レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
2回
2019/05訪問 2019/05/27
高円寺駅南口より線路沿いに中野寄り、ファミマの前にあるお店。
イタリアンぽい店名であるがメニューにはそれらしい要素はない。
年輩の店主が早朝からの営業している。体調が優れない時が休み。
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初訪問から2年半。相変わらず健在な様子ですね。
(* ̄ー ̄) 高円寺の駅前なのにレビューが増えないなぁ。
渋いと言うか、死にそうな風貌ではあるんですけど
年輩の店主さんが朝6時から夕方まで開けてらっしゃいます。
蛍光灯やテレビが点いてれば営業中なんですけど
時々近所の商店街に買い物に出てる時間もあるみたいです。
前回はカウンター、今回は2人でテーブル席へ陣取ります。
地味に散乱している座布団を整えて着座。まずはビールを。
さて。
壁に貼りだされたメニューにはいろいろ表記があるのですが
前回の経験を活かし、先に”今日は何があるのか”を問うと
店主さんより「焼き魚だね~」との返答が得られます。
(* ̄ー ̄) うーむ、ブレない♪
こんがり焼かれた魚。焼き台が1機のため順繰りに登場。
カマスの干物とアジを焼いたものでしょうかね。
やや塩は強めながら、ふっくらと焼きあがっています。
ともあれ、ご主人が健在で良かったです。
一時よりは体調も良いようで、このところは休みなしで営業。
いかつい外観で、名物料理やら隠し玉があるわけじゃないし
なんだか気疲れするような空気がないわけでもないですが、
興味のある猛者の方は1度おためしいただきたいお店です。
高円寺駅南口より線路沿いに中野寄り、サンクスの斜向かいにあるお店。
イタリアンぽい店名であるがメニューにはそれらしい要素はない。
人当たりの良い年輩の店主さん、早朝からの営業で体調が優れない時が休み。
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高円寺を歩いていた時に見つけた、かっこいいお店です。
以前通りがかった時は扉が閉まっていたんですが、改めて店の前に差し掛かると
少し開いた扉の隙間からテレビがついているのが見えて、営業中の表示。
( ̄ー ̄*) さっそく入りましょう♪
店内。
えーと。
この店の並びのビルに廃墟という店があり、そちらも訪問済なんですが
店内のカオス感はこちらの方が上手と断じて良いでしょうねぇ・・・
演出的な要素とは無縁の”本物”がここにある、といった感じ。
カウンター向きにイスが4つ並んでいて、畳を縦に並べた小上がり区画も。
驚いたことに先客のおばさまが1名、ウーロンハイで何かつまんでました。
やけに座布団の数が多いのも気になるんですが、さておき。
店主さんは穏やかな応対です。少し身体の調子が悪いようで動きはゆっくりめ。
とりあえずカウンターに座してビールをいただくことにしました。
アドリアと言えばイタリアの町、アドリア海と言えば地中海の一角。
「板わさ」にはじまるメニュー構成からはおよそイタリアの風は感じないんですが
そんなことはまあ風貌を見ればおおよそ見当は付こうというもの。
ビールにグッと来そうな餃子&肉ピーマン炒めをお願いしようとしたところ、
この日は買い物に行けてないからどちらもできないとのご案内。 (´・ω・`)
おまかせで1品お願いしたところ、サバの塩焼きが登場しました。
少し塩が多めではありましたが、おろしたての大根が付いていたんで気楽に。
それにしてもカウンター上に堂々と「ゴ〇ジェット」を置くのはやめてほしいなぁ・・・
他にもツッコミ処はありますがいちいち列挙するのもやめときましょう。
不意に後ろから肩をたたかれて振り返ると、先客のおばさまがテレビを指さして、
