2回
2010/04 訪問
日本に無い日本
久しぶりにお邪魔しました。
行く道中は頂ける料理のことで頭いっぱいになります。
この過程があるために料理に集中できますね。
また、ドライブするにはちょうど短くも無く長くも無くぴったりです(京都市内からですと)。
一時間以上ある移動時間も全く気にならない時間が始まりました。
お座敷に通して頂きその佇まいに感動です。
まだ遅咲きの桜が風で花を散らせ、目の前の小川に落ちて流れていく様は、完全に時間を止めます。
まずはあけびのお茶で運転の疲れを癒します。
枝を切って削った箸で始まる食事は泊まりで来なかったことを後悔させるほどに酒に合います。
川魚中心に進む料理は繊細ななかにも素材のえぐみを消しきれていない野生味があります。
鯉のつくりは少し川魚の生ものを苦手にしている私でも食べられました。
未だアユの季節でないので少し物足りなさを感じます(4/30現在)が、
岩魚の焼き物を頂きましたがこれも香ばしく美味しいです。
季節のものをふんだんに使った料理はほどよく満足させられました。
食後に濡れ縁に出て川の流れを見ていると日本に生まれて良かったと実感します。
またくるであろうという確信は揺るぎません。
そうそう、これを書くのを忘れていました。ここで口説けば必ず落ちます。
けれども向こうには送ってもらわねば迎えも呼べないケータイ圏外であることを割り引いて判断ください。
2010/05/06 更新
京都で和食はここが一番です。ここも市内だけど洛中の和食とはジャンルが違いますかね。
また来ました。何度も来てますけど写真を忘れてしまいがち。
最近少し増水気味で大きなクルマだと緊張します。
実際、わたくしの愛車ではほんとにギリギリです。
地産地消とはこのこと、そこで取れたものを食べる醍醐味です。流通も最小限度、脱炭素です。
お味はもう語るまでも無いです。
今回口説いてみましたが玉砕、^_^;