2回
2012/03 訪問
さすが豊後水道のふぐ!ここまで凄いとは・・・!上には上があるんですね。
2016年
臼杵にあった本店を閉じて、こちらが「大分臼杵ふぐ 良の家」と店名が変わったようです。レビューを読むと少し値段が上がったかもしれません。
一見でふらりと入ってもとても美味しいですが、常連さんに紹介してもらうと(どの店でもそうですが)その日の特別に良いふぐが出てくる気がします。紹介無し☆4.5、紹介あり☆5.0です(^^;)
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2012年
1年半ぶりの良の家です。
前回が過去最高のてっさ(刺身)だったのに比べると、産卵期に入ってきているフグの身は残念ながら少し水っぽくて最高とはいえませんでしたが、その分大きなふぐだったのでしょう、サメカワ(鮫皮)、トウトウミ(遠江)、ミカワ(身皮:三河)、おおみ(近江)に綺麗に別れた皮やゼラチンは、弾力いっぱいで今度はこちらが過去最高!
大きな白子も味は薄いものの、焼けた皮が素晴らしく感涙ものでした。
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2010年
大分市で素晴らしいふぐのコースを楽しんできました。二日前に食べたばかりなのに、また食べたくて、思い出すとたまらなくなります・・・
文中にしばしば「〇」との言葉が出てきますが、それが何の〇であるかについては、カワハギか鮟鱇かはたまた禁断の???・・・阿吽の呼吸で判断して下さい。写真もぼかしてありますので、お店に問い合わせるような野暮な事はなさらぬよう、くれぐれもお願い致します。
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今思えば大分で最初にふぐを食べたのは、別府のお店でしたでしょうか?
「あれっ!こんな値段でこんな素晴らしいふぐが食べられるの???」
「一見さんでも普通に〇が出てくるの!!!」
と言う単純な驚きでしたが、やがて大分市でも格安店から高級店までふぐを何回も食べるうちに、この地で食べる天然ふぐは「豊後水道の急流で育ったふぐ」だと知って、味や食感には圧倒的な差があるのと、刺身(てっさ)やとも和えで〇と一緒に食べるふぐの味を知ってしまうと、もう大分県以外ではふぐを食べる気がしなくなりました。
すでにレビューしましたが、過去には大分市都町の「山田や」で素晴らしいふぐを食べて感動しているので、レンタカーで回る今度こそ本場「臼杵」の有名店「料亭山田屋」か「喜楽庵」に行こうと早くから計画していました。ところが大分市の某グルメ大先生にお伺いを立てたところ、御自分は臼杵にわざわざ行かずに大分市の「良の家大分店」で食べるし、大分市では最高のふぐが出てくるとの話でしたので、急遽こちらのお店の予約を取って食べに行ってきました。
眺めの良い丘の中腹に温泉と共に店はあり(写真参照)、見晴らしの良い角部屋で食事をすることが出来ました。夜景はさらに素晴らしいと思います。風情のある木造の建物ではないですが、鉄筋コンクリートの窓の大きい綺麗な部屋で、景色を眺めながら食べるのもまた良いかと・・・
大分では一年中ふぐを食べるそうで、十月はまだ小さいのかなと思っていましたが、最初の「とも和え」から感動。普通はここで皮の湯引きのポン酢が出てくるところですが、こちらのお店では肝たっぷり!のとも和えです。
刺身は(大分ではてっさと言わないようです)うっすらと黄色みがあり、山田屋以上に身が厚く切ってありこりこりした噛み応えだけではなく、歯触り、もちっとした食感・・・・ああどうしよう、思い出してしまった。
仲居さんが例の物のスライスをポン酢の中で箸で砕いて刻みネギと刺身と一緒に食べる「食べ方」を教えてくれます。そう、ここでは例の物が揉んで崩れた形ではなく、あん肝スライスのように1cm弱の厚さで形のまま出てくるのです!!!他の店のようにネギやアサツキを巻く訳ではないので、写真の様にお皿の上には例の物と刻みネギしか乗っていません。
あとは少し味が濃い竜田揚げ(からあげ)や、白子の茶碗蒸し(白子焼きは現在は冷凍と言うことでやめました)、肝が間に挟まった美味しいふぐ寿司・・・
ちり(鍋)のふぐは、さっと湯に通して食べますが、ゼラチンたっぷりのくちばしとか、う~ん鍋も美味しかったぁ。
1.もしもこれ以上に美味しいふぐがあったら困る。
2.とも和え、刺身以外の料理は、ここ以上に美味しいのを食べたこともある。
3.料亭で食べることには拘らないが、なんせ臼杵の山田屋にまだ行ってないトラウマがある。
ので、臼杵と下関のお店も制覇するまで五つ☆は控えますが、刺身(てっさ)は間違いなく今まで食べた中では一番美味しいですし、サービスも大変良かったです。
もちろん仲居さんのサービス付きですのでサービス料10%を取られますが、それでも東京はもちろん名古屋よりもはるかにお値打ちです。臼杵の本店は先代の息子さんが、この大分店と銀座店は先代の娘さんがお店を任されているそうです。
(写真には素晴らしい「ふぐ寿司」や雑炊が載ってません)
P.S.
今回は自腹とは言え、予約の際にこのお店常連の某グルメ大先生の紹介と告げていますので、その日の最高のふぐが出てきたかもしれませんし、一番の仲居さんが付いてくれたと思います。念のために付記しておきます。
P.S.2
大分県で出てくる「肝」について興味のある方は、日記に詳しく書きましたので、こちらをご覧下さい↓
http://tabelog.com/rvwr/pleyel/diarydtl/35692/
サメカワ(鮫皮)、トウトウミ(遠江)、ミカワ(身皮:三河)、おおみ(近江)に綺麗に分かれています
焼けた皮が最高だった大きな白子
てっさ
寿司
鍋
とも和え
涙が出る程美味しい刺身(例の物ぼかし付き)
竜田揚げ
白子茶碗蒸し
ふぐちり
別府湾や高崎山が見下ろせます
護国神社の向かいの丘の中腹にあります
2016/12/29 更新
久しぶりの良の家です。
フグは大分。初めての方でしたら、薄造りが良ければ山田家、厚切りが良ければ良の家と言ったところでしょうか・・・
知り合いがいれば絶対に紹介してもらった方が美味しいフグ食べられます。記事は下の方にたくさん書いてあるのでスクロールしてください。
博多の超有名寿司屋の大将が、冬は自分のところでもフグのフルコース出しているのに、若い衆を連れてわざわざ大分までフグを食べに来るというのがすべてを物語っています。(写真に載せられないものもありますから)