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夜の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.7
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|サービス 3.7
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|雰囲気 5.0
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.7
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|サービス 3.7
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|雰囲気 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.7
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| サービス3.7
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[ 料理・味3.7
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| 雰囲気5.0
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
書斎で開かれるカフェ
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アイスコーヒー
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カフェオレとアイスコーヒーとホットトースト
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ホットトースト。バゲットとジャムシロップホイップ等
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2008/12/16 更新
新宿の喧騒から開放される、8階の空中書斎。
機会あれば来店。
一人でしんみりしたい時、一人でゆっくりしたい時、友達と歓談しようと思った時、ちょっとカフェとお酒が飲みたい時、新宿ならばまず私はここへ向かう。
TOP HOUSEの8階に位置するこのお店は、ギャラリーを併設していたり、階下にシアターがあることからして極めてアートよりだ。数あるカフェ屋の中でも、この店の風情は、店という印象以上に、どこかの誰かの部屋を思い出す。部屋に演出された空間なのである。
妄想猛々しくすれば、例えばこんな風――金持ちのぼんくら息子が親の持ちアパートメント最上階にて住む書斎、中には自室専用のカウンターに、気分転換に弾く数年前に調律されてほったらかしのアップライトのピアノ。いく数冊かは友達が置いていったものだろう、至るところに本が散乱している、帰って来たと思ったら、招きもしないのに友人が入り浸っている…なんて、思ったりしながら訪れるとなかなかオツな感じもするんではなかろうか。
エレベータから降りるとすぐまん前に、きっと夜店出身の金魚たちが出迎えてくれる。店の前は広い真四角の空間、ここがギャラリースペースとなっており、適時展示スペースとして目を楽しませてくれる。更に奥へと進むとようやく我等が書斎のカフェスペースと合間見える。右手がカウンター式の厨房ではあるが、カウンターで客が寛ぐことはまずない。カウンターのあるスペースは専ら更に奥まったカフェスペースへの廊下部分となっている。カウンターを過ぎて、ようやく寛げるスペースが広がる。この書斎はわがままな造りだ。左手は大きな書棚を座して書斎さながらだというのに、その右手奥はガラス天井で空中庭園と言わんばかりだからだ。なんつー贅沢さ。この場所ひとつでほの暗い夜も日向ぼっこの昼も共有できてしまう。そして、本の虫よろしく乱雑に置かれた書籍どもは、きっとこの場所で一番くつろいでいる。ちなみに本を手にして読むのは歓迎とのこと。九龍城の大きな本を私はここで読んだ。
とうとうと内装を語った所で肝心の食。
まずドリンク。紅茶は多分マリアージュフレール使用の大きめポットサーブ。ロイヤルミルクティさえポットでサーブ。カフェオレはカフェオレボウルでたんまりサーブ。ちなみにコーヒーもここはポットでサーブされる。帰る頃にはたぷたぷになる。ひとまず、ゆっくりしてって下さいといわんばかりの分量である。
カトラリーには、特に気合は入っておらず、それなりに雰囲気のあったものを卒なく用意している。というか、この主人不在のような書斎にカトラリーだけちゃんとしているのもなんだか可笑しい。書斎と合っているところがまたまたニクい。
ホットサンドやトーストなどの軽食も感じがよい。夜はアルコール類も提供してくれる。大人の書斎だからね。
そんなわけで食事類も、この書斎に相応しいバランスでサーブされる。スタンスはあくまで夜食といったところだろう。
ところで、この店はほかの店とまったく違うことがひとつある。店には主人がいて、その主人が店を愛でているというのがよくわかる。特に喫茶店はその傾向が高く、いわゆるでかい盆栽のようにも見えることがしばしばだ。ところが、この店はその主人が店を愛でる、というベクトルがあまり見えてこない。とても不思議なことに、庭園のように、開放された空間なのである。ここに訪れる際には、どんな主人がいるのか考えてほしい。それなりの金額があれば、すぐにでも売り払ってしまおうと考えている主人を私は思い浮かべるのだがこれ如何に。