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1回
昼の点数:4.5
2013/06 訪問
昼の点数:4.5
お店のコンセプトもお料理も全てがストーリーでつながって。。。
2013/07/04 更新
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真っ白なお迎え皿とナプキン、磨かれたグラスとカトラリー。。。素敵な仲間と過ごす時間が、さらに楽しいものに、美味しいものになるように。。。
窓の外にはしっとり濡れた木々の新緑が、都会で過ごす忙しいゲストの心を和ませてくれます。
お店の名前、L'Effervescenceはラテン語の発泡するという意味 だそうですが、英語のeffervescenceからもわかるように泡がイメージの店内です。
写真にはありませんが、カーペットも泡模様。。。お迎え皿はもちろん、いろんな食器やお料理がお店のコンセプトを伝えています。
そんな泡のイメージそのもののシャンパンで乾杯~♪
この日集まった仲間のように、人を大切にするメゾンのローランペリエを選んでくださったのは、ワインエキスパートの資格もお持ちのゆうこ先生~☆
同じものをいただいても、その心意気までわかるとますますおいしくいただけます。
泡が前面に登場したアミューズは、「ホワイトアスパラガス、栄螺、雲丹、ブラッドオレンジを2口で」
これを見たとき、スプーンに一口ずつのってくるのかと残念に思っていたら、しっかりと楽しめる量はありました~♪
千葉県産の通常よりも大きなサザエを使っていてアワビのような触感。。。カプチーノのようにふんわりした泡の中からは、アスパラのシャキシャキ感、栄螺のコキコキ感、雲丹のとろんとした味と触感で楽しませてくれます。
もう一つはお口直しという、ブラッドオレンジとチェリーの小さなシャーベットキューブ。どうやらこちらが2口分だったようです。ブラッドオレンジの大人の味と香りがピリッとしめてくれます。
続いては、「甲イカとグリーンアスパラガスのポワレ、オリーブオイルのエミュルション、マッシュルームの砂、オゼイユ」
新たな発見がいっぱいの一皿でした。
その1、マッシュルームの砂…普通のブラウンマッシュルームを刻んで炒め、この状態にまでしていくそうです。元はいったいどのくらいの量のマッシュルームだったのでしょう?香ばしい深煎りの調味料のようです。
その2、オゼイユは、千切りにしてある葉野菜です。酸い葉やスカンポとも言うそうですが、特に私は酸味は気づきませんでした。さっぱりしたシソのようなイメージです@私。。。
その3、マヨネーズのようなソースはオリーブオイルのエミュルション。。。乳化してこのようになるそうです。
この日、私は足の方がジューシーで美味しく感じた甲イカですが、ホタテのうろをキャラメル状にした濃厚なソースとぴったり!もちろんそのままいただいても美味しいし、さらにマッシュルームの砂とも相性がよく、オゼイユとシンプルに合わせてもよく、オリーブオイルのエミュルションでも優しい味~♪
大きなグリーンアスパラも同様に、どれと合わせても食材が引き立ちます!アスパラにはマッシュルームの砂が好み@私~☆
そしてお店のシンボルマークが刻まれた発酵バターとパン。。。冷たい大理石がとても温かみある風景に変わります!
パンとバターが美味しすぎて、写真の2種類のほか、雑穀が入っているセレアル、酸味のある田舎風のリュスティックと勧められるままに全部で4つも平らげてしまいました…汗!
