negifafaさんのマイ★ベストレストラン 2015

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ハンバーガーの"WA" @食べログ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

No.18ダイニングバー (北池袋、池袋、向原 / ハンバーガー、ダイニングバー、パン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/09訪問 2015/11/20

池袋にエース現る!

9月に1周年を迎えたばかりの池袋「No.18 ダイニングバー」。周りのみんなが何度も行っているのにタイミングを逸してましたが、ようやく行くことができました。ちなみに、読み方は"なんばーじゅうはち"ダイニングバー。

池袋といっても駅からは少し歩きます。JR東口を出て明治通りを北へ、首都高も越えて山手線の手前まで歩くこと7~8分ほど。なかなか用事がないとふらっと来ることはない場所ですが、最近はランチタイムには行列もできるほどの人気なんだとか。

まずはビールで乾杯!サンクトガーレンの「黒糖スィートスタウト¥700」にしてみました。ダイニングバーという店名なだけあって、ドラフトはもちろん瓶もクラフトビールが色々と揃っていますよ。

この日は4人だったので、ハンバーガーの前に「牛スジとゴボウの煮込み ¥600」を。パティを作る際にでる筋をたっぷりと使っているので、旨くない訳がないですよね。日によってデミグラスソースで煮込みを作ることもあるそうですが、この日はまるで居酒屋のような出汁の効いたおでん風の味わい。そこにオレンジを隠し味で使ってあるのがまたニクイ!ちなみにハーフサイズ(¥400)でも食べられます。

続いては「アッシュパルマンティエ ¥850」を。自家製ミートソースとマッシュポテトのオーブン焼きです。パッと見は普通のグラタンみたいですが…

のび~る、のび~る。チーズがよく伸びますねー。その中にはゴロゴロとした旨いミートソース。何でもミートソースはかなりファンがいるらしく、確かにこれを食べればその気持ちが分かるかも。このミートソースを食べるためだけに行くのもありですよ。

そのまま食べてももちろん美味しいのに、これを「トースト ¥200」にのせて食べるなんてこともできます。このトーストは何と峰屋。これはバーガー好きの心を掴んで離さないと言っても過言じゃない。

そしてメインはもちろんハンバーガー。初めてだったので「ベーコンチーズバーガー ¥1,250」にしてみました。丁寧に折りたたまれたレタスがキレイですね。あまりにフォルムが美しすぎて、4人が4人とも"いいねー、キレイだねー"とかハンバーガーに言いながら写真を撮ってる姿は、多分知らない人が見たらちょっと変態の域かも。

主役は粗めにチョップされたビーフパティ。まるでステーキを食べているかのような肉を食いちぎる感じ。こういうパティ好きだな~。時々書きますけど、やっぱり肉が旨いってのは何よりの正義であって、ハンバーガーなんだから旨い肉食べたいですよねぇ。

ビーフパティの下に薄く積まれたベーコン。これもこの厚みで主役級の活躍。旨みがギュっと凝縮されています。ヒールバンズにそっと塗られたマーマレードもいいアクセントです。峰屋バンズはこれでもかって程に表面をカリッと焼き上げてあって、歯が当たるとパリッと音がするほど。肉全面なバーガーなのに、全体としては不思議なほどバランスもいいんです。

いやいやNo.18だけに、池袋にエース現る!といっても過言じゃありません。帰路でもバーガーの余韻に浸っていると、駅から7~8分の距離感もすっかり忘れてしまいます。帰路と言いつつも、池袋東口はビアバー天国なのでもちろんハシゴしちゃいましたけどね(笑)

−−−−−−−−−− No.18 ダイニングバー −−−−−−−−−−−

■住所:東京都豊島区東池袋2-63-15前田ビル1F
■TEL:03-6914-3718
■HP:−
■食事日:15.9.18

  • ベーコンチーズバーガー
  • ベーコンチーズバーガー
  • 牛スジとゴボウの煮込み

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2位

不風流 (麻布十番、赤羽橋、神谷町 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/06訪問 2015/07/08

