2回
2017/10 訪問
雰囲気も、味もとっても良いお蕎麦やさん。ただ天丼はなかった・・・。
蕎麦屋 此花さん。
まずもって、名前が素敵ですよね。
あまり南区に行くことはないですが、南区のほうに用事があったのでこちらのお店にお伺いしました。
西区の平和(西野の上)から盤渓を通って真駒内方面へ。
最近新しくトンネルが出来てかなり便利になりましたね。今回使ってみましたが、峠の部分がごっそりまっすぐな長いトンネルになり南区へのアクセスが容易になりました。
国道230号線を定山渓方面へ走ります。
見落としてしまいそうなぐらい、住宅街に紛れ込んでいるお蕎麦やさんです。
駐車場は国道に面していないので注意です。 店前に4台ほど停められますが、満車なので少し待ってから駐車をしました。
お店の中は、一般住宅のような雰囲気。
カウンター5席、2人がけのテーブル1卓、4人がけのテーブル2卓。
最大で15名でしょうか。 こじんまりしていながらも、雰囲気が凄く良く。
またオシャレなBGMがかかっているのが良いですね~!
天丼付きのこの花セットを注文しようとしましたが、
天丼は今やっていないんです・・・。とのこと。食べたかったなー。
せいろの大盛りと、同行者はかしわを注文。
大盛りは250円増しです。
運ばれてきたそれは、
もうね、器が素晴らしいのなんの。
まず同行者が頼んだ、かしわを味見。
自身温かいお蕎麦を頼むことはありませんが、
次こちらのお店に来たら頼みたいなって思うぐらい、かしわそばが美味しい!
鳥はやわらか~く、煮込んであるが味が抜けていなくしっかり美味しく頂ける。
お出汁の感じがまた~いいのよね。 ほっこりします。 塩加減も丁度いい。
入っているネギも焼き目がきちんとついていて、私は味見だったので気づきませんでしたがどうやら柚子?が入っているようで柑橘系のアクセントがあったそう。
いやぁ~。レベルが高い。
続いてせいろを頂きます。
せいろは760円でプラス250円で大盛り。1,010円です。
が、その完成度の高さとボリュームに驚愕です。
上のほうにも書きましたが器が素敵なんですよね。
そしてきちんとしたせいろに乗っている、ブレンドされた新そばは見た目からして存在感を示しています。
香りがあり、コシもしっかりある。 食べるごとにそのお蕎麦の香りがクセになる。
あぁ~!美味しい。幸せ。
みずみずしさがある蕎麦。ツユはやや甘めな印象だが、お蕎麦の香りと相まって。相乗効果というやつでしょうか。スルスル行けます。
薬味もネギが多めで嬉しいです。
そばつゆはとろみがありますが、どろっとした感じではなく飲みやすかったです。
間違いなく、札幌を代表するお蕎麦やさんでしょう。
接客はホールの女性ひとりで大変そうな感じでしたがキビキビ動いていらっしゃって。
後はお茶が蕎麦茶で、ポッドが置いてありお代わり自由というサービスも良かったです。
まだ一度目の訪問ですが、お気に入りの蕎麦屋さんになりました。
こちらのお蕎麦を頂くためだけに南区に行きたいぐらい素敵なお蕎麦やさんでした。オススメです!
2017/11/13 更新
こちらのお蕎麦を頂くためだけに南区に行きたいぐらい素敵なお蕎麦やさんでした。
って2017年のレビューで書きましたけど。私はあれから冒険して来た美味しいお蕎麦を求めて。
そしてここに帰ってきた。帰らせていただきました。
ついこないだのように感じる前回の訪問からもう2年以上の月日が経ってしまっていたことに驚きを感じる。
あぁ、そんなにたってしまったのか。
2020年という節目の年にかかわらず。
ご存じの通り昨今の情勢は芳しくない。
金融市場は混乱し、人々はマスクや日用品を求めドラッグストアやスーパーは大混雑。
どうしてか。
外出控えろという緊急事態宣言が出てしまった北海道。
安倍首相のメッセージも重々にしてわかる。
わかる、わかるがそれで良いのか!?良いのだろうか。
私の持論で申し訳ないが
こういう時だからこそ、誰も感染していないだろうお店で
美味しいものを食べたい。
もちろん感染していないと言い切れるかは0ではないが
100ではないはず。
2/29土曜日。
お昼過ぎに訪問したが、2名のお客様のみ。
ガラガラである。
そのお客様もちょうど食べ終わるころで、注文して待っている間はお店にポツンと一人である。
食べ終わりお店に出るまでお客は自分ひとりだった。
そりゃそうだ外出自粛要請が出ているから。
メニューを見てすごく悩んだ。
このお店で何が一番食べたいのか。
お客が少ない以上、たぶんだが最高のものを提供してくれるのではないだろうかと。
鴨せいろ、かけ・・・悩む。
悩んで出した答えが
「せいろの大盛り」
そう前回と同じものを注文した。
800円+大盛りで300円。1,100円。
私のレビューを見てくださっている人ならわかっていただけると思うが
1,000円を超えるメニューを頼むことは少ない。
いわゆるB級グルメ好きの自分であるが
車を走らせ、この南区へ。ここのお蕎麦を食べに来て
今更何をもってケチる必要があるのだろうか。
もしかしたら、ここで美味しくお蕎麦を食べられるのは最後になるかもしれない。
それほどまでに緊迫感があるこの情勢である。
運ばれてきたせいろの大盛りは見事なもので。
たっぷりのツユ、たっぷりのネギが嬉しい。
まずはツユをほんの少し入れて、
そこにそばを入れて味わう。
あぁ、美味しい。 黒松内産の奈川在来種特有のこの味!!
食べたかった味。北海道産のキタワセ蕎麦とのブレンドはしているが
やはりもって、この喉越し・コシ・風味。 パーフェクトである。
あぁ美味しいなぁ。
やはりこちらのお店の蕎麦は”味わえる蕎麦”だ。
大盛にして正解だ。
+300円とお財布には優しくはないが
ワサビつけたり、そのまま食べたり。
つゆにどっぷりつけたり。
満喫できる。
並盛であれば普通に食べて終わってしまうだろうから、大盛りの選択は正解だった
”かけ”も”鴨せいろ”も美味しいのに違いはないだろうが
やはりお蕎麦の味をダイレクトに味わえる”もりそば”が一番好きなんです。
食べ終わる頃いいタイミングで蕎麦湯が来ましたよ。
とろみがあるけどクセがない美味しい蕎麦湯。
全部は飲めなかったけれど。半分ほど美味しくいただきました。
帰り際、また来ますね。と伝えると。
お待ちしています。と。
ここのお蕎麦の美味しさは小樽から1時間半かけていく価値あるから。
必ず伺わせて頂きますね。
少し関係ない話しちゃいましたけど、
ここのお蕎麦は本当に美味しいので是非いってみてください!