『バクーのホテルで問題発生!』Fiascoさんの日記

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キャリーバッグを引っ張ってたどり着いたホテルは口コミも良く、泊まるのを楽しみにしてたんです。エレベーターが無く3階まで行った先には薄暗いレセプションデスクが見えました。

こちらから名乗る前にMrs.○○ですか?と聞かれたので、そうですよって言ったら、とても暗い表情で、昨日、突然、電気系統のトラブルがあってゲストをお断りしているんだって。代替のホテルを用意したので良いですかって。

そりゃあ泊まれないと困るからイイよって言った後で、まさか、私が自力で行かなきゃならないの?って聞いたら、一緒に連れて行ってくれるって。それならイイさ。

以前サンマリノ共和国に行った際、何ヶ月も前に予約していたのに、突然中国人団体客が入って、私は代替のホテルに地図を頼りに一人で行くことになったという嫌な思い出があるの。

ホテルのイケメン兄ちゃんにくっついて、徒歩で代替のホテルへ。
こっちのホテルの方がずっとイイんだよ。旧市街で眺めもイイって言われながら、石畳の上を歩いて行きました。

キャリーバッグは兄ちゃんが持ってくれたけど、私には無理。石畳の上を転がすと、キャスターの部分が傷んじゃう。
結局、帰りはタクシーを使わなきゃならないわね。公共の交通機関使えばうん10円で済むのに、2000円以上かかるんです。貧乏旅行人には痛い出費です。

さて、ホテルにて。
ホテル代はこちらの方が少しお高いのだけれど、その差額分は当初泊まる予定だったホテルが負担してくれると言う話でした。
しかし、クレジットカードでは8パーセントの手数料がかかると言われ、急遽、キャッシングして、明日支払うことを約束。

エレベーターも付いていて、お部屋も広く居心地は良かったです。
そして何と言ってもよかったのは、屋上からLEDに輝くフレイムタワーを見ることができたこと。

夕食はホテル近くのレストランで。
事前にSNSで知り合ったアゼルバイジャンの男子学生からチャットで色々な情報を仕入れていました。
アゼルバイジャンはイスラム教の国だからお酒はご法度。でも、ワインは生産しているんだって。
ツーリストの私はお酒飲んでも許されるよね。

だから、このレストランでもワインを飲むつもりだったのだけれど、メニューに見当たりません。周りのお客も誰一人としてアルコール飲料を飲んでいません。
仕方なく、Piti って言うシチューとスープベースのヨーグルトドリンクDovgha を食べてみました。パンが巨大で驚きました。
これだけ食べて700円ほど。

長旅の疲れと満腹感で、バクーでバク睡でした。
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