3回
2025/09 訪問
千客万来
におぶ、厚揚げ、はんぺん、卵
1ヶ月殻付きで煮込む卵
高清水をぬる燗で
1ヶ月殻付きで煮込む卵
2025/11/04 更新
2025/04 訪問
静かに味わう高清水の燗酒
高清水は辛口でもなく甘口でもなく中口なんだそうで県内酒はこれを基準に南部が甘口傾向にあるのだそう。
燗上がりはするので熱燗でも合うそうですが、やはりぬる燗が好み。
瓶ビールは大瓶、酒は高清水、焼酎は霧島といいちこが揃えてある。
新政は残念ながら燗酒向きの酒（かつての二級酒）を作っていないので残念。50年前の徳利だけ残してあった。
丁寧に煮込まれたおでんの出汁は、素材の味が永年醸してきた味のなせるもの
余計な甘みはない。かと言って煮詰まった辛さがあるでもなし。
おでん出汁も其々好みがあると思うけど、これが江戸中の味なんだろう。高清水との相性。
季節によって、蕗、におさく（だったかな？）、男鹿半島のつぶ貝なども登場するようです。
この日は蕗を。
名物とも言える卵は殻付きのまま出汁の中で1ヶ月かけて黄身までじっくり味を入れてあり、殻の隙間から沁みた部分が中国で食べる茶葉蛋を思わせる。
初手は見繕ってもらうのがいいかと。
先ず、皿の中央に豆腐。豆腐には小口ネギに削り粉、青のりをパラリ。
はんぺん、丸天、ちくわ、を並べ供される。
大瓶から一本めの酒が進むに連れて小イカと糸こん。
次いではんぺん、蕗で2本めも空くペース。
狭い店内だが3代目店主の所作が型に嵌っていてどこか美しいし、落ち着く。
初手は見繕ってもらう
系蒟蒻、イカ
蕗、はんぺん
見た目ほど濃くありません
50年前の新正の徳利（1面）
50年前の新正の徳利（2面）
50年前の新正の徳利（3面）
50年前の新正の徳利（4面）
2025/11/04 更新
2024/05 訪問
心のこもった所作
しみじみ美味い。
100年近い歴史なる雰囲気も相まって穏やかに過ごせる唯一無二の空間。
特に50代以上の独酌好きならわかってもらえるかと。
酒、おでん、道具まで全てを大切に扱う姿勢がひしひしと感じられ、静かに酒と肴と空間を胸いっぱいに
なるまで満足のゆく時間が過ごせる。
日々継ぎ足しながら積み重ねられてきたダシを3代目が大切に守り、そのダシでじっくりと味を重ねて仕上げられたおでん種の数々。
見た目よりあっさりしているのは余分な甘みが除かれているからだろう。
両手で徳利を愛でるかのように撫でつつ酒温を計り,頃合いを見て供される高清水のぬる燗は推定48度程度か。
優しい常連諸兄との方に力の入らぬ会話もまた楽し。
冬だともっと映えるだろう
竹輪、はんぺん、豆腐にはイワシ削り節
蒟蒻、さつま揚、小イカ
蕨とごぼう天。イワシの焼き干しと昆布出汁 他県ではなかなかお目にかかれないのでは。
湯煎しては両手で抱えて丁寧に温度調整してくれます。絶妙なぬる燗に。
玉子とはんぺん
殻付きのまひと月出汁に漬け込んている玉子。中までよく出汁がしゅんでます
2025/11/04 更新
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たまたま1席だけ空いていて床を踏み壊さないように(笑)奥の席へ。
かつての木場にあった河本の防空壕穴の床上をちょっと思い出すものの、ここは壕は無いだろうが板に不安あり(爆)
痩せた方はご懸念無用。
この夜はラストまでの小一時間。
80手前の地元大先輩がた、県外からの旅の夫婦、関東からの客とNHK-BS登場から特に増えたそう。
こちらに限らず東北の言葉は耳障りが実に良い。
おでんはあるもので見繕ってもらいにおぶ、厚揚げ、はんぺん、そして1ヶ月煮込む殻付き卵。
今回は客全員混じりあって閉店時間越え。
席料500円と初めて知る(爆)
3,200円也。