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2位
2回
2024/01訪問 2024/01/27
1月はやっぱり餅!恵比寿Burger Maniaの餅チーズベーコンバーガー
正月はやっぱり餅を食べたいもの。ということで、1月限定のハンバーガーに餅を使っている店が沢山あります。今回ご紹介する恵比寿の「バーガーマニア(Burger Mania)」もそんな店のひとつ。この店では1月マンスリーバーガーの定番になっています。
こちらが「餅チーズベーコンバーガー ¥1,782」。ビーフパティの上に鎮座する餅とベーコンが何とも美味しそうですね。
とろっとろなドイツのステッペンチーズに、こんがい香ばしく焼かれた餅が伸びる伸びる!いやはや餅とチーズが合いすぎる。この組合せは鉄板でしょう。そしてカリッと焼かれたクリスピーなベーコン。スモーキーな薫りもたまりません。旨みもたっぷりです。ちなみに、テリヤキソースをトッピングするのもオススメ。前回頂いたんですが、さらに深みが増しますよ。
パティはオススメのミディアムで。通常メニューではミディアムレアが多い気がするので、少し焼きが強め。野菜はレタスにトマト、そしてオニオンはダイス状で。シャキッとした食感が良いアクセントになっています。やや水分抑え目な峰屋バンズもこの組合せにピッタリ。これはひとつの完成形と言っていいでしょう。
セットのポテトがウェッジカットタイプに変わりました。別皿で提供されると何だかお得な気がしますね。
ドリンクは「クラフトコーラ ¥770」を。この店オリジナルのコーラで、てんさい糖を使った自然な甘さで体にも優しいんです。以前はマニアックコーラってメニュー名でしたよね。
ちょっと久しぶりのバーガーマニアでしたが、さすがの一品でした。今回ご紹介した餅チーズベーコンバーガーは1月いっぱいの提供ですので、気になる方はお早めに。
マンスリーハンバーガーTVでもお馴染みのバーガーマニア。白金・広尾に続いてこの3月に恵比寿店がOPEN! 夜遅くまで恵比寿でハンバーガーが楽しめるのは嬉しい限り。ですが、今回はランチタイムのレビューです。
場所は東口を出て五差路を渡った先、キムカツの並び、パルテノペの向かい側辺りと言えばすぐ分かりますよね。開放的なファサードは広尾店を彷彿とさせてくれて、夏でも風が気持ちよく店内に入ってきます。
この日は土曜でしたがたまたま仕事中だったので、ドリンクは「コーラ」に。恵比寿店はゲストビールも含めて常時5~6種、こだわりのドラフトビールが揃っているので、呑めるシーンでの利用時は是非呑んでみてほしいです。
ハンバーガーはこちら。8月のマンスリーバーガー「サマーベジタブルバーガーwithジェノベーゼソース¥1,300」です。オーナーの守口さん曰く「久しぶりの新作マンスリー!」とのこと。いやいや、月替わりのメニューの提供だけでも大変ですから。とは言え、新作という響きはやっぱりワクワクしちゃいます。
主役はもちろんサマーベジタブル、ということで夏野菜。カボチャにベビーコーン、茄子にパプリカ、ズッキーニと色とりどりの夏野菜です。いやー、ちょっと夏バテ気味だったんで野菜が食べたかったんですよね。コリコリとした食感と自然な甘みがいいですね。旨い!というより美味しい!という表現がピッタリ。
そこに合わせるのはモッツァレラチーズとジェノベーゼソース。爽やかなバジルが夏の風を運んで来てくれるようで、ホントに爽快。確かに夏バテ解消になりますね~。これはまた来夏に食べたいなぁ。まさに季節感を味わえるマンスリーバーガーのコンセプトにもピッタリ!
