現場のゆっき～特派員さんが投稿した一九ラーメン 老司本店（福岡/大橋）の口コミ詳細

『一九ラーメン 老司本店』
福岡が誇る名店の一つだが、まだ訪問出来ていなかった。
この店の味を知らずに、豚骨マイスターは名乗れない。
　
仮にも食べログ福岡県ラーメンレビュー数１位の男なので、こんな有名店を食った事がないなんて恥ずかしくてなりません。
やっと訪問叶いましたので、元気よくレビューしましょう。
　
元気ですかー！
元気があればラーメンがウマい！
行くぞー！１・２・３・ラーーー！！･･メン。
　
　
●場所
①JR「博多南」駅徒歩38～42分。
②西鉄天神大牟田線「井尻」駅から徒歩43～48分。
③上記の通り駅から徒歩はキツイ。
　なので、公共交通機関で行くにはバスだ！(`･ω･´)
　西鉄大橋駅前の「西鉄大橋駅」バス停から乗車。
　老司団地に行くバスなら
　「老司小学校」か「老司団地[2」バス停にて降車]
　バス停から徒歩3～5分
　
●専用駐車場は店の前と横にあって結構広い。
　
【　外　観　】
地味な昭和的デザインのイニシエ系。
アルミサッシが素朴な印象
色の擦れた看板が素敵♡
大きくてシンプルで大雑把なデザインの暖簾が目印
大衆的な店構えだが、入り易いイメージ

【　店　内　】
● 座席
カウンター、テーブル席の構成
空いてる席に次々案内
● 内装
白を基調とした大衆的な店内。
気兼ねない雰囲気。
採光が良くて明るく、清潔感そこそこ。
　
【卓上調味料･無料サービス】
● 卓上常備品
　紅生姜、柚子胡椒、ゴマ、胡椒、ラー油、塩
　
※ゆで玉子は有料
　アルミの皿は剥いた殻入れです。
　
● 箸は割り箸、店内禁煙、お冷セルフ。
　お手拭きアイテム無しッス。
● 麺の硬さ指定可能
● 通し営業
　
【メニュー】
メニュー表は壁掛けを眺め口頭オーダー、事後精算。
●「ラーメン」　　　　450円
●「大盛ラーメン」　　550円
●「支那筍麺」　　　　600円
●「高菜ラーメン」　　600円
●「キクラゲラーメン」600円
●「ワンタン１０個」　550円
●「ワンタン麺」　　　600円
●「チャーシュー麺」　600円
●「めし(小)」　　　　100円
●「おにぎり２個」　　150円
●「コーラ」　　　　　100円
以上全メニューだが、ゆで玉子だけが幾らなのか分からぬ・・。
　
　ζ ζ ζ
.＿＿＿＿
.＼∽∽／
　└―┘


【ラーメン】450円 　麺の硬さ：普通
●サーブタイム　遅←－－－－－★－－－－－→早
　混んでても適度なサーブタイム
　
●丼は龍柄と双喜文のオーソドックスなラーメン丼
　トッピングはネギとチャーシューのみ。
　ビジュアルはとてもシンプル。
　透明感ある清湯豚骨スープが麗しい♡　
　しっかり浮かせた脂で麺を滑らせる仕掛け。
　長浜ラーメン系統の構成だ。
　
≪　一　般　向　け　味　評　価　≫
●大筋情報・ダイジェスト。
　ライトユーザー様は、ここだけ見るのが無難。
　迷ったら詳細情報を参考に・・・
　普段アソコにはガン無視キメましょう！(=ﾟωﾟ)ﾉ
　
①スープ　　　☆４．８　★★★★★★★★★
②麺　　　　　☆３．６　★★★★★★
③トッピング　☆３．４　★★★★★★
④構成センス　☆４．５　★★★★★★★★★
⑤満足度　　　☆５．５　★★★★★★★★★★★
　総合評価　　☆４．３　★★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①サラッとしたアッサリ系豚骨スープ。
