negifafaさんのマイ★ベストレストラン 2016

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ハンバーガーの"WA" @食べログ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

鯛良 白金店 (白金台、目黒、恵比寿 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/04訪問 2016/04/29

魚介の美味しさ、美しさ、楽しさを堪能させてくれた白金の夜

寿司好きな友人に「良い店があるから行こうよ」と誘ってもらい、行ってきたのは白金にある「鯛良(たいら)」。閑静な住宅街という言葉はちょくちょく見聞きしますが、まさにそんな言葉がピッタリな場所。パッと見、お店のサインなどがあまり出てませんので分かりづらいですが、入口にかけられた白い暖簾が目印です。

木を基調とした落ち着いた雰囲気の、それでも決してしっとりとしたと言うより温かみのある店内。L字のカウンターが8つだけで、どの席からもカウンター内の職人さんの仕事の様子が見られるのは嬉しいですね。

料理は基本的に月替わりのコースのよう。まずは「生ビール(プレミアムモルツ)」をいただいてから、早速一品目の「冷製茶碗蒸し」を。何の茶碗蒸しかと思ったら、何と雲丹ですよ、雲丹の茶碗蒸し。青森県産の紫雲丹を贅沢に使用していて、口に含んだ時に広がる豊かな味わい。一品目から度肝を抜かれてしまいました。

続いて「金目鯛のバッテラ」です。金目鯛の表面を炙ってあって、この焼かれた香りがたまらないんですよ。舌だけでなくまず鼻が喜ぶ(あんまり良い響きじゃないですが…)一品です。このバッテラは鯛良名物で、お土産で持ち帰りもできるそう。確かにその気持ち分かります。

「季節のお造り」は海老。一つ目は北海道は熊石産のシマエビ。なんとなんと今朝まで生きていたって言うんですから、その鮮度足るや。口に運んでみると、その食感に驚かされます。もう、プリップリ。何だろう、もう海老に歯が当たった時の瞬間の弾力と、歯が海老の中に入る時の身の感触。その時間ってホントに一瞬なんでしょうけど、まるでスロー映像かのようにその感触が頭に残っているんですよね。

そんなことを考えていたら、「はい、どうぞ」と手渡しされたのが「ホタルイカ」。富山湾のものでスチーム焼きにしたものが3杯。う~ん、この凝縮された旨みがたまりません。見た目にも美しい料理が続いているかと思いきや、急に屋台のように手渡しで串を渡してくれる、この良い意味でのギャップ、最高ですね。

そして、これにはもちろん日本酒。好みやその時々の気分を伝えると、メニューにあるものないもの色々とお出ししてくれます。秋田県の「角右衛門 純米吟醸」が特に好みど真ん中でした。

さらに手渡しで「磯辺焼き」。お品書きにもそう書いてあるから何かと思ったら、愛知県産の「タイラガイ」を磯辺焼きにしちゃってました。コリコリとしたその食感、そして甘めの醤油とたっぷりかかった七味の甘辛な味付けがいいですね。これはハマりそう。

続いて「焼き物」。 千葉の鰆と長崎ののどぐろです。のどぐろが旨いのは言わずもがな。鰆の美味しさにビックリ。丹念に燻してあるので、口の中に広がるその薫りったら! そこに山わさびと万能ねぎをのせてあるので、グッと味が締まっているよう。

そして「黒鮑の酒蒸し」です。宮城の黒鮑でこの肉厚さに脱帽です。肝のソースをつけて食べると、もう言葉を失います。人間、心底美味しいと思えるものを食べると何にも言えなくなりますねぇ。辛うじてひねり出した言葉は「美味しい…」。もうそれで十分でしょう。

三重の蛤と鹿児島の筍をふんだんに使用した「しゃぶしゃぶ」を味わった後、ついに〆の「握り」です。ここからはため息の連続。まずは唐津の「クエ」。1週間寝かせてあるので、そのねっとりとした味わいがたまらないですよ。

季節的に貝類が美味しいんですよと出してくれた愛知の「生トリガイ」。何と言うのかな、細胞ひとつひとつが生きているというのを実感できるような感じ。表面のこのつや、そしてプリプリの身。さらに函館の「馬糞雲丹」。もう溢れんばかりの雲丹。手渡しじゃないと零れてしまうんですって。はぁ、ため息が出てしまいますね。

さらに初鰹や小肌、中トロ・大トロまでいただいてご馳走さま。どれもこれもひと口でパクッと全てを味わえるサイズ感も素敵です。それを全てカウンターで職人さんとやり取りしながら満喫できるんですから、もう幸せ気分でいっぱいです。