白金・広尾店の心地よさもいいけれど、恵比寿店のアクセスの良さはやっぱり捨てがたい。もちろん恵比寿店も居心地もいいですし。今度はまた夜にビールと一緒に食べにこようかなっと。
−−−−−−−−−−Burger Mania 恵比寿店−−−−−−−−−−−
■住所:東京都渋谷区恵比寿4-9-5 マンションニュー恵比寿107
■TEL:03-6277-4221
■HP:http://www.burger-mania.com
■食事日:14.8.2
3位
1回
2014/01訪問 2014/03/22
石垣島旅行の手配が出来てすぐ、ホントにもうすぐ、2ヶ月前に予約しました。オンシーズンならともかく、オフシーズンだったのでちょっと早すぎたかな。でも、開店時間に伺うならやっぱりそれぐらいの意気込みが必要なんだと思っての予約です。
場所は730交差点から歩いて10分ほど。十分歩ける距離です。その付近にホテルをとっていたので、帰りも余韻を楽しみながら歩くのにちょうどいい距離感。
店の説明はもう不要だと思いますが、石垣牛を炭火焼でいただく焼肉の名店。色んなグルメサイトや焼肉ブログ等でも絶賛されている石垣を代表する店です。
オーダーしたのは、焼きしゃぶ(¥1,680)×2、ハラミ(¥1,050)、ネギタン(¥1,260)、カルビ(¥1,050)、車エビ(¥1,260)、野菜スープ(¥520)、ライス(¥260)、トリガユ(¥890)、ビールを何杯か。
何と言っても焼きしゃぶはマストでしょう。上ロースをしゃぶしゃぶするようにさっと炙って、生玉ねぎをくるんで頂きます。肉が口の中で溶ける~ってよく聞く表現ですけど、いやいやまさにそれ。もうこれを食べるために石垣に来たと言っても過言じゃないかも知れない。ついつい、お替りしてしまいました。でもお替りできるのも17時の開店時間に入っているからこそ。
そしてハラミが旨い。カルビよりも柔らかいんじゃないかと思うような柔らかさと肉の旨みの詰まり具合。これもお替りしておけばよかった!個人的には焼きしゃぶよりもはまったかも知れないです。
ちょっと驚きだったのは車エビ。脱皮したばかりの車エビに塩麹がたっぷり。これをしっかりと焼けば殻はもちろお頭も尾も、つまり全部まるごと食べられるんですよね。ビールとの相性も抜群でした。
そして〆のトリガユ。鶏のささみがたっぷり入った優しい味のお粥。ライス系だけでも沢山の〆メニューがありますが、これを食べればラーメン屋などにハシゴする必要もなし。
上品な脂なのでどこまででも食べられると思ったら、食後にちょっとだけもたれちゃいましたけど、それもいい思い出。そんなことは気にせずにたらふく頂きたい焼肉屋でした。
4位
1回
2014/10訪問 2014/11/06
銀座で接待といえば選択肢は色々あると思いますが、ただ単に歴史があり格式が高い店よりも新しい風を感じさせてくれる店の方がいい場合ってありますよね。ここ小熊はまさにそんな店だと思います。
ビルの3Fと言うことで、通りからは店内がどんな造りなのかうかがい知ることができません。EVで上がってドアが開くともう店の入口。スタッフの方がお出迎えに来てくださいます。
店内はカウンター席が8つと個室が3つ。その個室はそれぞれ4人ずつぐらいは入れそう。カウンター席で大将の仕事ぶりを見たり、話を聞いたりしながら食べるのも良いですが、この日は私のお客さん(同席者)も料理の写真を撮りたいとのことでしたので個室にしてみました。
個室でも、給仕してくれるスタッフの方がこだわりを余すことなくお話してくれるので、問題ないと思います。また、大将も折をみて挨拶に来てくださいました。
料理は22,000円と30,000円のコースのみ。この日は後者にして、内容は次の通りでした。
・海鼠腸の茶碗蒸し
・ねぎま
・船形昆布と京春菊、しめじの椀物
・上海蟹の醤油づけ
・浜名湖産の天然鰻 山椒煮
・15日間熟成させた萩の甘鯛
・15日間寝かせた知床産の鮭児と7日間寝かせた炭火焼カマス
・知床産の鮭児の燻製焼とエシャレットのシャンパンビネガーづけ、イクラ
・フランス産の鴨盛合せ(レバー・脳みそ)、丹波の枝豆、セミドライトマト
・長芋の炭火焼
・信州産松茸とかぶ、京春菊、甘鯛
・ご飯・しめじの味噌汁・鮎・漬物
・デザート:栗のから揚げと栗入りの嶺岡豆腐
結構な量ですね。大将曰く、自分がよく食べるからお客様にもお腹いっぱい召し上がってもらいたい、と。(笑) いやいや、ホントにお腹いっぱいになりました。
料理は、それぞれの素材やその調理手法に対する強すぎるほどのこだわりが詰まっています。特に驚いたのは熟成です。
15日間熟成させた甘鯛は、箸でつついた時に箸にくっつく程の粘り気がありました。そして口に運ぶと広がるその凝縮された旨み。さっぱりとした鯛なのに旨みがこんなに深いなんて!
