レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2012/01訪問 2012/02/27
石仏でも有名な大分県臼杵と言えば、フグ専門店が並ぶ城下町。2人でフグのコース料理を食べ行きました。
¥10500のコースで、フグ皮の和えものに始まり、大皿のフグ刺し、フグのつけ焼き、フグ唐揚げ、ふぐ汁、ふぐちり、雑炊、料理長オススメの一品、デザート(フルーツ)がいただけるコースです。
一番の最寄り駅は上臼杵駅になりますが、特急がとまる臼杵駅から臼杵の城下町を歩いて訪れました。
情緒たっぷりのウォーキングは時間を感じさせません。
お店の外観は風格のある街並みに溶け込んだ優雅な造り。風情あります。
店内に入ると、和の歴史感あふれる落ち着いた造り。
予約していたので個室へ。
こちらも腰に根が生えそうなくらい、居心地の良い部屋です。まさに私の好みにどんぴしゃです。
最初にビールを注文してフグ皮の和えものをつつくと、新鮮なので臭みなどなく心地よい歯ごたえと風味が広がり「日本酒も合いそう!」。
間もなく登場したのが、特大の大皿に盛られたフグ刺し!!これはすごい!こんなの見たことない!!4人前か6人前か!?と思える豪快で美しく盛りつけられたフグ刺しです。
半透明のフグを口に入れれば、「今まで食べてきたフグ刺しはなんだったんだ!?」とあまりの美味しさに早くも脱帽。
白身魚というと、ともすれば味気ないのでは?とか思いがちですが、この新鮮なトラフグには魔法がかかったかのような、旨味甘みがあり、そのコリっとした絶妙の食感の直後に口の中にじゅーっと広がる甘みが最高です。う~む、本場臼杵のフグはこんなのすごいものなのか・・・。もっと早く食べに来るべきでした。
自家製ポン酢の味もまた、優しくて角がまろやかな、非常に美味しいものでした。このポン酢は、フグ刺しのほか、ふぐちり(鍋)でも使うとは知らず、フグ刺しでけっこう遠慮なく使ってしまいました(笑)。それほどまでに気に入ってしまったのです。
フグのつけ焼きも、香ばしく、風味と食感の楽園。日本酒でいきましょう。
白子焼きも登場します。これはフグコースの極みと言えるでしょう。
こんな大きな白子焼きだとは想像していませんでした。
白子焼きのスタイルは臼杵でも店によって様々らしいのですが、私はこの白子焼きでノックアウト。
表面は香ばしく、中はクリーミー。そしてこのサイズ!贅沢の極みです。美味い!美味すぎる!!
フグちりは、その流儀を教えていただき、美味しくいただけました。
最後にその出汁でいただく雑炊がこれまた美味いのなんの・・・。これを目当てに、前半の料理をセーブする人もいるそうで、それほどまでに美味しい雑炊でした。
デザートまでたいらげた頃は、口福の余韻に酔いしれ、あ~来て良かった~とにこにこ顔。
もちろん帰路も歩いて臼杵駅まで向かいましたが、美味しいものを食べたあとは足取りも軽くなりました。
それにしても満足度高いフグ料理でした。
これほどまでの感動は臼杵でしか味わえないのではないでしょうか。と今は思っています。
3位
1回
2012/04訪問 2012/05/02
宮崎山形屋に行くときいつも利用しているカリーノ駐車場から歩いてすぐ、山形屋からも道路向かいすぐにあるイタリアンレストラン。
基本的にコース料理で、ランチは、¥1700で
・前菜
・パスタ
・温野菜
・デザート
・コーヒー
がつくコースと、さらに一皿メインがプラスされるコースがあります。
(ランチは金曜、土曜、日曜のみ、12:00~13:30ラストオーダー。)
こじんまりとした店内にはいい香りが漂い、お店に入った瞬間から食欲がかきたてられます。
綺麗なテーブルセッティングで、料理が運ばれてくるペースもゆっくりなので、ゆったりとランチタイムを楽しむにはもってこいのお店。
いつも1時間半くらいかけて味わうランチタイムです。
前菜プレートには、地元宮崎産の新鮮野菜のサラダと、ブルスケッタなどがつきますが大変に美味しいものです。
野菜の素材の味を楽しめるように、ドレッシングは主張控えめ。
パスタのあとに出てくる、パルミジャーノがトッピングされた温野菜も、宮崎県産の野菜をだいたい10種類くらい使ったもので、ヘルシーですし、野菜の美味しさと見直したくなる、素材を引き立てる味付けには脱帽です。
パスタは2種類から選択。
我々は2人で行くので、1種類ずつオーダーして両方食べています。
他の2人組のお客さんも、1種類ずつ両方オーダーされている方が多いようです。
野菜中心の料理で、スローフードを優雅に満喫するランチなので、子供向けというよりは大人向けと思います。
ただ、お子さんを連れてみえた家族連れには、特別にお子さん用にパスタを提供されていたケースもあったようです。(このサービスがいつもあるものかどうかはわかりませんが。)
