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オヤヂ胃袋の独り言です。
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お猿と狸 (男性・北海道) 認証済
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1回
夜の点数：4.6
2014/04 訪問
仙台市国分町の繁華街。 飲み屋がひしめくその街の中でも、中通りで異彩を放つ、めちゃバブリーなビルの
仙台市国分町の繁華街。飲み屋がひしめくその街の中でも、中通りで異彩を放つ、めちゃバブリーなビルの一階に入る仙台の和の名店です。そのド派手なビルの外観とは裏腹にお店の入り口は質素にしっとり地味なもの。こりゃ、どんなお店か調べずに飛び込みできる門構えじゃないっすね。着物姿の女性のご案内で、扉の中で靴を脱いであがります。奥では大きな白木の素晴らしいカウンターが、お店の雰囲気とこれから始まる割烹の楽しみを予告するかのごとく。後ろにテーブル見えますが、こちらのお店ではご主人の前に座らなければ、その魅力を楽しむことができないのでは？カウンターに掛けて、ご主人とお若い板さんにはじめまして。お飲物のメニューを見せていただき、ミニビールでかんぱい。食べれないものありますか？ということでしたので、相方のアレルギーと、ついでにこちらの希望をお伝えします。ご主人が曰く 「若い頃なら、なにをいってんだぁってな勢いもあったけど、もう還暦過ぎの年にもなりゃ、人間丸くもなるさなぁ^_^; 」ということで、どうやら当方のワガママ聞き入れてくれたらしい。初めての訪問で、当方恐いもの知らずな愚行だったか？いや、親方と対峙するオヤジもしっかり、いい食べっぷりでお応えする所存でございますm(-.-)m最初のお料理は、目にも鮮やかなお野菜を、出汁の餡に含ませなめた鰈の揚げ物をちょんと載せたお椀からはじまりでした。桜の蕾が塩漬けになって、綺麗な餡の中でも春の息吹を感じさせる。小さなグラスのビールはオヤジにちょうどうれしい。ぐびっとやって、さっそくお酒に移るかねぇ。大きな猪口でおおむね1,000円と安くはありませんが、どれも美味しそうですなぁ。宮城のお酒で攻めてみようかな。かたくりのお花がカウンターの壁に飾られてるのを指差し、これカタクリって小鉢を出しながら粋な演出。緑の葉に、紫の花が可憐なお料理で、綺麗に束ねられたそのお花が清々しい。苦味がほとんどなく、春ですわぁ。お造りは、平皿に鯛の昆布〆が、いい色になってお皿の淡い色と同調してる。ねっとり一歩手前で、旨みがましてる。鮫肌ですった鮮やかなわさびが、ツンと口の中で踊る。今日は鯛づくしかぁ？望むところだ、次の一品は鯛の揚げ物。片栗でしっとりカラリとあげて楽しい身のほくほく。うまいんだ。ブランド鶏のつくねって言っちゃ怒られそうな、真丈のお椀がいい出汁でおいしい。しかもお椀にレタスだなんて遊びも違和感ないんだ。オヤジもったいぶって(笑) 包丁を入れてるのはクジラのベーコンですね。そんなに綺麗なベーコンみたことがない。赤身の部分が結構ついてて、しっとり旨味がある。ただし、それ以上に脂身のつややかな上品な旨味の強さったら、あ～た(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))酒も普段以上にうまく感じる。正確にはお伝えする気もありませんが、旨いお酒のお代わりにお代わりってね。当方二人の食べ方、飲み方がよっぽど上手だったか、ご主人が口切のとっておきのお酒を抱えてきて、これうまいからご馳走しちゃるわって、えっ？！ まじっすか？？親方満面の笑顔で、こちらが旨そうにいただくのを見ている様子。当方の余りの旨い喰い方、認めてくれたなぁ（笑）ご自分で揚げたという自家製厚揚げは、お豆腐のお味そのままで、もう楽しいったらありゃしません。特段高級素材ってわけじゃないが、厚揚げをお豆腐からちゃんと揚げてお料理するお店がどれだけあるだろう？お野菜と和えて温かい気持ちがこもっている。最後に〆のご飯は食べれるかと問われて、もちろんです！出てきたのは、鯛茶漬！いえい！！すきなんだ～これ。お出汁でしゃぶしゃぶ～ってね。お出汁はもちろんのこと、上に乗せた大振りな海苔がいい仕事しているわ。この日はふた組だけのようで、ご主人とは終始掛け合いを楽しませていただき、カウンターの醍醐味満喫でございました。最後に、鯖の押し寿司を銀のフォイルで手提げにしてくださり、お土産までぇ！楽しいひと時ありがとって、ご馳走様です親方！こちらのお店は、この親方との相性がお味にまで大きく響くカギなのは一度お世話になればわかるでしょう。多分、合わない方もいることでしょうが、オヤジはばっちしでございました。押し寿司の他にも、あるお土産をいただいて、お店を後にしたのでございました。次の朝ホテルで押し寿司の朝食で良い目覚め。浅〆の鯖が品良く、適当な酢飯と合うんだ。そして、爽やかな驚きは、桜の葉が敷いてあったヨ。こちらも、春の遊びで美味しい鯖寿司でございました。もう1回親方の遊びでニンマリ。ありがとね！
