negifafaさんが投稿した江戸焼肉(東京/銀座)の口コミ詳細

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ハンバーガーの"WA" @食べログ

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江戸焼肉銀座、有楽町、東銀座/焼肉、日本料理、牛料理

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  • 夜の点数:4.5

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

近重前の絶品焼肉と計算し尽くされたペアリング

銀座で焼肉といえば選択肢は色々ありますが、その中でも行きたい店として真っ先に名の挙がるのが「江戸焼肉」。友人が予約を取ってくれて、ワクワクしながら伺ってきました。

コースはおまかせの「近重前 ¥44,000」のみ。これにペアリング(¥12,000)を付けてコースがスタートです。

まずは「万葉牛旨み出汁」から。純血但馬万葉牛の筋と骨で取る出汁は透き通っています。クリアな見た目ながら飲んでみるとそのまろやかな旨みが口の中に広がります。スタートから期待を高めてくれますね。ちなみに、美しいお椀は店主の祖母が作ったという55年前のものなのだそう。

続いて「サーロイン丼」。サーロインの上には余市の雲丹を載せて。サーロインと雲丹の旨みの二重奏。出会うべくして出会ったこの組合せ。終盤で丼が出てくるとお腹いっぱいになるんですが、このタイミングでというのが嬉しいですね。雲丹の上には店主のトレードマークである髭を模った海苔を載せる遊び心も。合わせるのは「クレマンダルザス アキレ ゼロ ドザジュ」。

肉刺は「神谷商店サガリと純血但馬万葉牛リブカブリ」。2種類の肉を重ねています。それぞれの食感の違いが楽しめます。それにしても赤身の美しいこと。これには「タオバ サペラヴィ」を。肉の味が強いので、赤でも柔らかさすら感じさせる味わい。

ここから焼きがスタート。まずは「シャトーブリアン」。純血但馬万葉牛の36ヶ月もの。これはもう言葉にならないとろけるような味わい。口に含むとまさに溶けていくよう。しっかり脂が強いので、合わせるのは「ギャンブルスコ ロゼ ペティヤン」。

そして前半のハイライトと言っても過言ではないタン塩とタン元の食べ比べ。神谷商店の食べ比べとは何て贅沢なんでしょう。特にタン元の方は血統書付きのタン中のタン。まさに神タン。厚切りなのにすーっと切れていくような柔らかさ。飲み込むのが勿体ないほどです。これには敢えての「ジンのレモネード」を合わせて。このペアリングセンスにはぐぅの根も出ません。

続いて神谷商店の「特撰ハラミ」。目の前でじっくりと火入れしてくれます。このハラミは一度藁で燻製させているそう。実際に万葉牛が食べる藁を使って燻製させる手の懲りよう。手前の方は自家製の柚子胡椒で、奥の厚切りの方はカカオマスタードでいただきます。

噛みしめる程に肉の旨みが染み出していきます。それにしてもカカオマスタードを合わせるという独創性。この店でないと味わえないでしょう。合わせるのは「ティーカンパニー イブシ」。ノンアルの紅茶を合わせるという驚き。ヒノキの薫香が染みますね。

前半を終えてここで箸休め。「大葉と青柚子のグラニテ 甘夏の泡ゼリー」です。パティシエがいる焼肉屋だけあって、デザートもレベルが高いんです。後半に備えて口の中をスッキリと整えてくれます。「八女市星野村の煎茶」を合わせて。

後半のスタートは「サーロイン」を2枚。1枚は刺身で、もう1枚は焼いて、それらを重ねていただきます。この食感の違いはもちろん、同じサーロインでありながら味の深みも異なるので、2枚を重ねて食べるのがオススメです。「グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ」で合わせます。これもクリアーさすら感じさせるスッキリとしているのが特徴ですね。

食事はここで何とハンバーガー。「万葉牛と特産松阪牛の照り焼きチーズバーガー」です。スライダーサイズですが、この中に2種類の特別な肉を使っているんですから、こんな贅沢なチーズバーガーは無いでしょう。炭火焼の香りも良く、単品でも食べたい完成度の高さ。「オージィーヴィー」を合わせて。前の一杯とは打って変わって力強い味わい。ハンバーガーに負けないパワフルさ。

いよいよお肉も終盤戦。「純血但馬万葉牛36ヶ月のリブマキ」です。たっぷりタレに浸していただきます。ここまで来ても味のしっかりしたリブですが、全く重さを感じさせないのが不思議です。ちょっと珍しいマグナムボトルの「1995 シャトーシマール」でいただきました。紹興酒かと思うような深みのある味わいです。

〆のご飯は「JET FARM アスパラの土鍋ご飯」。アスパラの味が濃いですね。土鍋にしてもここまでシャキッとした食感があり、味が濃い。特別なアスパラであることが伝わってきます。さらに余市の雲丹を合わせて。なんて贅沢な土鍋ご飯なんでしょう。「ペパン オランジュ lot No 33」を合わせて。心地よさのあるアルザスのオレンジワイン。最後にこのワインを出してくるあたりが肉い、いや憎い。

〆の〆は店主の「手打ちうどん」。ひやかけです。全粒粉を混ぜた麺は五島うどんのような味わい。つるっとして程よい喉ごしが特徴です。優しくもコクを感じさせてくれる出汁もたまりません。

デザートは何とかき氷。昔懐かしいかき氷器で作ってくれます。写真では見えませんが中には沖縄県産パッションフルーツソースを敷き詰め、上に宮崎県産太陽のタマゴ、練乳ソース、マンゴーソース、和三盆のホイップクリームを載せた贅沢なかき氷。甘いだけでなくパッションフルーツの程よい酸味が本当に心地よくて、かき氷専門店顔負けどころか勝利間違いなし。〆のデザートって店の最後の余韻にも大切だと思うんです。最高の締めくくりになりました。

店主やお店の方々の軽快なトークと共に繰り広げられる絶品コース。気が付くと3時間近くあっという間に経っていました。お腹も心も大満足なひととき。ご馳走さまでした。

  • 万葉牛旨み出汁

  • 万葉牛旨み出汁

  • サーロインの丼

  • この日のお肉たち

  • 神谷商店サガリと純血但馬万葉牛リブカブリ

  • タオバ サペラヴィ

  • シャトーブリアン

  • シャトーブリアン

  • シャトーブリアン

  • ギャンブルスコ ロゼ ペティヤン

  • タン塩とタン元

  • タン塩とタン元

  • ジンのレモネード

  • 特撰ハラミ

  • ティーカンパニー イブシ

  • 大葉と青柚子のグラニテ 甘夏の泡ゼリー

  • 八女市星野村の煎茶

  • サーロイン

  • グランポレール 余市ツヴァイゲルトレーベ

  • 万葉牛と特産松阪牛の照り焼きチーズバーガー

  • オージィーヴィー

  • リブマキ

  • リブマキ

  • 1995 シャトーシマール

  • JET FARM アスパラの土鍋ご飯

  • はまぐり出汁

  • JET FARM アスパラの土鍋ご飯(雲丹のせ)

  • ペパン オランジュ lot No 33

  • 手打ちうどん

  • 懐かしいかき氷器

  • かき氷

  • 抹茶

2025/06/03 更新

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