1回
2025/06 訪問
階段の先に、階段の焼肉。母の笑顔がこぼれた、宝箱のような誕生日ディナーになりました。
2025/06/27 更新
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どもっ！あうるです。
◇地下鉄「日本橋」駅から徒歩3分。宗右衛門町の裏手、セントラルビルの地下にある隠れ家的な焼肉店「焼肉割烹 YP流 宗右衛門町本店 」。
先日、西心斎橋店へ伺ったのですが、今回は誕生日の母のサプライズもかねて、こちらの本店へ行ってきました。
扉の前には赤い番傘や日本刀が飾られ、まるで時代劇のワンシーンのよう。
◇店内は立派なカウンター席、そしてシックでおしゃれなテーブル席が並んでいます。
特にカウンター席では、お肉のカットや盛り付けなどが目の前で行われるため、臨場感たっぷりです。料理長とのほどよい距離感が心地よく、大切な人と過ごすのにぴったりな雰囲気。
当日もデートと思われるカップルのお客さんもいました。
◆スタートは、和牛ユッケ・とろける和牛うに、和牛レアステーキ(ワサビのせ)と、お肉で魅せる"YP流造り盛り三種”。
うに・キャビアが添えられた豪華な前菜に、母も思わず「すごいね～」と笑顔に。
◆本日の逸品は、一見「レンコン饅頭」のようですが、こちらは「豆乳饅頭」。
いかのすりみのようなねっとりとした中身はこれが豆乳！？と驚きのコクと美味しさ。餡も出汁が効いており楽しみます。
◆そして登場するのが、こちらの名物「花の階段盛り」。福島県ベルファームで長期肥育された、月齢34か月の牛さんの命を頂戴します。
この日は「ラムシン」「カメノコ」「マルカワ」「YPロース」「コモモ」など、希少部位が5段の階段状に盛られた一皿。立体的に魅せるにはこの階段がいいんですよねえ。
上から順に、食べ進めます。
部位ごとに焼き加減を変え、脂の質・赤身の味わいを一段ずつ楽しむ“肉のストーリー”が始まります。
最後の透き通るようなロースは、焼き時間にして3秒から5秒！それを卵黄に絡ませていただくと、もう、うまいですとも。
◆さらに、和出汁を使った「和牛出汁茶漬け 」は、香ばしさとやさしい塩味でほっとひと息。
コース全体が重たくならないよう、和の要素も絶妙に挟まれていました。
そしてクライマックスには、現れました宝箱。
母には実は「宝箱ケーキ」があることは伝えていたのですが、メッセージがあることは内緒にしてました。
ふたを開けるときのワクワク感と、ドライアイスの霧に包まれて現れたお祝いのメッセージ入りの演出に、母は驚いた表情から、じんわりと目を細めていました。
「ありがとうね」と言ってもらえたのが、なによりの贈り物でした。
この内容で10,000円（税込）は価値が高いと思います。
デート・誕生日・記念日など“ちょっと特別な日”に、心もお腹も満たされる、記憶に残る焼肉時間でした。
ごちそうさまでした！
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私の「おいしい」を、だれかの「おいしい」へ。
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