餓神さんが投稿したラ・ベカス(大阪/堺筋本町)の口コミ詳細

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ラ・ベカス淀屋橋、北浜、肥後橋/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

渋谷シェフ いつも ありがとう

次女の婚約者との初の食事会。
どこでしようかとなった時、妻から”べカスに行きたい”と。
5年前くらいには足しげく通ったレストランである。
初めてのランチでの訪問である。
梅田から住所にタクシーで向かうと、う~ん、御堂筋の東じゃないの?
おかしいな?
慌ててスマホで店の位置を調べると、確かにこの辺りです。
どうも転居したようです。
油木美術館のあるビルの中にある店にようやくつきました。
店内は5席ほどの落ち着いた空間です。
婚約者と初めて挨拶し、シャンパンで乾杯です。
ランチのコースは1種のようです。
最初は、ビシソワーズ。鮎を焼いてすり身を濾して固めたトリフ状のものが浮かんでいます。
単なるビシソワーズよりはるかに美味しいです。
続いて、エビのブリュレ。
実に不思議な一品でした。
前菜は冬瓜とホタテ。上にはサマートリフなるものが載っています。
トリフの塩味が合います。
2品目の前菜は鶏。
一流レストランで、ジビエではない鶏なんて、驚きです。
味は普通でした。
スープを挟み、魚料理は鯛。
メインの肉料理はエゾジカ。
柑橘系のソースは冬よりもあっさり目だそうです。
肉質は上質でとても鹿とは思えません。さすがの逸品です。
デザートは卵黄抜きのプリンとハチミツのアイスです。
もうめちゃくちゃ美味しいです。
ワインもよかったです。
白はアルザスのリースリング、赤はブルゴーニュ。
ちなみに値段も庶民には高かったです。
最後にはいつものように渋谷シェフのお見送りです。
ありがとうございました。

(以下は2011年のブログです)
久しぶりの訪店にワクワク。待合室でしばらく歓談した後に個室に案内される。その途中にそれはそれは立派な桜が飾られている。細いしなやかな枝にたくさんの花やつぼみがついている。聞けば山形の啓翁桜という特別な桜と。見とれてしまう。
最初のアミューズは鯛のタルタル。外側を薄い生地で巻いている。一口でパクリ。
最初の前菜はアジのカルパッチョ。トマトソースで、添えられた野菜はタンポポなど。
アコウのソテー。パイ生地の上に野菜を挟んでのっかっている。素晴らしい色使いの逸品。
渋谷シェフ自慢のオマール海老のサラダ。ソースもエビの内臓のすり身とマスタード。これも食べないで飾っておきたいほどの素晴らしい色使い。
アワビの一品とのことで、残酷焼きのようなアワビどーんといった品を想像していたら、出てきたのはホワイトアスパラガス。その周りに小さく切ったアワビのピースとアワビの内臓で作ったソース。これは素晴らしい。絶妙なソースである。アワビにクリームや果汁を入れているのだと。下品だが、皿をなめてしまいたい。
蕪の上にホタテ、ホタルエビの乗った一品。
ソムリエにラ・ベカスを訪れた昔話をしていて、最初にフォアグラづくしをたべたなあという話をしたところ、“これはシェフからのプレゼントです。正直、私たちスタッフもうらやましいです”と言われて出された品。高級フォアグラを蒸すように焼いているのだと。そこに黒トリュフが添えられている。こんなに美味しく、また高級な料理は食べたことがない。価値もさることながら、本当に美味しいのだ。フランス人が喜んで食べてきたことがようやく理解できる。
渋谷シェフありがとうございます。
なんとここまでが前菜。アミューズを入れて7品。
魚料理はアマダイのソテー。まあ普通に美味しい。
肉料理はビュルゴー家のシャラン鴨。しかし予想よりも硬く、しかもソースが苦い…。シーズンも終わりか。
チーズの宝船はウォッシュ、36ヶ月コンテ、羊のブルーチーズ、シェーブル2種等。とても覚えきれない。
デザートの1品はカシスのブラマンジュ。
私が選んだ2品目は、アップルパイ。作りたてホカホカで美味しい。
小菓子のオンパレードはすごい。最後なんか、じゃあもう帰ろうとしたらソムリエからまだもう1品ありますからお待ちくださいと言われたくらい。しかも最後のキウイのお菓子は、トレードマークのベカスの皿に乗って運ばれてくる。おなじみのお皿が最後に運ばれてくるなんて、渋谷シェフ、お茶目でオシャレである。
今回の料理のパレードは今までと大きく変化していた。前菜にこれでもかこれでもかと素晴らしい逸品を投げてくる。
そしてメインには、いたってオーソドックスな料理を出してくる。しかも前菜ほどのパワーや美味しさがない。
当日の料理の出され方を考えるに、渋谷シェフはその都度かなり考え考え作り、出された気がする。ナイフなどを途中で交換したりしていた。う~ん、客として試されてるのか。
帰り際にガッチリした本をいただく。どうもフランスで作られた世界の有名レストランの紹介本のようである。日本では5店が紹介されている。もちろんラ・ベカス。その他には平松シェフのひらまつ、ジェルロブションのシャトーレストラン、三國シェフのオテルデュミクニ、そしてトゥールダルジャンである。すごい店ばかり!
いつものように笑顔で見送ってくださる渋谷シェフからは迷いは無さそうにみえるのだが。
また参りますので、よろしくお願いいたします。

