『高速道路で捨てられた』Fiascoさんの日記

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バクー3日目。
最終日にして、一番遠い所に向かいます。プリペイドカードの残高で往復できるはず。

28MAY駅までメトロで行き、そこからバスに乗り換え30分。
125番のバスに乗り込みます。
目的地は終点だと思い込んでいました。
途中立派なモスクが見えたけど、イスラム教のお国だから、もっと凄いのが終点にあると思い込んでいた。
30分少しで到着するはずが、ずいぶんと経過していました。

さすがにおかしいと思い、オフラインで使用できる地図アプリを見たら、さっき通り過ぎたモスクが目的地でした。
経験者のブログでは、たいていの人が降りるから、乗り過ごす心配はないって書いてあったけど、誰も降りなかったよ〜

あーれ〜、どうしましょ。
運転手さんに、どうしよう?って聞いたけど、英語を解さず、私がモスク、モスクって叫んだら、他の乗客の方がわかってくれ、現地語で運転手さんに説明。
次のバス停で降ろされ、逆方向のバスに乗れって身振り手振りで言われたので、降りました。

ところが片側3車線の道路で、中央分離帯がガードレールになってるの。どうやって向こう側に行けって言うの?

Highway って書いてあったから、高速で車はバンバン走ってる。
仕方なく、しばらく歩いてガードレールの切れ目のところで向こう側に渡り、バス停まで引き返すことに。

バスカードにチャージしてあるお金も残り少ないので、ヒッチハイクしようかと手を挙げたけど、若い子ならともかくババアだから、誰も止まってくれない。
後ろからバスが来ないか、振り向きながらバス停目指し走る。

ちょうどバス停に着くか着かない頃に、バスを発見。手を振って乗る意思表示をしたら止まってくれました。
もう、どうなることかと思いましたよ。

バクーはカスピ海からの風が強く風の町って言う意味なんだそう。
特に、この日は風が強くて、普通に歩けないくらいでした。
モスクの全景をカメラに収めたくても、強風に煽られてフラフラ。手ブレが止まりません。

写真は、お目当てのBibiheyhat というモスク。
イスラムの有名な人が埋葬されてるんだとか。緑色を基調とした内装が美しくも珍しい。団体客で賑わっていました。

帰りはバスで28MAY駅へ。偶然にも、私を捨てたバス運転手が、バスに乗り込むところでした。私の視線を感じてか、振り返ったところで目が合った。大丈夫、楽しんで来たよ!って身振り手振りを交えて言ったら、笑ってました。
また、メトロに乗り継いで、ホテル近くの紅茶専門店でお茶を飲みながら、日記を整理。

ケーキも食べたかったけど現金が底をついてしまったので、4杯分はあると言うポットサービスの紅茶でお腹を満たしました。
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