にお茶漬けの様なサラサラの湯桶。
お菓子の後に亭主石原さんから薄茶が振る舞われてフルーツが出てきます。
お菓子はそら豆のずんだが入った柏餅と氷室。
フルーツはオレンジのゼリー(オレンジじゃないのですが、蜜柑の名前がわかりません。でも、形や大きさがオレンジに近いのでのでオレンジと書きます)、大粒のイチゴにワインジュレがかかっています。そしてサクランボ二種類。アメリカンチェリーと出始めの佐藤錦。
「まずサクランボから食べてください。」と食べる順番を言われます。糖度の低いものから高いものへとの配慮なのでしょうね。
そしてグラスにサイコロ状にカットされたフルーツの盛り合わせ。
このグラスだけで37種類のフルーツが入っているそうです。
フルーツ大好きなのでとても幸せ。
そしてシャーベット。
シャーベットはトマトでした。
オリーブオイルがのっています。
これはどこかイタリアンを感じる味です。
どのお料理も盛り付け方が芸術的ですごくきれい。
写真に撮ることができず、ほんと残念。
約3時間の宴。心地よい緊張感のある席でした。
帰りはお弟子さんが提灯を持って足元を照らして下さいました。
円山公園の階段。また来たいです。