続いて出てきた鮭児とかます。鮭児の美味しさは言わずもがなですが、より驚いたのは炭火焼のかます。
何と炭の上でかますを焼くのではなく、かますに対して炭火を近づけることで燻っているのだそう。そのため、個室に料理が入ってきた瞬間から感じる強い薫り。それが口の中に入る訳ですから、もう口の中が燻製のスモーカーになっているような幸せな薫りですよ。よくよく考えてみたら、食材を炭に近づけるのではなくて炭を食材に近づけるというのはどちらが主役なのか考えれば納得できること。ただ、これって間違いなく誰にでもできる技ではないですよね。
鳩はフランス産なのですが、生きたまま日本に連れてきているようですね。鳩の血の美味しさについて語ってもらえる機会なんてなかなかないですよ。その鳩の上に乗るのはビラミッド塩。よく見ると、確かにピラミッドの形状をしています。
そして個人的には日本料理の神髄だと思う出汁。椀物が二度あって、一度目は昆布の強くて深い出汁、終盤に近づいた二度目の方は松茸による品のある爽やかな出汁でした。まるで、その時々の胃袋の中をのぞき込まれているかのような出汁の出方です。
ご飯は大将がさらにこだわっているもの。何でも米を研いでからすぐに炊くと米の本当の美味しさが出ないらしく、完全に水を切った後、冷蔵庫の一番冷えたところで4日間米を寝かせるのだそう。もう大将ったら寝かし上手なんだから。
確かに米の一粒一粒が光り輝くコーティングを纏っているようで、芯の強さを感じました(固いってことじゃないですよ)。こんなに一粒一粒に力強さを感じるなんて。そして、二杯目はおこげと一緒に、三杯目はアンチョビを添えていただきました。
最後にデザートは栗。栗のから揚げはまるで大学芋かのような甘さが詰まっていました。
また、大将は料理を彩る食器類にも強いこだわりがあり、料理に合わせた最適なお皿をチョイスされています。日本各地の歴史ある焼物から、アンティークすぎてもう出処も分からないものまで。
ビールのタンブラーは有田焼のエッグシェルタンブラー。極限まで薄くなっていて、透けて中が見えるほど。これが泡もきめ細かくなって、さらに美味しいビールになるんですね。日本酒も器が10種類以上用意されていて、その時々の気分で器を選べます。
などなど、こういったこだわりは接待時のトークとしても盛り上がること請け合い。できれば春夏秋冬、それぞれの季節ごとに旬を味わいたいと言いたいところですがなかなか難しいのも現実なので、少なくとも年に一度ぐらいはこうして日本の旬に浸る場を満喫したいですね。
5位
1回
2014/01訪問 2014/03/14
鮮魚店直営の居酒屋。これぞ石垣島の料理の数々が堪能できます!