(以下は2009年12月のブログです)
年末にどこかで美味しいフレンチを、と言うことで大好きなラ・ベカスに。平日と言うのに満席である。フロアーの係りも以前より多くなっている。流行っているからなあ。
最近、ミシュランガイドが世に出て、ここが載っていないのが不思議なんだが、妻なんか“載っていないほうがいい”と。さよか。
今回は小皿料理のオンパレード。
まずは、いくら、魚(忘れちゃった)の一品。冷たくてさわやか。
鯖のエスカベッシュ。いわゆる南蛮漬け。これまたさっぱりして美味しい。
ひめじという魚。皮がまるで肉のようにきれいな赤。白身であるが、コクのある魚。食したのは初めてである。焼き具合も非常によく、美味しい。
北海道産の大きな貝柱。シンプルな素材で、食べなれている素材でもあり、安心して食べることができ、もちろん美味しい。
氷見の寒ブリ。トリフ、リゾットとの組合わせ。ずばりリゾットが美味しすぎ。味も濃くて、別にブリは必要ないんじゃない?しかも氷見の寒ブリなんてブランドはなるで必要なし。ぜいたくな一品である。ブリのお出汁でリゾットを作っているのですかと問うと、いいえと。
サワラのポアレ。和歌山沖で獲れた、しかも1本釣りで獲れたサワラと。でも美味しくない。まずは鰆って書くくらいだから、今が旬ではないので、脂がのっておらずパサパサしたサバのような食感。しかもやや焼きすぎじゃない?ソースはイカ墨。苦いものに苦いソースか?再考あり。
メインはシャラン産、それもビュルゴー家の鴨肉。これは美味しかった。今までいただいた鴨肉でも5指に入るくらい美味しい。鴨肉独特の匂い、味。調理も最高!さすがラ・ベカス。一気にテンション上がりまくり。
チーズのワゴンサービス。フランスの各種チーズのオンパレード。ウォッシュタイプや24ヶ月熟成のコンテ等をいただく。幸せ。でもスライスが薄い。もっと欲しい。
デザート1品目はココナッツムースとマロンソース。味が薄からず濃からず美味しい。
選択できるデザートはリンゴのコンポート。甘くて美味しくてやや温かくて幸せ。
飾ってある花もきれいで、いつ来ても幸せになれる場所である。
恒例の渋谷シェフの見送りを受け、タクシーに。
タクシーの運転手さんから“あの店高いんでしょう?”と。
“確かに高いですけど、美味しいですし、ホテルよりは安いですよ。”
“ホテルより安いですか。なるほど。あのレストランからタクシーで帰るお客さんはたいてい、リッツかロイヤルのホテルに帰りますよ。お客さんのように自宅に行かれる方は珍しいです”と。
なるほど、タクシーの運転手さんの話は社会勉強になりますわ。

