PLEYELさんが投稿したくすのき(愛知/平安通)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

美味礼賛!!!

メッセージを送る

この口コミは、PLEYELさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

移転くすのき平安通、志賀本通、森下/天ぷら

1

  • 夜の点数:3.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 1.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:3.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 2.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/04 訪問

  • 夜の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP1.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP2.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

食材にこだわる天ぷら屋です。

2013年4月

久しぶりに行ってきました。気がつかないうちに玄関の上に穴子の骨マークが付いています。

ポン酢が新しくなり、塩、ポン酢、野菜ダレのどれかで揚げたての天ぷらを食べます。私は天つゆと大根おろしが好きなのですが、今回は久しぶりなので全て任せました。勝沼アルガワインのロゼ・スパークリングを勧められて合わせました。

昨年4月に弟子が銀座の小十に勉強に行き、その後はずっと一人で営業してきたそうです。昼の営業もやめて人数も制限したので予約もかなり困難になりました。

現在の店は7月6日(土)でいったん閉店。代官町に自宅兼店舗を新築し、8月6日(火)から新しく営業を始めるそうです。新しい店はカウンター6席で夜一回りのみとのこと。ますます濃厚な?店になりそうです。

一人になってますます食材にもこだわっていますが、無理な部分も出て来ているような気がします。

食材は名古屋一。野菜の揚げ方も名古屋一。魚類の揚げ具合は(私の好みでは)「あやめ」に一歩譲ります。

P.S.
現在昼は営業していません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

半年おきに来店する度に☆が半分ずつ上がり、私の評価でも名古屋ではトップクラスの天ぷら屋となりました。

好奇心旺盛で研究熱心な30代後半の大将が、材料にこだわって天ぷらを揚げています。橘のあやめもとても美味しいですが、基本的にお座敷天ぷらで、掘りごたつ(カウンター)の部屋は4人揃わなければ使えません。予算があって人数が少ない時はこちらのお店を勧めます。

また全国の名店を追い求められている方も、天ぷらはタネ7腕3と考える方ならば是非どうぞ。伊勢湾や三河湾の海の幸、岐阜や長野の山の幸と、名古屋の地理的なメリットを最大限に生かし、ここまでの食材をそろえたお店は、鮨屋などのあらゆるジャンルを入れても、名古屋では他にはなかなか思い当たらないくらい素晴らしいです(1万5千円コース)。

和食の腕も良いので、天ぷら以外にもそういった最高の素材を使い拘って作った料理をちょこちょこと食べられますし、日本酒の品揃えが良いのも魅力です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年2月

東京から客人を迎えておまかせコースです。写真を載せましたが身の厚いタチウオは口の中で溶けて見事でした。自家製からすみは、炙るのと天ぷらにするのとどちらも甲乙つけがたいくらい美味しかったです。

口取りに出てきたふぐの白子豆腐ポン酢ジュレも最高でした。、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年1月

昨シーズンに続いて大将自慢のふぐコースを食べに行ってきました。3Kgのトラフグでしたが、今年は昨年が豊漁だったのに比べるとやや不漁なのかもしれません。最近三河湾のふぐは一年おきに豊漁とやや不漁が交代しているようです。

コース内容は一年前に書いたものと同じですが、結局2011年1月は最高!同年2月及び今年はやや残念で結局ふぐコースは一勝二敗となりました。今年はかなり仕入れが高かったようで、その分天ぷらの内容が昨年よりやや見劣りします。(さいまき、芽キャベツ、帆立、金時人参、椎茸、ふぐ、白子、蓮根、下仁田ねぎ、白魚・・・昨年の写真と見比べてください)今回印象に残ったのは帆立で、火入れは見事でした。

(大分でふぐを食べるようになってから、私自身のふぐの見方が相当厳しくなったかもしれません。今年もまた大分まで食べに行ってきます)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011年秋

9月昼は外人の接待、10月夜はお楽しみで、連続して行ってきました。豪華な食材を写真でご覧ください。

秋になって松茸や天然舞茸が入るとやはりウキウキしますね!太刀魚はホクホク、いくらの大葉包みも完成の域に達しています。お酒も良いものを置いていますし、今名古屋で一番乗っている天婦羅屋だと思います。

P.S.
魚類の揚げ具合は、あやめの大将に一歩譲ると感じます。ただ、まだ若い研究熱心な大将なので、いっそうの上達が楽しみです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2011年4月

1月の大将自慢ふぐコースに続いて、4月は山菜です!たらの芽、ふきのとう、山うど、こしあぶら、こごみ、ぜんまい、筍に、走りのクロアワビや城下カレイ、名残の白魚等の天ぷら、さらに美味しい料理も出てきました。

口取りは三河湾の稚鮎に山菜と筍、途中で鳥羽の牡蠣を揚げた物にあんかけ、ハイライトは尾鷲の一本釣りの真鯛を漬けにして、いったん焼いて風味を出した後これを蒸し上げた「漬け焼き蒸し」、料理も素晴らしかったです。デザートはいつも工夫してありますが、今回は甘夏の下に自家製シャーベットと豆乳。