月替わりのメニューということで毎月毎月考えるのも大変そうですが、聞けばその時々の旬を提供したいからと、とってもシンプルなお答え。なるほど、お客さんの側からしたら嬉しい限りです。毎月という訳にはなかなかいきませんが、季節の変わり目にその時々の旬を味わいにきたいものですね~。

  • 熊石産のシマエビ
  • ホタルイカのスチーム焼き
  • 大トロと中トロ

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2位

うなぎ 桜家 (三島広小路、三島田町、三島 / うなぎ、日本料理、丼)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2016/07訪問 2016/11/15

脳の奥まで広がるような鰻の香ばしさ。

沼津へいく途中にちょっと三島に寄り道。というより、東京方面から新幹線で行くと三島駅で下車して在来線に乗り換えるので、ちょうどいい通り道なんですね。三島といえば鰻。鰻といえば桜家。ということで、以前から友人よりオススメされてきた「桜家」へ行ってきました。

最寄駅は三島広小路。三島駅からは伊豆箱根鉄道駿豆線でひと駅ですが、三島駅から歩いても10分ほどとちょうど良い散歩コースです。

趣のある外観。ちょっと入りにくそうな雰囲気ではありますが、入口でお店の方がこちらの人数を聞いてくれるので安心です。人数を伝えるとトランシーバーで店内の方とやり取り。準備ができたらいよいよ入店です。

店内もまた風情がありますねぇ。古民家をそのまま使用したような雰囲気。木の色が時代を感じさせてくれます。

オーダーしたのは「うなぎ重箱(2枚) ¥3,750」「サッポロビール ¥700」。うなぎは丼も重箱もありますが、聞くと器が違うだけのよう。それならやっぱり重箱でしょう。だって、箱を開ける時のドキドキ感が違いますから、丼とは。

サッポロ黒ラベルは伊豆限定ラベル。これをチビチビと呑みつつ鰻を焼いてくれるのを待ちます。恐らくまとまった量を一度に焼いていくのでしょうから、提供されるタイミングはまちまち。早い人は早いし、遅い人は遅い。でも、何と言いますか、風情ある店内でゆったりと流れる空気感に身を任せて、ビールのグラスを傾ける。そんな時間もまた楽しいってもんです。

オーダーしてから20分ほどでしょうか。いよいよ赤い重箱とともにやってきましたよ。蓋を開けてみると、ぶわぁっと広がるその香り。備長炭でじっくりと焼き上げた香り。たまりませんね。

鰻に箸を入れてみると、まさに身が崩れるかのような柔らかさ。口の中に含んでみますと、柔らかいのにふっくらとした食感が楽しめます。そして鼻から、さらには喉の奥から脳に広がっていくかのような香ばしさ。う~ん、鰻が好きで良かった。

タレは量が抑え目。味の方も比較的さらっとした味わい。このタレは昔から受け継いできた「かるみ」というそうですよ。安政三年からというと、もう160年前ってことですか! そのタレがさらりとかかったご飯は粒がたっていて、程よく硬め。柔らかい鰻と硬めのご飯。そのコントラストも楽しめますね。

うなぎは3枚(¥4,950)、4枚(¥6,000)もありますが、見た目以上に食べ応えもあって個人的には2枚でも十分。お漬物とお吸い物もとても美味しくいただきました。どこか非日常な感覚に包まれていたことは否定しませんが、それを差っ引いてもわざわざ寄り道した甲斐がありました。鰻の旅にでも出たいもんですね~。

  • うなぎ重箱(2枚)
  • うなぎ重箱(2枚)
  • サッポロ黒ラベルは伊豆限定ラベル

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3位

格之進Rt (代々木公園、代々木八幡、代々木上原 / 焼肉、ステーキ、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2016/04訪問 2016/10/10

熟成肉の塊肉といえばやっぱり格之進

六本木で熟成肉、しかも塊肉が堪能できる「格之進」。六本木交差点に近い「格之進R」、アークヒルズサウスタワーの「格之進F」に続いて、代々木八幡駅から富ヶ谷方面へ続く商店街に「格之進Rt」が11月オープンしました。

オープン直後にも行ってきましたが、あまりに美味しかったのでちょっと落ち着いたであろう年明けに改めて行ってきました。何といってもこの店の特徴は入口付近にあるカウンター席。肉マイスターがこのカウンターの中に入って、目の前でこだわりの熟成肉を焼いてくれるというもの。

ビッグテーブルを囲んでお客さんとお店の方がワイワイと肉について話をしながらコミュニケーションが取れる。そんな素敵なシーンが目に浮かぶよう。ちなみにこの日は5人で食べに行ったので、このカウンター席ではなくテーブル席に。

