レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
3位
1回
2014/02訪問 2014/02/05
豊中市の阪急岡町駅の近く。
まさしく路地にたたずむお店。
タクシーで来たから、あの狭い曲がり角は曲がれたが、自家用車で曲がれるかどうか自信がないような、本当に狭い路地を抜けたところにお店があります。
のれんに”よし乃”の文字が。
今夜は私たち3名だけの占有です。
カウンター奥のほりごたつ形式の和室に案内されます。
入る際にご主人のお姿をちらりと拝見いたしました。
物静かな雰囲気の方です。いかにも職人って感じでしょうか。
まずは先付として、湯葉のふかひれかけ。
ふかひれはあんのようになっており、てっぺんにちょこんと生姜が乗っけられています。
スプーンで湯葉とフカヒレを混ぜていただきます。
う~ん、
めちゃくちゃ美味しい。
湯葉は引き上げ湯葉で、とろとろ。豆腐よりも柔らかく香ばしい食感がたまりません。それをふかひれの濃い味でいただくのですから、言うことなし。さらに生姜が素晴らしいアクセントとなっています。
もっとたくさん食べたいです。どんぶりでもいいです。
続いて八寸。
これがすごい、いや、すごすぎる。
小鉢にはアワビや豆やにんじんの焚き合せが入っています。
豆は大豆やえんどう豆でしょうが、大きなしかもしっかりとした豆です。
アワビの味が浸みこんで、美味しいこと、美味しいこと。
もう一つの鉢。
鯛の煮こごり、ます、ほたるいかの一夜干し、鳴門金時の伊達巻き、ミニステーキ、かんぴょう巻き、何か(忘れてしまいました)のサンドイッチ。
上にはなんと数の子を黒く染め、キャビア仕立てにしています。
芸術です。
これを作るのにどれだけ手間ひまをかけていらっしゃるんでしょうか。
客が来たから作るってものではなく、まさしく異次元の料理です。
おおきな有名料亭ではここまで手間をかけて作ることはできないでしょうか。
まさしく、小さな料理屋さんだからの逸品です。
いや、参りました。
お味はもちろん、すべて言うことなしです。
椀物は鯛のしんじょう。
出汁も最高です。
造りは日本海の寒ぶりと玄界灘の寒ひらめです。
あら塩でいただきます。
ぶりはとろとろ、ひらめもこりこり。
すごいです。
鯖ずしが添えられており、これも美味しかった。
焼物は五島列島の太刀魚。身は舌の上でとろけます。
添えられたねぎもおいしかった。臭みが少なく、何か工夫してらっしゃるのでしょう。
揚げ物は牡蠣フライかと思いきや、玉子のフライ。
フワフワとした食感がおもしろい。
鴨の皿。合鴨ですが、ステーキ、つくね、レンコン詰めの揚物。美味しい。
ご飯は白飯です。
一般的に会席の後ですから、じゃこ飯や炊き込み飯が多いのですが、直球の白飯。
同行された方々はこの店の常連で、”何と言ってもここのご飯は最高に美味しいですよ”と、ハードルを上げること、上げること。
一口いただきます。
うん、確かに美味しいです。
当然ながら、おかわりしました。
白菜などの漬物や煮干しも上品です。
最後の水果。イチゴも甘甘です。自家製のきな粉アイスもグーです。
いや、参りました。
さすが、ミシュランの星つきです。
八寸でノックアウトされ、あとはただただボーといただきました。
ただ、惜しむらくは日本酒。
最初に醴泉なる岐阜のお酒をいただいた。
これが美味しくて大満足。
その後にいただいた呉春。
??
呉春ってこんなに水くさかったか???
