のりくん。さんが投稿したフィオッキ(東京/祖師ヶ谷大蔵)の口コミ詳細

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フィオッキ祖師ケ谷大蔵、成城学園前/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:-

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

珍しいイタリアの郷土料理を楽しみました.…『フィオッキ』

 上京した際に友人と食事をする事になり、美味しいニョッキかリゾットが食べたいという友人のリクエストでネットでニョッキをやってそうな当店に電話をしました。 あいにく予約した時期にはニョッキは作らないとの事でしたので代わりにプリモはリゾットをお願いし、コースは当店のスペシャリテである子羊の藁包みローストをメインとするピエモンテ州郷土料理コースにしました。

 友人とは小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅で待ち合わせて、駅から徒歩数分でお店に到着。 商店街の中にあるこぢんまりとした造りのお店でうっかりすると通り過ぎてしまいそうです。 開店時間の午後6時に到着したのですが、お店の入り口には「本日満席」の札がかかっています。 予約は必須ですね。

 入店して入り口に近い2人がけのテーブルに案内されて着席。 まず食前酒にキールロワイヤルとミモザで乾杯しました。 次にフレンチでいうアミューズに相当するストゥツィキーノ(食前の小さなおつまみ)が登場しました。  透明なスプーンに入ったナスのクリームのウニ添え。 さっぱりと美味しく頂きました。

 アンティパスト(前菜)は、”ヴィッテロ・トンナート”というローストした子牛のもも肉の冷製スライスにマヨネーズベースのツナ風味のソース添えられ、まわりには契約農家から仕入れたという夏の葉野菜があしらわれています。 とてもあっさりした子牛のロースト肉もなかなかですが、本来脇役とも言える葉野菜がとても味が濃くて美味しいです♪  赤からし菜、ワサビ菜、ルッコラ・セルヴァチカ(原種)など夏の日差しを浴びた野性味あふれる辛さや香りと優しい甘さのプチトマトが素晴らしかった。

 続いて出たズッパ(スープ)は、ウサギからとったブロード(出汁)のスープに、パスタ・レアーレというニョッキ風の団子パスタが入っています。 スープは僕には少し塩気が強い気がしましたが、濃厚なうまみがあり、一緒に食すパスタは口中で小麦のうまみとチーズのほのかな風味を広げながらほろりと崩れてとても美味しいです。

 そして第1の主菜であるプリモ・ピアット。 お願いしていたリゾットは、ピエモント州で食べられている”パニッシャ”というインゲン豆とサラミが入って具だくさん。 濃厚で深みのあるとても美味しい逸品でした。 もう一度食べたいな。

 第2の主菜であるセコンド・ピアットはお待ちかねの子羊の藁包みローストです。 目の前に運ばれた藁に包まれた塊を開けると中から美味しそうな骨付きのお肉が出てきます。  ピエモンテ州の農夫が農作業前に子羊や鶏を藁で包んで暖炉の残り火で調理したというこの調理法でローストされた子羊は、じわりと火が通る事によって出される素晴らしいピンク色の焼き加減。  一口味わうと藁の香ばしい香りと、ミルキーで芳醇そしてジューシーな肉と脂身のハーモニーで筆舌に尽くしがたい美味さ! まさに絶品です♪

 この後一緒に頂いていたワインが余ったので、ドルチェ(デザート)の前にチーズを追加で注文しました。 タレッジョと言うハードタイプとウブリアーコというウォッシュタイプのチーズを頂きましたが、特にウブリアーコがワインにぴったりでもっと食べたくなる美味さでした。

 そしてお口直しにスイカのグラニータ(氷菓)、そしてボネと呼ばれるココアプリンのドルチェ。 一緒にカフェ(エスプレッソ)を頂きましたが、これが僕の好みの味と温度。 コーヒー1杯にも気合が入っているなぁと感心しました。

 午後6時の開店と同時に入店して、最後のグラッパを飲み終えたのは午後10時とまさに4時間至福の時を過ごしました。 最後になりましたが、サーブしてくれたスタッフ、特にソムリエ氏は始終笑顔で、そして同じ目線で優しく対応してくれたのは非常に好感が持てました。 また退店時にもドア外までシェフが見送りに来ていただいて大変うれしく思いました。 また是非次の何かの機会に再訪したい素晴らしいお店です。 ごちそうさまでした。  

 

  • 店舗正面

  • 店内

  • <Stuzzichino> ナスのクリーム、ウニ添え

  • <Antipasto> ”ヴィテッロ・トンナート"

  • <Zuppa>パスタ・レアーレ ウサギのブロード

  • <Primo piatto>パニッシヤ

  • <Secondo Piatto>子羊の藁包みロースト

  • 子羊の藁包みロースト

  • 子羊の藁包みロースト

  • スイカのグラニータ

  • <Dolce>ボネ

  • <Dolce>小菓子

  • <Cafe>

2012/07/31 更新

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