レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/09訪問 2017/09/15
田原本駅から徒歩1分、旭町商店街で半世紀以上営んでいるお店。
ちゃきちゃきの女将さんが仕切るカウンターのみの小さな店内で
鮮度上々のホルモンを秘伝のタレでいただける。サービス良し。
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奈良のオフ会に飛び入り参戦する時間も差し迫って来た午後5時。
生駒から王寺ルートを採用して田原本駅での乗り換え前、
立ち呑み屋も散見されたのでちょいと駅近くをぶらついてみると。
猛烈にかっこいいホルモン屋さんがありますね。
屋号に見覚えがあったので検索してみると、以前BMしていたお店。
( ̄ー ̄*) 覚えてろよ・・・
実物を目の前にしてみると写真で見るよりかっこいいですねぇ。
ホルモン2、3品で軽く吞んで行こうと入店します。
店内はカウンターのみで6、7人も入ればいっぱいかな。
ジンギスカン風の焼き台が3台設置されてますね。2人で1台かな。
小柄なおばあちゃんが元気に迎えてくれ、隅の席に着座。
瓶ビール、ハラミ、ミノといったところを注文してみます。
ばあちゃん、ホルモンの用意をしながら
店の歴史やら生ホルモンの質などいろいろと案内してくれますね。
すでに半世紀以上営業を続けており、生ホルモンにこだわっているとか。
油ハネが凄いからエプロンの着用を勧められ、とりあえず装着。
「ほぉれ、これだからね~」なんてホルモンを取り出して見せてくれ、
即座に手早くカットしてくれます。
セルフ焼きかと思ったら、焼きまでばあちゃんが。
( ̄ー ̄*) 出番なし
「これ、もういけるよ」なんて案内をいただきつつ、
焼きあがったホルモンを、継ぎ足すこと半世紀のタレでいただきます。
内臓のクセと脂のこってり感とタレの甘辛具合。
ただの年季が入っただけの店かと思いきや、なんだか素直にウマイです。
店の風貌、ストライクゾーンの婆ちゃん、相乗効果ありますね。
で、なんか知らんけど一通り用意を終えたばあちゃんに
食べてるトコをインスタントカメラで激写されます。
店内にたくさん貼ってある写真群に仲間入りできるのかな。
その後に本日分の仕込みを始めたようで、牛タンなど見せてくれたり。
今日もいいのが入ってるからね~ちょっと食べてみぃ、なんて言いながら
カットした牛タンを焼き台に乗せてくれます。
( ̄ー ̄*) ええ、うまいです
注文に関するもの以外の会話は早口すぎて半分くらい聞き取れません。
まあ食べる方に気が行っていたというのもあるんでしょうけど。
フィーリングで適当に相槌をうってみると、話は止まりませんねぇ。
他にも仕込んでるホルモンをちょいちょい台に乗せてくれたり。
開店間もない時間で貸し切り状態だったこともありますが、
ほとんどフルサービスのホルモン焼きに、会話も独り占め。
お会計も頼んだ2品+ビールで2,100円のみ。いいですねぇ。
(* ̄ー ̄) 楽しい時間が過ごせました
2位
2回
2017/12訪問 2017/12/30
前略。
東京都内でも最高峰のカオスさを放つ店。
年輩の女将さんが1人で営んでいるうどん屋さんです。
年の瀬も迫って来たある日、近くを通りがかったんで
店まで足を伸ばしてみると無事に営業中でした。
むちゃくちゃカタい入口の引き戸。
陽気な女将。
辛うじて4人は入れるかもしれない空間。
狭さゆえに横座りを余儀なくされる小上がり的な座席。
統一感のないオブジェ。
売り物なのか書庫なのかよくわからん本に雑誌。
(* ̄ー ̄) 不変の美と申せましょうか
さて。
ビールはスーパードライの350ml缶、塩辛と納豆を肴に。〆て600円。
納豆には刻み葱をたっぷり添えてくれますよ。
・天花うどん 500円
天かす&かつおぶし(花かつお)で天花と言うみたいです。