お酒を飲む順番を間違えました。
4位
1回
2014/03訪問 2014/03/15
La meilleure nourriture japonaise
今回、私の人生でも10大事となるような悲しいできごとが起こった。
打ちひしがれる息子夫婦と3人。
こんな時は美味しいものを食べて元気になるしかありません。
電話で昼食に行けるか尋ねると、幸い大丈夫と。
大雨の中、自家用車で訪ねる。
いつものおじさんがにこやかに出迎えていただく。
午後2時ころでもあり、なんと車を玄関先に駐車させていただくことに。
この気遣いがさすがです。
2階の大広間に。
女性6名のグループ、外人3名のグループ、若い男女のグループがお食事を摂っています。
お昼は時雨めし弁当のワンパターンで、造りをつけるか否かであり、当然付けていただく。
私たちは喪服を着ていたが、そこは京都の老舗。違和感がありません。
ほどなく料理が運ばれてきました。
造りは明石の鯛です。
その横には山芋の焚きもの。上には鯛味噌がかかっています。
うん、さすがに鯛の造りは最高です。
切り方がすばらしいのでしょうか、歯ごたえがありながら、口の中でとろけるようです。とても鯛とは思えません。
しかし、しっかり鯛の香とお味がします。
弁当はまさしく山海の素材がふんだんに散りばめてあります。
それぞれお味はしっかりしています。
驚いたのは、時雨めし。
ご飯の上にとろろと、味噌たっぷりの鯛が乗っています。うずらの卵で東山に月のイメージだそうです。
これがボリューム満点。
私と息子は完食出来ましたが、息子の嫁はとても食べ切れません。
一時でしたが、安堵できました。
ありがとうございます。
(以下は2007年2月のブログです)
妻の誕生日に菊乃井を訪れた。道中の看板には料亭旅館とある。泊まれるのか。(後で教えていただいたのだが、昨年末までは泊まれたのだが、今年から宿泊は辞めたと。)狭い道を下ると突然に店先の広い庭が開ける。竹の風情がいい。玄関先にはいわゆる下足人のおじさんが。きれいな京都弁で話しかけてくれる。看板のところで記念撮影を。玄関で靴を脱ぎ、きれいで若いがしっかりしてそうな仲居さんに案内され店内に。廊下も狭く天井も低い。まさしく昔の旅館って感じ。う?!何やら賑やかな女性の笑い声が。場違いな感じだが、緊張していた私をリラックスさせてくれる。でもこんな超高級料亭で?ナゾである。後で女将さんに尋ねると、社員旅行を辞めて食事に来た若い女性の団体とか。やるなあ。最初にお抹茶と饅頭が。瓢亭同様、どこか有名な老舗のお饅頭かと思いきや、お店で作っていると。いきなり出鼻をくじかれた。なんとお店から妻の祝いの膳が。赤飯となます。大根と人参だけなのに実に美味しい。酢が絶品なのだ。椀物はなまことコノワタのお汁。生姜の味が最高。先付けはすし、くきわさび、丹波黒豆、白魚、菜の花、はんぺん等。お節の様でもちろんすべてが絶妙。絵馬風の器もオシャレ。お造りは海老と鯛。瀬戸内海の鯛と。この鯛、今まで食べた鯛の中でも一、二を争うほど美味しい。たかが造りなのに感激している自分が悔しい。トロは特製の黄身しょう油で食べる。トロはもちろん上物だが、この黄身しょう油、ご飯にかけて食べたら美味しいだろうな。女将さんにそのことを言ったら、女将さんもご主人に同じことを言われたと。百合根饅頭。なんと中身はフォアグラ。和洋折衷で美味しいのは無論だが、この器。外観は紺色で地味だが、蓋をあけると梅の紋が一面に。華やかである。そして梅の紋の中に1ヶだけ桜の紋が入っている。それも浮かしで。すごい隠し技。女将さんもお気に入りの器と。焼き物はまなかつおの香草焼き。添えてある柚子の甘露煮が美味しかった。お口直しは、お造りででてきた海老の頭で作ったスープ。伊勢海老のスープみたい。続いて、蓋に細かな水滴がついた玉手箱が出てきた。何でだろうと思っていたら、仲居さん曰く”誰も蓋を開けていません”という証で霧吹きで吹くのだと。なるほどなあ。中身はまるで八寸様。鱈の白子、鮑、百合根といくら、ぬたあえ、フォアグラと奈良漬、からすみ。いやまいった。みんな素晴らしく美味しい。続くはなんとすっぽん鍋。菊乃井ですっぽんを食べるとは思わなかった。中にふかひれと九条ねぎ。コラーゲン攻撃だ。