　シンプルに塩と旨味で引き締めた、
　ベーススープの旨味と香りで勝負する、
　スープ本位の職人気質な構成。
　豚骨の素朴な香りが脂に乗っていた。
　
　コク深くジンジン染みてくる素晴らしい飲み心地｡
　ベースを活かすのに特化して、突き詰めた感じ
　癖なく旨味に溢れ、滑らかに入ってくる。
　　　　　　　(*￣∀￣)
　でもでも、
　優しいながらもキチンと輪郭は明瞭。
　なので、スピード感もあり、軽快な食べ心地だ｡
　エクセレント！(*>∀<)
　地味だけど強烈に馴染み易い味でグイグイくる｡
　　　　　　　　　(=ﾟωﾟ)
　
②麺は中細ストレート麺、加水率は中低級。
　スベスベ滑らかな舌触りで、スルスルと喉を通る｡
　張りのあるボディで、シコシコしなやかな歯応え
　素直で滑らかな食感
　
③トッピング：チャーシュー、長ネギ
● 豚バラチャーシューは、素直な肉味と豚の香り。
　１枚だが安いので文句は言えない。(;`-ω-´)
　味は控えめに塩気が効いており、抑揚ある。
● ネギは香味が適度なアクセント。
　
④油は多めだが、アッサリすんなり入ってくる
　コク重視のスープが素敵♡
　福岡市民が大好物の構成だ。
　少し白濁はしているが、食べ心地は清湯豚骨に近い
　シンプルな味の構成だが、個性が光る。
　センスは昔ながらで地味だが完成度が高い
　軸は細いが、老若問わない味が素晴らしい｡
　実直で頑固な姿勢を感じる老舗の貫禄の味だった。
　
⑤ボリュームはそこそこ。
　だが、今時450円という驚異の価格！
　　　　　　　(;ﾟ∀ﾟ;)
　サービスも良いので、恐れ入る。
　CPに優れ、満足度が天元突破して高い。
　
単体評価：☆4.3
※評価詳細基準は下記をご参照願います。
【評価基準】
http://tabelog.com/rvwr/neokunno1/diarydtl/36526/
　
.
　
≪　マ　ニ　ア　向　け　味　詳　細　情　報　≫
●以下､分析厨ゆっき～の備忘録。分かる人は分る世界｡
●「傾向グラフ」の見方
　★の位置で傾向偏差を表現。
　大体左寄りがアッサリ系、右寄りだと濃厚系。
　下記の「＋」の位置は、普通・中庸・適度・
　バランス良好・どちらも該当等の意味。
　偏っている程に、個性や主張が強い傾向。　
　　　　　１２３４５　６７８９10
　例）少←－－－－－＋－－★－－→多
　※この場合は、多めという意味
　
≪　スープ　≫
●ビジュアル
①濁度　澄み透明←－－－－－★－－－－－→濁り
②濃度　　　軽薄←－－－－－＋－－★－－→濃厚
③トロみ　　ｻﾗｻﾗ←－－－★－＋－－－－－→ﾄﾛﾄﾛ
④脂溶込み ﾌﾟｯｶﾘ←－－★－－＋－－－－－→完溶
⑤油脂量(総量)少←－－－－－＋－－★－－→多
　　　　(感覚)少←－－－－－＋★－－－－→多
[特筆事項]
スープの色は薄い肌色の豚骨清湯。
脂は全体にのっぺり２mm程の層を成し、大中小粒の粒子となって浮いておりました。
替玉を想定して、多めに浮かしているのかな？
　　　　　　　　( ￣∀￣)
●味
①味付け　　薄←－－－－－★－－－－－→濃
　　　シンプル←－★－－－＋－－－－－→複雑
②印象　　素朴←－★－－－＋－－－－－→優雅
　　　　　地味←－－－★－＋－－－－－→大胆
　　　慎ましい←－－－－★＋－－－－－→荒い
　　　　穏やか←－－－－－★－－－－－→攻撃的
③メリハリ　弱←－－－－－＋－★－－－→強
④食べ心地　軽←－－－★－＋－－－－－→重