素晴らしいオープンすぎるカウンター席で、旬が存分に味わえます

東麻布の「不風流(ぶふうりゅう)」へ行ってきました。麻布十番の駅からのんびり歩いて4~5分ほど、大通りから少し折れてすぐの閑静な住宅街の入口といった立地です。

入口からして品のいい雰囲気が伝わってきます。庭の先にあるガラス張りのファサード。その先には照度を抑えた落ち着いた空間が広がっています。入口付近から奥へと続くカウンター席がありますが、その一番手前はテーブル席のようにカウンターを挟んでお客さん同士が向かい合って座れるスペースもあり、そちらに案内してくれました。

基本的に料理はその時々の旬、その日の仕入れ状況に応じたコース。この日はつまみ~〆の寿司・デザートまで、寿司一貫を一種と数えると30種を出してくださいました。その中でも特に気に入ったものを中心にご紹介。

まずは「福井県産 吉川茄子の田舎煮」。出てきた時にすーっと鼻に届く優しい出汁の香り。賀茂茄子の源泉とも言われる吉川茄子をとろとろになるまで煮込んであります。この柔らかさがたまりません。

「すべりひゆ 土佐和え」。何と埼玉の荒川の土手から摘んできた野草なんだとか。まさか土手の野草が出てくるとは思いませんでしたが、昔から食べられているものを現代風に少し手を加えて食べさせてくれるのもこの店の特徴のひとつ。醤油と鰹節をのせて、ほのかに感じる酸味が心地いい一品でした。

「鱧の湯引き 梅肉煎り酒」は昆布出汁にはちみつに付けた梅肉と共にいただきます。見た目からは梅肉の味が前へ出過ぎないかなと思いましたが、全くの杞憂に終わりました。鱧の上品な味わいをグッと引き立ててくれていました。

この時期にしかいただけない「花オクラの天ぷら」も。その名の通り、オクラの花の蕾を天ぷらにしたもの。オクラらしいぬめりが天ぷらで食べられるというのが新鮮でした。

この辺りで既に11品。少し口休めにスープを。「烏骨鶏のスープ」です。筍や白だつ、クコの実が入った優しい味わいでした。

続いて「本マグロの行者ニンニク醤油」も。脂ののった本マグロそのものがもう嬉しいんですけど、そこに行者ニンニクですよ。好きな食材同士とはいえ、この組合せは想像していませんでした。

この日は石川県からの食材が多かったことも印象に残っています。大将はたまたま良いものが揃っていたから、とのことでしたが、「のどぐろの塩焼き 山科とうがらし揚げ浸し」や「能登牛のフィレ肉 カーボロネロのチップ、アボカドワサビ」などを堪能させてもらいました。

特に脂ののったのどぐろとピリッと辛い山科とうがらしの組合せは、どこかきっと昔の京都の人たちが楽しんだであろう時の流れを思わさえれました。能登牛のフィレ肉もただのワサビを合わせるのかと思いきや、アボカド入りのワサビですから。マイルドさと上品な辛さがとても調和していました。

〆には寿司職人の大将が握ってくれる寿司を。この日は、真子鰈・ヤリイカ・赤身・ホタテ・大トロ・のどぐろ炙り・イワシ・穴子の8貫。全て適切な味付けをしてくれているのでそのままいただきます。特に真子鰈が個人的には感動もの。最近岡山で地物を食べてきたばかりだったのに、それを上回る引き締まった身とそこから溢れ出てくる上品な旨み。これはもう2、3貫握って!って喉まで出てましたよ。

最後に「のり椀」。信州味噌と海苔の香りがたまりませんねぇ。ゆっくりとこの日いただいた食事を心の中で振り返る時間が楽しめます。

最後の最後に「濃久里夢のコーヒー豆腐」を。1日コーヒー豆につけることで香りづけをしているそう。和食のコースにこういうデザートが出てくるとは思いませんでした。

と、かいつまんでご紹介しましたが、料理長曰く、野菜と魚介を交互に出すことでコース全体のバランスを取っているのだそう。確かに言われてみるとそうでした。野菜ばかりが続いたり、逆に魚介や肉ばかりが続くと舌も慣れてしまいますし、量以上にお腹もいっぱいになるもの。こうして(言われるまで気づきませんでしたが)交互に出してくれることで、最後まで余すことなく堪能できますね。

地下には個室も幾つかあるようですが、できればこのカウンターに座ってほしいです。なんせ、料理長の手捌きを目の前で(ホントに目の前‼)、こだわりを聞きながら食べられる訳ですから。ちなみにアルコールは基本的に料理に合いそうなところをお任せできますので、相性なども含めて安心ですね。