最後はあなご飯とかす汁。お米はもち米だから、もうお腹いっぱい。デザートはヨーグルトシャーベットと苺のゼリー。アルコールに関して最初はプレミアムモルツだったが、やはり日本酒が合うと考え、菊乃井特選の甘口と辛口をいただいた。辛口といってもそれほどの辛口ではなく、まさしく料理を引き立てる味で嫌味がない。それにしてもまあよくもこれだけ予想を覆されたことか。瓢亭が昔からのオーソドックスな内容だったから、菊乃井も同様と思い込んでいただけにびっくり。フランス料理の雰囲気があり、ヤポニズムって感じ。瓢亭が東の横綱なら、こちらは西の横綱である。思うに、リピーターが多いから、直球勝負では持たないのであろうか。女将さんも、瓢亭は厳格な感じの方だったが、菊乃井の女将さんは話上手で人なつっこい感じ。食事中に部屋にご挨拶に来てくれ、約15分くらいだろうかお話させていただき、大変楽しかった。そして、お店を去る時は玄関で三つ指ついてお見送りをしていただくなど、気配りはすごい、いや、すさまじい。やはり人気が高いにはそれなりの理由があります。また是非とも訪れたいお店です。でも、サイフの関係上、次回はいつのことやら。
5位
1回
2014/04訪問 2014/04/27
胎児死してしまった孫の七七日忌のお斎としてここにお願いしました。
子供を入れて総勢15名での訪店です。
酔っぱらう前に、まずは全員で記念写真。
料理は季節を映した会席です。
先付は鯉の洗い。辛子酢味噌に合いますが、鯉自身もあっさりで美味しいです。
五月盛りとして、海老の粽寿司、鯛の柏寿司、じゅんさい、うにと小芋です。
椀は穴子の吉野うちなるものです。しかし、外観はどう見ても鱧です。ただ、梅干しの味が強すぎて、本来のうまみたっぷりの汁出汁が隠れちゃっています。残念。
造りは、鯛、かつお、おおりいか。
焼物はますの南部焼き。これが今回一番美味しかった。ますに塗られて焼かれた味噌が甘くて、お店の冷酒と合うこと合うこと!
豆腐の田楽。なんと豆腐はきぬこしです。和風プリンです。実は亡き孫の蔭膳をいただいてもいいこととなり、そこに供えられていた田楽を先にいただいていたのですが、その田楽の方が美味しかったです。
炊合せは、筍、わかめ、はまぐり、麩、蕗。やはり一流料亭の炊合せは別世界です。美味しいです。
ご飯の前に、トマトや貝柱の生揚げが。
亡き孫の姉にあたる女児の孫は、なんとこのトマトを8ケもみんなから奪って食べてました。よほど美味しかったのでしょう。
ご飯はこの季節の定番、えんどう豆のご飯。3杯もいただいてしまいました。
亡き孫も生きて一緒に食べていればどれだけ楽しかったことかと、無念ですが、丸山さんの雰囲気や料理に少しの間、癒されました。
ありがとうございました。
そうそう、途中でご主人ではなく、女将さんがご挨拶にお越しいただき、亡き孫の遺骨に手を合わせ、”次は是非ともお祝い事でお越しいただきたく存じます”と。
そうありたいと思います。
(2010年11月のブログです)
再訪しました。
紅葉のライトアップで賑わう時期でもあり、値の張るここ丸山も大勢のお客さんで賑わっている。
今回は”これぞ日本食の極み”というお料理でした。
先付けは、カマス寿司や白和え等。特に、柿をくりぬきその中にきくらげの白和えが入っている逸品。周りの柿を削って混ぜていただくと、そりゃあもう最高に美味しい。
椀物は、ハモにご飯をくるんでちまき状態に蒸してある。丹波の松茸や野菜も美味しい。
造りはカツオと鯛。
焼き物はサワラの幽庵漬け。しょう油味にしている。ややしょう油が強く、サワラの味がしない。私は西京漬けの方がよかったなあ。
蕎麦。蕎麦自身もお出しも美味しい。
鯛のかぶと炊き。もちろん美味しいのだが、なにより感心したのは、いわゆる鯛の中の鯛がむなびれと見事にくっついているのである。炊けば形が崩れてしまうはずなのに。すごい技である。
八寸ならぬ三寸(もずく、ごま豆腐、しめじの和え物)、炊きこみご飯、水果(バナナのシャーベット、ブドウ、マンゴー、栗菓子)と続く。
なあ、素材にこだわった、心にも身体にも優しい料理です。
もちろん、若くてかわいい女性なのにおもてなしは最高。女将さんもご挨拶にお越しになる。