また日本酒も、滋賀小左衛門の「手柄杓汲み純米大吟醸」と面白い限定酒が出てきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2011年1月

真冬は大将自慢のふぐコースです。

名古屋でふぐというと、ひとし、可ん虎、明石、博多、龍文、納屋天、美舟、楽々楽・・・など次々に思い浮かびますが、こちらの大将は、以前住吉にあってふぐ料理で有名だった料亭「灘屋」で8年間修行していたので、ふぐの扱いには自信があるそうです。

2Kgのトラフグでしたが美味しかったです。

【先付】ふぐ皮煮煮凝り

【造里】てっさと白子の刺身

【鍋かわり】椀盛り潮仕立て

【焼き物】焼き白子

【天婦羅】写真の9品

【焼物】焼きふぐ

【食事】ふぐ雑炊

【水物】豆乳のデザート

鍋の代わりにふぐのお椀が出てきたくらいで、後は白子付きのふぐのフルコース。これに写真の材料を使った天ぷら9品が付いて一万五千円ですので、これは超お値打ち!!!お腹も一杯になります。

高級料理店ですので、あえて名古屋贔屓点0.5はおまけせずに全国レベルの点数付けにしてあります。天ぷらの種だけではなく、技術の方も一歩一歩東京の超一流店に迫ってきていますが、まだ天ぷらの揚げ具合に出来不出来の波があるので☆4.0に押さえます。

P.S.
一月のふぐが過去名古屋で食べた中で最高級とあまりにも素晴らしかったので、二月にもう一度行ってきましたが、今度は2.2Kgとほとんど変わらないサイズとの話にもかかわらず、残念なことに前回とはまるで違い感動する程ではありませんでした。ふぐは難しいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2010年11月

前回、好奇心旺盛、研究熱心と書きましたが、今回の工夫は「いくら!」の天ぷらでした。締めに鶏卵の天ぷらを出す店はよくありますが(名古屋なら「天喜」とか)、いくらの天ぷらは初めてです。5年前に試みて失敗を重ね今回やっと安定して店に出せるようになったそうです。美味しかったのは熊本の利平栗。ほっこりして甘くて見事でした。カワハギの肝はなぜかイカゴロ(肝)の味。萩の松茸の値段に影響されたのか他の食材はイマイチでしたがアイデアが光りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2010年春

各種塩で食べるのが基本ですが、頼めば天つゆを出してくれるようになりました。前回は柚子の風味がかえって邪魔していましたが、今回はしごくまっとうな天つゆでした。もうほんの少し濃くなれば言うことありません。

一年前は、天タネ(材料)は素晴らしくても技がまだまだでしたが、本日の揚げるタイミングは見事でした。実際来る度に工夫がしてあり、少しずつ回り道をしながらでもしごく真っ当な江戸前天ぷらへと進化してきたのが非常にうれしいです。最後の決め手となったのは、店内改装で今年の2月に2-3週間の休みを取って名店巡りをしてきたのが良かったのか?、一気に一皮剥けたような気がします。(ちなみに、今回は川崎の「美かさ」に行ってきたそうな・・・それが良かったかな?半生で甘いサイマキ見事でした)

本日は、過去最高クラスのサイマキ!「三河湾の!」稚鮎、スミイカ、京都のシロ(タケノコ)、コゴミ、ノビル、菜の花、タラの芽、ふきのとう、コシアブラ・・・などすべて岐阜や長野から取り寄せた天然の山菜、羅臼のエゾバフンウニ、幻に近くなってきたギンポウ、伊勢湾の鮑、桑名の大和ハマグリ(6年物)、追加は巨大なからすみなど・・・デザートもいつも見事です。

若くて好奇心旺盛、研究熱心、素直で他人の意見を受け入れられる柔軟性を持った店主は、まだまだ腕が上がると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年秋

タネをアップしましたが、御覧のように、天然鮎から大和ハマグリ、エゾバフンウニ、宿儺かぼちゃ(初めて食べました)など、見事です。他には、なす、枝取り銀杏、トウモロコシ、生しらす、メゴチの雄、太刀魚など。追加でかぼちゃ、城下ガレイと穴子を揚げて貰いました。

すでに書いたように天ぷらの腕はまだまだですが、和食店で修業を重ねていた事もあり、突き出しや刺身なども美味しく和食の基本は出来ていますし、何よりも研究熱心なので、これからも腕は上達していくことでしょう。

鮎の天ぷらは鮎の煮浸しのつゆで食べるとか、穴子は少し粘りのある野菜ダレを出すとか、デザートには白桃と味醂のコンポートのお米スープ漬けとか・・・(より美味しいかどうかはともかく試行錯誤したであろう)、工夫はたいしたものです。

美味しかったのはやはりこのお店の名物?「エゾバフンウニの磯辺揚げ」でしょうか。京橋の深町などに比べると、やや火が通りすぎですが、十分揚げた事によってウニと海苔相方の磯の風味が増強されて混じって、なかなかの仕上がりです。これに関しては、栄の天喜より美味しいかもしれません。前回2月にこのお店で食べた時よりかなり美味しかったのは、エゾバフンウニはやはり冬のオホーツク(根室・釧路)より、夏の日本海(利尻・礼文)の方が質が良いからでしょうか?

