negifafaさんが投稿した鯛良 白金店(東京/白金台)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

ハンバーガーの"WA" @食べログ

メッセージを送る

この口コミは、negifafaさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

移転鯛良 白金店白金台、目黒、恵比寿/寿司

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

魚介の美味しさ、美しさ、楽しさを堪能させてくれた白金の夜

寿司好きな友人に「良い店があるから行こうよ」と誘ってもらい、行ってきたのは白金にある「鯛良(たいら)」。閑静な住宅街という言葉はちょくちょく見聞きしますが、まさにそんな言葉がピッタリな場所。パッと見、お店のサインなどがあまり出てませんので分かりづらいですが、入口にかけられた白い暖簾が目印です。

木を基調とした落ち着いた雰囲気の、それでも決してしっとりとしたと言うより温かみのある店内。L字のカウンターが8つだけで、どの席からもカウンター内の職人さんの仕事の様子が見られるのは嬉しいですね。

料理は基本的に月替わりのコースのよう。まずは「生ビール(プレミアムモルツ)」をいただいてから、早速一品目の「冷製茶碗蒸し」を。何の茶碗蒸しかと思ったら、何と雲丹ですよ、雲丹の茶碗蒸し。青森県産の紫雲丹を贅沢に使用していて、口に含んだ時に広がる豊かな味わい。一品目から度肝を抜かれてしまいました。

続いて「金目鯛のバッテラ」です。金目鯛の表面を炙ってあって、この焼かれた香りがたまらないんですよ。舌だけでなくまず鼻が喜ぶ(あんまり良い響きじゃないですが…)一品です。このバッテラは鯛良名物で、お土産で持ち帰りもできるそう。確かにその気持ち分かります。

「季節のお造り」は海老。一つ目は北海道は熊石産のシマエビ。なんとなんと今朝まで生きていたって言うんですから、その鮮度足るや。口に運んでみると、その食感に驚かされます。もう、プリップリ。何だろう、もう海老に歯が当たった時の瞬間の弾力と、歯が海老の中に入る時の身の感触。その時間ってホントに一瞬なんでしょうけど、まるでスロー映像かのようにその感触が頭に残っているんですよね。

そんなことを考えていたら、「はい、どうぞ」と手渡しされたのが「ホタルイカ」。富山湾のものでスチーム焼きにしたものが3杯。う~ん、この凝縮された旨みがたまりません。見た目にも美しい料理が続いているかと思いきや、急に屋台のように手渡しで串を渡してくれる、この良い意味でのギャップ、最高ですね。

そして、これにはもちろん日本酒。好みやその時々の気分を伝えると、メニューにあるものないもの色々とお出ししてくれます。秋田県の「角右衛門 純米吟醸」が特に好みど真ん中でした。

さらに手渡しで「磯辺焼き」。お品書きにもそう書いてあるから何かと思ったら、愛知県産の「タイラガイ」を磯辺焼きにしちゃってました。コリコリとしたその食感、そして甘めの醤油とたっぷりかかった七味の甘辛な味付けがいいですね。これはハマりそう。

続いて「焼き物」。 千葉の鰆と長崎ののどぐろです。のどぐろが旨いのは言わずもがな。鰆の美味しさにビックリ。丹念に燻してあるので、口の中に広がるその薫りったら! そこに山わさびと万能ねぎをのせてあるので、グッと味が締まっているよう。

そして「黒鮑の酒蒸し」です。宮城の黒鮑でこの肉厚さに脱帽です。肝のソースをつけて食べると、もう言葉を失います。人間、心底美味しいと思えるものを食べると何にも言えなくなりますねぇ。辛うじてひねり出した言葉は「美味しい…」。もうそれで十分でしょう。

三重の蛤と鹿児島の筍をふんだんに使用した「しゃぶしゃぶ」を味わった後、ついに〆の「握り」です。ここからはため息の連続。まずは唐津の「クエ」。1週間寝かせてあるので、そのねっとりとした味わいがたまらないですよ。

季節的に貝類が美味しいんですよと出してくれた愛知の「生トリガイ」。何と言うのかな、細胞ひとつひとつが生きているというのを実感できるような感じ。表面のこのつや、そしてプリプリの身。さらに函館の「馬糞雲丹」。もう溢れんばかりの雲丹。手渡しじゃないと零れてしまうんですって。はぁ、ため息が出てしまいますね。

さらに初鰹や小肌、中トロ・大トロまでいただいてご馳走さま。どれもこれもひと口でパクッと全てを味わえるサイズ感も素敵です。それを全てカウンターで職人さんとやり取りしながら満喫できるんですから、もう幸せ気分でいっぱいです。

月替わりのメニューということで毎月毎月考えるのも大変そうですが、聞けばその時々の旬を提供したいからと、とってもシンプルなお答え。なるほど、お客さんの側からしたら嬉しい限りです。毎月という訳にはなかなかいきませんが、季節の変わり目にその時々の旬を味わいにきたいものですね~。

  • 紫雲丹の冷製茶碗蒸し

  • 金目鯛のバッテラ

  • 熊石産のシマエビ

  • 角右衛門 純米吟醸

  • ホタルイカのスチーム焼き

  • 黒鮑

  • タイラガイの磯辺焼き

  • 千葉の鰆を燻して

  • のどぐろの塩焼き

  • クエ

  • スミイカ

  • 生トリガイ

  • 益荒男

  • 馬糞ウニ

  • 初鰹

  • 小肌

  • 大トロと中トロ

  • 車海老

  • 白い暖簾が目印

2016/04/29 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