最後にご主人の丸山嘉桜(よしお)さんがご挨拶にお越しになり、”味付けではなく、味わいを目指しております”と。
なるほど、味は付けるものではなく、素材から湧き出るものだと。
奥深いお言葉です。
まさしく懐石の最高峰と思います。
(以下は2007年8月のブログです)
ついに祇園丸山に行きました。祇園の本店が休みでもあり、建仁寺の方が個室もいいとのことで、建仁寺に。折りしも、晩夏のすごい雷雨の中の訪店。店内にはいると、噂の畳の上のテーブル席。最初は違和感があったが、妻などは食事に集中できると大喜び。縁側近くに魚が泳ぐ水槽(といってもビーカー状の硝子球)が。今日いただく鮎と山女と。お口直しに飲ませていただいた梅酒、なんと美味しいことか。
八寸は蓮の葉に飾られた品々。鯛の子、押し寿司、ほおずきの中にもとうもろこし等。真ん中に無病息災と書かれた紙が入っている。箸置きが瓢箪型で、中に4ヶの瓢箪が描かれてあり、八寸の入れ物も瓢箪。つまり計6ヶの瓢箪。これで無病(六瓢)息災にかけているのだと。食前酒に玉乃光の竹酒なるものを出された。3日間竹の中に入れておくのだと。日本酒がわからない私にはもう一つピンと来なくて申し訳ない。
先付けは鮑のにこごり。底から山芋、鮑、にこごりで作ったゼリー、雲丹と積んである。にこごりの美味たるや言うこと無し。
椀物は鱧、冬瓜、麩。お出汁自身も最高に美味しいが、この鱧。淡路産とのことだが、口の中でとろける。こんな鱧を食べたことがない。仲居さんに調理法が違うのかと尋ねても、鱧自身が美味しいのだと。参りました。最高の逸品です。
向付けは、鯛、あおり烏賊、おおすけ。醤油かぽん酢でいただく。美味しいのだが、実はこの造りが今回で普通だった唯一の品。それ程、他が秀逸すぎた。
焼物は先ほどの鮎と山女。鮎は塩焼きに、山女はつけだれに。若い板前さんが外の縁側に置いてある赤鉢で焼いてくれる。しかも骨を抜いてくれる。もちろん頭からがぶりといただける柔らかさと美味しさ。仲居さんに”ささ、お熱い間に召し上がって下さい”と言われたが、ちょっといたずら心で、わざと冷えてからいただいたのだが、たれの山椒の香りも上品で柔らかい。いわゆる秘伝のたれにつけてあるのか。最後には海苔で巻いたお餅を焼いてくれる。たかが焼餅だが美味しい。
煮合せは加茂茄子と肉の暑気払い。もうお出汁の美味しいこと美味しいこと。しかも固く煮込んでいるはずの肉。それにもかかわらずトロトロ。こりゃよっぽど上等な肉だろうな。
酢の物3品を経て、いよいよご飯。鱧ご飯と。でも鱧は要らないほど、ご飯の味が最高。4杯もお代わりしてしまいました。おこげの所もとにかく上品。こんな美味しい炊き込みご飯を食べたことがない。最高です。漬物は茄子、胡瓜、鰯の梅漬け。
水菓子は、桃のコンポート(甘露煮とは言わなかった)、葡萄、メロンそして葛切り。いずれも非の打ち所がない。
最後に出されたお茶も塩の入った冷えたほうじ茶。食後の味覚や体調を塩が整えてくれるのだとか。
まあ、奇をてらうことなく、かつ工夫も凝らしてあり、すべてが最高の料理でした。
帰りのタクシーに乗ると香のいい香りが。服についた店内の残り香だろうか。入った時も、食事中も気がつかなかったが、粋な計らいに後から感服。
中でも一番はお世話をしてくださった仲居さん(お名前がわからず申し訳ない)。真に奇麗な女性で、お話も応対も最高に上品。若い仲居さんも可愛いだけでなく、真がしっかりしている。これだけのスタッフを整えての最高の料理。値段以上の価値はありました。死ぬまでにもう一度訪れたいと心から思いました。
6位
1回
2014/01訪問 2014/03/21
とある用事が松山であり、それなら道後温泉でしょうとなる。
仕事を終えてから最終便で松山空港へ。そこからは道後温泉行きのバスで向かいます。
道後温泉駅の前で下車します。目の前のローソンに入り、夜食を購入してホテルの場所を尋ねます。
閉まっている商店街を抜け、かなりの上り坂を上がると目的の大和屋別荘がありました。
本館の大和屋とは全然趣が異なります。
玄関に入ると最終客のようで、お出迎えがあります。
お香の香りで癒されます。
部屋に通される前にお風呂の説明があり、そこには飲み放題のビールサーバーがあります。うれしい!