デザートも季節感があり、美味しくいだたいています。
最後に洒落たコーヒータイムが待っています。エスプレッソと思いますが、濃厚で美味。
イタリアで修行されたというオーナーがまた気さくで素敵な方です。
お店を出るときに、グラッチェ!・・・とイタリア語を交えて素敵な笑顔で見送ってくださるので、いい余韻でお店を出ることができます。
すっかり気にいってしまい「キアーラ・ベッラ」のリピーターになっています。
4位
1回
2012/06訪問 2012/06/24
何と言っても陳健一さんの麻婆豆腐が食べられる素晴らしさ!これで決まりです。こんな美味いマーボーは他にありません。
本場四川(成都)の麻婆豆腐のベクトルそのもので、刺激度から言えば日本人向けにマイルドにしてはあるものの、麻・辣の刺激そしてぐっと引き締める塩分やアツアツの油の四重奏はやみつきになります。
博多では大丸デパートの地下にも四川飯店があり、そこではテイクアウトでこの麻婆豆腐を買うこともでき、かなり頻繁に買っているのですが、やはりレストランで、土鍋でぐつぐついっている麻婆豆腐をいただくのはさらに格別ですね。感無量の美味さです。
ランチにはセットメニューもありますが、我々は土鍋でいただく四川風麻婆豆腐が食べたいがゆえ、アラカルトでオーダーします。
他の料理もどれも美味しく、四川とはいっても辛くない料理もたくさんあるのが嬉しいです。
四川料理は、使う食材が多岐にわたり、野菜料理のメニューが豊富なことが特徴だと、成都を案内してくれた知人は言っていました。
この四川飯店にも多くのメニューがあり、これから行くたびにいろいろ食べてみようと思っています。
中国茶などもいろいろあって、素敵な器でサービスしていただけました。優雅な気分になります。
博多に素晴らしいレストランができて嬉しい限りです。
5位
1回
2013/04訪問 2013/05/26
くうてん9Fにある和食レストラン。
この店の魅力はなんといっても、土鍋焚きのおいしいご飯と、茅之舎のおだしをつかった味付けでしょう。
(ちなみに自宅でも茅之舎のだしを愛用しています。)
ご飯は遠慮して(というかセーブして)2人で小窯をオーダーしたのですが、おいしすぎて足りませんでした。
家庭ではこんなおいしく炊けません。猛烈に感動です!。
料理もぴか一。
西京焼きなどの魚料理もオススメです。
あらかぶの煮つけもイチオシ。
こういう料理を食べると違いがよくわかります。
ご飯にも合うし、お酒にも合います。
この店のコンセプトがそこにあるようです。
明太子なんぞも出汁をきかせているのでしょうか、一味違う美味しさです。
他にも、めんたい卵焼き、珍味セットなど食べれば日本酒が進みます。
くうてん(9F,10F)のレストランのお気に入りベスト3に入るお店になりました。
ちなみに、ご飯は、夜は土鍋炊き、昼は窯炊きだそうです。
6位
1回
2012/03訪問 2013/09/01
すごいそば屋があったものです。
南阿蘇で、阿蘇の名水を使ってそばを打つ「蕎麦や漱石」。
美味しいそばで、一日30食くらいで売切れてしまうのであまり有名になって欲しくなかったのですが、グルメ雑誌などにも登場しているので、ここでも紹介したいと思います。
自家石臼製粉、全てそば粉10割の生粉打ち、十割蕎麦です。
蕎麦そのものを味わうための店なので、トッピングなどは一切なし。温かい蕎麦、冷たい蕎麦の2種類の食べ方しかありません。
メニューには、かつては蕎麦の実の生産地ごとに5種類くらい載っておりその中の2種類(たとえば北海道産「蝦夷牡丹」に、「南阿蘇」)を日替わりで出していましたが、現在は「玄舞」(くろまい)と「朝碾(あさびき)24」の2種類になっているようです。
私のイチオシは「玄舞」。
玄そばと丸抜きをブレンドしたという玄舞は、一見して、「こんな蕎麦は初めてだ!」と興奮をさそいます。粗挽きなのでしょうか、粗い玄そばの粒が、細かい丸抜きの中に存在感を示しているのがわかります。
一口食べて、そのコシの強さ、風味のよさに脱帽です。
そばつゆもまさに私好み。香り、味わい共に見事。その味わいを最大限に引き出すのは、最後に蕎麦湯で割ったときかもしれません。
私たちは何度か蕎麦湯をおかわりしてしまったほどです。
また、薬味も蕎麦によって違うというこだわりよう。
玄舞にはフランス産の塩、辛味大根。
朝碾24には、伊豆産のわさびを目の前でおろしてくれます。
お店の造りはウッディな山小屋!?といった感じで、大きな窓の外には小鳥たちが木の枝で遊んでいます。
晴れた日など直日が差し込んでくるような場合にはお店の方がこまめにブラインドで陽を和らげてくださいます。
いろいろなところに真心を感じる、美味しくて粋な蕎麦屋さんです。
★最新情報 2013/8★
全日空機内誌「翼の王国」2013年8月号に、ついに「蕎麦や漱石」が紹介されました!!