「あ~~~見て見て、5:55!!」、と。
( ̄ー ̄;) その後は会話なし
やれやれ。
店主さんも創業何年目かわからなくなっているほど歴史のある(?)お店。
調子が良い時は早朝から営業しているそうです。興味のある方は是非どうぞ。
久しぶりにJMUS的な空間を堪能できましたね。もう1回は行ってみます。
なお店名は現在修正依頼中です♪「キッチンアドリア」が正しいですね。
3位
1回
2016/06訪問 2016/06/06
前略。
能代の柳町でふらっと寄ったBARで「変わった店、ないすかね?」との問いに
マスターがいろいろと案内してくれた中で、特に印象に残ったお店がこちら。
その近所にあるスナックも併せて紹介していただき、意気揚々と西通町へ向かいます。
しかし地図上の所在地を訪れると空き地になっていて、
閉店しちゃったかなぁと思い、まずはスナックの方へ行ってみました。
ちなみにスナックは「パピヨン」というお店で、チャキチャキのママさんがやってます。
そちらで吞みながら「ハーバーライト」について話を振ってみると、
そこまで饒舌に会話をしていたママさんがちょいと引き攣ったのが見て取れまして、
お店の所在地のほか、いろいろと情報を教えてくれました ( ̄ー ̄*) そのへんは略
スナックのママさんに後でもう一度戻ってくる旨を伝え、ハーバーライトへ。
なるほど、地図表示の隣のブロックに、紫色に煌く看板がありますね。
『安くて美人のハーバーライト』と怪しげな表記があったり。
(★地図を拡大すると、現所在地から景林町寄りに1ブロックずれた場所に店舗表示あり)
扉を開くと。
意外に広い空間があり、旧くなった木造建築の香りというかカビ臭いというか。
カウンターが無人かと思いきや、ソファー席にいたママさんがスッと立ち上がります。
小柄なママさん、年のころは・・・80過ぎくらいでしょうかね。
カウンター席に座ろうと思ったのですが。 ( ̄ー ̄*) ん?
「空いてるからこちらへどうぞ~」と、なぜか手を引いてのソファー席へご案内。
お酒の品揃えや提供スタイルを勘案すれば、ジャンルはBARで良いのかな。
とりあえずウイスキーを水割りでお願いしてみます。
空いているのでママさんにも1杯提供です。
なお3枚目の写真の右側が私の水割りで、左側がママさんの1杯ですね。
ショットグラスの中身はパッと見ではなんだかわかりませんでしたが、
水割りの方はなんと申しますか、”水のウイスキーフロート”ですかね。
ほろ酔い気分でもたいへん吞みやすい1杯ではありました。
激しく中略 ( ̄ー ̄;)
喋り続けるママさんに適当に相槌を打ちつつ。しばらく時が流れると。
先ほど訪れたスナックのママさんがサルベージに登場してくれ、
ここぞとばかりに離脱します。
えーと。お値段は2杯で2,000円とのこと。
「安くて美人の」の案内が真であれば、滞在時間を勘案すると手頃な価格・・・かも。
お店の真価を堪能するには先客のないところへ1人での訪問が推奨ですね。
いずれにしても、今回の東北周遊ツアーで一番記憶に残るお店であったと申せましょう。
4位
1回
2016/04訪問 2016/04/27
中間市長津、中間駅から徒歩5分ほどの場所にあるお好み焼き屋さん。
そこはかとない年季を感じさせる風貌とソースポットが特徴的。
店主さんが焼き上げてくれるお好み焼きは、大きくやわらかな仕上がり。
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いかつい風貌と調度品が気になっていた中間のお好み焼き屋。
( ̄ー ̄*) 連れてってもらいました
到着する15分ほど前までは、満腹感と酔いで轟沈していたのですが
プレハブ造りのこちらのお店に辿り着けば戦闘意欲も増してくるというものです。
店内の雑然さも侮れないものがあります。
本棚はもとよりテーブルの脇にも積まれた漫画本の数々。
