『神戸たこ焼と出汁たこ焼は違います』ぱぱりんさんの日記

レビュアーのカバー画像

神戸グルメ☆1000円しかないねん!

メッセージを送る

ぱぱりん (男性・兵庫県) 認証済

日記詳細

最近、テレビ番組「秘密のケンミンショー」で勝手に有名にされた「神戸たこ焼」と呼ばれるものは、明石焼きの流れで生地は玉子入りで、具材はタコだけ。
出汁は最初からぶっかけ(前後にソースをかける)
現在も営業してるのは、兵庫・長田に数店舗だけ…
(おふくろさん三ツ輪、等…)
熱伝導の良い銅板で玉子の多い明石焼を作るのは至難の技。
それを神戸では普通の鉄板で玉子の量を減らして、焼き易くしたものだと思われます。

でも、灘や東灘では勝手が違う。
私自身も幼い頃から食べてるのは、大阪でも売ってるような普通のたこ焼に後から冷出汁を入れる食べ方。
これは食べ方の一つの選択肢であり、熱いものを食べるのが苦手な子供のために冷出汁をかけて少し冷ます方法。

同じ神戸の出汁たこ焼でも東西に長い神戸市内でここまで違う。
私がよく行く下町のたこ焼屋さんは、夕方になると近所の子供達のオアシス。
料金も子供がこづかいで買える値段。
これが当たり前なんよね。
(子供達に迷惑かけたくないから食べログ登録しません)

いつの間にか、お好み焼もたこ焼も下町価格からかけ離れた店ばかりになり、マスコミに踊らされたたこ焼屋が、偽の神戸たこ焼を売り始める。
これが大阪でも「神戸風」ってメニューで、別容器に温出汁を入れて6個500円で売ってる。
ここまでいくと、出汁付きのたこ焼は全部「神戸たこ焼」ってことになります。
まぁ、言うのは勝手ですが、本当の神戸のたこ焼をずっと守ってきた店に対して失礼すぎますわ…
ページの先頭へ