接待で使えるのはもちろんですが、大切な仲間たちと大切な時間を過ごしたい時にもたまには良いんじゃないでしょうか。

  • 鱧の湯引き 梅肉煎り酒
  • 本マグロの行者ニンニク醤油
  • 花オクラの天ぷら

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3位

しゃぶ玄 (赤坂見附、永田町、赤坂 / しゃぶしゃぶ、すき焼き、豚しゃぶ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/11訪問 2015/11/12

赤坂見附駅から徒歩1分。マイ鍋しゃぶしゃぶが堪能できる店

赤坂でマイ鍋しゃぶしゃぶが堪能できると聞いた「赤坂 しゃぶ玄」に行ってきました。場所は赤坂見附駅を出て30秒ほど南下した交差点の角のビル5F。以前は1Fにマクドナルドがあったビルですね。

マイ鍋しゃぶしゃぶって何だろうなーと思いつつEVを上がり、扉が開くとなぁるほど! ヒョウタンのような形をした店内すべてカウンター席、そしてその席の前にはひと席ひと席にしゃぶしゃぶ鍋が設置されています。そういうことだったんですね。

まずは「シャンパーニュ」で乾杯! 前述の通り全てカウンター席なので、グループでもみんな横並びになります。でも、緩くカーブを描いた形状なので決して横一線ということはなく、むしろ程よく相手の顔が見えるので心地いい造りなのかも知れません。

まずは先付。この日は「生落花生、甘柿の白和え、あん肝しんじょうのはさみ揚げ」でした。一品一品の作りがとても丁寧で優しく味わい深いのが印象に残りました。もちろん見た目にも美しい。赤坂の大人な街のイメージ、そのスタートにピッタリです。

続いて今月の一品料理。「お造り盛合せ」は鮪とスミイカ。醤油は同じものを付けますが、山葵と生姜で合わせるもので醤油の味が変わってしまうことへの配慮から醤油を2皿出してくれました。こういう細かい気配りは嬉しいですね。

そろそろマイ鍋でしゃぶしゃぶを楽しみたいところで、まずは魚介類から「海老」をセレクト。生で食べられるという鮮度の海老は、マイ鍋の中でさっと、ひとしゃぶ、ふたしゃぶぐらい。すぐにピンク色に。大ぶりかつプリップリな身がたまりません。

こうなると日本酒でも呑みたい気分になってきます。ちょうどこの季節はひやおろしや秋あがりが各種揃っています。カウンターの中にいらっしゃるお店の方に好みやその日の気分を伝えてセレクトしてもらうのもありですね。

そしていよいよ肉! まずは「岩中豚のロース」から。目の前で塊肉の状態から丁寧に一枚一枚スライスしてくれるので、もう見ているだけでもテンションが上がっちゃいます。この美しいピンク色。口の中で広がる上品な味わい。たまりませんね。

続いて「尾崎牛の赤身」を。所謂とうがらしとも言われる希少部位です。幻の尾崎牛の希少部位なんてズルい(笑) 肉の味が強いって言うんですかね、まるで口の中で牛が生きているかのような生命力に満ち溢れた味。いやぁ、旨いなぁ。

さらに「熊本県産の黒毛和牛のリブロース」も。こちらはまた打って変わって、とても優しい味わい。上品な脂に心を鷲掴みされてしまいます。ひとつひとつの肉の特徴、というよりむしろもう肉の性格さえも伝わってきそうな味わいの違いにお世辞抜きで驚嘆してしまいました。

そうそうつけダレもこだわりがあって、ポン酢、ゴマだれ、和風だれの全部で3種類あるんです。和風だれは季節によって変えているそうで、この時期はトマトだそう。爽やかな酸味が肉にピッタリです。

また途中で辛味調味料を入れると味の変化も楽しめます。調味料はお皿に入れるのかと思ったら、豪快に鍋に入れるのがいいんだとか。大さじ3杯ほどしっかり入れて、それでも肉の持つ豊かな旨みが強いので、辛味がそっと包み込むような具合で面白いです。〆にはこのスープで「きしめん」を作ってもらいました。もっちりとした麺と温かいスープが体に染み渡っていきます。