古くからあるであろう本は既にソース色に染まっているかのようで、
事情通の某氏によれば、本の数々は除湿剤の役割を果たしてもいるのだとか。
圧巻なのはソースの容器。
周囲にはコールタール張りの漆黒な半煉り状の物体がこびりついています。
( ̄ー ̄*) つついてみるとやわらかい♪
そんな中でも陽気な店主さんが焼き上げる関西風のお好み焼は絶品なのだとか。
おすすめ品という「もつもつうどん玉」、それから「ハムハムチーズ」のコンビ。
とりあえず3人で2玉という感じでスタートします。
卓上に鉄板はあるのですが、奥の大きな鉄板で店主さんが焼くスタイルです。
焼きあがった後で卓上の鉄板に火を入れ、冷めないようにいただくという仕様。
なおドリンクは基本持ち込み。
店内には冷蔵ケースで冷やされた水(セルフで♪)があるのみです。
表の自販機でお茶なんかを買ってきたりしまして待ちます。
そんなこんなでやってきたお好み焼き。なるほど、1玉がなかなかの大きさですね。
最初に何もついていない部分をちょいといただいてみます。
表面はややパリッとした焼き上がりで、厚みのある内側はふっくら。
(* ̄ー ̄) いいっすね♪
キャベツも多く、表面のちょい焦げ目のついた部分と中の甘い部分のバランスが良好。
メインのモツは鶏モツなのですが、単独で食べるともったりするんですけど
生地と一緒に頬張ればなかなかにうまいもんですね。
うどん麺はちょいと水気を多めに残していたような気もします。
はむはむチーズ、チーズがもっさり入った熱々仕様ですね。
こちらはなんとなく想像通りの味ではありますが、無難なおいしさでしょうか。
昼飯を抜いていたマイレビ様、日頃はそんなに食べるイメージはなかったんですが
この後に豚&いか玉、さらには普段は大将が作らないという焼きうどんまで完食。
( ̄ー ̄*) うーむ、やるなぁ
調理中や配膳のタイミング、笑顔を絶やさない店主さんもいいですね。
いかつい風貌ながらも楽しく過ごせるお店でした。
5位
1回
2016/01訪問 2016/01/19
JR山陰線・浜村駅の駅前ロータリー沿いに佇むお店。
おでん3個やコロッケ3個などが100円と、安さが際立つ設定。
風変わりな空間ながら店内には広めのテーブル席もある。
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駅に降り立った時は気づかなかったんですが、
周辺散策を終えて戻ってくると、なんともかっこいい店があります。
( ̄ー ̄*) いいですね
営業中であることを示す電飾看板を見て、電車の時間を確認。
次の電車までは約15分ほど。では入りましょうか……
看板の左手部分が入口で、テーブルもあったりします。
床というか砂利の地面の上に壁と屋根を増築したような造りですね。
据え付けられた椅子の傾きにもなんとも言えない味わいがあります。
奥から年配の女将さんが登場し、にこやかに挨拶してくれます。
瓶ビール(大)600円というのが見えたので、それなりの値段かと思いきや。
おでん盛り1皿がなんと100円。 ( ̄ー ̄*) うーむ
飲み物はショーチュー150円にしようかとも思ったのですが、
なんだか申し訳ないので最高値のビールをいただくことに。
女将さんは何かしら作業中だったのか、
配膳後、「奥の方にいますから、何かあったら声かけてくださいね~」と退場。
独特の空間に佇んで感じる侘び寂び。
さておき。
おでんの味付けは思ったよりも薄口ではありましたが、
大根や豆腐にもじんわりとカツオらしき出汁が染みていますね。
とりたてて強調するとこはないですが、100円とは凄い。
コロッケ3個100円とか、他にも安価なメニューが展開しているので
1,000円あれば豪気に酔っぱらえることでしょう。
時折学生さんがやってきてタコヤキなんかを買っていったり。
中でおっさんが吞んでいたせいか、店内に入るのは躊躇してしまった様子。
