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ラーメン 500円 絶妙なるバランスが織り成す一竜軒という個性
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鋭いキレがあるので、後口がスッキリ。なのでまた飲みたくなるスープ。
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中細麺ストレートで少しだけ緩やかな曲線入った麺、スクエア断面、低加水率
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チャーシューは豚ロース肉で薄めのカット。味は大人しい素朴な肉味
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奥行きのあるやわらかい豚骨の旨味が、優しく響く癒し系の味わい
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待ち時間をゆるやかに、しめやかに過ごして頂こうとの配慮の 豆
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紅ショウガは別容器でサーブ。こっさん(娘2歳)にはこれじゃ足りないかもw
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藍色の暖簾が揺らめく、素朴で飾り気がない極シンプルな店構え。
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店内はテーブル席のみの構成で、お一人様は相席を願う活気ある雰囲気
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スープに関する店主からの覚書。
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メニュー一覧 【2011年6月】 ラーメン専門店らしい品揃え!
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卓上にはコショウのみが置かれ、他爪楊枝と割り箸以外一切ない
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虹ノ松原ですが、生憎の雨模様・・(´・ω・`)
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遂に訪問叶ったどぉぉぉーーー!!!ヽ(´∀`*)ノ
北九州でラーメンを食い歩いていると、必ず行き着く1つの味の伝説。
『圭順』が尊敬して止まず、今尚追い求める究極の味。
『一真軒』の”一”もこの店から頂いたと言われ、南小倉駅地域の代表的な人気店であったが、事情により唐津へ移転した。
その後も、遠方からファンが押し寄せ、今も唐津で人気を博している実力派ラーメン専門店・・
『一 竜 軒』
遂に表敬訪問である!m9(`☆ω・´)
水曜・日曜が休みで、11:30~15:00までの短期決型営業スタイルの為、北九州市民の俺としては意外と攻略難度は高めww
訪問前に開店を電話で確認して、訪問しました。
.
で、
店は11:30~と聞いたので、先に11時開店のスグ近くにある『唐津らぁ麺むらまさ』で食った俺は、車に乗って移動すること30秒。
あ、着いたwwww(;^∀^)
時間は11時32分。
ふぉっふぉっふぉww開店してスグだから、まだ客はいるめぇ♪ww(  ̄ー ̄)
ゆっくり食って、味を堪能しよ・・・
えええええええ!!?щ(゚Д゚;щ)
ゆっき~特派員は見た!
先ほど店の前の駐車場には一台も駐まってなかった車が、既に満車オーライでございますよ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
何この開店と同時の押し寄せ感wwww
ものっそい人気振りである!
流石は『一竜軒』
唐津に行ってもご盛況なのね・・。(´ー`;)
.
で、
しばらく駐車スペースが空くのを待って入店です。
【 外 観 】
外観は素朴で飾り気がない極シンプルな店構え。
ラーメン専門の藍色の暖簾が揺らめく、威厳ある出で立ちだ。
大雑把な雰囲気が入り易く、そして自信を表しているかに見えた。
【 店 内 】
● 座席
店内はテーブル席のみの構成で、お一人様は相席を願う。
● 内装
内装は白地を基調とした大衆的ななデザイン。
パートのおばちゃんが所狭しと動き回る活気ある雰囲気が居心地よい。
採光が良くて明るく、スッキリ片付いていて印象の良い店内ですね。
【ラーメン用卓上調味料・無料サービス】
●卓上にはコショウのみが置かれ、他爪楊枝と割り箸以外一切ない。
ティッシュすらないww
●ラーメン頼むと、後述の ” ヤ ツ ” が登場する。
で、
【メニュー】
メニューは壁掛けを眺める。
●「ラーメン」500円と「チャーシューメン」600円に「おにぎり」と「ご飯」しかない、徹底した専門店。
まぁ逆に言うと、それ以外は必要がないとも言えるな♪ww(  ̄ー ̄)
.
ζζζ
.____
.\∽∽/
└―┘
【ラーメン】 500円
オーダーすると有名なアイツがやってきます。
そう・・豆だww(`・ω・´)
● 豆
待ち時間を豆食ってゆるやかに、しめやかに過ごして頂こうとの配慮であり、それだと豆じゃなくても良いのだが、そんな野暮なツッコミは豆に失礼であり、『一竜軒』の否定に値するので、厳禁である!m9(`・ω・´)
供された豆をつつがなくポリポリ食べることにより、『一竜軒』に来たんだなぁと、その想いを噛み締めて頂ければ、甚だ幸いである。
うむ、豆=『一竜軒』の公式!