また、このお店の冷やし烏龍茶は見事で!前回も台湾の凍頂烏龍茶を冷やした物で美味しかったですが、僅かに苦みがあることを指摘し入れ方について話したら、今回はいろいろと研究したようで、ベトナムの烏龍茶を混ぜて、香りが素晴らしく味も良く、かつ苦みもない素晴らしいブレンド冷やし烏龍茶を作り上げていました。

自ら「お客さんに育てて貰っている」と、謙虚な姿勢もありますし、香りを大切にしているので鼻も良さそうですし、舌は確かなので、努力を重ねれば間違いなく将来も期待できると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年春

2008年秋から2009年冬にかけて、名古屋の取材お断りの高級店、吹上のフレンチ三ツ谷と北区の天ぷらくすのきが相次いで自らマスコミに顔出ししたのでトヨタショックもここまで来たのかと驚きましたが勝手な勘違いだったのか?・・・

その後も三ツ谷は雑誌やネットで宣伝を繰り返しているようですが、こちらのお店はTVに一度だけ出ただけでパタリと顔出しを止めたようです。聞いた話ではTV出演は常連の頼みだったので断り切れなかったそうで、若い大将は相変わらず悠々自適の商売をやっているようです。

もともとは、何気なく見たTVに写っていた「ウニの磯部巻き」が美味しそうだったので行ってみました。30代半ばの若い店主が素材にこだわって夜のみ8000円から、こだわりコースは1万5千円と名古屋ではかなり強気の営業です!

聞いてみると、昼2000円夜3500円から店を始め、6年間かかって自分の思い通りの高級店に仕上げたそうです。素材や塩はもちろん、酒やソフトドリンクにいたるまで徹底的なこだわりが感じられます。天つゆは用意せず4種類の塩のみ用意されてます。

以下削除(2010年4月)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.
名古屋は揚げ物のレベルは高くありません。関東からいらっしゃる方は過大な期待はしないで下さい。名古屋の中では、このお店と「あやめ」がダントツに美味しいとは思います。

P.S.2.
酒類の趣味は抜群に良いです!

  • いつのまにか穴子の骨マークが・・・

  • 勝沼アルガワインの、ロゼスパークリングを合わせました

  • 2013年4月、見事な食材が並びます

  • 2013年月、春の旬です

  • 2012年2月の食材

  • 身の厚いタチウオと桑名の子持ち白魚

  • メヒカリと帆立

  • 椎茸、蕗の薹、サイマキ、カラスミ

  • 河豚の白子豆腐ポン酢ジュレ

  • ヒラメの昆布締めと白魚の漬け

  • 2012年1月のふぐコース、皮の湯引きとポン酢ジュレ

  • てっさ

  • ふぐの潮仕立て

  • 本日の天ぷら

  • 白子

  • 焼きふぐ

  • 知多の特選椎茸

  • 作り始めのからすみ

  • 完成寸前のからすみ

  • 山口県の松茸

  • 口取りは鱧を泡状にしたタレが最高でした

  • 十月はやはり松茸の土瓶蒸し(栗入り)

  • 松茸、からすみ、ボラのへその三点セット

  • 十四代

  • 日高見

  • 天茶

  • 和風マロングラッセ

  • 2011年9月の特選食材は、マナガツオ、グジ、イチメダイ、オクラの花・・・

  • 今年も山菜の季節になりました(4月)。山菜、筍、黒鮑、城下ガレイ、白魚、コチ、サイマキ、大和蛤・・・

  • 三河湾の天然稚鮎、山菜、筍の口取り

  • 名残の牡蠣と岸和田の筍

  • 尾鷲の一本釣りの真鯛、漬け焼き蒸し(絶品)

  • 桜エビとホワイトアスパラのかき揚げ丼

  • 2011年1月。ふぐのコースで出てきた天ぷらの種!ふぐ、白子、白魚、マナガツオ、サイマキ、椎茸、ふきのとう、菜の花、自家製からすみ

  • ふぐの身(てっさ)と、生の白子の刺身

  • 皮の湯引きポン酢のジュレ

  • ふぐの漬け焼き

  • お椀

  • 雑炊

  • 2010年11月は、いくら、白子、ワタリガニとウニ、カワハギの肝など

  • いくら!の大葉包み

  • 山菜たっぷりの2010年4月

  • 巨大な自家製からすみ

  • 1m以上あるボラから取ったとか・・・

  • 生きた銀宝(ギンポウ)

  • 見事な食材(おまかせ1万5千円コース)2009年8月

  • カレイのオブジェ

  • 飛騨名産の宿儺(すくな)かぼちゃ・・・かぼちゃ!!!

  • 酒類の趣味は素晴らしいです

  • 日本酒も良い物が揃っています

  • 冷やし烏龍茶は見事です

2013/04/27 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