(* ̄ー ̄) なんだか悪いことしたかなぁ
やれやれ。
お支払いをした後、女将さんにやはり笑顔で見送られ
遅れてやってきた山陰線に乗り込んで、島根方面へと流れました。
6位
1回
2016/07訪問 2016/07/22
弥彦線の燕駅から徒歩5分ほど、線路に近い路地沿いにある食堂。
40年以上続く老舗で近隣住民の憩いの場的な存在。中華そばが主軸。
この界隈の「背油ラーメン」異なり、ブシ系の香味が立つ醤油スープ。
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今回の新潟訪問では一番記憶に残る渋さですかね ( ̄ー ̄*)
弥彦線に乗って燕三条の宿に戻ってた時に、車窓から見えたんですよ。
大雨の降る中を店まで走って行けば、なんとも年季の入った風貌です。
店内は期待通りに経年が感じられ、年輩の女将さんがにこやかに挨拶を。
テーブルが3卓。椅子の配置はちょいと変則的で6、7人でいっぱいかな。
小上がりらしき場所にも座卓が置かれてますが、これは私物スペースか。
メニューの中から「中華そば(500円)」をお願いすると、
女将さんはいそいそと隣の厨房へ向かい調理開始。
入れ替わるように奥から子犬が姿を現したので、ちょいと遊んでみたり。
店内を改めて見回せば、ストーブと扇風機併存していたり、
旧い壁掛け時計が元気に時を刻んでいたり、なんだか温かみのある空間。
やがて中華そばが出来上がり、女将さんから“天ぷらも食べるかい?”と一言。
せっかくなんでいただくことにしましたが、
小皿に盛られた大葉の天ぷらは別売りではなくサービス品なのだとか。
かつお梅のような味噌っぽいうなものを巻いてあり、軽やかな酸味が。
作りおきだったんで冷めてはいますが、中華そばのスープとは好相性なんで
丼にダイブさせても良いかもしれません。
さて、そんか中華そば。
意外にシンプルな風貌。麺はややウェーブがかった中太麺でもっちりめ。
“意外に”と表現したのはご当地事情なんですが、
燕市というところでは「背脂ラーメン」というのを推していて
厚い油膜の張ったスープに伸びにくい太麺を使用しているのが通例。
以前の燕市は工場地帯で、ラーメンの出前ニーズが高かったことに因るとか。
実際に市内のどれほどの比率でそうなってるのかは知りませんが……
ともあれ、こちらのお店は煮干し系の出汁が色濃い醤油スープで
脂はほとんどなく、塩気も軽めなあっさりと食べやすいタイプ。
(* ̄ー ̄)けっこう好み♪
某かスゴいヤツが出てきても心の準備はできていたのですが、
なんだかおいしくいただけちゃいましまね。
やはり日頃の行いが良いと、いい発見に巡り逢うようです♪
7位
1回
2016/09訪問 2016/09/10
大鰐温泉駅から徒歩数分、橋を渡った大鰐温泉郷の入口にある食堂。
自家製の手包み餃子を筆頭に、ラーメンなど麺ものから一品料理なども。
アットホーム感の溢れる気楽に入れるお店で、風呂上がりのビールを。
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さて、ようやっと北海道を出ました。
初めて乗った北海道新幹線の駅でも懲りずに駅弁を買い、
新青森の駅に到着した食堂車付きの電車に思わず乗り込んで酒を呑み。
(* ̄ー ̄)その辺のレビューはまた後日
弘前から大館方面へ向かう途中で“温泉”と名の付く駅にさしかかったので
なんとなく途中下車してしまうのは、乗り降り自由な切符ならでは。
大鰐(おおわに)温泉。
駅前には自由に利用できる足湯があり、その脇に大きなワニのオブジェ。
……なるほど、大鰐&温泉。
駅の近くに新しめの温泉施設もあったのですが、旧い温泉街も徒歩圏内。
数分歩いて大鰐温泉郷へと入ってみました。
で、入口にこちらの食堂が。
近所の宿で温泉に立ち寄らせてもらって、こちらの扉を開きます。