アラカルトもありますが、この店はやっぱりコースがお得。格之進Rtコース(¥5,000、¥6,800、¥9,000)の3つのうち、¥6,800のコースにしました。小鉢・前菜盛り・サラダ・塊肉・本日のお肉盛合せ・ハンバーグ・冷麺・デザートの組合せです。

まずはビール(一番搾り)で乾杯してから早速前菜盛りを。フランス側のバスク豚のテリーヌ・一関産のちびたけ・門崎牛の生ハムにローストビーフなどの豪華な5点盛りです。肉に目がいきがちですが、このちびたけがまた旨みが凝縮されていて旨いんですよ。

お肉の方はというと、塊肉も気になりますがまずはこの日のおススメを色々と。ともさんかく・外バラ・イチボ・カメノコ・メガネにそとももはばき等。霜降りはもちろんやっぱり旨いのは赤身系のお肉。特にカメノコ。噛めば噛むほど肉の旨みがぎゅ~っと染み渡ってくるよう。若いころはとろけるような霜降り肉が好きでしたが、35才ぐらいからはこの肉の旨みを深く、深く味わえる肉の方が好きになりました。

塊肉はウチモモ。もちろんお店の方がじっくりと丁寧に焼いてくれます。焼く面を少しずつ変えながら20~30分ほど焼いた後、一旦アルミホイルに包んで網から下して肉を寝かせます。こうして表面の持つ熱がじわじわと中に伝わっていくんですね。何でも、この寝かせる工程を踏むことで中で暴れる肉汁をしっかりと閉じ込めるのだそう。

確かにカットしてくれる様子を見てみると、中から肉汁が零れてこないんです。美味しい美味しい肉汁は口の中に含んでからゆっくりとじわ~っと広がっていく。見た目だけを重視するなら、カットした時に肉汁じゅわ~っと溢れる方が良いんでしょうけど、肉の美味しさを最大限引き出していくという本質がこの塊肉には詰まっていると感じます。

〆には「冷麺」。しっかりと芯のある強い(という表現がいいのかな?)麺。他の方のレビューにもありましたが、冷麺の専門店でも良いんじゃないですか。この美味しさ。量も手頃で、〆にピッタリ。

ワインやハイボール(胡椒をトッピングしたスパイシーハイボールも)など、肉に合うアルコール類も豊富に揃っています。肉の部位ごとにどのワインが合うのかな、ということ等もお店の方に聞けば気軽に教えてくれますので安心です。これからもここの塊肉にはお世話になりそうです♪

  • 塊肉はウチモモ
  • ともさんかく・外バラ
  • イチボ・カメノコ・メガネ

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4位

テキーラ ダイナー (新静岡、静岡、日吉町 / ハンバーガー、アメリカ料理、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2016/03訪問 2016/08/05

肉に食らいつくという感覚がピッタリ。ステーキのようなビーフパティ。

静岡は七間町にある「Tequila's diner(テキーラダイナー)」。前々から行きたい行きたいと思っていたこちらのお店。ちょうど静岡で予定があったので、新幹線に乗る前に寄り道してきましたよ。

メインストリートのひとつ、呉服町からもほど近い立地で、どちらかと言うと夜の街のイメージが近い七間町。その中にあって、良い意味でひと際異彩を放つアメリカンな外観。ここがテキーラさんのお店です。

カウンター席に座って、まずはお疲れビールに「ブルックリンイーストIPA ¥800」を。IPAでありながら、フルーティな味わいも感じられて好きなんですよね。時期によってはドラフトのゲストビールも色々あるそうですよ。ちなみに、店名にもなっているテキーラを一杯飲むとステッカーが一枚もらえますよ。

ハンバーガーはこちら。「オーセンティックバーガー ¥1,100」です。テキーラダイナーのハンバーガーは大きく分けると2種類あるんです。ひとつは牛100%パティのバーガー、もうひとつは牛豚合挽きのクラシックパティ。今回オーダーしたのは前者の牛(ビーフ)100%パティです。

つなぎなしで5種類の牛の部位をミックスしたパティはまるでステーキのよう。まさに肉に食らいつくという感覚がピッタリ。肉肉しいを超えて、これはまさにステーキそのもの。焼き具合はミディアムレアで、味付けは岩塩と胡椒のみ。そして炭火焼です。噛むたびに口の中に広がる肉の旨み。これはたまりませんよ。

