palogさんが投稿したキュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ(東京/都庁前)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

palogのレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、palogさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ都庁前、西新宿、西新宿五丁目/フレンチ、レストラン

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

コースの完成度が高い、さすがのミッシェル・トロワグロ

フランスの本店「メゾン・トロワグロ」がミシュランで3つ星を取り続けて50周年。その名前を冠したお店が「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」。西新宿のハイアットリージェンシー1階にある。少し分かりづらいがロビー階が2階にあり、そこからエスカレータで降りる形で1階に。入り口で名前を言うと、少しだけウェイティングソファーに。座って2分ぐらいで案内されてしまったけど、こういうスペースが有るのは少し嬉しい。

この日頂いたのはディナーコースの中でも最もリーズナブルな8品14,000円のコース。他には10品18,000円と11品21,000円コースが有る。すべてのコースは「PAS A PAS…「一歩ずつ…」」と題されている。まずはシャンパンで乾杯しつつ、1品目。

■フィンガーフード「ひとつまみの喜び」
 指でつまめるアミューズが3品。どれも手を抜いていない。
 ・大根を薄切りにした中にパッションフルーツのソース。縁に塗った黒い粉は海苔。爽やかな味の中に海苔の旨みが広がる
 ・セップ茸とヘーゼルナッツの小さなクリームフライ。こちらはセップ茸の旨味。ヘーゼルナッツはちょっとしたアクセント程度。
 ・海老のムース。こちらは甲殻類の旨味。
 どのアミューズも旨味が主人公になっていながら、すべての旨味が別物で良いストーリーが仕上がっている。

■アミューズ「分かち合う楽しみ」
 アミューズは2品。
 ・イワシの塩漬けをきゅうりで巻いたもの。実は梅が少し入っていて程よい塩味と酸味が口に広がる。これは2つ欲しかったな 笑
 ・イタリア産のプロシュート。塩味は控えめ。豚の脂身が美味しい。

■前菜「ボタンエビのラフレシー トマトウォーター」
 丁寧に仕上げたボタンエビに大葉を添えて。そこから後添えでシャーベッド状になったトマトウォーターが加えられる。ボタンエビは柔らかく、海老の旨味が舌に絡みつく。この余韻を保ちつつ、トマトウォーターが口の中を爽やかにする、絶妙のバランス。

■魚料理「夏のシャンコロレ」
 スズキの蒸し焼きを薄く仕上げ、3色のパプリカソースで味付け。それをクスクスの上に乗せて一緒に食べる感じ。スズキの主張は薄いが、パプリカソースが美味い。クスクスにもいくつかスパイスが混ざっていて、見た目よりも複雑な味わい。

■肉料理「セルダニョーのパン包み 海藻の香り」
 セルダニョーとは仔羊の鞍下肉部分のお肉。これをパン包みにして焼き上げ、カットして提供。最初に「カット前」も見せてくれる演出が嬉しい。三種類のソースの詳細を失念したのが完全に悔やまれるがこれが本当にうまかった。羊の嫌な香りは全くせず、柔らかくジューシーな子羊の良い部分が完璧に出されていて、それに加わる海藻の香り。海と山のマリアージュがここに完成されている。このメインは本当に脱帽だった。

■プレデセール「セルからシュクルへ」
まさにメインからデザートへのつながりを示す一品。白くて撮りづらい!というのは冗談で、こちらは無花果を山羊のチーズで巻いたもの。イチジクの持つ果物の甘みと山羊のチーズの相性がよく、自然にデザートへ誘われる。

■小菓子「小菓子」
 このあたりから記憶が曖昧に。小さなフィンガータイプの小菓子が3種類。マカロンと、、何かと何か。

■デセール「自然へのルトゥール」
 デセールはよく覚えている。甘くなった口を、また自然へと回帰させる一品。バジルのアイスにメロン、そしてアボカドソース。甘さと爽やかさ、そして舌にちょっとした余韻を残すアボカド。ついつい目をつぶってしまう。

全体的にストーリーの完成度が高い。陳腐な言葉では語りきれないが、これがコースだと思わせる仕立て方だった。大満足!

  • アミューズ

  • アミューズ

  • 前菜(ボタンエビのラフレシー)

  • 前菜(ボタンエビのラフレシー)

  • 魚料理(夏onシャンコロレ)

  • フィンガーフード

  • フィンガーフード

  • フィンガーフード

  • パン

  • 魚料理(夏のシャンコロレ)

  • 肉料理(セルダニョーのパン包み)

  • 肉料理(セルダニョーのパン包み)

  • 肉料理(セルダニョーのパン包み)

  • プレデセール(セルからシュクルへ)

  • 小菓子

  • 小菓子

  • デセール(自然へのルトゥール)

2018/09/30 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