自分のペースでしゃぶしゃぶが楽しめるという斬新なスタイル。斬新といってもこちらのお店が開業したのは40年以上も前。その頃からこんな楽しいスタイルでしゃぶしゃぶが堪能できていたんですね。こんな驚きのスタイルなら個室じゃなくても接待でも使えそう。場所柄、海外からのお客さんも多いでしょうし、これは楽しいだろうなぁ。

最後にラウンジスペースに移動して、ホットコーヒーとアイスクリームをいただいてご馳走さま。駅近くでこんなに楽しくも落ち着いて食事が楽しめるのは貴重ですね。季節ごとに変わる和風だれを楽しむためにも、半年に一回、いやいや、やっぱり3ヶ月に一回は食べにきたいな。

  • 尾崎牛の赤身
  • 熊本県産の黒毛和牛のリブロース
  • マイ鍋が並ぶカウンター席

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4位

チンズバーガーマーケット (北高崎 / ハンバーガー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/08訪問 2015/12/11

群馬にチンズあり!

夏休みに家族で群馬は伊香保温泉の方へ旅行に行ってきました。その途中に立寄ったのが高崎の「TIN'z BURGER MARKET(チンズバーガーマーケット)」。

場所はJR高崎駅と北高崎駅のちょうど中間辺り。光徳寺というお寺の近く。このお寺の近くに専用の駐車場がありますが、土地に明るくないとちょっと迷いそうなので食べログの駐車場案内でチェックしてみてください。

この日の高崎は37℃!車だったのでビールはグッとこらえて「バニラシェイク ¥600」を。このシェイクが絶品。濃厚でしっかり甘い、アメリカで出てきそうな旨い旨いシェイク。しかも分かりづらいかも知れませんが、このビッグサイズ。やっぱりシェイクはこうじゃなくっちゃ。ビールを我慢して良かったと心から思える一杯です。

店内は白を基調としつつも床をはじめ要所要所で木(もく)を用いた心地いい感じ。どこか西海岸のローカルを感じさせてくれる雰囲気で、ゆっくりと空気が流れています。とは言え、外は灼熱の37℃ですが(笑)

ハンバーガーはこちら。店名を冠した「チンズバーガー ¥1,100」にポテトセット(M:200g) ¥150。丁寧に畳まれたレタスがいいですねぇ。

ビーフパティ・レタス・トマト・グリルドオニオン・ベーコンにチェダー&ゴーダのダブルチーズの組合せ。ビーフ100%のパティは粗めでジューシー。なかなかに肉厚で肉肉しいので、肉好きには絶対オススメできると思います。チーズを2種類合わせているのも良いですね。チェダーだけだと塩気が強すぎるかも知れないところを、ゴーダが入ることでまろやかさが出てバランスがとっても良いんです。

野菜にもこだわっていて、夏の間は北軽井沢のフリルレタスを使用しているそう。ハンバーガーって肉のイメージが強いですが、やっぱりこうして野菜もしっかり摂取できるのも嬉しい限りですよ。バンズは隣のパン屋さんのもの。程よい弾力感があります。個性の強い個々の具材をしっかりと受け止めて包み込んでくれる頼もしいバンズです。

そしてもう一つ。こちらは「ファーマーバーガー ¥1,300」。これもドシンとしっかり構える安定感が外見から伝わってきますよね。クラウンバンズをずらしてみると…

ヤングコーン!群馬産のヤングコーンを素揚げしてのせ、そこにたっぷりのキーマカレーソース。これは合いますねー。少しピリッとするぐらいの辛さ。暑い夏に汗をかきながら夏らしい群馬の食材を味わえる地元密着のバーガー。まさにダイナーらしい一品です。

オーナーの大内さん。3年ほど前に、原宿「THE GREAT BURGER」でマンスリーハンバーガーTVのPartyをした際にお客さんで来てくれて、その時「近々、群馬でお店を開きたい」という話をされていて、ようやく遊びに来ることができました。美味しい料理、ご馳走さまでした!

学生からファミリーまで色んなお客さんがいることが印象に残りました。これからも街のダイナーとして老若男女に愛される店になってほしいですね~。

−−−−−−−− TIN'z BURGER MARKET −−−−−−−−−

■住所:群馬県高崎市本町117
■TEL:027-386-6325
■HP:http://tinzburgermarket.tumblr.com/
■食事日:15.8.7

  • チンズバーガー
  • チンズバーガー
  • ファーマーバーガー

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5位

本格タイ料理バル プアン 三軒茶屋 (三軒茶屋、西太子堂、若林 / タイ料理、居酒屋、カレー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/04訪問 2015/05/02

ここにくればみんなプアン(友達)、三茶にできた飲めるタイ料理バル!