チェダーとペッパージャックから選べるチーズはチェダーに。バンズは密度感が高くて、これもまた力強いんです。そしてゴマが香ばしい。この香りだけでビールが一杯飲めちゃうんじゃないですかね。クラウンバンズ裏に塗られたマヨネーズも自家製なのだそう。この肉(ビーフパティ)にこのバンズあり、ですね。

カウンターには寿司屋のネタケースのようなものの中に、スモークチーズなどのスモーク系のつまみがいっぱい。お腹が空いてて時間があったら、これも食べたかったなぁ。

帰りがけにオーナーのテキーラさんがお店に来られたので、少しだけお話することができました。以前、Sleepyhead Jaimieがここでライブをやっていたので、それがきっかけで初めてのお店でも色々話ができるのは嬉しいですね~。これもハンバーガーの"WA"(=輪)なのかもね!

−−−−−−−−−−−− Tequila's diner −−−−−−−−−−−−

■住所:静岡県静岡市葵区七間町8-6ACT−7ビル1F
■TEL:054-255-7595
■HP:http://notequila-nolife.com/
■食事日:16.3.25

  • オーセンティックバーガー
  • オーセンティックバーガー
  • オーセンティックバーガー
  • ブルックリンイーストIPA

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5位

iCas storia (外苑前、表参道、明治神宮前 / イタリアン、野菜料理、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2016/09訪問 2016/09/22

体中で実感できる本当の野菜の美味しさ。たんじゅん野菜のフルコース!

抜群に野菜が美味しいイタリアンがあるから行こうよとの楽しそうなお誘い。普段から肉ばっかり食べている訳じゃなく、美味しい野菜も大好きです。と言うことで、美味しいもん好きな友人たちと4人で遊びに行ってきたのが外苑前にある「iCas storia(イカス ストーリア)」。

外苑西通り沿いにあるナチュラルローソンのB1Fと聞いていたのですが、店のあるビルの前に着いても店がない…。おかしいなぁと思ったら、なんとナチュラルローソンの中にある地下への階段を下りるとのこと。なかなか面白い入口ですね。

地下への階段を下りると照度をグッと落とした大人な雰囲気の空間。ヨーロッパにあるワインカーブをレストランにしたような雰囲気。木をふんだんに使っているので温かみもあって、とても優しい雰囲気の店づくりです。

まずはスパークリングワインで乾杯です。料理は基本的にコース。この店のウリである「たんじゅん野菜」をふんだんに用いたコースです。ちなみに、たんじゅん野菜とは、炭素循環農法の野菜の略。オーガニックかつ無肥料栽培の野菜で、キノコ菌などの微生物が育てる野菜なのだそう。

そんな野菜を味わえる料理のスタートは「人参の冷製スープ」。見た目はオレンジというより黄色に近いぐらい。飲んでみるといやいや、濃く甘い人参の味わい。土の香りを感じるほどの濃さ。皮ごと食べられるというのも、きっとこの濃さを作り出しているのでしょうね。これは毎朝寝起きにくいっと飲み干したいなぁ。

続いて「たんじゅん野菜のパルフェ」。発酵食品の米ぬかのローストを土に見立て、白味噌とジャガイモのピューレとともに大地を表現しているのだそう。これは見た目の美しさに食べるのが勿体ないとまで思わせてくれる一品です。野菜の美味しさはもちろんのこと、このピューレが絶品でした。

さらに「たんじゅん野菜のプロローグ」。様々な野菜料理7種がワンプレートに盛り合わせられた一品です。中でも気に入ったのは中央にある「玉ねぎのグラタン」。中に半熟の卵が閉じこめられていて、スプーンで崩して優しく混ぜながらいただきます。ローズマリーのスッとした風味とグラタンの香ばしさがとてもいい具合に合わさってたまりません。

そしてここでイタリア料理コンクール受賞作品の「カプレーゼTIPO'00」。バジルやフライドトマト、甘エビにリコッタチーズ、カダイフ等をグラスに活けたような一品。これまた美しい! そして美しいだけじゃなく、味の方も絶品。リコッタチーズの優しくも濃い味わいとバジルの組合せは鉄板ですし、良いアクセントになっているのがフライドトマト。ホントに甘い。とにかく甘い。自然の甘みの凝縮の極みと言っても過言じゃないでしょう。

そしてそしていよいよメインのパスタ。「フォアグラ、ポルチーニ茸、茗荷のパスタ」です。もうメニュー名からして美味しいこと間違いなしなんですが、特に茗荷が良いんですよ。

