1回
2025/07 訪問
僕たちは平成をいきてきたし、いかされてきた。
2025/07/17 更新
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どもっ、あうるです。
阪急「京都河原町」駅から徒歩5分ほど。
ビルの階段を上がっていく途中、壁には『MOTHER2』『せがた三四郎』『I”s』『邪眼の力をなめるなよ』などのステッカーやチラシがずらり。
少年・青年記憶を呼び起こされるアイテムの連続に、店にたどり着く頃には“記憶のなか”に足を踏み入れたような不思議な感覚に包まれます。
ここが「駄菓子バーA-55 京都四条河原町店」。
店内もまた、壁から天井まで“平成”がぎゅうぎゅうに詰め込まれた空間。
私が座った席、天井を見上げるとそこには『スレイヤーズ』『幻想魔伝 最遊記』など、当時を彩ったアニメやゲーム関連のポスターが並び、同級生の部屋に転がりこんだような懐かしさがあります。
ぐるりと壁に貼られているのは、平成の「流行語大賞」「一年の漢字」をまとめた表。
おまけにそれぞれに写真も貼られているので、もう、これ１枚１杯飲めるんじゃないかな。
システムは明快で、飲み放題2時間3,000円が個人的にはおすすめ。
専用カゴで好きな駄菓子を選びながら、Wiiや150種以上のボードゲームで自由に遊ぶことができる。ボードゲームバーとしてもなかなかの質と量になると感じました。
コスプレアイテムも豊富で、ランドセルや「うまい棒」の被り物まで揃っており、写真映えも楽しめます。「うまい棒がうまい棒食ってる！」そんな画も撮影できますね。
特に印象に残ったのは、オーナーさんとの会話。
これだけの手の込んだ、なつかしさの詰まった空間を作り上げられたのは、コロナ禍の営業休止期間中「今できることは何か」と考え、仲間とともに“平成の思い出”を一つずつかたちにしていったという。
それを、控えめに、少し申し訳なさそうに話されるところに実直さも感じました。でもほんと、この空間は"お金"をかけたらできるもんではなく、一つ一つ大切に作り上げないとできない、そんな昔の少年少女にとっての夢の国です。
この空間にあふれる“懐かしさ”には、時間と想いが宿っている。唯一無二の空気がある。
平成を生きてきた世代にはもちろん、今の若い世代にもぜひ体験してほしいと思いました。
語り合い、笑い合える場所がここにあります。
ごちそうでした♪
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私の「おいしい」を、だれかの「おいしい」へ。
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