　　　　　優柔←－－－－－★－－－－－→ｷﾂｶﾞﾂﾝ
⑤センス　洗練←－－－－－＋－－★－－→無骨
⑥鮮度　斬新珍←－－－－－＋－－－－★→ｵｰｿﾄﾞｯｸｽ
[特筆事項]
シンプルに塩と旨味で引き締めた、ベーススープの旨味と香りで勝負する、スープ本位の職人気質な構成。
豚骨の素朴な香りが脂に乗っていた。
サラリとやわらかなベース
癖なく旨味に溢れ、滑らかに入ってくる。
旨味が実に心地よい。(*￣∀￣)
　
かといって大人しくて勢いがない訳ではない。
麺を進める適度な塩梅
優しいながらキチンと輪郭は明瞭。
なので、スピード感もあり、軽快な食べ心地だ｡
エクセレント！(*>∀<)
　
コク深くジンジン染みてくる素晴らしい飲み心地｡
ベースを活かすのに特化して、突き詰めた感じ
素朴な余韻を残す、ハートウォーミングな印象
　　　　　　　　(=ﾟωﾟ)
穏やかで、深みのあるやわらかなタッチ
地味だけど強烈に馴染み易い味でグイグイくる｡
こう言うスープは北部九州にしかない！
　　　　　　　(`･ω･´)
　
●味の構成･構造
①飲み口　 ﾏｲﾙﾄﾞ←－－－－－★－－－－－→ｼｬｰﾌﾟ
　　　　　ライト←－－－★－＋－－－－－→ﾍｳﾞｨ
②口当り　柔らか←－－－－★＋－－－－－→ﾄｹﾞﾄｹﾞ
③飲み易さ　素直←－★－－－＋－－－－－→キツめ
④構成　　　繊細←－－－★－＋－－－－－→力強い
⑤味の流れ　直線←★－－－－＋－－－－－→多段
　　　　シンプル←－★－－－＋－－－－－→多重
⑥目立つ味　タレ←－－－－－＋－－－－★→ﾍﾞｰｽｽｰﾌﾟ
⑦インパクト　弱←－－－－－★－－－－－→強い
　種類　ﾊﾟﾝﾁ(軽)←－－－－－★－－－－－→ｷｯｸ(重)
⑧コク　　不明瞭←－－－－－＋－－－－★→豊か
⑨味の広がり　狭←－★－－－＋－－－－－→広
⑩味の深み　　浅←－－－－－＋－－★－－→深
⑪立体感･輪郭 弱←－－－－－＋－★－－－→明瞭
⑫キレ　　　　鈍←－－－－－＋－－－★－→鋭
⑬後口　　　　変←－－－－－＋－－－★－→良
⑭余韻　　　　短←－－－－－＋－★－－－→長伸
⑮抑揚　　　平坦←－－－－－＋－★－－－→ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟ
[特筆事項]
円やかで、やわらか
よく研がれた素直に染み入るスープ
インパクトは適度に響き、適度に麺を進ませる。
　
コクは沁みる・染みる・染み渡るぅーー！
　　　　　　　(*>∀<)
清湯豚骨の深いコク、ここに炸裂！
荒尾の『武蔵ラーメン 』のようだ。
　　　　　(*￣ω￣)
心地よい豚骨の素朴な余韻が残る。
名残り惜しくて、グイグイスープ飲んじゃう！
あわわ！レンゲが止まらぬ！(ﾟωﾟ;≡;ﾟдﾟ)
　
緩やかな波で平坦単調だが、味に慣れ難い。
完食まで伸びやかに届くッス。ヽ(´ω`)ノ
　
●卓上調味料
①コショウは味が引き締まる
　スープとの相性は良好
　後半戦～終盤での投入がおススメ。
　
②ゴマが香ばしい！(*ﾟ∀ﾟ)=3
　炒りがキチンと入った丁寧な粒ゴマ
　スープとの相性は良く、香りのアクセントになる
　中盤～終盤での投入がおススメ。
　
●個性･特色
臭みやクセ、エグミ、嫌味はなく丁寧な仕事
実直真っ直ぐ真面目な姿勢で隙が無い味。
キレ良くクドさはナッシング。
脂は多いが軽くてしつこさを感じません。
但し熱いので、舌の火傷に注意。(;ﾟωﾟ;)
食べ易く食い手を選ばない仕上がりだった
　
.