固め(というより、コシが強いというべきか)のパスタ、フォアグラ、ポルチーニと濃い目の味の食材たちに囲まれながらも、実は一番個性を出しているのが茗荷じゃないでしょうか。スッと喉や鼻の奥から脳へと立ち上がっていくような軽やかな苦味。これがあるからこそ、フォアグラ&ポルチーニが生きてくる、そう思わせてくれます。

いやいや満足満足…と思いきや、ここで登場してくるのが「たんじゅん野菜のパラダイス」。プレート(と呼ぶにはビッグすぎる!)に沢山、ホントに沢山山盛りにされた野菜が盛り盛り。これも野菜の濃い味わいがふんだんに味わえます。特につるむらさきの大きさには驚かされました。

さらにこの盛り盛り野菜を食べていると、何と中から肉が顔を出してきましたよ。九州産の特撰黒毛和牛ローストビーフです。これは贅沢。たっぷりの野菜だけでもお腹いっぱいなのに、さらに肉が入ってくると心もいっぱいです。野菜だけでも、肉だけでも味わえない心地よい満腹感。これは最高です。

〆にデザートは、これまたプレートで沢山。個人的には「カファレルのチョコレートと茄子のムース」が特に好み。茄子と言われなければ分かりませんでした。茄子からも驚くほどの甘みが味わえるんですから。

ということで、ホントに野菜の美味しさを心の底から味わえました。”美味しさ”なんて、言葉にすると簡単ですが、体中がその美味しさを実感したんですよね。あぁだこうだというよりも、実感してほしい野菜の美味しさ。この店ではそれが体験できました。

  • たんじゅん野菜のパルフェ
  • カプレーゼTIPO'00
  • たんじゅん野菜のパラダイス

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6位

スパイスバル317 (三軒茶屋、西太子堂 / バル、肉料理、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2016/01訪問 2016/05/14

スパイスが織りなす魅惑の料理の数々。気軽に使えるバルなのも嬉しい。

三軒茶屋「スパイスバル317」。10月にオープンしてから行こう行こうと思いつつ、なかなかタイミングが合わなかったんですが、プライベートな忘年会で使ってみました。

お店のオーナーのプロファイルやらは一部筋であまりにも有名なのでここでは割愛しますが、店名にもあるように各種スパイス料理が味わえるということで、お店に伺う前から楽しみにしていました。

まずはビールで乾杯! 生ビールは「カールスバーグ」がありますが、瓶だと各種世界のビールが揃っています。この日はキューバ「ブカネロ」とアメリカ「chiliビール」をいただきました。特に面白いのはこの「chiliビール」。唐辛子が一本そのまま瓶の中に入ってます。味はもちろん辛め。とはいえ、ピリリと染みるぐらいの飲みやすい辛さ。辛い系の料理にもピッタリです。

料理はまず「無農薬パクチーサラダ \680」を。辛さが6段階から選べるので3辛を。辛いものが好きな方なら4辛か5辛でもいけるんじゃないかな、と思います。3辛だとちょっと辛さ的には物足りないぐらい。それでもメニュー名にあるように、パクチー全面なサラダなので、パクチー好きにはたまりません。

ビールのつまみには「おくらキーマ ¥680」。クミンとコリアンダーが効いたおくらとキーマの組合せ。こういうシンプルそうなメニューこそ、スパイスが効いてくるってもんですね!

続いて「トリュフ薫るアランチーニ ¥580」。これ、美味しいですね! トリュフの香るマッシュルームソースをたっぷりかけて食べるライスコロッケ。このソースを残すのがもったいない!

「特製スパイスビーフシチュー ¥1,380」もいただきましたよ。赤ワインでじっくり煮込まれた柔らかいビーフシチュー。デミグラスソースはクミンがほんのりと効いてます。見た目的にはサイズは手頃かなと思いきや、中から沢山肉が出てくる! 良い意味での驚きがありました。

〆には「名物セキトリチキン ¥1,180」を。カレー風味の鶏半身を豪快に揚げた一品で、モモ・ムネと鶏肉を丸ごといただけるのが嬉しいですよね。これはメニュー表にもあるように、まさにビールにピッタリ。これ一つでビール何杯呑めるだろう(笑)

その他、カレーも食べたいところだったんですが、お腹もなかなかいっぱいに。つまみは比較的量を抑えたメニューも揃っているので、グループはもちろんひとり使いにも便利そう。お客さんがもう勝手に使いやすいように使っている雰囲気がいいもんです。ワインも色々揃ってますし、近所にあったら週一ぐらいで通いたくなる店ですね~。再訪間違いなし!