石垣島旅行の目的の一つはやっぱり美味しいもの。ということで、まずは美味しい島料理が食べられそうな「まるさ本店」に。場所はホテル日航八重山のすぐ近く。観光客のたくさんいる730交差点からは歩くと15分ぐらいです。
18時の開店時間に予約していたのでスムーズに入店。すぐさま満席になっていたので予約しておいて正解でした。
まずはオリオンビールで乾杯!南の島で飲むビールはやっぱりこういうスッキリしたのがいいですね。他にも地ビール「石垣島ビール」や泡盛ももちろん頂きました。
料理はやっぱりまずは魚。だって、この店は鮮魚店の直営ですから。この日のおすすめ「鮮魚の刺身6点盛り」はボリュームたっぷり。マグロ・セーイカ・チヌなどなど。他の魚の名称は忘れちゃいましたが、新鮮で美味しいからそれでもう十分!つまみに海ぶどうがそえてあるのが何とも石垣島っぽい。
野菜ももちろん美味しくて。「島野菜のサラダ」に「島野菜の天ぷら」を。普段あんまり葉物野菜を食べたがらないうちの子供が、喜んで野菜を食べてました。やっぱり日差しが強いからか、しっかりと太陽の陽を浴びて栄養たっぷりの野菜は美味しいんでしょうね。
その他、「ソーミンチャプルー」や「ラフテーの味噌煮込み」に「エーグゥのマース煮」などを。気分的にハレなことももちろんありますけど、それを差し引いても間違いなく美味しいです。これぞ沖縄、これぞ石垣の郷土料理の数々。
スタッフの方も観光客対応に慣れているところもあってとっても親切。とはいえ、地元のお客さんもいらっしゃいます。そういうところも魅力の一つであったりもします。もう少しお腹に余裕があったら、「グルクンのアーサー揚げ」とか「ヤシガニ」も食べたかったですけど、もうお腹いっぱい。ご馳走様でした~!
6位
1回
2014/06訪問 2014/10/05
代々木上原の駅を出て南へ歩くこと5分弱。井の頭通り沿いにあるガラス張りのファサードのこじんまりとしたイタリアンです。13年末に溜池山王での営業を終え、14年春にこちらの代々木上原に移転してきました。
店名にもあるように京都の野菜をふんだんに用いた体によさそうなメニューが沢山揃っています。オーダーしたのは主に下記のメニューです。
・プロシュート&サラミ
・京野菜のバーニャカウダ
・愛知平貝と五島列島一寸豆のインクラータ
・サマーポルチーニのグリッツア
・宮崎南の島豚自家製サルシッチャのロースト
・タャリン 大分豊後産鱧と枝豆のソース
・リゾット 琵琶湖天然すっぽんのソース
※あとは、スパークリングワインに白・ロゼ・赤ワインを4本程度
やっぱり野菜が美味しい。特にバーニャカウダのしっかりと歯ごたえがあって、良い意味で硬く、芯までしっかりと要素が詰まったような感覚。その土の中の栄養分をそのまま頂くような、と言ったら言い過ぎかもしれませんけど、そんな感覚がたまりません。
そしてサマーポルチーニ! 6月にしてはちょっとだけ早め?なのかな。その香りとこの厚みがいいですね。贅沢な一品です。
中でも一番好みだったのは、タャリン。卵黄たっぷりのこの黄色、綺麗ですよね。そして鱧と枝豆の上品な味わい。特に枝豆のコリコリした食感。素朴なんですけど、自然の中にあるそのままをしっかりと味わっているよう。
リゾットは変わり種のすっぽんに。味わい的にはクセも臭みもありません。寝不足が続いていたので、コラーゲンで翌日お肌ぷるぷるになってたらいいなー、と。
ワインは専用セラーが客席からも見えて、どれもこれも試してみたくなるような演出がなされています。飲みたい気分を伝えれば何本かセレクトしてくれますので、基本的に全てお任せしました。中でも一番気に行ったのは「SUSUCARU」というロゼ。果肉感がしっかり舌に残るような感覚でした。
お店は3人で切り盛りされていて、料理の提供時間は程よくゆっくりめ。丁寧に仕事をされているのは調理だけでなく、メニューの説明も。一品一品素材の説明やこだわり等を丁寧に教えてくれます。
なので、少し時間がかかっても、その情報を基にした想像がどんどん膨らんでいくようで、その待ち時間は楽しみな時間に。何よりゆっくりとした空気感が店内には漂っているので、その雰囲気がいいですね。
ちなみに、毎回コース的に使うのもありですが、気軽にカウンター席でつまみとワインをグラスで…、そんな使い方にも応えてくれるようですよ。
7位
1回
2014/11訪問 2014/11/30
函館の海の幸が堪能できる居酒屋。特に生簀で泳いでいるイカは絶品!