三軒茶屋の茶沢通り沿いに3月OPENしたばかりの「プアン」。タイ料理バルと謳っているだけあって、豊富なアルコールを楽しみながら料理が楽しめるという、まさにバル使いできるタイ料理屋です。

ちょっと急な階段を上がると、広がるのは温かみのある空間。チョークアートで描かれた料理も良い雰囲気を醸成してくれてます。

早速ビールで乾杯! ドラフトはハートランドがありますが、タイ料理屋に来たらやっぱりシンハーorチャーンビールですよね。スッキリとした味わいが辛い料理によく合いますから。

その他、変わったところだとタイ・ハイボールなるものも。2種類あって、サンソンとメコンというどちらも向こうのウイスキーをベースにしたハイボールなのだそう。また、タイワインも充実していました。

まずは前菜から。定番の「生春巻」から「特盛パクサラ」「ヤムウンセン」をオーダーしました。生春巻はライスペーパーがもっちり。そして中の具がたっぷり入っていて美味しいです。

特盛パクサラはその名の通り盛り盛りのパクチーサラダ。パクチーがサラダに乗っているというよりも、大量のパクチーの下にサラダがあるという表現の方が相応しいほど。パクチー好きにはたまらない一品です。オリジナルなのかな、ソースが思ったよりも辛めで、サラダなのにビールによく合うという面白い一品です。

ヤムウンセンは魚介たっぷりの春雨サラダ。見た目からして美味しそうですよね。海老・烏賊がたっぷりです。

料理は続いて、「ガイサテ」「カイジャオマラー」「ガイパッポンカリー」などを。

特に気に入ったのはガイパッポンカリー。これは鶏肉の卵とじカレー炒め。この組合せ、美味しくない訳がないですよね。辛さは全くないので、自分で調整して辛くして食べるのもオススメです。

そろそろ〆ってことで、「マサマンカレー」と「カオマンガイ」を。やっぱりカレーは食べたいよねぇという意見と、カオマンガイを食べたいという意見を統合したら、カオマンガイのライスにカレーをかけて食べればいいじゃない!という結論に至ったので…。

もちろん最初は別々にいただきました。ココナッツがほんのり効いたマサマンカレーは、鶏肉の入ったマイルドな味わいのカレー。このままでももちろん美味しいですが、これもちょっと辛くして食べてみたところコクが増して益々美味しくなったように感じました。

「カオマンガイ」は鶏のスープで炊いたライスが絶品。そしてカレーをかけてもやっぱり絶品。両方食べたい欲張りな方にはこの組合せも良いんじゃないでしょうか。

これからはアルコールをさらに充実させていくそう。またまた通いたくなる店が増えました。

  • 生春巻
  • 特盛パクサラ
  • ヤムウンセン

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6位

酒BAR よらむ (烏丸御池、丸太町(京都市営)、京都市役所前 / バー、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/02訪問 2015/09/20

ヨラムさんとお客さんが醸し出す空気に酔いしれる京都の夜

京都出張のついでに来てみたかったこちらのお店に寄り道しました。場所は烏丸御池の駅から北東へ歩くこと3分ほど。一見普通の長屋のようですが、勇気を出して扉を開けてみるとそこにはお店までの敷石があり、何とも言えない心地いい雰囲気を醸し出してくれます。

店内はカウンターのみで7~8席。少し幅を持たせてみたのは、少し詰めて座れば8人ぐらい座れるから。実際、私が伺った際も満席かなと思ってたら、店主のヨラムさんがお客さんに少し詰めてくれますか?と促してくださり、無事入店できました。

オーダーしたのはおまかせで「利き酒セット」。おまかせと言っても日本酒の好みを聞いてくれて、豊富な知識を基に選りすぐりの3本を選んでくれます。せっかく京都に来たので、「京都のものが呑みたい」と言ってみたところ、「京都のものはないので好みが知りたい」とのこと。なるほど、場所によっても味は色々あるし、本当に呑みたいイメージが何かということこそが大事なんですね。