  • 名物セキトリチキン
  • おくらキーマ
  • 特製スパイスビーフシチュー

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7位

ととらべべハンバーガー (本部町 / ハンバーガー、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/01訪問 2016/06/21

本部町の八重桜を使って燻製した自家製ベーコンが絶品。

冬の沖縄はどこも空いてて快適。しかも安いと来たもんです。そんな訳で、3泊4日の沖縄旅行のついでに食べてきたハンバーガーをご紹介です。1店目は(と言っても2店舗しか食べてないですが)、本部町にある「ととらべべハンバーガー(ToTola Bebe Hamburger)」です。

本部町といえば有名なのは美ら海水族館。そこへ向かう途中、海岸沿いを走る国道449号線からほんの少し入った場所に店はあります。周りにはあまり飲食店がない集落のような場所で、パッと目をひく黒いファサードが目印です。

店内に入ると、厨房の横に大きなメニューボードが。写真付きなのでイメージがしやすいですね。これを見ながら券売機でチケットを購入し、お店の方に渡して席に着いて待ち、番号を呼ばれると自分で取りにいくシステムです。テーブル席に加えて、小上がりのスペースも広々としているので子連れでも安心。待っている間に周りを眺めていると、観光客だけでなく地元っぽい方も楽しそうにハンバーガーを食べている様子が印象的でした。

そうこうしているうちに番号が呼ばれて。こちらが「スペシャルバーガー ¥1,200」。ポテト&ドリンクセットは¥500プラスです。それにしても、バンズサイズを大胆にはみ出したベーコンのインパクトったら。

このベーコンは日本で一番に咲く桜、本部町の八重桜を使って燻製した自家製のもの。スモーキーさがたまらないですね。噛めば噛むほどその旨みがじわ~っと口の中に広がっていきます。運転がなかったらビールで流し込みたいぐらい。ビーフパティはかなり粗めで肉質がしっかり味わえます。このパティにも先ほどのベーコンをブレンドしているらしく、とにかく肉がぐいぐいと引っ張っていってくれます。

それでもヒールバンズの上に塗られた焦がしバターも個性的で。もとぶ牛でひいた自家製コンソメに野菜やスパイスを加えていて、その香ばしさが肉の旨みをより引き立ててくれるよう。バンズも自家製。店内で毎朝丁寧に焼き上げているもの。力強いだけでなく、一品一品を丁寧に作りこんだハンバーガーに仕上がっています。ちなみに、店内で食べる方にはトッピングビュッフェでオリジナルバーガーにアレンジできるんですが、多分シンプルにこのまま食べるのが一番旨いんだろうなぁ。

そしてもうひとつ。「もとぶ牛バーガー ¥1,400」もいただきました。地元のブランド牛であるもとぶ牛を100%使用してパティにした、なんとも贅沢なハンバーガー。

これはこれで間違いなく肉が旨いんですけど、ちょっと脂身が多すぎる感も。上品な脂なんですけどね。ハンバーガーというよりは焼肉でシンプルに食べる方が美味しいのかも。次の日に恩納村の「焼肉NAKAMA」で食べたもとぶ牛の焼肉も旨かったもんなぁ。しかしまぁ、このとろとろチーズと肉の組合せには思わずニンマリしちゃいましたけどね。

「ととらべべ」の店名の由来は、古い日本語でお父さんを意味する"とと"に、フランス語で赤ちゃんを意味する"べべ"、何となくカワイイから"ら"を組合せたもの。親が子を愛を込めて育てるように、大切に安心安全な素材、自家製にこだわったハンバーガーを提供したいという想いがあるそう。そんな想いをしっかり受け止められる、それでいてしっかり旨いハンバーガーでした。車じゃないとアクセスしづらい場所ですが、わざわざ行く価値があると思います。なお、駐車場は店のすぐ向かいのところではなく、50mほど北に離れたところにあるのでご注意を。

−−−−−−−−− ととらべべハンバーガー −−−−−−−−−−

■住所:沖縄県国頭郡本部町崎本部16番地
■TEL:0980-47-5400
■HP:http://totolabebehamburger.com/
■食事日:16.1.17

  • スペシャルバーガー
  • もとぶ牛バーガー
  • スペシャルバーガー

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8位

吉座傳右衛門 (近鉄奈良、奈良 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/08訪問 2016/12/31

30品目の食材を7種のおばんざいで楽しめる吉座御膳

京都・奈良への旅行で立寄りました。東大寺と奈良公園で観光っぽいことを楽しんで、少し遅めのランチでこちらの「吉座傳右衛門」に。

平日とは言え人気店。予約をしてなかったので厳しいかなと思いましたが、13時半ごろという時間が良かったようですんなり入れました。場所は近鉄奈良駅とJR奈良駅の間、「やすらぎの道」沿いにあり、どちらかというと近鉄からの方が近いかな。

