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この口コミは、お猿と狸さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.6
昼の点数:-
2011/05 訪問
夜の点数:4.6
昼の点数:-
札幌東区にある、昭和の匂いがする、有名なお寿司屋さんです。正面玄関は裏側の小路にありまして、最初...
2012/11/03 更新
札幌東区にある、昭和の匂いがする、有名なお寿司屋さんです。
正面玄関は裏側の小路にありまして、最初の訪問では大きな通り側の裏玄関から入ってしまいます。
シンプルな白い暖簾に小さく「金寿司」の文字を潜り、店内に入りますと威勢の良い声がかかります。
お姉さまのお出迎えで、ジャケット、カバンを預っていただき、いつものカウンターへ。
白木のカウンターには、握り手さんが4~5名。
さらに、若手の方が2名ほどいらっしゃるのでしょうか。
裏で焼きものや、シャリの準備などで修業をしていらっしゃるようです。
カウンターの裏側には、電熱線が入っており冬場にはありがたい心遣い。
そうそう、お寿司屋さんでは無粋とは承知していますが、どっしりと腰が落ち着いてしまうのです。
瓶ビールで1本の後は、国稀の冷をお代わりし続ける毎度なのです。
このお店は気負うことなく、お寿司でわがままを言えるのです。
気持ちよく酔わせていただきます。しかも、しっかりと。
旨い肴に、旨い酒。
旨い魚に、旨い話。
すっかり三代目には心を鷲掴みされております。
酒肴を数品いただいてから、握りに入ります。
私の場合、この最初の肴はお料理であって、お刺身をいただくことはいまだありません。
このお店、楽しい創作料理を考えてくれています。
無駄でこちゃこちゃした、いじくりではなく、和食の基本を感じさせる創作。
素材を壊さない、煮蛸や煮鮑なんかも最高の味を引き出してます。
あまりにも有名になってしまい。趣向がさまざまな方が訪ねて、それぞれ好きなお話をしていますが、高級感、ブランド、雰囲気を求める場合は、このお店は不向きでしう。2万円以上のお寿司を普通にいただけるお財布を持っている方は、それなりのお店へどうそ。
どんなに飲んでも、どんなに食べても、好き勝手言っても1.5万円を超えたことはありません。(私の食べ方の場合です)
薄給の私が相方と一緒に、季節毎に楽しみにお邪魔できる程度で、決して高級寿司、寿司割烹とは違うのです。
様子を見ていますと、地元か旅行者か、初訪問か馴染みか、酒飲みかどうか、相手の趣向など聞き出しながらだし方を変えていらっしゃいます。 えびの塩辛を素の手巻に付けていただくひと品でびっくりしてもらうような演出を楽しんでらっしゃいます。
また、カウンターとテーブルでは出すものが変わってきます。ガリも違うとおっしゃっていました。
良いお寿司を楽しみに伺うのでしたら、カウンターに座らないとダメですよ。結構予約を取るのに苦労をすることがあります。
握り手さんも数名いらっしゃいますので、どなたと合うかは相性も含めてそれぞれです。
このお店では,、握り手さんとしっかりコミュニケーションを取りながらこちらの舌の好みをお伝えすることです。
旨いものを食べさせたいという気持ちが返ってきます。
その気持ちが嬉しくて、そろそろ10年近くのお付き合いになるはずです。
寿司屋のお任せ・お好みは、お決まりのコース料理ではありません。
こちらの舌と腹の具合を探りながら、様々なバリエーションでお料理の掛け合いを楽しめるのが、私の理想です。
ラーメンでもそうですが、それぞれのスタイルや好みがありますので、どの寿司屋が一番かと論じるのは無意味です。
自分に合ったお店を探して、しっかりと自分のスタイルを分かってもらえれば一生のお付き合いができることでしょう。
で、このお店が私の一軒です。
①---------------------------------------------
webのレビューに惹かれて行ってきました。落ち着いた雰囲気のお店です。中心部と違って、ざわざわしていなく、より板さんとの会話を楽しめて良かったです。
おつまみ~握りと、その会話からこちらの趣向、舌の好み、腹具合などを的確に判断してリードをしてくれました。初めて伺うということをお話しした為か、お店のこと、素材へのこだわり、そして、何よりも料理のこだわりについて話を聞くことが出来ました。
自分自身、札幌の料理屋さんに物足りないと感じる部分を、このお店のこだわりとして伺うことが出来たので、おすし屋さんというよりも、お料理屋さんとしての楽しみ方も出来ました。
おつまみは、キンキのキャベツ蒸しや、肴など一工夫(料理)してあります。邪魔な創作などをしていない、しっかりした料理です。
にぎりでは、結局一回も醤油をつけずに終わるほど、ネタにも手を入れています。江戸前とは違うけど、日本前?の素材に様々な仕込をしていたり、食べる直前に料理をしていただきとても美味しく楽しめました。
ここで教えてもらって、ここまで書いておきながら、他の人に教えたくないお店です。
②2006-12-26--------------------------------------------
もう何回伺ったでしょうか。札幌に戻って4年になりましたが、和食では札幌で1番のお店です。
さて、久々に書き足しします。
毎回、驚きと満足を提供してくれていますが、さすがにお寿司は季節毎の食べ物です。旬の魚がいろいろと変わってきます。
毎回驚く中でも、先日、このお店の最高峰と思われる1品に出会いましたので、ご報告。
3夜煮込み通した、あわびのお料理です。
そのお料理の丁寧さ、工夫と仕事の精密さ、心尽くし。
もう、しっかりあわびに宿っています。その仕事はぜひ、お店でお聞きしていただければよいとして、本当に美味しいです。
実は、あわびはさほど好きではない私です。嫌いじゃないんです。実際、世の中で一番美味しいと思うものの一つは、中華の乾鮑です。
しかし、歯ごたえだけの鮑に美味しさをさほど期待していませんでした。あ~、びっくりした!
③---------------------------------
また一つびっくりです。
シンコを出してもらったのですが、その〆方、仕事の繊細さに感激です。シャリと絶妙に合う、その〆方が大人の味ですね。ニンマリして食べました。
④---------------------------------
びっくりしたな~!!
苺の美味しい事!!
お汁ににじみ出た滋味深い味ったら(涙)