香りの豊かなものを色々呑みたいので、その中でバラエティのあるものを、そんな感じのオーダーをしました。すると、ゆっくりと冷蔵庫を覗きながら、原田・帰山・無手無冠の3種を選んでくれました。

日本酒の味の違いを語るほど博識ではないんですが、途中途中で好みに合ってたか遠慮なく言ってほしい、これと合わせるとまた味が変わって面白いなど、タイミングよく店主が話しかけてくれるのでとても気持ちいい時間を過ごすことができました。

お一人で切り盛りされているので、オーダーしたものが提供されるまでには少し時間がかかることもあります。でも、他のお客さんとのやり取りも含めて自分ごとのように楽しめるので、そういう気持ちに余裕をもってゆっくりと伺いたい店ですね。

  • 利き酒セット(原田・帰山・無手無冠で)
  • (説明なし)
  • 京つけものの盛合せ

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7位

デイアンドナイト (広尾、白金台 / カフェ、サンドイッチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/12訪問 2015/12/19

Day & Night。リアルなNYの日常がここにある

バーガーマニアのオーナー守口さんの新店がついにOPEN! 朝は8時半からコーヒー、昼はサンドイッチをメインに、夜はビオワインやグリル料理を提供する、その名も「Day&Night」。まさに日中というか朝から夜まで使い勝手のいい店になりそうです。

早速、オープン日の12月1日の夜に予約して遊びに行ってきました。場所は恵比寿三丁目の交差点のすぐ近く。敢えて最寄駅をあげるなら広尾駅でしょうか。恵比寿や渋谷からだと田町行きのバスに乗ればお店のすぐ近くまで運んでくれます。

店内は元あった店をご自分たちでリノベした温かみのある雰囲気。木(もく)やタイルを効果的に用いていて、とってもカッコいい店に仕上がっています。

この日は予約をしていたので一番奥のテーブル席に。この席、実は普通の席とはちょっと違っていて、壁に「You are VIP」の文字が。うーん、何だか嬉しい(笑)

まずはワインで乾杯! ワインはポルトガルの「MAIAS RED」をオーダーしました。これも含めてビオワインが色々と揃っているので、特に女性には嬉しいんじゃないでしょうか。

ワインに合わせるのは「TOAST TOPPERS」という、トーストの上に色んな具材を載せたタパス感覚で食べられる一品。全部で8種類あって、この日は4種類をチョイスしました。特に美味しかったのは「ブルーチーズ&メープル」。チーズの塩気とメープルの自然な甘みが良く合ってます。

サラダは「オーガニックガーデンサラダ」を。オーガニックにこだわっているのはワインだけでなく、このサラダも野菜本来の味がストレートに味わえます。ミコト屋セレクトの野菜を使っているそう。

昼にはメインとなるサンドイッチもいただきました。「フィリーズチーズステーキサンド」はまさにNYで食べられるような味。濃い目のステーキスライスとグリルしたオニオンが美味しくて一気に平らげてしまいます。

「BLTサンドイッチ」も。これはハンバーガーにもなりそうな具材の組合せ。自家製べーコンは仕込みに5日を要しているだけあり、とっても味に深みがあります。このベーコンン持って帰りたいぐらいですよ。

メインはグリル料理を。ビーフ、ポーク、チキンなど各種揃っているなかで、「ラムチョップ」をオーダー。表面はカリッと、中に赤身が残るぐらいの焼き具合で、ジューシーそのもの。これはワインにピッタリです。骨に近い部分はカッコつけずに手づかみでいただいちゃいましょう。

最後にバーガーマニアでもお馴染み、奥沢オニバスコーヒーセレクトのシングルオリジンコーヒーを使った「カフェラテ」をいただいてご馳走さま。

白金という場所にありながら、肩肘張らず日常的に寄り道ができそうな店。料理も店の雰囲気もリアルなNYの日常がここにある、と言っても過言じゃない。また通いたくなる店がひとつ増えました。

  • ラムチョップ
  • フィリーズチーズステーキサンド
  • カフェラテ

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8位

FUJIYAMA (西大橋、四ツ橋、心斎橋 / ビアバー、ステーキ、焼肉)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/05訪問 2015/10/03

