『雪と氷のソウルで食いだおれ⑬～サムゲタンもはずせません』呑助さんの日記

最後の夜はソウル駅そばのホテルに荷を置き店の選択に。

いつも土俗村参鶏湯（3号線景福宮駅）に行くことが多いものの、外は-10℃と寒過ぎなので
徒歩で行けるここ高麗参鶏湯に。
2号線支庁駅から3分、ソウル駅からでも10分強でしょうか。

1960年創業の老舗的存在みたいです。

３階だか４階まであり、観光客が団体で続々入ってきています。
言葉を聞いていると中国人ばかり。
さすが、ＧＤＰ世界二位。いずこも中国パワーでブイブイですね。

普通の鶏か烏骨鶏のバージョンを選べます。
ノーマルな普通バージョン（₩13,000＝約910円）をいただきました。

鶏肉は当然よく煮込んであるのでホロホロとほぐれるんですが、他で食べたものより少し弾力
がありました。スープはコクもあるけど比較的サッパリめでいくらでも食べられそうな軽さ。
詰め物の米もスープに溶け出しているのでトロミがついていて一気には食べ切れません。
鶏の中に詰められている朝鮮人参は苦いけどこれを食べないとサムゲタンを食べた感じがしな
いです。

韓国ではどの店でも食べ放題の副菜、特にキムチに店の特徴があって美味しいと思うのです
が、ここのカクテキ（大根キムチ）だけはハズレでした。素材そのものからして良くないからどう
調理してもダメ。

生ニンニクのスライスも付いてるので一緒に食べるのでしょうがスープに浸しておくだけで十分。

正月（韓国は旧正月がメインですが）だからか、赤飯が付いてきましたがこれがヒット。
サムゲタン屋で赤飯が当たりというのもナンだけど。