函館観光の夜にこちらのお店に。やっぱり地のものが食べたいな、と思って事前に予約しておきました。シーズンオフでも予約をしていないと難しいこともあるようで、直前に飛び込みで入っていった観光客風のグループは中に入れず帰ってました。
店内は2層のメゾネット。1Fはカウンター席を中心に生簀もあり職人さんもいて、常連さんが中心に座っているよう。2Fは靴を脱いで入る個室スペースが中心のようで、ファミリー客でも安心して使えました。
料理の方は何といっても海産物。函館といえばやっぱりイカ。真イカ刺は恐らく時価でこの日は1,900円。透き通ったイカソーメンと肝ですかね、あと頭と足。流石に生簀で先ほどまで泳いでいただけあって、新鮮そのもの。まだうねうね動いてますよ。お味の方も、しっかりとした濃いイカの味。これは旨いですね。
イカ以外の魚も。噴火湾の海老と仙鳳趾の牡蠣。とにかく身が大きい。そして味が濃いです。そのまま食べてもしっかり味わえるぐらいです。地元の人は毎日こんなの食べてたら痛風になっちゃいますよ。嬉しい悩みですよね。
ほっけは根ぼっけ。真ほっけの一種のようで脂ののり具合が尋常じゃない。これだけでご飯3杯ぐらい食べられそうです。サイズは30cmオーバー? ケータイで接写しようとすると完全にフレームアウトしちゃいますよ。
所謂居酒屋的なメニューも美味しかったですよ。さすが北海道。旬のジャガイモを使ったじゃがバターはサイズもビッグ。唐揚げ、というかこちらではザンギですね、どちらもビールとの相性も抜群。
そうそう、ビールと言えばやっぱりサッポロクラシック生。もちろんドラフトで呑めます。函館山でマジックタイムを観てきた後のちょっと冷えた体。温まるのに熱燗にでもしようかと思いましたが、やっぱりサッポロクラシック生は呑んじゃいますよね。
〆にはごっこ汁。これは初めて食べました。深海魚のごっこの身や卵巣を使った汁物で、とても出汁が出てました。呑んだ後の〆にこれだけでも飲みに来たいぐらい。
地元のお客さんだけでなく観光客も気後れせず訪れられる良店。2時間制という制限はあるものの、十分満喫できました。
8位
1回
2014/05訪問 2014/10/26
噂はかねがね聞いてましたが、ついにきました「神居古潭」。5月にしか食べられないものがあると言うもんだから、ホントは4月に来る予定を一か月遅らせてきましたよ。
場所は駅を出て商店街を北へ。中野ブロードウェイに入る手前を右折して、ペットメイドカフェ?のような店の前を左折です。外観からして旨そうなものが出てきそうな匂いが漂ってます。
ちゃんと予約をしていたので、1Fのカウンター席に5人で陣取りました。まずはビールで乾杯!
と、乾杯もそこそこに、店の親父さんがラードと野菜を諸々のせて食事の準備。そしてまずは何にしましょう?と聞くか、ひょっとしたら聞く前から「オーストラリア産のラム」が既にテーブルに。
焼く時間は片面30秒以内。それ以上焼きそうになると、親父さんがカウンターの中から「それ、焼きすぎ」と指摘してくれます。よく見てるんですよねー。初めはタレで。これは柔らかい!そして、全くクセがない!羊というより和牛のよう。でも、これがホントの羊の肉なんだそうですよ。
続いて、「北海道産マトン」。タレもいいけど、塩で食べる方が数倍美味しいよ。と教えてもらったので、塩で食べると、またまた、肉の旨みがすーっと広がっていくようでたまらない感じ。確かに塩の方が旨いですねー。
さらにオススメされた「行者ニンニク」と一緒に食べると、これがまた絶品!全くニンニク臭さがないのに、しっかりニンニクの味がする、これは旨いなぁ。
そしてこの日のお目当ては「ミルクラム」。5月にしか入らないのだそうですよ。産まれてまだ3ヶ月弱の可愛い可愛いラム。色もピンクで、何だか食べるのがもったいない。でも、容赦なくいただきました。はぁぁ、柔らかくて、これがまた。フィレ肉みたいな食感。
ちなみにビールは最初の一杯だけで、その後は親父さんオススメの日本酒を。ジンギスカンに日本酒?これがまた合うわけですわ。