店内は厨房に面したカウンター席と通路を挟んでテーブル席が幾つか、そして奥には坪庭を臨むテーブル席。あと見てはいないのですが2Fに個室があるそうで、規模の割には様々な席配置がされていて、訪れるたびに色んな席が楽しめるようですね。この日はカウンター席に案内してもらいました。

オーダーしたのは「吉座御膳 ¥1,450」。30品目の食材を7種のおばんざいで楽しめるメニューで、季節の炊き込みご飯、赤出汁、香の物、甘味が付いてきます。カウンター席ですので、厨房内で丁寧に調理をされている様を目の前で見られるのは嬉しいですね。特におばんざいのように少しずつ盛り付けられるものを見るのは楽しいものです。

7種のおばんざいは見た目にも鮮やかな数々。茄子のおひたしや胡麻豆腐、茶碗蒸しなどのシンプルな一皿から、地域の名物として三輪にゅうめん等も。その他、天ぷら盛り合わせに、妙に美味しかった烏賊の刺身と大根サラダなどと、ボリューム面でも満足なものでした。

さすがミシュランガイドでビブグルマンに掲載された店だけあって、出汁を使う料理が優しい味わいで特に美味しいんです。素朴なんですけど、シンプルだからこそ偽りがないというか、ありのままを楽しめる仕上がりです。

この日の「炊き込みご飯」はカボチャ。甘みたっぷりのカボチャで、色味もホントに綺麗です。ご飯の炊き方もほんの少し固め。好みの範疇だと思いますが、個人的にはちょうどいい具合でした。

甘味は「わらび餅」。まず器の美しさに目を奪われました。食べてみると甘すぎず、柔らかすぎず固すぎず。料理を締め括るにふさわしい一品だったように感じます。和菓子って意識しないとなかなか食べる機会が少なくなってきている気がするのですが、やっぱり美味しいものは美味しい。シンプルですが、その言葉がピッタリです。

子連れでしたが、お店の方も親切にしてくださいましたし、メニューにも「わこ膳 ¥950」という子供向けメニューもしっかりあって安心でした。「吉座御膳」との共通メニューは、三輪にゅうめんと天ぷら。その他、丹波鶏のから揚げやフライドポテトなど子供が大好きな料理がたっぷりですので、家族連れにもオススメできる店だと思います。

  • 吉座御膳
  • 吉座御膳
  • 吉座御膳

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9位

カフェ ラインベック (今出川 / パンケーキ、カフェ、ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/08訪問 2016/11/04

京都でニューヨーク風パンケーキ

堀川今出川の近く、築200年の町家を改装した空間でニューヨーク風のパンケーキが楽しめる「カフェ ラインベック」。前もって調べていましたが住宅街に店があります。最寄駅は敢えて挙げるとすると今出川駅になりますが、そこからでも歩いて15分ほど。バスでのアクセスが良さそうです。

土曜のモーニングで伺いました。モーニングの時間帯は8~10時。8時15分ぐらいにお店に着くと、既に店の半分ほどが埋まっていました。前述の通り、町家を改装しているので、ほぼ木で覆われた空間にゆったりと流れるBGM。思い思いに自分の時間を過ごしているお客さんが多いように見えたのが印象的です。

オーダーしたのは「リコッタパンケーキ ¥1,000」「ソーセージとコーンのパンケーキ ¥850」「ビスケットセット ¥680」。それぞれこの値段でドリンクがセットで付いてきます。

もちろんオーダーが入ってから一枚一枚丁寧に焼き上げてくれます。メニュー表などにはそれ故時間が少しかかります、と記載されていますが、思ったよりも早く出てきたように感じます。それもこれも前述のように店内はゆったりとした空気感が漂っているからかも知れません。

「リコッタパンケーキ」は生地の中にたっぷりのリコッタチーズが閉じこめられたもの。パンケーキの表面はナイフを入れるとサクッと音がしてきそうな焼きあがりなのに対して、中から生地自体もふわふわ。そしてリコッタチーズはもちろん柔らかめ。このコントラストもなかなか面白いですね。

この生地自体そのままでも十分に美味しいのですが、自家製のメープルシロップにたっぷり浸して食べるのがオススメとのこと。これが絶品。とろりとした自然の甘みで、甘さは抑え目。たっぷり浸しても生地自体の味わいはしっかりと残りつつ、メープルシロップの味も両方が生きてきます。