阿蘇の美味しい水を使って作られているすばらしい蕎麦屋さんとして。
東京からもお客さんが来る、と書かれていました。
羽田に向かう飛行機の中でこの記事を見つけ、蕎麦や漱石の一ファンとして「おおおおっ!ついに機内誌にも出たか!!」と興奮して読んでしまいました。
7位
1回
2012/11訪問 2012/12/02
鹿児島の食文化の中心地「天文館」のグルメ通りにある、隠れ家的お店です。
鹿児島ナンバーワンのホテル「城山観光ホテル」の最上階展望レストランのトップを勤めた秋葉ソムリエが2002年に独立したお店で、今年(2012年)は10周年!!おめでとうございます。
ワインは100種類くらいがワインカーブの中にそっと眠っています。
カウンターには10人くらい、そのほかテーブルが3つくらいと、こじんまりとした店内は、エレガントな雰囲気と優しい光に包まれています。
一言で言えば、ワイン好きにはたまらない店!
料理はもともと「炙り焼き」を主体にスタートした店で、現在も肉の炙り料理を中心に、生ハム系、サラダ系が充実。
鴨、子羊、牛ほほ肉、鹿など、ワインにあう料理とワインとを楽しむひと時が最高なのです。
秋葉さんの心あたたまるサービスもこの店の“看板”。オペラなどBGMが静かに流れる店内で、ここちよくワインに酔いしれることができます。
ワインは5シャトーやDRCを頭に、ブルゴーニュ・ルージュといった地方名クラスまでさまざまそろっています。常連になると、好みを覚えてもらえて、ますます客と店の関係がハマってきて心地よくなるものです。
一人でワインを楽しみに来られるお客さんや、二人で来られるお客さん、またテーブルで4人、それ以上で2次会に訪れるお客さん・・・と様々。
みなさん、客層も良く、雰囲気のいいお店です。
8位
1回
2012/09訪問 2012/12/02
内之浦まで伊勢エビを食べに出かけた。
電話予約必須と思い、事前に予約したのだが、個室はすでに満席で、2階にある大宴会場での食事ということでなんとか予約できた。
内之浦で35年やっている老舗で、老舗旅館のようなひなびたたたずまいには情緒がたっぷり。それだけで早くも美味しそうな予感が感じられる。
生簀の中には大きな伊勢エビがどっさり。
太平洋にのぞむ内之浦が育む自然の恵みは力強いごつごつした殻に覆われて食されるのを待っている。
伊勢エビは重さ(大きさ)で値段が決まるようで、いくらぐらいのものを、と予算を伝えるとそれに近い値段(サイズ)のものをさばいてもらえる。
網本セットと呼ばれる海鮮コース料理に加えて、3人で1尾の大きな伊勢エビを注文した。¥7000くらいのだったかな?