肉はもういいかなーと思ったところで、「北海道産ヒレ」があるからと・・・。なかなかオススメ上手です。でも、オススメされて食べない訳にはいきません。だって、美味しいんですもん。よくよく考えてみたら、全部オススメされた通りに、それもどんどん肉が柔らかくなっていきました。
ついでに途中で出してくれた「マグロの酒盗」。これだけでも酒のつまみになりすぎました。でも、もう衝撃的すぎてどの肉につけたのか覚えてなかったり・・・。
そして最後に〆のデザートとして「うにいくら丼」。うーん、贅沢すぎるでしょ、このデザート。惜しげもなくうにもいくらもジャンジャンのせてくれますよ。肉でお腹いっぱいだったのに、入る入る。確かに別腹な訳ですね。
まぁ、何というか、ハマる人にはハマる。ハマらない人にはハマらない。親父さんとワイワイ楽しく話しながら食べすぎることを楽しめる人には間違いなくオススメです。そうじゃない人には当たり前だけどオススメできません。あと、できれば一人はこの店の体験者と一緒にいくと、より一層楽しめると思います。
9位
1回
2014/04訪問 2014/07/06
クラフトビールとシカゴピザが有名な神田「デビルクラフト」。前々から行きたいと思っていたんですが、近辺でちょっとしたパーティーがあったので、二軒目利用で伺ってきました。
実は以前立寄ったこともあるんですが、その際は満席の為入れず・・・。この日は平日ど真ん中の9時半ぐらい。何とか2人分の席は空いてました。
ガラス張りのファサードで店内の様子がよく見えるこちらのお店。メゾネットになっていて、1~3Fまでが客席のよう。ついでに階段の踊り場にも客席がありました。
二軒目ということでオーダーは少し控えめに。ビールは「オレガンズリベンジ」「トレイルヘッドISA」を。フードはもちろんシカゴピザの「デビル・ダディ」と「ほうれん草とアーティチョークのディップのトルティーヤチップス」を。
まずはやっぱりビール。オーナーの出身国であるアメリカと日本のクラフトビールがタップで10種類以上!もちろん季節によってもそのラインナップは常に変わっているようです。この日呑んだ2つの中では「オレガンズリベンジ」が特に好みだったかも。濃いめの色味からは想像もできないような爽やかさのあるアイリッシュレッドエールです。
そして目的の一つ「シカゴピザ」も絶品。そもそもシカゴピザっというのはややスクエアで、耳の部分が大きく盛り上がったその形状だけでなく、チーズの上にたっぷりのトマトソースがのっていて、普通のピザよりもとってもヘルシーというのが特徴らしいです。
このトマトソースが良いんですよねー。トマトの酸味がもう鉄分を感じさせるような強さ。大人も子供も美味しく食べられるピザというよりも、ビールと合わせてこの酸味を楽しめる大人向けのピザという感じ。自家製ソーセージもとっても美味しいです。
サイズはLサイズとSサイズの2種類。Sサイズをオーダーしましたが、サイズ的には十分すぎるほど。いやー、他の種類も食べてみたくなりました。
神田店の雰囲気もいいですし、浜松町に2号店があるそうなので、そちらにも伺ってみたいですね。
10位
1回
2014/03訪問 2014/08/02
「frisco(フリスコ)」といえば、下北沢の路地裏(というか、建物の奥)で旨いチャコールグリルのハンバーガーを提供していたお店。2010年の夏、入居していた建物が取り壊しになるため残念ながら閉店しましたが、2011年5月に移転して復活!その移転先はなんと福岡!!ということで、ずいぶん行けてなかったんですが、出張のついでにようやく食べにいけました。
場所は天神。昭和通りの少し北側の雑居ビルの奥。シモキタの頃よりは少~し分かりやすい場所になったかな。
セットメニューは以前と変わらず4種類だけ。要するに、ハンバーガーにチーズを挟むかどうか、ドリンクをソフトドリンクにするかビールにするか、オプションでパティをダブルにするかどうか、だけ。この潔さはバーガーに自信がないとできないですよね。
仕事中ということもあって、この日はソフトドリンクに。コーラとジンジャーエールのどちらかを選べます。ドン、っと缶を出してくれるのも、何とも潔い(笑)。