豆を食う度に、その味を思い出すのである。
なんともノスタルジックで、ロマンチックで、マメンチックじゃありませんか!( ̄∀ ̄*)
まぁ、
それと、どうでもいいのだが、この豆かなり硬いww
店内はパートのおばちゃんの活気ある声と、豆を噛む重低音なボリボリ音が木霊する異空間と化しますよww
.
で、
続いて俺が気になったのが、お冷と一緒に置かれている、赤いプラ製の簡素な湯飲みみたいな容器。
ありゃなんじゃらほい?(;゚~゚)
メニューにはあんな小さな器に入るものなんて無いが・・。
もしや隠しメニュー!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
って思ってたら俺にも出てきた。
上にレンゲを乗っけた赤い器・・。
正体は紅ショウガ!
●紅ショウガ
へぇ~紅ショウガが別サーブなのか・・。
でも卓上に1個ドーンと置いてもよくな・・・モガモガ!!Σ(゚~゚;≡;゚~゚)
で、
紅ショウガの量はレンゲ1杯分くらい。
ウチのこっさん(娘2歳)にはこれじゃ足りませんよwwww(^ー^;)
不揃いだったので後で聞いたのだが、睨んだ通り漬けたショウガを刻んでる自家製っぽい。
有り難く頂きましょう♪ヽ(´ー`)ノ
.
さて、前置き長くなったが、やっと本文です。
サーブタイムは特に問題なく、そこそこスピーディです。
着丼したラーメンを眺めると・・
うほっwww『圭順』ソックリ!(*゚∀゚)=3
いや、この場合は逆か、『圭順』がそっくりに再現していると評価すべきであろう。
≪ スープ ≫
● 見た目・概要
スープは濁度高く、色は灰茶色の豚骨スープ。
濃度は濃いが、それでいてサラッとしたアッサリ系。
でもでも、
表面にそこそこ脂が浮いており、脂の溶け込みもあるコッテリ系の装いも兼ねている。
トロみは無く、脂の量は適量。
全体に薄っすら溶け込み層を成し、少し黄色がかった色付きの脂の粒子が、小~微細粒となって静かに浮いております。
● 味
味付けはやや薄めくらいの、非常にバランス良い塩梅。
シンプルな旨塩醤油味で穏やかな味わいだ。
鶏ガラも感じつつ、基本フレッシュなスープで豚骨の良い香りが口に含むと鼻腔に抜けていきます。
軽やかで奥行きのある、やわらかな豚骨の旨味が、優しく響く癒し系の味わい。
だけど芯は雄々しく、力強い!
そんな大胆な構造で、昔ながらの馴染み易い味なんだが、グッと今の心に通じる味です。
● スープ飲み口
飲み口はマイルドで、ライトだが、しっかりと食べ応えのある感触。
口当たりはやわらかくまろやかで、ゆったりと飲めます。
カドがなく、丸みを加えた研がれた味で、本当に素直に飲めるスープです。
● スープ味の構成・構造
力強さと繊細さを兼ね備え、絶妙なバランスで成り立っており、完全にベーススープ先行型の重厚な味わいが魅力。
インパクトは意外と控えめだが、それで十分で、コクとキレで食わせてくれます。
コクは豊かでじんわりと舌の根に味を吸い込ませてくれるようによく沁みます。
奥行きのあるスープは味わえば味わうほど、その魅力に吸い込まれていくようだ。
余韻は長く緩やかに伸びようとするが、キレが鋭くて途中でその営みを寸断されちゃいます。
ちょwwwwおいっwww邪魔すんな!ヽ(`皿´;)ノ
そう思ってまた次の一口を飲むのだが、また同じことの繰り返し。
● 個性・特色
確かに鋭いキレがあるので、後口がスッキリするのだが、スッキリ過ぎて名残り惜しく切ないっス!。・゚・(ノД`)・゚・。
もうちょと幸せの時間を堪能したいのに、強制終了ww
なのでまた飲みたくなる。
このループがスープを完食まで一気に導くスパイラルコースターなのだ!m9(`☆ω☆´)
だから完食してもキツさがないように味が優しい。
優しいから飲んでしまえる。
実にスープ恋しい切なさのループ!
