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昼の点数:5.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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再会
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2018/01/02 更新
当時そのお店は東堀通五番町にひっそりと存在していました。
ラーメン屋にありがちの赤や黄色の看板も無く、白と黒の灯りがともる看板。
これが点灯していて、暖簾が下がっていれば開いているのでした。
振り返ると嬉しいことも沢山あったけれど一番苦しかった5年間。
新潟の寒さに震えるときも温かく胃袋と気持ちを満たしてくれていたお店のひとつです。
ご主人が体調を崩してお店をたたまれたと知った時から程なくして次の人生のために私は南国へと越すことになりました。
それから中華そば・ラーメンを語る文章を見る度にこのかも屋を思い出していました。
昔の引き戸の入口。飾りっ気のない店構え。まるで古くからある民芸店の様な・・・。
中に入ると一瞬にして眼鏡が曇る暖かさ。
四角に切ったカウンターに割烹着のご主人とご夫人の2人。
物腰柔らかなお二人と店名からお二人のルーツは京都辺りかなどと勝手に想像していました。
ほどなく差し出される器の中の澄んだスープの色。
何故かスープに入った麺と具が別に提供されるスタイル。
結局具は全部麺に載せてしまうのだけどこの店のこの儀式が、此処の味を別格にしてくれていたのかも知れません。
ある日クチコミからかも屋の味を継承する「かも屋」ができたと知りました。
このサイトを知ってからも長い年月が過ぎてしまっていました。
年が変わろうとする今年の暮れに新潟を訪ねる機会があり、霙混じりの新潟で一か八かの「かも屋」突撃となりました・・・。
ご主人の顔は忘れていたけれど、厨房に立つご婦人との佇まいは変わらないように見えました。
当時は相当お年を召されている方と思っていましたので、このとき此処のご主人を見てギャップを感じて正直おなじ方とは断定ができませんでした。
でも出てきたラーメンのスープを啜ると、懐かしいあの時のあの味でした。
私の一番のラーメンの味です。