1回
2023/03 訪問
新しいお肉の世界、なぜ予約が取れちゃうか不思議
2023/06/14 更新
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大変勉強になるから行った方が良いとおすすめされたお店。
実際に食べてみてその意味がよくわかりました。
部位から想像する味・食感とはまた異なり、なんでだ？？と考えさせられ、そして最後には何はともあれ美味しいからいっか。それ以上もそれ以下もないわ。となるお肉がいただけます。
「え？ここ？？」と思わず言ってしまう飲食店には見えないくらい隠れ家的な焼肉店屋さん。
参宮橋駅近くにあります。
焼肉と言ってもテーブルにロースターがあって自分たちで焼くという訳ではなくテーブルから見えるスタッフ専用焼き台で焼いて、焼きあがったお肉からテーブルのお皿に運んでくれるというスタイル。
ここのお店でいただけるのは年間出荷数が僅か10頭の超希少ないぶさな牛
いぶさな牛を飼育している畜産農家さん直営のお店の為、この超希少なお肉が食べたられるのです。
いぶさな牛は何でこんなに出荷頭数が少なく希少なのかというと、黒毛和種血統の元祖と言われる竹の谷蔓牛を親に持ち1頭ずつ餌の配合を変えながら丁寧に丁寧に育てていて、また通常牛さんは28～30ヶ月で出荷するのですがいぶさな牛は36ヶ月以上をかけてゆっくり育てているのだそうです。
そのいぶさな牛をコースでいただけ、しかもそのコース金額が8,800円。
実際に食べてみて8,800円は破格だと思いました。
何故ならこのお肉・コース内容、8,800円を軽く超えるクオリティで満足度が非常に高い。
それに運がよければ更に希少性が高く、年間1～2頭出荷の竹の谷蔓牛が提供されることもあります。
日本在来種の牛肉は何度か食べたことがありますが美味しさを追求したというよりも牛の歴史を食して勉強する感覚でした。
ですが竹の谷蔓牛・いぶさな牛はそもそもの部位の概念が変わる、というか考えさせられるような味。
美味すぎる。明らかに他の牛にはない味わいと食感があってもっと食べたくなります。
更にここのお店のポイントはお肉の火入れがホントに良い。
直営店ならではならではだとも思うのですがきっと竹の谷蔓牛・いぶさな牛を日本一焼いている焼師さんかと思います。
このお肉の特性を分かっている方が焼いてくれるってのがまたお肉の旨味を更に引き上げているようにも思えます。
何故ここのお店予約取れちゃうのか不思議。
このお値段がずっと続くとは思えないし予約が簡単に取れる状態が続くとも思えない。
ということで暫く通い詰めようと思っているお店です。