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鰻禅本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー、押上/うなぎ
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夜の点数:4.5
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
シラス高騰の折でもおいしい鰻を届けたいという心意気。
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2012/03/30 更新
無性に鰻重が食べたくなって、食べログをチェック。
都内の評価の高い店に訪問することにして決めたのがこの『鰻禅』。
浅草駅で降りて、東京スカイツリーを間近に見ながら歩くこと数分、店に到着です。
こじんまりとした店で、先客はカウンターとテーブルに一人ずつ。
空いていたテーブルに腰掛けて、鰻重を注文。
奮発して特上をお願いしました。
カウンター越しのお客さんと店主の会話に聞き耳を立てながら、
料理が出てくるのを心待ちしました。
鰻はオーダーが入ってから捌いて、蒸して、焼いて、最良の状態で提供されます。
30分以上は待ったと思いますが、却って安心感につながります。
蒸した蒲焼を用意しておくなんてできない、というご主人の声が聞こえるとうれしくなります。
期待が高まったところへ鰻重の登場です。
ふたを開ければ、お重に広がる神々しいほどの蒲焼です。
程よい焼き加減が香ばしさとなって五感をくすぐります。
箸を入れれば、柔らかさが指の先から感じます。
口に運べば、ほろほろというより、雪のように融けていく、そんな食感の蒲焼です。
久々に出会った味わいに、知らず知らずの内に顔が綻んでしまうのがわかります。
タレは甘いというよりはあっさりとしていて生に近いというのでしょうか。
とろっとしているというよりは、さらっとした印象です。
若い、という表現もあるのでしょうが、私は好きな味わいです。
ただ闇雲に甘ったるいたれで鰻を食べさせるのに比べれば、遥かに上品で洗練された味わいです。
そして、ご飯が秀逸です。
やや硬めのご飯ですが、米粒が一粒一粒立っていて、
タレと混ざり合ってもべちゃつくことがありません。
蒲焼とタレとご飯が三位一体となっている鰻重に恐れ入りました。
奥様と息の合った様子も窺い知れて、鰻への味わいに反映している様が伝わります。
スカイツリー人気もあって、店は週末は大変な混雑の様子。
決して広くない店であるが故、並んでもらっているお客さんに申し訳ないという店主の気持ちがいいと思います。
ある意味、ゆっくりと食事ができたことに感謝しつつ、ぜひ再訪したいと思って店を後にしました。