上述の切なさループに加え、抑揚まであるので味に飽きる暇なんてないっスねww
そしてクドさがないし、しつこさも感じず、臭みやクセ、エグミ、嫌味はなく堅実な仕事が見え、真面目な姿勢が味に出ていますね。
但し、
スープの最終状態では、かなり多めの骨粉が堆積しているので、舌触りにザラつきを覚えます。
最後の最後はちょっとカルシウム過多かもww(ノ∀`)
でもでも、
食べ易く食い手を選ばない秀逸な仕上がりだった。
但し!
切なさを噛み締められる大人な恋の仕方を知らず、燃えるようなガッツリフォーリンラブをお好みの若人には、少し物足りなく感じるかもしれませんね。(´ー`)y─┛~~
.
で、
≪ 麺 ≫
● 麺線
麺は中細麺ストレートで少しだけ緩やかな曲線を描いている麺。
断面はエッジのないスクエア形で、加水率は低め。
気付いたのは最初の一口は小麦の香りがフワッと広がり、麺自体に豊かな味がありました。
『圭順』の麺よりも僅かに細めで、締まって感じましたね。
● 食感
表面は滑らかでツルツルした舌触り、少し曲線がある麺なので、最初は僅かにゴワつきを覚えるが、時間とともに馴染む感覚。
シコシコした歯応えがあり、喉越しが良く、素直に喉を通り過ぎます。
● 麺全般
麺の硬さは標準で丁度良く、麺の量は普通で卒はない。
スープの絡みは申し分なく、やわらかなスープの味を優しくお姫様抱っこで持ち上げいましたよww(*^ー゚)b
.
で、
≪ トッピング ≫
トッピングは、チャーシュー、青ネギ、焼き海苔のシンプルな取り合わせ。
● チャーシューは豚ロース肉で薄めのカット。
硬めの歯応えを残し、味は大人しい素朴な肉味。
『圭順』のショウガを効かせた味とはまた違って興味深い。
● 海苔が美味かった!(*゚ー゚)
香りが良くて、しっかりした海苔。
● スープのみになって、紅ショウガを入れて飲んでみた。
スッキリ感が増して、更に味に広がりを見せます。
この裾野の広さ、ハンパねぇ!!
.
≪ 総括 ≫
絶妙なるバランスが織り成す、多段的で奥深い味の構成が極めて秀逸だ。
骨の味を極限まで引き出しているような、匠の世界のセンスを感じます。
”完成度”なんて図れるものじゃなく、そんな評価するのもおこがましい世界だ。
加えてボリュームもそこそこで、スープ多め、更にワンコインとCPに優れ、相乗効果で満足度が非常に高い。
これこそが『一竜軒』という個性を見せて頂いた。
主軸は太く、この一本筋は折れそうにもない。
この信頼と安心感がプライドとブランドなんでしょうね。
単体評価:☆4.5
※評価詳細基準は下記をご参照願います。
【味評価基準】
http://tabelog.com/rvwr/neokunno1/diarydtl/36529/
.
食い終わって、ご満悦で店を出る。
もう1軒行きたいが、ちょっと食休みを入れようと、虹の松原へと向かいました。
次回予告!「具現召喚!二郎系ちゃんぽん!理性との激闘の末に見たものは!?」の巻!
絶対観てくれよな!(*^∀゚)b
ラーメン王に俺はなる!m9(`・ω・´)
≪関連レビュー≫
『圭順』
http://tabelog.com/fukuoka/A4005/A400501/40004588/dtlrvwlst/911162/
『一真軒』
http://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40020655/dtlrvwlst/1266448/
【唐津・福岡遠征の軌跡】
『唐津らぁ麺むらまさ』
http://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41003314/dtlrvwlst/2911029/
『一竜軒』
http://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000030/dtlrvwlst/2911007/
『井出ちゃんぽん唐津店』
http://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000106/dtlrvwlst/2911046/
『玄海肴処旬風』
http://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41001894/dtlrvwlst/971904/
『麺場 元次』
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40025914/dtlrvwlst/2911143/
『博多元功』
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40026960/dtlrvwlst/2911158/
『ラーメン薫風』
http://tabelog.com/fukuoka/A4003/A400303/40005918/dtlrvwlst/2919813/
『峠ラーメン亭』