翌朝、まずは朝風呂をいただき、朝食です。
メニューは鮭や豆腐や玉子焼きといった奇をてらわないものですが、一つ一つが美味しいです。
夕食の期待が膨らみます。
夕食は栗豆腐の先付から始まります。
八寸はあん肝、百合根、筍の木の芽和え等。もちろんそれぞれが秀逸なお味です。
椀物は大きなハマグリのお吸い物。これがまた美味しい美味しい。ハマグリもしっかりとしたお味です。
造りは、鯛、よこあ、マグロ。さすがに美味しくてもっと量が欲しいです。
炊合せは筍、菜の花、ごぼう、魚などの若竹煮。味の加減も最高です。
変わり鉢としてヘレステーキです。
温物として甘鯛の薯蕷蒸し。柚子のアクセントがいいです。
ご飯は久万高原町の清流米だそうです。
翌朝の朝食は魚天、オムレツ、アジ等でした。
お風呂はさすがに少人数のお宿であり、こじんまりとしています。
幸い、朝も夕も貸し切り状態で、露天風呂も満喫しました。
何と言ってもサービスがすごいです。
2泊したのですが、部屋付きの仲居さんは同じ方。
しかも、朝起きると、ちょうどいい頃合いにご挨拶に来られます。
これって、見張られている(笑)????
彼女も私と同様に宿泊しているんでしょうか?
また、道後温泉の本館に入浴に行く際にはタオルが入った竹かごを渡されました。
本館ではタオルが有料だからだそうです。
本館を出てから気付いたのですが、なんとタオルの底に石鹸も入れてありました。すご気遣いです。
チェックアウトの際にも、最後の最後までお見送りもいただく。
オ・モ・テ・ナ・シ の最高峰です。
追記 帰る際に館内を見ると立派な談話室やかわいい庭もありました。部屋と風呂しか使用しなかった自分が情けない…。
7位
1回
2014/11訪問 2014/11/01
以前に茨木店の店先でバーナーで焼いてもらっていただいたことがありました。
今回は空港から服部緑地に向かう旧の中央環状線を車で走っていて豊中店を見つけました。
お土産にロールケーキ、自宅用にプリンを購入すべく訪店。
プリンは有名なうっふプリン以外にたくさんの種類があり、驚きです。
プリンロールは中にうっふプリンが入ったフワフワロールケーキです。
ちょうど、中学生の生活実習のようで、かわいい男子中学生が店員さんに指導されながら対応してくれました。
自宅用は、長持ちする瓶入りのプリンを勧められました。
次回は店先でいただけるタイプにしたいです。
8位
1回
2014/12訪問 2014/12/04
職場の宴会で連れていっていただきました。
聞けば、毎年必ずここで宴会をするのだと。
理由は新酒だそうである。
電車で遠路はるばる桃山御陵駅まで行き、そこから下り坂の商店街を通り抜け、途中でくねくねと曲がっていく。
辺りには何もないが、この店の周囲だけすごい人だかりです。
予約していたので、待っている人たちを横目に2階に案内されます。
席に着いても誰もメニューを見ません。
なぜなら、ボスがみんなの料理を決めるから、誰も希望を入れることが出来ないのです。
しかしまあ、慣れた調子で、どんどん注文しています。
そして、問題のお酒ですが、メニューには載っていません。
柱に”たれ口”と書かれた紙が貼ってあるだけ。
ボスは躊躇なく、人数分を注文します。
ここは山本酒造の酒蔵だそうで、神聖という日本酒を製造しています。
そして、今、その神聖の新酒が提供される時期なのです。
たれ口、いただきます。
うん、甘い。
しかし、ボスいわく、これは辛口のお酒だと。
え~、信じられません。甘くておいしいのに。しかし、確かに後口はしっかりとした辛口のお酒です。
鳥料理は定番の、ネギマ、皮、ハラミ、手羽先等々。
驚いたのはタタキ。まあ、コリコリして臭みが一切ありません。鳥とは思えない新鮮さです。
調子を過ぎて、たれ口を飲み過ぎてしまったようで、最後の方の記憶がありません。
危険なお店ですが、また是非とも来たいお店です。
何か蟲の知らせと言うか、急にキハチに行きたくなった。
店に予約の電話をすると、40名の団体がいますので、少々騒がしいと。
そんなの関係ない!