並みのうどんに並みのツユ。量はそれなりにありますね。
(* ̄ー ̄) 雑な感想
別にウマイ店というわけじゃないんですが。
練馬の千曲食堂ともども、なんだか行きたくなるお店です。
『いつまで元気にできるかわからないからねぇ』と、
今でも昼間から深夜2時まで営業を続けていたりします。
池袋北口、池袋郵便局前交差点の路地裏うどん屋さん。
威風堂々たる「素うどん」の看板、開きにくい引き戸、と魅惑の店内。
明るい女将さんが切り盛りする小宇宙、マニア向けのお店。
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2016年3月、久しぶりの四国屋さんです。
(* ̄ー ̄)相変わらずの風貌ですね
閉ざすのを諦めたかのように開け放たれた入口、カオスな店内。
女将さんも健在で、にこやかに挨拶をくれます。
先客1名さまが小上がり部分に横座りしていて、カウンターへ。
店内は座れそうなところが5人分。ねりまる換算では4人かな。
カウンター最奥の椅子は、背もたれがトイレの扉になってしまい
すきま風らしき空気の流れに乗って芳香剤の匂いが漂います。
やはりこの店作りはタダモノではないですね。
夕方に訪れたのでとりあえずビール。スーパードライの350ml缶。
ガツの和え物があるとのことでツマミに注文。単価はいずれも300円。
前回に引き続き、自家製の漬物をサービスしてくれました。
ガツ和えは冷製でほどよい酒肴ですね。
メニューから「天花うどん」か「元祖スタミナラーメン」かで悩み、
元祖を採用することにしました。
準備に時間がかかるとのことでビールをもう1本いただいてみたり。
・元祖スタミナラーメン
こちらのお店では単品最高値の800円。
“純しょうゆ味”とのことですが、見た目にはトロミのありそうな。
スープをすするとニンニクの主張が強く、“スタミナ”感が現れてます。
東京風の醤油スープを想像するとまったくの別物で、
トロミだけなら横浜家系の豚骨醤油に近しい印象すらあります。
中太のちぢれ麺はほどよい弾力を備えていて、
厚みのあるチャーシューやタマゴなんかもいい味を出してます。
“純しょうゆ味”の表示を無視すれば、なかなか旨い一杯です。
(* ̄ー ̄)近所はラーメン店にゃ事欠かんですけどね
カウンター上のマスコット人形には、
ウォーレン・クロマティ&アニマル・レスリーも健在。
女将さんもまだまだ元気で深夜2時まで営業をされてるとか。
次回は“天花”と“焼しゅうまい”で呑もうかな。
(* ̄ー ̄)頑張っていただきたいお店です
【以下、2013年1月訪問時のレビュー】
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東京が誇る繁華街、池袋。
ロサ会館の大通りを挟んで反対側、パチンコ遊大陸のさらに裏側。
忽然と「素うどん」の看板が掲げられています。
寄ってみれば店頭はさらに雑然と。古本、雑貨、いそべ焼きの看板。
池袋駅から徒歩数分でこのような場所があろうとは・・・ ^^
早速入・・・・れません。 ・・・・・・戸が固い。
すぐに女将さんが登場して気合一番、天ノ岩戸は開きます。
店内はカウンター3席と小上がり(?)1卓。
ただカウンター卓上は色々と混みあっておりまして・・・ ^^
女将さんのススメもあり、小上がりに陣取ります。
・・・・・・・・・小上がり、狭いので横座りです。 ^^;
卓の脇にはプーさんをはじめ、売り物の雑貨が並んでいます・・・。
・・・すごいなぁ
気を取り直して、素うどん(300円)、いそべ焼き(200円)を注文。
制作の間、女将さんと四方山話に興じます。何を話したかあまり覚えてないですが。
そんなこんなでまずは素うどん登場。
四国のお店らしく、素うどんとは申せ 海苔や天かすなど搭載されています。
麺はもっちりした柔らかめ。
スープには出汁醤油でしょうか、ほんのり節の風味を感じます。
