2回
2021/11 訪問
銀座ランチキラキラ:今一番行くべきレストラン「SEZANNE」
ここ最近一番行きたかったレストラン「セザン」
お酒の提供が解禁になるのを待って伺いました。
フォーシーズンズ丸の内7Fに7/1オープン。
内装は私の大好きな世界的建築家アンドレフーによる
ラグジュアリーかつエレガントな空間。
そしてシェフはNY「PerSe」、Paris「エピキュール」
香港「Belon」にいらしたという華々しい経歴の持ち主
ダニエル・カルバート氏。
カルバート氏をこのタイミングで日本招聘するって、フォーシーズンズホテルの
本気感が伝わってきます。
三週間前に食べログより予約。
ランチはお任せコース一本のみ
♧ラデュッシュとブール
♧48カ月コンテチーズのグージェール
♧黒とうもろこしのサワーブレッドとボルディエの有塩バター
♧胡瓜のムースと出汁に漬け込んだいくら
♧軍鶏のポシェ ヴァンジョーヌに一週間漬け込んで
♧フォアグラのタルト 中には鴨のコンフィのコンカッセ
♧あん肝のムース
♧鹿肉のポワレ コニャックのソース
♧ボルドーの甘口ワインのグラニテ 洋ナシのジャスミンクリーム
♧黒無花果とココナッツのデセール
♧マロンのタルト
♧焼き立てマドレーヌと三層のブラウニー
♧お土産にブリオッシュ
ワインはグラスでシェフのご友人ということでシャンパーニュはユリスコラン
白はグラスでシャサーニュ、赤はボーヌのプルミエを。
料理は本当に素晴らしいの一言。
日本の食材を生かしたフレンチというコンセプト通り。
和の素材の掛け合わせが天才的だと思う。
この感性には脱帽です。
そしていつも食べないパンまで美味しくてお代わりしてしまいました。
税サ込みで一人12000円ってむしろリーズナブルすぎる。
(1月から値上げするようですが)
季節を変えてまた伺いたい。
今一番行きたいレストランが「今一番行くべきレストラン」になりました!
インスタグラム:lunchkirakira(銀座ランチ)
https://www.instagram.com/lunchkirakira/?hl=ja
フォロワー2万人超えました!
2021/11/22 更新
2024年最後に今一番行きたいレストランに行きましょうとなり、迷わず「セザン」をリクエスト。
今やアジア№1レストランに選出、ミシュラン三ツ星獲得と世界中のフーディーが東京で一番注目しているレストラン。
オープン以来四年ぶりの再訪となりました。
前回はお料理は素晴らしいけれどサービスが残念という印象でしたが今回はその点も見事に改善され、威風堂々とした風格の三ツ星レストランとなられていました。
いただいたコース50000円
◆グジエール 48か月熟成のコンテ
◆コシヒカリから作ったサワーブレッド
◆北海道産帆立貝のスープシャンパンの香り
◆しま海老のタルタル香味野菜と白ワインのナージュ
◆醤油鶏とフォワグラを掛け合わせたタルト
◆春日鯛のマリネ ウニのペースト
◆雲丹とオリーブのジュース
◆網走産のキンキ レアな火入れ
貝出汁としし唐をアクセント ソースヴァンブラン
蛤チョリソー
◆酔っ払い鶏 ヴァンジョーヌ
◆河豚 四日間寝かせたもの
クルトン白子黒キャベツ 毛蟹を使ったソース
◆ジャガイモときゅうりといくらマイヤーレモン
◆めぐみ鴨のロースト
◆鴨のスープニラのオイルシュペッツェレ
◆ソーテルヌのソルベ サフランのソース
◆アールグレイベルガモットのクリーム ミルフィーユ
◆ミルクティー
お料理はとにかく繊細な造りのものが多くその素材の掛け合わせによる味わい、香り、食感を楽しめるタルトからスタート。
非常に高度なテクニックが必要と思われる繊細なタルト。スタートから心躍らされます。
とはいえ4年前にいただいたものと同じお料理もいくつか。ありました
シグネチャーとも言えるヴァンジョーヌに付け込んだ鶏肉はしっとり、それにきゅうりといくらのお料理をいただくと口中がさっぱり。
あえてメインの前に提供というコース構成もよく考えられています。
そしてメインの鴨はカン〇〇〇スと同じめぐみ鴨を使われています。非常に貴重な鴨だそうです。
皮はパリッと。脂は甘くて甘くて。エスニックな香りが特徴的でした。
からの、スペッツエレが入った鴨のスープ。鴨のうまみの凝縮感がありました。
そしてデセールはスペシャリテのミルフィーユ。
優しい味わいのビジュアルも美しいお料理、そして気の利いたサービスにゆったりとした空間(テーブルの配置も)。
一人客も受け入れる等、噂に聞くミシュラン獲得の条件をクリアされています。
ダニエルシェフは香港でも活躍された方。エスニックな香辛料を使われているお料理も多く、さらにアンドレフーの内装が相まって香港のレストランに来たような錯覚に陥ります。
この東京じゃないと思わせる空間とお料理にも三ツ星感があるなあと。
次回こそトマトのタルトを!