コンクリ打ちの床、煤けたメニュー表、にこやかな店主、酒を呑む常連客。
全てが期待通りといって差し支えない印象ですね。
数日前の反省を活かし、さっそくビール。ラガーの大瓶は550円。
自家製の餃子を推していたので餃子&ビールとさせていただきましょう。
・餃子 400円
待ち時間数分、比較的小ぶりな餃子が7個盛られて登場です。
皮は薄めながらむっちりとした弾力があり、豚肉、キャベツ、にんにく。
肉感がしっかりしていて噛み締めるとニンニク香も立ち昇り
ビールに合わせやすい素直にうまい餃子だったりします。
ちょいとツマミを追加したかったので、もやし炒めを頼んでみると。
店主さんから“あ~、今モヤシ切らしてるんだよね~”と申し訳なさそうに。
大鰐温泉では“大鰐温泉もやしラーメン”なるものを推奨しているようで
いろんな食堂や中華屋さんで看板商品的に扱っていたので
モヤシが名物なのかなぁと思ってはいたのですが、残念。
しからば、と。ニラ玉を頼んでみると。
“あ~、ニラも今ないんだよね~~”とのご案内。
(* ̄ー ̄)うーむ
追加したビールを持て余し気味にしていると、厨房に入った店主さんが
小皿にポテトフライを盛ってきてくれました。
自分用のツマミに作ったそうですが、思ったより旨かったんでどうぞ、と。
ホクホクしたポテトはまだ温かく、ビールがすんなり呑み干せました。
気取らない店主さんと気楽な雰囲気。なんだか良いお店でした。
8位
1回
2016/09訪問 2016/10/02
函館本線・妹背牛駅から徒歩2分ほど、駅前通り沿いにある鮨屋さん。
ランチ営業も行っていて、にぎり、海鮮丼ともオードブル付きで700円。
日替りのワンプレートオードブルは種類にも富んで存在感が抜群。
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妹背牛(もせうし)駅に降り立って、牛を食べようと思ったものの
昼時に牛肉を食える店が殆どなくて結局ジャーキーとワンカップで凌いだ後のこと。
駅へ向かって歩いていくと、なんとも渋い構えをした鮨屋があります。
店頭にランチメニューの表示があり、「海鮮丼(オードブル付)700円」と。
( ̄ー ̄*) 採用
店内に入ると年輩の大将がにこやかに迎えてくれます。
ほどなく女将さんもやってきて、1人でしたが奥の座敷へと案内。
カウンターもあったのですが昼前の空いている時間ということもあり
ゆっくりしてくださいねと通していただいたんで倣います。
海鮮丼にしようと思ったのですが、にぎりのランチも同価格でできるとか。
せっかくのご案内なんでにぎりに変更してのんびり待つことに。
途中遠めから揚げ物の音が響いてきたので何だろうと思ったのですが、
配膳されたランチの膳を見て納得です。
にぎり5貫の盛り合わせに対し、オードブルの方が存在感がありますね。
揚げ物3種類に、生野菜&温野菜、小えびとホタテ稚貝のボイルなどなど
山海の食材がふんだんに使われているなんだか贅沢なオードブル。
”鮨屋らしからぬ”という気はしないでもないですが、
700円ランチでこれだけ添えられれば文句の付けようもないところ。
フライは揚げたてらしいサクサク感で、タネの熱通しも上々。
ひれかつ、白身フライ、鶏唐揚げと人気者が並んでるのも嬉しいですね。
( ̄ー ̄*) 白めしでも十分ですよ
にぎり、シャリはヤワめで米粒同士の密着感がありますね。
練り梅や青のりが搭載されているのもちょいと風変わり。
あまりフライやサラダからにぎりって流れにならんこともありますが
このオードブルの後だとどうしても淡泊な印象になっちゃうんですよね。
ビールでも1杯やっとけばまた印象も違ったかも。
大将も女将さんも終始にこやかですし、帰り際に表まで見送っていただいたり。
ホスピタリティの溢れる感じと言えば良いでしょうかね。
