今日は世界遺産の街ムツヘタ(Mtskheta)に行ってきました。ムツヘタは紀元前3世紀から5世紀まで、ジョージアの都だったところです。
乗合バスのマルシュルートカだと、わずか1ラリ(45円)で連れて行ってくれるのですが、乗り場とチケットブースを探すのにすったもんだ。英語を解す人はなく、ジョージア語と、私の日本語と手振り身振りで、なんとかチケットを買い、ムツヘタ行きのマルシュルートカに乗ることができました。
終点かと思っていたら、そうではなく、ドライバーがミラー越しに、ここだよって教えてくれました。ムツヘタ、ムツヘタって叫んでいたから、気に留めてくれていたんだね。ありがとう。
降りたら、欧米人?の若い男性バックパッカーの2人組から、山の上のJvari Churchへタクシーをシェアして行きませんか?って言われましたが、そんなに遠くまで行く気はなかったので、お断りしました。
その後、目的のSvetitskhoveli Cathedral へ。
見学後、帰りのマルシュのバスストップを確認に行ったら、そこで一人のタクシードライバーから、山の上のJvari Church 経由トビリシまで20ラリ(900yen)でどうだ?と持ちかけられ、これは安い! 即刻OKしちゃった。
英語はあまり得意じゃないドライバー。単語を並べただけの会話だったけど、前歴が面白い。オーケストラでチェロを弾いていて、大阪に公演で行ったことがあるんだって。ジョージアの音楽を聴かせてってリクエストしたらカーステレオで流してくれた。
トビリシに戻って来てからは、明日のエレバン行きのマルシュルートカの予約に、昨日言われたオフィスへ。
35ラリ(1,500yen)で、お隣の国に行けるなんて、島国の日本からは考えられないですね。
その後、唯一のモスクとハマム(公衆浴場)を見学して、遅いランチを地元の人しか行かないような食堂でいただきました。
ショーケースの中のお惣菜を指差して選んで食べます。
グリルした茄子に胡桃のペーストがまぶしてあって、彩りにザクロの粒を散らしたもの。これが激ウマ。もう一皿食べたかった。
これにワイン。小さいのって頼んだのに、500のピッチャーで出てきました。
これが一番小さいんだって。
あと、お水(ペットボトル)も頼んで、破格の9ラリ(405円)
ワインは甘くてジュースみたい。
グビグビ飲めそうだったのですが、半分近く残しました。ペットボトルに入れて持ち帰りたいくらいでした。
お手洗いを借りたらトルコ式でした。
一旦ホテルに戻り、一休みして、トビリシ最後の夕食にでかけました。
以前からチェックしていたお店でしたが、ほとんどが予約席。長居はしないから、空いてる席に座らせてと言ったのだけど断られてしまい、近所のヒマそうにしているレストランでヒンカリ(小籠包みたいなもの)とドルマとワインをいただき満腹です。
あまり飲むと、明日の朝、起きられないと困るので、このくらいで止めときました。