2014/06/22 更新
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仙台市国分町の繁華街。
飲み屋がひしめくその街の中でも、中通りで異彩を放つ、めちゃバブリーなビルの一階に入る仙台の和の名店です。
そのド派手なビルの外観とは裏腹にお店の入り口は質素にしっとり地味なもの。
こりゃ、どんなお店か調べずに飛び込みできる門構えじゃないっすね。
着物姿の女性のご案内で、扉の中で靴を脱いであがります。
奥では大きな白木の素晴らしいカウンターが、お店の雰囲気とこれから始まる割烹の楽しみを予告するかのごとく。
後ろにテーブル見えますが、こちらのお店ではご主人の前に座らなければ、その魅力を楽しむことができないのでは？
カウンターに掛けて、ご主人とお若い板さんにはじめまして。
お飲物のメニューを見せていただき、ミニビールでかんぱい。
食べれないものありますか？
ということでしたので、相方のアレルギーと、ついでにこちらの希望をお伝えします。
ご主人が曰く 「若い頃なら、なにをいってんだぁってな勢いもあったけど、もう還暦過ぎの年にもなりゃ、人間丸くもなるさなぁ^_^; 」
ということで、どうやら当方のワガママ聞き入れてくれたらしい。
初めての訪問で、当方恐いもの知らずな愚行だったか？
いや、親方と対峙するオヤジもしっかり、いい食べっぷりでお応えする所存でございますm(-.-)m
最初のお料理は、目にも鮮やかなお野菜を、出汁の餡に含ませなめた鰈の揚げ物をちょんと載せたお椀からはじまりでした。
桜の蕾が塩漬けになって、綺麗な餡の中でも春の息吹を感じさせる。
小さなグラスのビールはオヤジにちょうどうれしい。
ぐびっとやって、さっそくお酒に移るかねぇ。
大きな猪口でおおむね1,000円と安くはありませんが、どれも美味しそうですなぁ。
宮城のお酒で攻めてみようかな。
かたくりのお花がカウンターの壁に飾られてるのを指差し、これカタクリって小鉢を出しながら粋な演出。
緑の葉に、紫の花が可憐なお料理で、綺麗に束ねられたそのお花が清々しい。
苦味がほとんどなく、春ですわぁ。
お造りは、平皿に鯛の昆布〆が、いい色になってお皿の淡い色と同調してる。
ねっとり一歩手前で、旨みがましてる。
鮫肌ですった鮮やかなわさびが、ツンと口の中で踊る。
今日は鯛づくしかぁ？
望むところだ、次の一品は鯛の揚げ物。
片栗でしっとりカラリとあげて楽しい身のほくほく。
うまいんだ。
ブランド鶏のつくねって言っちゃ怒られそうな、真丈のお椀がいい出汁でおいしい。
しかもお椀にレタスだなんて遊びも違和感ないんだ。
オヤジもったいぶって(笑) 包丁を入れてるのはクジラのベーコンですね。
そんなに綺麗なベーコンみたことがない。
赤身の部分が結構ついてて、しっとり旨味がある。
ただし、それ以上に脂身のつややかな上品な旨味の強さったら、あ～た(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
酒も普段以上にうまく感じる。
正確にはお伝えする気もありませんが、旨いお酒のお代わりにお代わりってね。
当方二人の食べ方、飲み方がよっぽど上手だったか、ご主人が口切のとっておきのお酒を抱えてきて、これうまいからご馳走しちゃるわって、えっ？！ まじっすか？？
親方満面の笑顔で、こちらが旨そうにいただくのを見ている様子。
当方の余りの旨い喰い方、認めてくれたなぁ（笑）
ご自分で揚げたという自家製厚揚げは、お豆腐のお味そのままで、もう楽しいったらありゃしません。
特段高級素材ってわけじゃないが、厚揚げをお豆腐からちゃんと揚げてお料理するお店がどれだけあるだろう？
お野菜と和えて温かい気持ちがこもっている。
最後に〆のご飯は食べれるかと問われて、もちろんです！
出てきたのは、鯛茶漬！
いえい！！
すきなんだ～これ。
お出汁でしゃぶしゃぶ～ってね。
お出汁はもちろんのこと、上に乗せた大振りな海苔がいい仕事しているわ。
この日はふた組だけのようで、ご主人とは終始掛け合いを楽しませていただき、カウンターの醍醐味満喫でございました。
最後に、鯖の押し寿司を銀のフォイルで手提げにしてくださり、お土産までぇ！
楽しいひと時ありがとって、ご馳走様です親方！
こちらのお店は、この親方との相性がお味にまで大きく響くカギなのは一度お世話になればわかるでしょう。
多分、合わない方もいることでしょうが、オヤジはばっちしでございました。
押し寿司の他にも、あるお土産をいただいて、お店を後にしたのでございました。
次の朝ホテルで押し寿司の朝食で良い目覚め。
浅〆の鯖が品良く、適当な酢飯と合うんだ。
そして、爽やかな驚きは、桜の葉が敷いてあったヨ。
こちらも、春の遊びで美味しい鯖寿司でございました。
もう1回親方の遊びでニンマリ。
ありがとね！