ポツンと佇んでいるお店がこういう雰囲気だとなんだか嬉しくなります。
9位
1回
2016/08訪問 2016/08/30
国母駅から徒歩数分、国母駅入口交差点付近に佇むラーメン居酒屋。
独特の風貌で少々入りにくい雰囲気もあるが、もっちり皮の餃子が旨い。
店内客席は6、7席ほど。お酒を呑みに来る年輩の常連客も多い。
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さて、引き続き身延線の沿線より。
国母(こくぼ)駅というネーミングが気になって途中下車してみました。
駅前には五十番という渋めの食堂が構えていて、
周辺散策して何もなければそこにしようと思ってはいたのですが。
(* ̄ー ̄)見つけました
なんとも近寄りがたいオーラを放っているお店。
赤提灯には「ラーメン」、看板には「営業中」の表示が出ています。
夕方は店の前の車両交通量が多くてなんだか危ないですね。
さっそく入りましょう♪
カウンター4席と小さなテーブルが1卓。
先客2名は食事を終えたのか、焼酎らしき酒を呑みつつテレビ鑑賞。
第一印象は“場末のスナック”というところでしょうか。
カウンター越の厨房で某か仕込んでいる女将さんから明るい挨拶が。
どうやらカウンター席には他にもお客さんがいるようで、
先客の常連さんとテーブルで相席になります。
(* ̄ー ̄) いいけどね
お店は創業40年とか。年季も感じるちょっと雑然とした雰囲気。
カウンターの椅子はなんだかスナック調の赤紫カラー。
女将さんもなんだか老舗スナックのママというオーラが出ています。
メニューはラーメンや焼きそば等の麺類に、餃子や野菜炒めと中華屋系。
女将さんのオススメに従って餃子を。一緒にビールも忘れません。
ビールと一緒にお通し。ゴーヤ、たまご、豚肉の炒め物で好みの味付け。
さらに添えてくれたポップコーンはかなり微妙な味わいでしたが
後のお会計を見るとお通しは無料みたいでしたんで良かったですね。
・餃子450円
餃子は厚手のむっちりした皮で、
粗挽きの豚肉とニラ、キャベツ。
焼き面の食感や豚肉の脂も良好で、皮の味わいとうまく調和しています。
ちょいと酢の効いたタレでいただくと、なんとも旨いですね。
正直、餃子とビールで撤収しようと思ってはいたのですが。
餃子で興味が湧いてラーメンも追加します。
・ラーメン 500円。
鶏ガラ醤油ですが、こちらも少々脂感がありコクを感じるスープ。
麺は中太の縮れ麺でスープをよく絡ませていて馴染んでいます。
具材は小さなチャーシュー、かまぼこ、海苔、ねぎとシンプルです。
個人的にはラーメンよりも餃子がツボですね。
ビール、アサヒ中瓶2本、餃子、ラーメンで1950円。
店内はなんとも和やかな雰囲気で、年輩の常連さんがちらほら出没。
時間帯によっては年寄の酒盛り空間になっていそうな気もしますが。
(* ̄ー ̄)なんだか穴場を発見した気分でした
10位
1回
2016/06訪問 2016/06/19
奈良駅から徒歩5分ほど、三条宮前町の横丁にある居酒屋。
年季の入った風貌ながら店頭メニューの安価さには目を見張る。
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和歌山を周遊していたところ、奈良のP師匠に呼びつけられて、
新宮駅から奈良駅までの長駆バス移動を強行します。
(* ̄ー ̄)途中で1泊してますが
既に奈良駅でノンダクレていたP師&マイレビ様に合流し、
適当に歩いて入る店を探してみることにしました。
三条宮前町に横丁らしき路地があり、
寄ってみると渋い風貌のお店が。
店頭に出ていたメニューを見ると、ハモ落とし300円にチューハイ250円。
満場一致(?)で採用され入店することに。
ちょいと立て付けの悪い扉を開くと、中はほぼ満席状態。
常連さんらしき先客様が気を利かせて席を開けてくれ、無事に座れます。