最初は刺身で。あとから味噌汁にして出していただけた。
申し分ない刺身の美味しさ。感無量である。
ぷるぷるこりこりした身を口に放り込めば、甘い旨味がプルルンピュルピュルと広がる。
太平洋の海の幸に感謝感激なのである。
味噌汁も優しい出汁が味噌に溶け込んだ美味しさがたまらない。
最後に出てくるご飯の段階で、先に出てきた料理を全て食べてしまっていたので、おかずが味噌汁だけになってしまったことが我ながらの反省点。刺身などとっておけばよかった。
使われている食器も、まるで旅館のようにバリエーションに富んだ美しいものばかり。昼だったのでノンアルコールビールを飲んだが、お酒(鹿児島なので焼酎かな?)なんぞをいただけたらさらに至福気分だったに違いない。
相当に満腹になった。
9位
1回
2012/01訪問 2012/06/24
高鍋と言えば牡蠣!天然の牡蠣で有名です。
その高鍋には何軒かの牡蠣専門レストランがありますが、ここ「るりや」も牡蠣料理が美味しいレストラン。
実は、使われている牡蠣は漁業権の問題か何か・・・で地元高鍋産ではないとお店の方からうかがいました。延岡産だったり、広島産だったり・・・。ちょっと意外でしたが、牡蠣料理はばっちり美味いです。
何と言っても天然の生ガキを、生で、もしくは炭で軽く焼いていただくのがたまりません。
天然の牡蠣はよく見る養殖モノより少し小ぶりです。パリの牡蠣専門店の店先で牡蠣職人がせっせと牡蠣の殻むきをしているあの牡蠣を髣髴とさせる身のしまった味わいが絶品です。
炭火をかるく通すことで旨味が濃縮され、生とは一味違った境地を味わうことができます。
また、牡蠣グラタンや牡蠣フライ、ウニパスタなど、どれを食べても美味しく、こうなると白ワインなんかを合わせたくなります。いつも車で行くのでジンジャーエール(大人の辛口ジンジャーエールで美味い)で我慢していますが・・・。
この店は料理のみならずその雰囲気が素晴らしい魅力。
店内はアンティークの調度品であふれ、床の質感などとともに日常から解き放たれたレトロ空間へといざなってくれます。
しいて言えば、いったん店の裏に出て行かねばならないおトイレだけがBack to the 日常空間なのが残念ですが(笑)。
高鍋駅から砂防林?の中を向かう道も、童話の世界のような不思議な雰囲気です。
また、るりやでは牡蠣ピザのテイクアウトのサービスもやっており、自宅に持ち帰っていただくこともできます。
ハーブ等を漬けこんだオリーブオイルに浸っている牡蠣の薫製も美味。ここでも買うことが出来ますし、宮崎空港の売店でも売られています。薫香のついた牡蠣はワインとの相性抜群なので、ワイン好きな人への土産にも重宝します。
いつか、ワインと牡蠣料理のマリアージュを満喫しに電車で食事しに行きたいと思っています。
感動的ディナーでした!
記念日のお祝いディナーとして¥10500のコースを予約。
噂には聞いていた、鹿児島を代表する素晴らしいレストランとのことで、気を引き締めて訪れました。
席に案内される途中、ガラス越しのワインカーヴがちらりと見え、オーラのある有名ワインのエチケットが目に入り早くも興奮。
大きなガラス越しに見えるのはライトアップされた庭園。梅の花がちょうど見頃で、薪に焚かれたたゆたう炎と共、足が止まる美しさ。見とれてしまいます。
室内はさすが島津家の別邸で有名な「島津重富荘」だけあって、国宝級文化財の中にいる深い趣がひしひしと感じられます。
この床、この柱、この襖絵・・・。素晴らしすぎる最高級の雰囲気です。磯庭園の見学で教わったポイントの「釘隠し」も。
シャンパーニュで乾杯!美味い!
ドライバーにはノンアルコールのスパークリングが容易され、これも相当美味しかったようです。(私は飲んでませんが。)
料理も実にすばらしく、こんなに本格的なフレンチをいただくのは久しぶり。
4点のアミューズに始まり、前菜(フランス産ホワイトアスパラの上に、牡蠣薫製やウニ、イクラ、平目薫製などの海鮮類をちりばめた華やかでワインにも合う味付け)、そして魚料理が二皿。ホタテのトリュフソースと、アンコウの料理です(料理名は忘れてしまいました。)
全ての料理の説明もきちんとしていただけて、美味しさも倍増です。
特にアンコウの料理には驚かされました。こんなに美味い料理があるのかと・・・。
続く肉料理も2皿。
和牛の料理と、メインはエゾシカ。ベリー系ソースだったと思います。
ワインも赤・白ともにブルゴーニュのものをボトルでオーダー(それぞれ1万円ちょい。コストパフォーマンス高いと思います)。リーデルの大ぶりなグラスでいただきました。
2本ともデキャンタージュしていただきましたが、デキャンタも初めて見る形で豪華さを感じるすばらしいものでした。
ワインセレクトに迷ったら、ソムリエさんに尋ねればアドバイスやオススメをセレクトしていただけます。
ソムリエさんのサービスも最高でした。
デザートも2皿で、彩も味わいも美味しい~!!
また、事前にお祝いと伝えておいたので、特別ケーキも用意していただけました。その演出も素晴らしいものでした。主賓も「食べるのがもったいない」と感激。
一連の料理の豪華さ、美味しさ、お店のサービスと雰囲気、すべてが申し分のない感動の連続。
ワインリストも、大変に充実しており、特別な日のディナーにふさわしいレストランだと感じました。
こんな素晴らしいレストランがあったとは!!
また、記念日にお食事に出かけたいと思います。