訪店し、”稲垣さん、いらっしゃいますか?”
すると、わざわざ稲垣ソムリエが挨拶にお越しになる。
”美味しいものをお願いいたします。”
”はい。実は、この店は12月で閉まります。10年間の契約が切れるのです。私は名古屋のキハチに移ります。”
”ええっ…”
まさしく蟲の知らせである。
クリスマスの特別コースをいただく。
前菜の1品目は、寒平目と彩り野菜のサラダ仕立て 石川県産かぶとレッドビーツのおろしドレッシング
真っ赤かな料理。やや酸味が強すぎて、平目さんが沈んでしまっている。
2品目は、オマール海老爪と真鱈白子のKIHACHI特製スパイス・ムニエルを甲殻類のベアルネーズソースと共に
まずは爪の身。美味いです。フォアグラとニンニクのソースがすごい。最高です。
3品目は、真っ赤に仕上げた活オマール海老と香ばしく焼いた帆立貝 苺とアメーラトマト、かぶのケッカソース
王道です。もっともっと食べたい。
魚料理は、低温でふっくらと火を入れた甘鯛のコンフィと石川県産かぶの網焼き ほうれん草と生海苔のグリーンソース
甘鯛。フォークとナイフがついているので、切って食べようとするが、身が軟らかすぎて切れると言うよりつぶれちゃう。
シェフもご存じなんだろう、ちゃんと甘鯛の下に蕪を同じ大きさに切って敷いてある。つまり甘鯛と蕪を一緒に切って食べろと言うメッセージである。
緑色の生海苔にソース。きれいで奇抜で、まだ塩っ気が淡白な白身と蕪に合います。
これぞキハチの無国籍料理です。
肉料理は、黒毛和牛フィレ肉の網焼き スイートポテトのピュレと芳醇なトリュフソースで
群馬県産の和牛と稲垣氏が紹介される。
群馬県産の和牛?
大したことはないだろうとたかをくくっていましたが、食べてびっくり。
むちゃくちゃ美味しい。失礼いたしました。
デザートは、苺を纏ったシャンパンムースのモンブラン仕立て 赤と緑の2色ソース
もちろん、ワインも凝ってます。
シャンパンは個人生産者のものと。赤ワインもメルロー純製。いうことなし。
本当にこのお店にはお世話になりました。
ありがとう。そしてさようなら。
(以下は2013年7月のブログです)
今回は、部下の26歳の女性二人を連れての会食。
”何か特別に美味しいものを食べさせてください”とのリクエストにお応えするべく、ここへ。
稲垣ソムリエにお電話し、活のオマール海老の料理をお願いしておく。
今回はXO醤での味付けと。確かにどこか中華風で、面白い。
身もプリプリで美味しいこと美味しいこと。
当然ゲストも大喜び。
よく飲む二人で、最後はソーテルヌの貴腐ワインまで飲んでしまった。
幸せでした。
やっぱり、キハチは最高!
