『雪と氷のソウルで食いだおれ①~韓国おでんを食うべし』呑助さんの日記

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年末年始のソウルは寒かった。
最低気温が連日氷点下8~13℃。
歩道の雪は踏み固められ、氷と化し歩きにくいことこの上なし。

当然寒いソウルには体の芯から温まる本場韓国料理の数々。
結構重宝するのは深夜までやっている屋台やそれに毛が生えた程度の居酒屋。
大概はおでんや円筒状の餅を唐辛子ダレで煮込んだトッポッギキムパプ(海苔巻き)を
基本に酒のつまみが充実している。

韓国の人ははるかに日本人より酒が強いからか、どこに行ってもつまみになるようなものが揃い
好き嫌いさえ言わなければ選択には(中がわからなくても)何も苦労しない。

今回も一番重宝したのは中心部でLotte百貨店向かい、明洞(ミョンドン)のホテル1Fにある24h
営業の餃子やマントウ自慢の店。

ニラ肉たっぷりの手包み餃子が10個で₩3,500(約245円)。
韓国でもおでんという単語で通じるほどポピュラーだが、日本のと違うのは基本的に魚のすり身
で作った丸天というか揚げ半というような長方形のもの(一反木綿のような形状)を串に刺して
ダシで似たものが主で他に種類は無いと思っていいくらい、これ一本やり。
ちなみに当店では4本で₩2,000(約140円)と激安ながら満腹度高し。
(路上の屋台だと5本で₩1,500くらいだと思う)

ただ、この練り製品が小骨も入れているはずだがとことん練り上げてあり、弾力も歯ごたえもいい具合

で噛み続けて味がある上に、ダシが超ウマイ。
おそらくいりこあさりの即席顆粒ダシ(その名もダシダ)があるのでそれらのミックスなのだろうが、ダシを
アテにマッコリでも呑める。

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