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夜の点数:3.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.8
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.8
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
ザ・昭和!庶民派のすき焼き専門店
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豚すき焼きセット (1,500円)
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豚すき焼きセット (1,500円)
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豚すき焼きセット (1,500円) ※具の大半は1枚目の通り既に鍋へ
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メニュー 2025.11
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メニュー 2025.11
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メニュー 2025.11
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外観 2025.11
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外観 2025.11
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外観 2025.11
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2025/12/06 更新
下仁田駅近くにあるすき焼き屋さん。すき焼き屋と言っても敷居は高くなく、大衆向け。共に「孤独のグルメ」に登場した隣のタンメン・餃子の店と迷いましたが、お米を食べたい気分につき、すき焼きを選択。車の場合、お店に駐車場はなく、町営無料駐車場や観光無料駐車場に停めることになります。数分歩きますが、特にストレスは感じません。
お店の外観はまさに昭和。脇にはトロ箱が積み上げられ、敷かれた長いレッドカーペットならぬ赤いマット(これは店内に入っても続いている)が昭和感を強調しているように感じられます。店内にはいるとすぐ左手に転落注意の下り階段があり、そこから「いらっしゃいませ」の声が。女将でしょうか。堂々とした接客で、目の前に広がる大広間の座敷へと促します。それに従い、靴を脱いで座敷へ。並ぶテーブルにはガスコンロと鍋がセットされており、空いている席に座ります。すると、件の昭和の女将がおしぼりと菜箸を持って登場(食べる箸やお水はセルフ。広間の一角に並んでいます)。せっかくなので、上州黒毛和牛も上州鶏も「いの豚」も気になりましたが、初見なので、定番と思しき下仁田ポークを使った豚すき焼きセット(1,500円)をチョイス。ごはんは大、中、小ではなく、300g、200g、100gから選びます。
程なくして、昭和の女将が再び登場。具の並んだ皿、割りした、生卵、漬物を並べると、すき焼調製の指南が始まりました。昭和の女将がやってくれるのではなく、指示に従って、作業を進めていくスタイルです。
まず、火力強めにし、牛脂を中央に置き、長ネギ、しいたけ、えのき、白菜、白滝を並べる。長ネギとしいたけは両面をよく焼くように。ネギはそのままだと滅茶苦茶辛いけど、強火でしっかり焼くとトロトロで甘くなる。しいたけはとても肉厚なので、よく火を通して。この焼いたネギとしいたけを食べてもらいたいのよ、とのこと。そのため、肉はネギやしいたけの上に置こうとすると怒られます。
肉は重ならないように、野菜などの上に広げて全部乗せる。そして、一気に割り下を全部入れるように。足りると思うけど、足りなかったらまた持ってくる。豆腐はそのままでもおいしいから、あまり火を通さないで。ここまで一気にご指導賜ったところで、昭和の女将は一旦退場。
……と慌ただしかったため、ここで写真をパチリ。そのため、全ての具材が載った皿の写真は今回はなし。そうこうするうちに、昭和の女将が三たび登場。ごはんを供しつつ、鍋の具合を見、ねぎとしいたけはそろそろ食べ頃と教えてくれます。これが食べてほしくてね、とのこと。お節介かつ厳しい指導ですが、奥には愛があるようです。その後は客に任せるようで、各自好きなように食べていきます。
まずは焼いたネギとしいたけ。薦めるだけあって、ネギはとてつもない甘さ。じゅわっと甘い汁が口の中に広がります。しいたけも肉厚で噛み応えがあるだけでなく、ジューシー。きのこはこんなにも水を蓄えているのかと思うほど。ひとつはしっかり焼いた程度で食べ、もうひとつはしっかり割り下で煮込んでみることにします。続いて豚肉。肩ロースと思しき良いところを使っています。肉の旨味と脂の甘み。ごはんがすすむ。その他の野菜やしらたきもおいしく(さすがはこんにゃくの名産地でもありますね)、量も多く。腹具合によっては肉を追加しようと思っていたのですが、それが難しくなるほど満腹になりました。
その後。後から来たお客にも、昭和の女将の同様の指導が始まっています。これはもうひとつの芸と言えるかもしれません。やっぱり下仁田はネギだよねーとの声に、これは下仁田ネギじゃないのよ。今年は暑かったせいか、まだとれてないの。時期がずれちゃってるのよね。でも、このネギもすごくいしいでしょ、と昭和の女将。誠実に説明してくれるあたり、やはり愛に溢れる人のようです。帰り際、こんにゃくゼリーをいただいて、お店を後にしました。