　
≪　麺　≫
● 麺線
①太さ　　極細←－－－★－＋－－－－－→極太
②線　　　直線←－★－－－＋－－－－－→ﾁﾘﾁﾘ
③断面　　丸麺←－－－－－＋－★－－－→角麺
④加水率　　低←－－－－★＋－－－－－→高
　
中細ストレート麺、加水率は中低級。
断面はエッジの削れたスクエア形
　
● 食感
①表面　ｺﾞﾜｺﾞﾜ←－－－－－＋★－－－－→ﾂｩﾙｯﾂｩﾙﾝ
　スベスベ滑らかな舌触り。
　張りのあるキメ細かな肌。
②剛性　　　軟←－－－－－＋－★－－－→硬
　クニクニッシコシコしなやかな歯応え
③弾性　　　低←－－－－－＋－－★－－→高
　ムチッとした適度な弾力と反発力
④伸縮性　　脆←－－－－－＋★－－－－→長伸
　プッツンプチンと切れる伸びやかな歯切れ
　グインと伸縮性あり
⑤コシ　　　少←－－－－－＋★－－－－→富む
　素直で滑らかな食感
　張りのあるボディで、しなやかなラインだった。
⑥喉越し　抵抗←－－－－－＋－★－－－→ｽﾙｽﾙ
　素直にスルスルと喉を通り過ぎた
　
● 麺全般
①麺の硬さ　 ﾊﾞﾘﾔﾜ←－－－－－★－－－－－→ﾊﾘｶﾞﾈ
　標準で丁度良い
②麺の量　　　　少←－－－－－★－－－－－→多い
③スープの絡み　少←－－－－－＋★－－－－→豊
　味の持ち上げは適度麺も主張あり
　
.
　
≪ トッピング ≫
チャーシュー、長ネギ
　
● チャーシューは豚バラ肉で、歯応えやわらか。
　カットは適度で、厚みは適度
　１枚だが安いので文句は言えない。(;`-ω-´)
　味は控えめに塩気が効いており、抑揚ある。
　素直な肉味と豚の香り。
　
● ネギはサックリした歯応え。
　香味は適度なアクセント。
Review end ( ﾟωﾟ )y─┛~~
　
　
ふああー！ウマかったー！ヽ(´∀`)ノ
昼時は行列もできる盛況ぶり。
　
さて、福岡に来たなら、もう一軒くらいは食っておきたいな。
というワケで今回もハシゴラーメンッス。
　
ちなみに嫁とこっさん(娘9歳)は、マリノアシティに置いて来た。
あの二人はショッピングに夢中なので、放置しててOK牧場なのだ。
　
　
次回予告！「男だったら、一つに賭ける～
それが漢のド豚骨～」の巻！
絶対観てくれよな！(*^∀ﾟ)b
　
ラーメン王に俺はなる！m9(`☆ω☆´)
　
次回：『一骨入魂』
　　　https://tabelog.com/fukuoka/A4003/A400301/40041129/dtlrvwlst/B405958449/　

≪関連レビュー≫
『武蔵ラーメン荒尾本店』
http://tabelog.com/kumamoto/A4303/A430302/43002265/dtlrvwlst/2723757/
『武蔵ラーメン 大牟田店』
https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400807/40025075/dtlrvwlst/B111838288/