2回
2018/10 訪問
村上に来てよかったぁ~、 と思える名店
この秋の山形旅行のプランは色々練って、
山形から父親のリクエスト「村上に行ってみたい」に答えて
立ち寄りました。父は旅館での部屋食をあまり好まず、
土地のおいしいお店を発掘したいタイプ。
食べログさんで検索し、村上で一番評価の高かった
新多久さんを竹(7000円)のコースで予約して伺いました。
予約の電話がとても気さくで感じが良く、ある意味
アットホームな割烹を予想していたので、伺って観て
重厚で格式のある外観に、ちょっとびっくり。
そしてカウンターのある店内(個人客向けフロアと思われます)
が抜群に素敵です。
和服姿の母娘さんと思われる、女将、若女将の接客は
決して慇懃でなく無粋でなく適度なおもてなし感が
いい感じです。
お品書きは名前の達筆なもので、実はほぼ読めません(笑)
お料理は、一品目の岩のりをあしらったちいさなはらこ飯から
始まり、ちいさなお皿がひとつひとつ手をかけられて一口
ごとに感嘆の声をあげてしまう先付け、お造りや焼き物
旬の鮭の塩引きと炊き立ての土鍋ごはんまで
味、器、演出どれをとってもすばらしく、本当に村上に来て
よかったと思える割烹料理店でした。
食べきれないご飯は、小さな海老を混ぜ込んだごはんに仕立て
てパックにいれてお持ち帰りして、家で頂きましたが
これも絶品。
帰宅して再び食べログに目を通すと、村上ではもちろん
潟県でも一番評価高いお店でした(2018年10月24日当時)
必ず再訪したい、心酔してしまうお店.....
実は、このレビューを書いている時点で、もう再訪しております(笑)
2019/03/31 更新
2019年春新潟旅行にて再訪
昨年秋に初訪問した新多久に惚れてしまい
一年待たずに再訪。
慶応3年創業の老舗割烹。
で、いながら慇懃でない適度なサービス。
和でありながらモダンな店内のしつらえ
お料理の粋な盛り付けとおいしさ
遥々、村上まで来てよかったと思えるお店です。
今回は1万円のコース。
このコースだと、村上牛もいただけるのかな?
との予想でしたが、予想は結果的に良い意味で
大外れの海鮮三昧。
新多久さんの先付の繊細な味わいから
感動されられるのですが、
その後の真鯛、鮑、のどぐろ...
どのお料理も圧倒的なおいしさに
口元ほころびっぱなしでした。
前回はテーブル席でしたが
今回はカウンター、
おいしい日本酒を頂きながら
圧倒的においしいお料理をいただき
ご主人と語らうひととき
とても贅沢な時間をすごさせて
頂きました
秋にまた伺います