お店の方とお客さんの距離感が素晴らしい、西大橋の肉ビアバー

西大橋の肉ビアバー「FUJIYAMA」。近所にある人気店「KAMIKAZE」の2号店なのだそう。週末でもない普通の平日の夜。他所で飲み食いした後にふらっと立ち寄りました。

奥にある厨房から手前に続くように設置されたドリンク厨房とそのカウンター席。店の入口付近にはテーブル席もありますが、一人だったのでカウンター席に。

ドラフトビールは海外のものを中心に常時7~8種類ぐらいありそう。この日はたまたまなのか、アメリカのものが充実している印象で、「ダイアモンドナットブルーイングのブロンドエール」「シエラネバダブルーイングのペールエール」をいただきました。いずれもサイズ別で料金がほぼセットされているので安心明瞭会計も嬉しいですね。

肉ビアバーだけあって、フードはもちろん肉系がオススメらしいですが、この日は結構食べていたのでつまみに「宇都宮焼き餃子のパクチーのせ」を。メニューには”揚げ”餃子とありましたが、焼きもできますよ?とのことで、迷わず焼き餃子に。

パクチーが大好きなので、色んなところでパクチー餃子は頂いてますが、ここのはもうビックリ! 何ですか、この量は。いつもならパクチーを最後までなくならぬように調整しながら食べますが、そんな心配は無用。心置きなくパクチーから食べられます。

ビールが美味しいかどうかはその日の気分にも左右されるもの。この日は常連らしき方々がカウンター席に座っていたので、何となく話を聞いてたらいつの間にか仲間に入れてくれて楽しく飲むことができました。

スタッフの方はもちろんお客さんもとても感じがよくて、初めてでも気軽に立ち寄れそう。もちろん、あまり話をせずに静かに飲みたい気分の時は、そんな雰囲気を感じ取ってくれて放っておいてもくれそうです。

何にせよ、お客さんが居たいように居られる。使いたいように使える。とっても楽しい店でした。今度は一軒目で立寄って、肉&ビールを堪能してみようっと。

  • ダイアモンドナットブルーイングのブロンドエール
  • シエラネバダブルーイングのペールエール
  • 宇都宮焼き餃子のパクチーのせ

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9位

カフェ クノップゥ (あざみ野 / カフェ、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/06訪問 2015/08/02

繊細すぎるほどきめ細かくて柔らかいかき氷

あざみ野駅から歩いて7~8分ぐらいの場所にあるかき氷が美味しい「カフェ クノップゥ」。駅前から北西へ延びる大通り沿いから少し入った住宅街の一角にあります。バス停の「あざみ野二丁目」からだと歩いてすぐ。

外観からして可愛らしい雰囲気が伝わってくるこちらのお店。中へ入ると白く塗られた壁とコンクリートうちっぱなしの床、木で統一された椅子テーブル。お金がかかっていなくてもとってもセンスのいい雰囲気が伝わってきます。

オーダーしたのはもちろんかき氷。メニューは定番から季節ものまで合わせて15種類ぐらいでしょうか。この日は「抹茶ミルク大納言」と「マンゴー」をオーダーしました。

ボリューム感ある山盛りの氷にたっぷりの抹茶&マンゴー。純氷にこだわった氷はとてもきめ細かくて歯に当たるか当たらないかで姿を消してしまうほどの繊細さ。表現としては柔らかい氷といったところでしょうか。老若男女この柔らかさはみんな好きになっちゃうんじゃないですかね。

抹茶は渋味の濃い大人な味わい。折角抹茶味を頼む訳ですから、こういう渋めの方が嬉しいですよね。ミルクは別添で提供されるので、子供連れの場合はミルクを部分的にかけて食べ分けると良さそうです。

マンゴーも果肉たっぷり。こちらは抹茶とは一転、子供が喜びそうな味。果肉たっぷりなので当たり前ですが、マンゴーにそのままかじりついているかのような味わい。うーん、これもまた美味しい。

〆には店内で豆を挽くところから手掛けられているスペシャルティコーヒーを。この日のものはルワンダのギスマコーヒー。程よい苦味と酸味のバランスが取れた美味しい一杯でした。かき氷で少し冷たくなったお腹の中をふわっと温かく包み込んでくれるよう。コーヒーカップはフィンランドのARABIAのもの。こういうところにセンスの良さをまた感じちゃいますね。

ランチタイムにはカレーなどのメニューもあるようなので、次回はランチカレーからのデザートにかき氷→コーヒーのスペシャルなコースを頼んでみたいです。

  • 抹茶ミルク大納言+ミルク(別添え)
  • マンゴー
  • ルワンダのギスマコーヒー
  • (説明なし)

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10位

ラステイクス (広尾、恵比寿 / ステーキ、アメリカ料理、ハンバーガー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/11訪問 2015/11/26

力強さすら感じさせてくれる骨付きサーロインにノックアウト!