これで300円なら、土地柄を勘案すれば安いかな。
いそべ焼き200円は1個のお値段です。 ^^
店頭の看板によれば、各地のイベントでは行列ができたそうですが。
・・・・・・・・・・・・・・・うーん。 まあ普通。 価格がイベント価格ですかね。
ここでワンカップなどあおってみるのも面白いかと思いましたが。
次回に持ち越すことにしましょう。 ^^
なんとも趣深いお店でございました。
3位
3回
2019/09訪問 2019/09/15
練馬区役所と練馬駅の間、飲食店の連なる路地沿いに佇む食堂。
外観通りのレトロな雰囲気で、年輩の女将さんが切り盛り。
手仕事で丁寧な印象ではあるが、このところ少しムラがある。
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閑話休題がてら、練馬の老舗食堂を。
定期的に訪れている区役所近くにある千曲食堂さんへ。
店の風貌、カウンターの構え、変わらないところが魅力です。
定番の”かき揚げ丼”にしようかと思いましたが
先客さんもいるようなので仕込み済の赤魚の煮つけを主菜に。
野菜と厚揚げを炊いた小鉢、ごはんセットを追加して。
出来合いの惣菜をメインに定食にしたのは久しぶりでしたが。
魚はちょいと火入れしすぎかなぁ。
(* ̄ー ̄) 今ひとつ
ごはんはヤワめのバリアフリー仕様ではありましたが、
味噌汁は出汁もしっかりと感じられて安心でしたねぇ。
やはり出来立ての“かき揚げ丼”には及ばず。
ともあれ、元気に営業を続けてらしたんで良かったですわ。
前略。
練馬区役所に用事があると、なんとなく寄ってしまう食堂です。
相変わらず渋い風貌をしていますが、正面の壁がキレイになったような。
店主のおばあちゃんは相変わらず。
メニューから選ばず、陳列棚に並んでいた惣菜で定食を。
今日はカレイの煮付け、茄子とオクラのピリ辛炒め煮でしょうか。
主菜となりうる惣菜の単価は350~500円くらいの価格帯。
ごはん、味噌汁、お新香のセットが200円とあう設定です。
煮魚は450円、煮物が350円。今回は〆て1000円という定食に。
カレイは甘みの立つやわらか煮付け。濃厚味でごはんが進みます。
小骨は気になりますが、まあそういう魚ですからね。
茄子の炒め煮はピリ辛味噌。ちょいと中華風の味付けだったのが意外。
こちらも濃いめの味付けで、ごはんに乗せてもしっくり来ます。
傑出して旨いモノがあるわけじゃないんですが、
この店の前を通るとなんだか入りたくなっちゃうんですよねぇ。
(* ̄ー ̄)引き続き頑張っていただきたい♪
練馬区役所と練馬駅の中ほど、飲食店の連なる路地沿いに佇む食堂。
外観通りのレトロな雰囲気で年輩の女将さんが切り盛りしている。
少し時間はかかるが、揚げ物は注文後の仕上げで丁寧な感じ。
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2016.9、再訪。
とある夕方に練馬駅界隈へ吞みにやって来て、ちょいと寄ってみました。
(* ̄ー ̄) 相変わらずの渋い風貌が嬉しいですねぇ
店内の陳列ケースに野菜の天ぷらと麻婆豆腐があったので、
それを肴にビールをいただくことにしました。
サッポロ黒ラベルの大瓶、栓抜きを手渡していただきセルフ開栓。
・麻婆豆腐
ダイスカットの豆腐が多めのピリ辛仕様ですね。
レンジで温めなおしての提供ですが、ちょいとぬるめでした。
・野菜天ぷら
衣が厚めの野菜天が作り置かれていましたが、昼の天丼とは異なり
そのままレンジで温めたのみで提供です。
何と言うか衣からにじみ出た油が皿の底に広がってベットリ。
( ̄ー ̄*) なんだかな
あまりテンションが上がらなかったので旬のサンマ塩焼きを追加。
生サンマではなく汐サンマですかね。ちょいと塩気が強めではありましたが
ビールに合わせる分にはまったく支障なく、箸が進む一品でした。