そしてチャコールグリル(炭火焼)も相変わらず。カウンター席に座れば目の前でパティとバンズを焼く様子が眺められます。この香りをおかずにビールが一杯呑めちゃいそう。
こちらがその「チーズバーガー(ポテトとドリンクのセット)¥1,400」。ビーフパティ・チェダーチーズ・ピクルス・トマト・生オニオン・レタス、ヒールバンズの上にたっぷりとマスタード、というシンプルなチーズバーガー。
やっぱり以前と変わらない直球ど真ん中の炭火焼バーガー。口の中に広がるこの薫りはたまりませんね。野菜一つ一つも素材が生き生きしているように感じます。個々の具材がかなり大きいので見た目以上にサイズがビッグな印象で、顎が結構疲れるんですよねー。まぁ、例えるならスポーツをした後の爽快感みたいな疲れ。やっぱり肉が旨いというのは何よりの正義。福岡でも変わらないfriscoの味が楽しめました。
変わらないと言えば、この看板も。何と入口の白枠のドアもシモキタから持ってきたのだとか。ちなみに、オーナーのおっちゃんは最近は夕方辺りにふらっとやって来て店に立つのだそう。昼間は息子さんが腕を奮ってくれます。福岡のハンバーガー事情を色々と話してくれましたよ。今度は夜にゆっくり遊びにいきたいなーっと。
−−−−−−−−−−−−−−frisco−−−−−−−−−−−−−−
■住所:福岡県福岡市中央区舞鶴1-9-11ハリウッドビル102
■TEL:092-714-1610
■HP:http://blogs.yahoo.co.jp/morisaki48
■食事日:14.3.20
小豆島旅行の際に立寄りました。実家のある高松から小豆島への旅行は日帰りなのでランチタイムの利用です。
場所はマルキン醤油記念館などのすぐ近く。幹線道路から少し山側に上がったところにあります。その幹線道路には宿の看板も出ていますので、迷うことはなさそうです。
車を駐車場に止めると、建物の中からスタッフの方が迎えにきてくださいました。「少し上に、建物の入口に近い駐車場があるので、よろしければそちらを~」と。食事の前からその心遣いに期待が高まります。
靴を脱いで上がると、個室へ案内してくれます。古民家を改装したような造りですが、シックに黒でまとめられた内装を見ながら、またところどころに現れる箱庭のようなグリーンを目にすると、もう非日常な気持ちに包まれます。
ランチタイムは3,500円・4,500円・5,500円のコースのよう。もちろん事前予約がないと入れないと思いますので、その時にコースを決めておきましょう。この日は4,500円のものに。
料理は前菜から始まり、作りたてのゴマ豆腐や生素麺、刺身にお椀、天ぷらにご飯と汁物、デザートの流れ。丁寧に説明してくれながら一品ずつ部屋に給仕してくれます。
料理の一品一品はその日その季節によって変わるものでしょうが、小豆島の島野菜、近海の魚介、作りたて、シンプルですがこだわりを感じるポイントです。
島野菜では特に茄子。シャキッとした食感と実のつまり方が素晴らしい。瑞々しいとはこの茄子のためにあると言っても過言じゃない。芋の茎も生でいただきます。魚ではアカバネ。引き締まった身は適度な脂がのっていました。
作りたてというところでは、豆腐もそうですがやっぱり素麺。乾麺じゃなく生の素麺なんですよね。素麺ってもっと柔らかいものだと思ってましたが、存在感のある芯があって、素麺にコシのようなものを感じました。素麺の味の違いについて考えたことなんてなかったけれど、これはちょっと圧巻でした。
そして小豆島と言えばもちろん醤油。諸味たれ・生あげ・淡口生揚・二段熟成の4種類で味わえます。順番に醤油づくりの工程としては手がかかっているようで、そのストーリーも一緒に味わえるよう。
〆のご飯は胡麻油を少し垂らして食べてみてください、とのこと。うーん、上品な脂にコーティングされた程よいおこげがたまりません。
お見送りはもちろん車まで。ちょっと昼に立寄っただけなのに、ホントに至れり尽くせり。昔っから身近にあった小豆島。遠くに離れた場所に住むようになったからこそかも知れませんが、素晴らしい時間を過ごせる場所があることに気づかせてくれました。今度はゆっくりと宿泊で伺いたいですね。