調理場に大将、ホールには娘さんという配置でしょうか。
ハイボールをお願いすると、ウイスキー入のジョッキと炭酸ボトルが。
量も潤沢で濃度も自己調整できる仕様になってますね。
ツマミを適当に。
料理は大将が1人で行うため、混んでると時間かかりますがさておき。
・はも落とし 300円
酢味噌と梅カツオの2色タレが添えられてます。
(* ̄ー ̄)豊かなタレ味です
・シドカツ 250円
スタッフのシドさんが考案したというメニューなんだそうです。
半身に切られた竹輪が串揚げ仕様にて登場。ウスターソース掛け。
4本でこの価格。1人やさぐれ呑みなら欠かせないアイテムです。
・にぎり 350円
1人前5貫構成でやってきます。
P師匠の言を借りれば『ネタとシャリの一体感がすばらしい』にぎり。
シャリは甘み酸味ともやや主張の強いやわらかタイプかな。
・鶏皮ニンニク串焼 200円
こちらも3本で200円というリーズナブルな一品。
名に違わずニンニクの香味が際立ってますね。
いろいろといただきました。
3人で5杯いただき、お会計は〆て2600円ほど。
(* ̄ー ̄)1000ベロするにゃ持ってこいの店ですね
那覇市壺屋、ひめゆり通り裏手の住宅街にあるお店。
食堂の看板を掲げ店内にテーブルもあるが、持帰りの天ぷらが主体。
御歳80を過ぎたおばあちゃんが営む和やかな空間。
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沖縄の朝。
素泊まり2000円の宿で多量の寝汗をかいた後、
マイレビ様と合流して旧い街並みへと出かけることに。
勝手知ったる感じで路地裏を進み、辿り着いたのはかっこいい食堂。
看板脇の元気そうなキャラクターにも注目ですね。
店内はけっこう雑然としてますが、テーブルが1卓ありますね。
小柄なおばあちゃんがにこやかに迎えてくれ、着座します。
メニューは天ぷら(50円)。
食堂系メニューも色々とありますが、普段は天ぷらのみなのだとか。
ちなみにカレー、オムライスなどは500円。そばも500円で肉そばも500円。
肉汁や骨汁も500円なら味噌汁も500円というシンプルな価格設定。
とりあえず天ぷらを注文。
普段はある程度作りおいているようなのですが、
午前10時前の訪問でまだ準備ができておらず、これから揚げる流れに。
少々待つと、カラカラと天ぷら鍋の音が響いてきます。
“ちょいと暑いなあ”と思っていたら、おばあちゃんが何かのスイッチを。
天井に据え付けられた扇風機がブインブインと稼動します。
『おまたせ~』の声とともにやってきたのは、大きな個体が6個。
熱々の天ぷらをとりあえずかじってみると、ドーナツ張りのもっちり衣。
天ダネは豚肉のような食感でしたが、マイレビ様に因ればなんかの白身魚とか。
衣のほの甘い感じがなんとも独特でしたね。
天ダネが薄いサーターアンダーギーにくるまれているような。
(* ̄ー ̄)新しい♪
揚げたてで旨いものの、この衣の厚みで6個はなかなか至難。
据え付けのウスターソースをかけると、酸味と塩気が加えられて快適。
自家製の大根漬けを添えていただきましたが、
ちょいと辛味の効いた、揚げ物の合間の箸休めには好適な一品。
特に個数や種類の指定はせず、最初に『天ぷらください』と頼んだだけでしたが
この後にも大ぶりなゴーヤが3個、イカが2個と続きます。
ゴーヤは身厚な沖縄らしいやつで苦味もしっかりありますね。
イカの提供時には『急いで揚げたから小さめね~』なんて言ってたけど。
(* ̄ー ̄)十分デカいっす
本日の1食めということもありましたが、意外ともたれることなく完食。
朝からおまかせ天ぷらコース。
お会計をお願いすると、おばあちゃんは少しの間をおいて暗算。
『ん~じゃあ300円ね~』
(* ̄ー ̄)1人300円かと思ったら合計でした
沖縄の底深さを感じらさせてくれる老舗の食堂でしたね。