しかし、稲垣ソムリエいわく、このような形式のキハチはこの梅田店だけになってしまったと。
時代の推移か。
いつまでも残ってほしいです。
(以下は2010年12月のブログです)
なぜか無性にキハチのオマール海老が食べたくなり訪店。
平日なのに相変わらず流行っている。
プレジャーなる前菜2品、オマール海老とステーキのコースをいただく。
最初の前菜は香草風味のポッシェサーモンと林檎、アボカドのタルタル。正真正銘のサーモンって感じ。
2品目の前菜はフランス産ルージェフォワグラと柿のポワレ バルサミコソース。これまた正真正銘のフォアグラって感じ。
オマール海老のポワレ 柑橘クリームソース。お目当てのオマール海老。でもちっちゃ~い。値は張ってもいいからもう少し大きいのが食べたかったなあ。味は言うことなし。ソースとの絶妙なマリアージュ。
牛フィレ肉とかぶの青胡椒ソース。お目当てじゃあなかったが、予想以上に美味しかった。
いつものごとく稲垣ソムリエがしゃれたスパークリングと白ワインをサーブしてくれる。どうしてこんなに持ち合せがあるんだって感じだが、平然とサーブしていく。恐れ入ります。
今回の花は山帰来さんきらい。クールですなあ。
ここに来ると本当にリラックスできます。
(以下は2009年4月のブログです)
やや遅れた桜の季節。店内の桜の飾りつけも枯れて片付けちゃったと。平日限定ディナーをいただいた。食前酒にスパークリングワインが付いている(特殊なグラスで量は本当に少なかった・・・)。
前菜は帆立貝柱とグリーンアスパラガス、パルミジャーノ・レジャーノのサラダ。まあ普通。
パスタはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。なんとイワシではなくサバを使用している。サバの匂いを消すためにレモン汁が多い目に使用されている。これ、意外とくせになりそうな風変わりな味。
魚料理はカジキのポアレ。出ました。カジキといえば、椿山荘のイル・テアトロで食べた史上最悪の朝食の思い出が。やっぱりカジキ自身は美味しくない。これを赤ピーマンとバジリコオイル、バターたっぷりのマッシュポテトで食べさせる。このソースとポテトこそがキハチの真骨頂。まずいもの、変なものをいかに美味く食べさせるかがここの最大の特徴。これがこの店に通う理由である。特にポテト、確かにバターたっぷりで、この味気ないカジキを完食させてくれる。でも、よくこんな素材に挑戦するなあ。店員さん曰く、ヘルシーという理由からランチで中年女性も喜んで食べてらっしゃいますよと。ほんまかいな。
肉は伊達鶏のもも肉。これもソースが美味い。お代わりしたパンで皿がカラカラになるまでソースを拭う。
デザートで、ルバーブというシベリア南部原産の多年草で作ったパイが出てくる。結構美味しい。これも初めて聞く素材。よく考えつくもんですなあ。
今回も、キハチの変化球攻撃に圧倒されっぱなしでした。また来たくなっちゃう。
(以下は2008年4月のブログです)
桜の季節。Dinner Course B ~関西の春野菜を味わう~をいただいた。店内には立派な桜が。相変わらずバックグランドミュージックは大きく、大きな声での会話が必要。一番奥の席に案内された。
前菜はの1品目は”明石産桜鯛のたたき風とお米のサラダ”。もち米のサフランライスに桜の花の塩漬けやマスタードが混ぜてある。桜の花に桜鯛とは粋なシャレ。和食とスペイン料理のコラボ。
2品目は”ずわい蟹と汲み上げ湯葉のムースリーヌ グリーンピースの鶯餡仕立て”。和食である。鶯あんとコンソメあんのバランスが絶妙の逸品。
3品目は”明石産穴子のグリル 関西焼き風 緑色の野菜メダルとピリ辛サルサ”。ピリ辛のソースを癒すためにイクラや野菜を食べる。串かつとキャベツの発想。
魚料理は”アイナメ、新ごぼうのヴァプール ジロール茸と春の青菜のソース”。これが一番美味しかった。ジロール茸は和名で杏茸、つまり甘いのだ。このソースの味が絶妙。
肉料理は”仔牛ロース肉のスモークチーズのせ リヨン風ソースと新玉葱のグリル添え”。タンポポの葉が面白い。肉はまるでボンレスハムのように燻製したような味。しかし、風味の強いブルーチーズを乗せて焼いているだけだそうだ。すごいテクニックに脱帽。しかし、やや懲りすぎで、本来の柔らかな仔牛肉が死んでいる。惜しい。
極めつけは本日のデザート。キハチのロールケーキ、ガトーショコラ。中にピスタチオの入った木苺のトルテ、青りんごのすり実がのったブラマンジェ、グレープフルーツのコンポート、桜のゼリー。全種類を頼んでもいいとのことで、もちろんすべてをいただく。どれも最高に美味しいが、ロールケーキが最高。大阪ではキハチのケーキは販売しておらず、食べることができるのはレストランのみ。以前は販売していたのだが、あまり人気が出なくて撤退したのだとか。ハーブティーはレモングラス、ミント、レモンバーム。
今回のレシピ。今までたびたび訪れた中でも秀逸であった。無国籍の真(神)髄をますます極め、またトップを走り続けている。脱帽です。
いつもの男性ソムリエはちらっと顔をだしただけで、今回は女性のソムリエであった。料理法など気さくに話してくれ、非常に楽しかった。
また、お勧めワインは何とインドワイン。結構美味しかった。どこまでやるんだ。
ホテル未満、レストラン以上。やめられません。