広尾に6月ごろOPENした「RUSTEAKS(ラステイクス)」へ行ってきました。

明治通り沿いのビルの地下にあり、渋谷~新橋を結ぶ都営バスのバス停が目の前にあるので、駅からの距離もあまり気になりません。距離といっても広尾駅からは徒歩圏内ですし、恵比寿駅もゆっくり歩いて10分程度。食後にほろ酔い気分を醒ましながら歩くのにちょうどいい距離感。

店内に入ると、入口近くに置かれた熟成庫にまずは圧倒されます。この肉をこれから食べられるかと思うと、店に入った瞬間からワクワク感が止まりません。

シャンパーニュで乾杯をしてから、まずはお店オススメの生オイスターをいただきます。「ニュージーランドのマフランギプレミアムオイスター」と「オーストラリアのコフィンベイオイスター」。輸入牡蠣は塩分がちょっと濃いめなので、シャンパーニュでグッと流し込んでください、とのこと。言われるがままに贅沢に流し込みましたよ。

オイスターの付け合わせソースがちょっと面白いんです。イチゴとビネガーのソース、トマトとハラペーニョのソースの2種類。特にイチゴの方は果肉もしっかり味わえる大きさにカットされていて、ほんのりとした甘みとオイスターの塩気が良く合います。

続いて「ブラータチーズとブティックトマト」を。何より驚いたのはブラータチーズの弾力感。ナイフの刃を入れてもまるで跳ね返ってくるかのよう。そしてそのミルキーさ。そうそう、ワインは料理に合うものをオススメしてくれるので、少し好みさえ伝えておけばもう間違いなしと言ったところ。このチーズには「コルテ・アダミ・ソアーヴェ」を勧めてくれて、やや辛口でチーズのミルキーさと抜群の相性でした。

そろそろ肉の時間。ということで、まずは「”ワカヌイ” スプリングラムラック」。ニュージーランド産のラムです。まずこの見た目からノックアウトですね! 人の目も気にせず骨を手づかみしてかぶりつきたい気持ちをぐっとこらえるのが大変! ラム本来の品のある香り、そして肉質がたまりません。これにはホースラディッシュとガーリックチップを提供してくれます。個人的には断然ホースラディッシュ。爽やかな風味がラムにピッタリです。

そしてメインをもう一品。「骨付きサーロイン プライムグレード(600g)」。こちらはアメリカ産。前述の熟成庫で4週間ほど寝かせ、炭火でしっかりと焼き上げているそう。30代後半にもなると和牛のサーロインの脂は量がもうあまり要らなくなりそうなんですが、こちらのサーロインは別。力強さすら感じさせる赤身と脂はいくらでも食べられそう。トウモロコシを食べて育っているそうで、肉に甘みすら感じます。いやぁ、純粋に肉って旨いなぁ、と思わせてくれます。

デザートは「キウイフルーツとソルベ」。キウイと砂糖だけでソルベを作っているそうで、キウイの果肉がたっぷりです。デザートワインも豊富に揃っていて、チリの「エミリアーナ レイト・ハーベスト」をいただきました。口に含むとフルーツの甘みが口いっぱいに広がって、デザート気分をさらに盛り上げてくれました。

最後に「凍頂烏龍茶」をいただいてご馳走さま。料理&ワインが美味しいのはもちろん、お店の方がさりげなくこだわりをお話してくれるので、その美味しさの理由を頭でしっかり理解できるのも嬉しい限り。そうそう、美味しいといえば、店内で焼成しているパンも素晴らしいですよ。こんなパン、毎朝食卓に出てきたら幸せだろうなぁ!

  • ”ワカヌイ” スプリングラムラック
  • 骨付きサーロイン プライムグレード
  • オーストラリアのコフィンベイオイスター、ニュージーランドのマフランギプレミアムオイスター

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