何だか応援したくなってしまう店なんでちょくちょく寄ってはいますが、
これで会計が2,000円を回ったことを思うと夜の吞み利用はちょっとね。
【以下、2014.3訪問時】
出張ついでに数年ぶりに訪問。素敵な風貌は数十年変わらず。
カウンターのみの店内は、外観同様に年季の入った感じです。
以前作り置き惣菜を適当に頼んだら1,000円越えしてしまった経験があり、
今回は素直に「かき揚げ丼 600円」を注文することにしました。
作り置きはしていないようで、具材の野菜を刻むところからのスタート。
仕事の昼休みとして利用するならちょっと心配な感じではありますが、
手づくり感満載の丁寧さはありがたいですね。
油鍋から軽快な音が聞こえてくるあたりでは食欲がピークに。
タレをかけまわしてようやくカウンターでご対面です。
全体的にもったりしたかき揚げ、周囲はカリッとしてます。
密度がしっかりしていることもあって重量感があり、
タレは中まで浸透せず表面からじわじわと侵食している感じ。
揚げたての香ばしさが鼻腔に心地よいです。
長ネギ、タマネギ、イカが主力具材で ネギの甘みがたちます。
タレは粘度が軽め。かき揚げよりごはんに馴染んでる印象ですね。
・・・揚げモノだけでは寂しいので、やはりサイドを1品。カレイの煮付け。
小骨は気になりますがしっかりとした煮付け。
単品450円とのこと ( ̄ー ̄;) やはり1,000円越えてしまった・・・
常連客満載とか、すごく特徴のあるメニュー構成でもないので
営業時間中はほぼ着座できますよ。
4位
1回
2017/07訪問 2017/07/26
相撲大好きな女将さんの営む、どこまでも和やかな空間
小豆島の土庄港から役場方面、永代橋のすぐ近くに佇む食堂。
「博多ラーメン」と大きく書かれているが数量限定で売切れも多い。
うどんなど麺ものの他、日替り惣菜が陳列されていて気ままに食せる。
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今回の小豆島訪問で最後に訪れたお店です。
風貌も良いのですが、「博多ラーメン」の看板が堂々としてますね。
入口脇のサンプルでも博多ラーメンの丼が2つあったりとヤル気を感じます。
フェリーの時間まで30分ほど余裕があったので、〆のラーメンでもと訪問。
店内はコンクリ打ちの床で外観同様に年季の入った雰囲気ですね。
おばちゃんがにこやかに迎えてくれ、放映中の相撲が良く見えるテーブル席に。
さっそくラーメンをお願いすると、「あら~~、今日はもうないのよ~~」と。
(´・ω・`) ぎゃふん
うーん。これは予想していなかった。
まあせっかくなんで、ケースに入ってた惣菜とビールをお願いしました。
値札がないので単価はわからんですが、2品とビールで1100円でした。
白い蒲鉾&お浸し。むっちりと弾力強めのカマボコですねぇ。
野菜の炊き合わせ。ほどよい甘辛ダレが染みた茄子がよかったらかな。
ひととおり出し終えると、女将さんは壁際の席で相撲を眺めます。
よくみると手書きの星取表が壁に貼り出されてました。
取組が進むごとに小豆島出身力士などいろいろと相撲話をしてくれます。
(* ̄ー ̄)これは相当に好きそうだ
島の食堂らしいゆるやかな時間が流れてますねぇ。
小豆島はここを最後に、フェリーターミナルから高松へと戻りました。
なんだか婆さんの店ばかりになっちまったなぁ ( ̄ー ̄*)
1、八丁堂
見た目の渋さに、元気と謎を兼ね備えた婆ちゃん。
2016年が沖縄のゲンキ食堂だったし今年もTOPは同系。
2、四国屋
こちらも風貌と婆ちゃんですかねぇ。
別においしくはないんですが。
3、千曲食堂
やっぱり風貌と婆ちゃんですねぇ。
そしてやっぱりおいしいわけじゃないんですが。
4、永代橋食堂
小豆島の食堂。相撲好きな婆ちゃんに萌えたというだけ。
ラーメン推しなのに品切れってのはちょっとねぇ。