ちょっと悩ましいのはたっぷり浸すとメープルシロップが足りなくなること。それはひょっとしたらお店の思うたっぷりとイメージが一致しなかったのかな。でも、それぐらいこのシロップも美味しいと思います。

「ソーセージとコーンのパンケーキ」は中にリコッタチーズが入っているか否か以外は基本的に同じもの。甘い系のパンケーキと料理系のパンケーキの両方を朝から食べられるのは、個人的には嬉しいポイントのひとつ。ソーセージに何か特徴があるとより良いのになぁ、とちょっと思ったりはしましたが。

「ビスケットセット」はニューヨークベイクショップにありそうな、レジ前に山盛りに積まれた大きなビスケットが2つ付いてくるもの。これもメープルシロップをたっぷり付けていただきます。これまたサクッとした食感のビスケットで、パラパラと崩れるタイプ(他にどんなタイプがあるのか分かりませんが…)。サイズ的にもモーニングということを考えると十分じゃないでしょうか。

この日はそう混んでいなかったこともあってか、奥にある個室スペースは使われていなかったよう。他の方のレビューには子連れなどでは気兼ねなく店を利用できるように、そのスペースを活用されているようです。フルーツが沢山のった見栄えがいいタイプのパンケーキは昼以降にあるようですが、素朴ながらも美味しいパンケーキを、京都らしい空間で気兼ねなくいただくには便利な店だと思います。

  • ソーセージとコーンのパンケーキ
  • リコッタパンケーキ
  • ビスケットセット

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10位

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2016/05訪問 2016/07/26

上勝町の自然の中でBBQとクラフトビールが堪能できる

徳島は上勝町に昨夏オープンした「RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store」。ちょっとそこまで、というには距離のある場所ですが、BBQをしに遊びに行ってきました。

上勝町ってこの店ができるまで全く知りませんでしたが、予想通りの山の中。でも徳島市内からだと車で1時間弱の場所。車で行けば案外遠くないとも言えるかも。ただ、BBQとクラフトビールがウリなだけに、飲まない運転手が必要なんですけどね。

写真で見ていたよりも予想以上にこじんまりとした店(というか施設)。入口を抜けた先にある裏庭のような場所にはテーブルが4つだけ。その中央には炭火焼の焼き台が。お店の方が焼いてくれるBBQなんですね。

それもそのはず、メニューは「ポークリブ」とか「鹿肉ソーセージグリル」とか、素人ではなかなか焼くのにハードルが高いメニューがセットになっています。

ということで、焼きはすっかり任せてしまって遠慮なくビールを。ここで造る「KAMIKATZ」ブランドのクラフトビールは格別。「ルーヴェンホワイト」は地元産の柚香を使ったフルーティなビール。王道の「ペールエール」はほのかなスパイシーさ、「ポータースタウト」は見た目とは裏腹に甘みすら感じる香ばしさ。これらがハーフパイントで¥500はお得ですね。3種セットのテイスティングセットもありました。

フードの方はこれまた地元産・徳島産・四国産などが中心。「上勝しいたけとアスパラのグリル」はシンプルに塩だけでいただきます。しいたけの肉厚なこと。塩がしいたけの旨みやほのかな甘みを引き立ててくれます。しいたけ嫌いの子供もパクパクと食べちゃいました。

「鹿肉ソーセージグリル」は全く獣臭がありませんが、食べてみるとどこか野性味を感じる味わい。いい具合のスパイシーさがあるので、ビールとの相性も抜群です。

「チキンシーザーサラダ」にペールエールを漬け込んで焼き上げた「BBQチキン」を挟んで、メインは「BBQポークリブ」。お客さんからのリクエストが多いのか、焼き上げてカットする前の状態でテーブルに持ってきてくれます。なので、いい具合の写真が撮れるわけです(笑)。

カットしてもらっても結構なボリューム。これで4人前ですから。これもスパイスが効いてます。炭火で焼くことで表面がやや焦げ目が出来ていて、これもまた香ばしさをアップしてくれているよう。骨付きなのでがむしゃらに、口の周りの汚れなんて気にせずガブリとかぶりつくのが正解。ジューシーさを味わいながら、ビールで流し込む。これぞBBQの醍醐味です。

里山の風景を眺めつつ、都会の感度のBBQを楽しむ。それもZERO WASTEというコンセプトにも触れられる。何よりこの店のおかげで上勝町という場所を知ることもできました。アクセス面のハードルはやや高いものの、また遊びに行きたいな~。ホントはこれで民宿みたいな宿泊場所でも併設してたら言うことなしなんだけど。

  • BBQポークリブ
  • BBQチキン
  • ルーヴェンホワイトとペールエール

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