ここで再びゆうこさんとソムリエの方の一致した見解で、お料理にピッタリの白ワインが登場~♪
普段ならもうアルコールは遠慮するところですが、せっかくなのでいただきました~☆
辛口のムルソー。シャルドネと樽がお互いのために存在しているとのお話。。。
細かいお話はともかく、辛口とは思えないとても口当たりの良いフルーティーな飲みやすいワインでした。
美味しいワインが用意されたのは、お料理を存分に楽しむため~☆
スペシャリティーの一つ、「丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、ハモンイベリコ&ブリオッシュ」
ピカピカの蕪が主役の一品で、シェフがナンバーワンだと選んだキントワ豚の生ハムとブリオッシュをクルトンにして蕪に塩味のアクセントを加えています。
イタリアンパセリがいい香りのアクセント~♪
蕪のスペシャリティーといえば、アニュの貴婦人の蕪(by paradise-bird) を思い出します。
日本の食材という印象を勝手にもっていましたが、ロシア民話でもフレンチでも大活躍ですね~☆
そういえば、アニュでも、よくおじゃまするジュネス でも、こちらと同じ泡のモチーフの食器がよく使われています。
日本では、泡といえばはかないもの、消えてなくなるものというややマイナスのイメージですが、どうやら西洋では人が快活で生き生きした様子や、発泡する、つまり湧き出る様子を表し、プラスのイメージのようです。泡の飲み物もそういった背景で育っているのかもしれないですね~☆
さて、お肉料理の前には、好みでナイフを選びます。
シルバー、水牛の骨、水牛の角、樫、メープル、オリーブ、ローズウッド…とたくさん並んでいて覚えきれませんが、オニキスのアクセサリーに合わせて黒檀を選びました@私!
ナイフを選んで気持ちはメインに向かいます。
「熊野地鶏胸肉を炭火で炙って~そのジュと地ハマグリのサバイヨン、ちいたけ、キャベツと花わさび」
メインの肉料理といっても、それを彩る野菜が脇役というわけではありません。十分に主役になりうる仲間です。
その代表格が、徳島産のちいたけ ・・・ちいことたけおです。
かわいらしい姿ですが、シイタケよりくせは少ない味と主張しすぎないけど個性のある触感がどこにお嫁に行っても喜ばれそうです。私もすっかりファンの一人~☆
もちろん、主役の三重県産の熊野地鶏も、外側がカリッと香ばしいのはもちろん、肉自体も柔らかい上にジューシーで、胸肉とは思えません。ソースで美味しいと感じるのではなく、パリッと焼き上げて美味しい胸肉って…さすが地鶏~☆
産地を聞き忘れたキャベツですが、たっぷりとロール状に盛り付けられており、これもまた絶妙な歯ごたえある状態のまま甘みが引き出されていて、うちにお嫁に来たキャベツと比べて幸せなキャベツだなぁ~と思います。。。
最後は、写真で見ると何?カプチーノ?っていうふっくら盛り上がった泡泡泡~☆
デザートの「発酵バターのクレープ・ヘーゼルナッツチョコレートのセルヴィエット、不知火のスープ、ヴァニラアイスクリーム、タイムの泡とクルスティアン」
ゲストを迎えてくれたナプキンと同じ形のクレープシュゼットの陰には、カリカリの飴細工があって、いろんな触感が楽しめる工夫が隠れています。
タイムの泡が、さわやかで本当においしい。。。
食べ進めていくと、自然で優しい甘みのデコポンのスープが登場します。そしてその中にはとろけるヴァニラアイス。
泡で始まり、泡で締めくくったコースです。しかも、最初と最後は折り目正しく、テーマカラーはオレンジで、統一感あるメッセージが伝わってきます。
飲み物は、ハーブにこだわっているシェフに期待を込めてハーブティー。。。
アップルミント、スペアミント、レモンバームのほかマロウというドライハーブを使ってこんなにきれいなクリアなブルーの飲み物に。。。
一口菓子は、どれも全く違った個性にあふれていました~☆
チョコレートカップに乗ったマスカット味の柔らかいゼリーのようなものは、初めての味。
そして、こちらならではのお菓子は、スティックについたチョコレート。どんな味だろうかと口の中に入れてみると、はじけること弾けること。。。プチプチ、パチパチと痛いほどにさわやかで刺激的!
子どもたちが小さいころに、棒つき飴を粉につけるとパチパチはじけるお菓子があったけど、まさにそんな感じのポップなチョコレート~♪
まさかフレンチの名店でいただくとは思いませんでしたが、確かに泡のイメージにぴったりです!!
最後はキャラメルパウンドケーキのお土産も。。。 いただくのが楽しみ~♪
メニューの最後には、「おしゃべりのひととき」
こちらのお料理の始めと終わりが同じであるように、終わりは次への始まりを意味しているそうです。
とっても素敵な最後の一品は、今日お開きになっても、今日の出会いは始まりで、これからも続きます。。。
美味しいお料理はもちろん、素敵な出会いに感謝~☆