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許可いただきました。
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去る７月半ばのこと､､､､､
学校PTAの先輩方の送別会会場探し担当を任命され
銀座のレストランをひとり徘徊し、最も気に入ったのが
ル シズィエム サンス ド オエノン カフェという
舌を三回噛んでしまいそうな、長ったらしい名前の店でした。
しかしザギンの＆ミシュラン星付の＆フレンチの＆高級店で
オジサンオバサン13名が真っ昼間から大騒ぎできるはずもなく
（しかも予算は5000円以内ですし､､､､､）
前出の日記で“敗北宣言”したのでありました。
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･･････え？“先輩方のお別れ会”の件はどうしたかって？？？
無理です。奥のレストランでも、カフェにしても
騒がしいオバサンたちが13名でわいわいやる雰囲気ではありません。
こんなステキなお店に失礼ではありませんか！エエッ。
と、いうことで。
まさに“下見倒れ”に終わった、久しぶりの銀座
とはいえ、いつかは素敵な女性を伴って（もちろん女房も可･･･汗 ^～^;;）
この店の奥のグランメニューをいただいてみたいものであります。
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しかし、奇跡は起きるために存在していたのです｡｡｡｡｡
僕の日記を、下町グルメ評論家のO沢氏を通して目にした
オエノンホールディングス（旧・合同酒精）のK石取締役が
上記の(((悔しさアリアリの)))一文を甚く気にしてくれて
「いいですよ、OZくん。地下のVIP専用室を使ってください。」
と、僕に伝えてくれました。
そうです、このレストラン
HPにも載っていない“秘密の地下室”があったのです。
･････巷の噂で
皇族の方々や、某I原都知事一族や、某芸能人が秘密裏に集う
地下牢獄のような部屋があると、耳にした事はあったのですが｡｡｡｡｡
という、瓢箪から駒のような出来事があり、８月某日のこと
総勢11名(１名は恒例のドタキャン、もう1名はインフルエンザ！）で
超豪華なランチをいただいて参りました。
店に入ると、「OZ様ですね、お待ちしておりました。」
いきなりのVIP待遇です！たかが6000円のランチ客だというのに､､､
そして地下室へ。
いや、本当に牢獄です。
というか、地下の巨大ワインセラーの中央に
ガラスに包まれたキッチンと大きな食卓があるという
ワイン好きには堪らない、冷え冷えとした贅沢な空間です。
先ずは、K石取締役からのご好意でシャンパンが２本！
そして、料理はシェフ自らが目前で仕上げてくれるという豪華さ。
一皿目は、夏の「アミューズブーシュ」。
･･･丁寧に濾過したトマトのジュレに恍惚となって､､､
そして、美味しいパン。
二皿目は、前菜。
「スモークサーモンとシマアジのマリネ ロール仕立て
じゃがいものムースとアブルーガを添えて」
三皿目に、冷製スープ。
「南瓜の冷製スープ 鶏のコンソメゼリーと甲殻類を浮かべて」
･･･ああ、夏でよかった。ここは地中海のリゾートか？
と思わせるような、渾然一体となった美味しさに
もう“冷静”ではいられない。
と､､､前フリをしておいて、赤ワインを発注。
･･･ソムリエ氏もさすがですね。
こちらのフトコロを見抜いて、かなり手頃な１本を薦めてくれました。
そして四皿目、メインの肉料理。
「仔牛肉のコンフィ 香草風味 ソバの実と野菜のタブーレ」
･･･いわゆる“バラ肉”ですが、仔牛だけあってミルクの香り。
やわらかく煮込まれ、もうホロホロのトロトロです。
野菜もたっぷりで、お腹もいっぱいに。
五皿目に、小菓子。
とはいっても、ミニソルべが三種類＆チョコにも名前が入ってました。
カフェは「エスプレッソをダブルで」と贅沢に。
ミルクピッチャーもオサレでした。
そして六皿目、デセール。
「イチジクと赤いフルーツの甘口白ワインマリネ
ハーブのブランマンジェと共に」
･･･あまりの美味しさと満足感に、写真撮り忘れてしまいました（茫然自失）
まさに奇跡の食卓と呼ぶに相応しい
最高のレストランの、最高の部屋の、最高の料理。
これぞ、真夏の昼の夢。。。ごちそうさまでした！