(以下は2007年9月のブログです)
またまた訪店。いつ来ても落ち着くなあ。料理はオーソドックスな魚と肉。あんこうが分厚くて肉もコリコリで美味しかった。フレンチであんこうとはさすがに渋谷シェフである。ただ、ミネストローネ風のソースにはやや疑問が。申し訳ないが、ソースを外していただいた。鴨は言うことなし。王道である。少々木いちごのソースを加えて文句を言わせることがないソースにしてある。
それよりも今回は時間である。食事の開始時間が8時と遅くなり、まあ話も盛り上がって、チーズやポートワインやデザートワインやらでのどんちゃん騒ぎ。ふと時計を見るとなんと午後12時近くではないか。お店に悪いと思い、そそくさと帰り支度をしていると、前には母娘の客が。こんなに遅くまでいるのが私たちのみではないのだ。それでも恒例の渋谷シェフのお見送りが。嫌な顔せずニコニコと送っていただき、心から感謝しております。また来ます。

(以下は2007年1月のブログです)
トップになることはもちろん難しいことであるが、トップを維持することはもっと難しいことである。ラ・ベカス、すごいですね。いつ行っても感心します。料理は材料に大きく左右されますが、そこを操る術がすごい。今回も、オマール海老自身はあまり美味しくなかったが、ソース、それもナッツのソースのような本当にちょっとしたアレンジで見事にカバーしてしまう。すごいの一言です。小鳩は肉自身が美味しかったので、なお更最高に。チーズもこれだけの種類を出してくるレストランは数少ないのでは。今回の難点は、水が美味しくなかった。冷たくなかったからか、水自身が違うのか。でもここのすごいのはやはりスタッフ。バターが意外とあっさりしているので、その旨をスタッフに言うと、パンの方に塩を多くしていると。なるほどなあ。よく理解している。ワインの選択もすばらしい。一番びっくりしたのは、今流行の他のレストラン(肥後橋あたりの)を気さくに教えてくれる。この余裕。村松明洋さん、北山隆二さん、ありがとう。そして、そのスタッフを指揮する渋谷(しぶや)シェフ。今回も見送りに出てきてくださった。初心忘るべからずの精神、ありがとうございました。

  • ビシソワーズ

  • エビのブリュレ

  • 冬瓜とホタテ

  • 鯛のポアレ

  • エゾジカのステーキ

  • プリンとアイス

  • かぼちゃとたまねぎソースの蒸し物

  • オマール海老

  • すずきのポアレ

  • 栗のムース

  • フランス産小鳩のソテー

  • ベカス(ヤマシギ)の皿

  • さんまとかぼちゃのムース

  • バケットとミルクパン

  • 前菜 

  • あんこうのポアレ

  • 鴨肉

  • グレープフルーツのジュレ

  • チョコムース

  • 寒ブリ

  • ひめじ

  • 貝柱

  • 氷見の寒ブリとリゾット

  • サワラのポアレ

  • ビュルゴー家のシャラン鴨肉のロティ

  • ココナッツムースとマロンソース

  • リンゴのコンポート

  • 啓翁桜

  • 鯛のタルタル

  • アジのカルパッチョ

  • アコウのポアレ パイ乗せ

  • オマール海老とサラダ

  • アワビとホワイトアスパラガス

  • 蕪とホタテとホタルイカ

  • フォアグラ

  • アマダイのポアレ

  • ビュルゴー鴨

  • チーズ

  • カシスのブラマンジェ

  • アップルパイ

2016/07/23 更新

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