『雪と氷のソウルで食いだおれ⑤~共喰いを思わせるサムギョプサル』呑助さんの日記

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ここ最近、日本でもポピュラーになったサムギョプサル。
いわゆる豚バラ肉を焼いて野菜で包んで食べるもの。

普通は生バラ肉をそのまま焼くが、味噌漬け、ワイン漬けなどバリエーションも増えている様子。

明洞(ミョンドン)の知人に薦められたのがここ火爐妍(ファロヨン)
出てきた豚バラ肉(₩12,000)を見ていると自分の三段腹じゃないかとやや気が引けます。
脂は鍋でかなり落ちるものの、それほどしつこくなくて食べやすいもの。しかし抜群に美味くて
お代わりしたい気分にはならず。

それよりも味付けして出てくる豚(大)カルビ(₩18,000)が美味くてお代わりもの。
肉が実に柔らかく漬け込んであり、味付けも薄味でよかった。
付け合せの野菜や副菜類は韓国にしてはさほどボリュームもなくちょいと不満。

当店では珍しく、焼肉屋なのホルモン系も少しとはいえ置いてあるのは珍しい。
韓国では各料理が専門店化して日本みたいに一店でなんでも食べるという訳にはいかないのだが
特に肉はハッキリと「焼肉」と「ホルモン」に区別されていて、しかも日本で食べるようにホルモン屋を
いくらでも見つけられることもない。
しかも、和牛ならぬ韓牛ホルモンは少ないらしく値段も結構するので日本感覚では食べられず。

特上ハラミ焼(₩38,000)、牛タン焼(₩32,000)、牛ホルモン焼(₩32,000)、牛上ミノ焼(₩32,000)、牛レバ刺し(₩25,000)、センマイ刺(₩22,000)これらから見ると豚肉が安い方とはいえかなり高めであることはわかる。

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