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夜の点数：4.5
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￥4,000～￥4,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.0
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［ 料理・味4.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気3.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.0 ］
榮華麺よ永遠なれ！…『中国四川料理 榮華樓』
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店舗外観
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生ビールとつきだし
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店内
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炒豆苗（トウミョウ炒め）
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餃子
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榮華麺
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担々麺
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2011/11/04 更新
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名古屋には以前樓榮華と言う四川料理のお店があり、そこの榮華麺と名付けられた担々麺はすごく美味しいと評判でした。 ６年程前、全国の担々麺を食べ歩いている担々麺の大家、So-tastyのtodaiさんと初めて訪問し※、榮華麺を食べましたが塩っぱくて完食出来ませんでした。 それから暫くして当店は閉店したと聞きましたが、その後風の噂で仙台で新しくオープンしたと聞くに及び仙台に行ったら再度挑戦してみたいと思っていました。
今回仕事で仙台を訪問する機会があったので、出張の当日夜に仕事で参加した懇親会では軽めに抑えて、懇親会の後で当店を訪問しました。 場所は仙台高等裁判所前の歩道橋のすぐ横のビルの１階です。 予め電話で閉店時間を確認した上で、泊まっていたビジネスホテルからバスに乗り高等裁判所前のバス亭で下車し徒歩２分くらいです。
お店は思ったよりこぢんまりとしており、入店した午後８時半過ぎには店内に２組程です。 店内は奥さんと思われる女性と厨房に大将と思われるコックが一人いて二人で切り盛りされている様です。
取りあえず生ビールと、ギョウザそして野菜系が食べたかったので何か青菜の炒めはないか伺うと豆苗があるとの事なので、豆苗を炒めてもらいました。 豆苗炒めは辛くしても大丈夫かと聞かれたので、思い切り辛くても平気だと辛めでお願いした所、僕にはピリ辛でしたが、結構赤唐辛子を入れてくれて美味しかったです。 餃子も手作り感のある美味しい一品でした。
ビールを二杯程飲んだところで、奥さんらしき女性に「ここ榮華樓は、以前名古屋にありましたよね？ 僕名古屋から来たんですけど…」と話しを振って、榮華麺を辛めにして欲しいとお願いしました。 そして奥さんに以前名古屋の榮華樓に行った事があってこちらで再オープンしたのを知りいつか来たかったが、その願いが叶った件を話すとすごく嬉しそうにいろいろ話してくれました。
名古屋では確かに榮華樓を経営していたが、８年ほど前にお店の権利は他人に譲渡して、調理は当時のチーフコックに任せて引退したが、譲渡した人が榮華樓の経営権を転売したため、任せていたチーフコックのために仙台で榮華樓を開いた事。 開いた当初はご夫婦でヘルプをしていたが、チーフコックが体調を崩してやむを得ずご夫婦がまた榮華樓を引き継ぐ事になったなどの経緯です。
榮華樓の歴史に花が咲いた所で、榮華麺が登場。 どうやら名古屋から食べに来た人物に興味をもたれた様で わざわざ大将が厨房から運んで来て下さいました。 「名古屋から来たんだって…？」と懐かしそうな感じで大将が話しかけてくれました。 そして大将に、自分が担々麺が大好きで名古屋の主立った担々麺のお店は行った事や、東京にも頻繁に担々麺を食べに来ている事などをお話ししました。
興味深そうに僕の話を聞いていましたが、思い出したように「榮華麺冷めちゃうから、食べて食べて」と促され榮華麺を食べました。 辛めにお願いしたので、普通より辛いそうですが僕には辛みはそれ程ではありませんでしたが、主張しない芝麻醤に加えてお肉と野菜のうま味だと思いますが、素晴らしく深い味わいのスープでとても美味しい。 そしてしなやかで腰がある、小麦の味がする麺がとっても良いです。 麺がとても美味しいので伺ったら、わざわざ青森から取り寄せている特注麺との事です。 とにかく６年前に八事の榮華樓で食べた榮華麺とは全く違います！
正直にその事を話すと、奥さんが「６年前だと主人は引退していたので、当時のチーフが作っていた筈だけど、作り方から全調味料の量まで正確に教えたのに、味が変わっちゃうのねぇ。…」と残念そうに言っていました。 本当に深みのあるスープと麺は独特で、赤坂四川飯店系の担々麺とも一線を画すと言った所、「榮華麺は榮華麺で、担々麺とは別物でしょ。 うちは担々麺は別にあるのよ。」と言われビックリ。 なんと裏メニューに汁無し担々麺があるとわかりました！
懇親会で軽く食事をして、生ビール、餃子、炒豆苗、榮華麺を食べてすでに腹パン状態でしたが、次回仙台にいつ来られるか分からないので、思い切って担々麺を追加したら、奥さんがこんな感じで「(゜Д゜)食べられるの？ 大丈夫？」と言いました。（笑） 大丈夫なので、是非食べたいと所望して作ってもらいました。 「辛さが足りなかったら、もっと辛くするからさ。」と大将が言うので、一口食べて辛くないので辣油を追加して辛くしてもらいました。 優しい感じのオーソドックスな汁無しでこちらも美味しかったです。
細かい話しですが、大将は四川料理の神様である陳 建民氏の愛弟子のうち、四川飯店が田村町にあった時代を知る数少ない古株で、陳 建民しの指示で名古屋へ派遣された「東京５人組」と呼ばれる調理師の一人です。 奥さんも、東京５人組の一人で、今は四日市都ホテルで腕を振るう楊幸一シェフの事を「コーちゃん」と呼んで懐かしそうに昔を思い出されておりました。
大将は御年７５才だそうですが、これからも頑張って伝統の味を守り続けて欲しいと思いました。 仙台に行ったら是非また寄りますので、お二人ともお元気でいつまでも頑張って下さい。
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http://www.tmcreate.com/so-tasty/tantan/tanshop/nagoya.html