28回
2017/07 訪問
7月のダイアは夏の絶品揃い
大間バフンウニのカクテルはキャビア乗せ
中はカリフラワーではなくピュアホワイト(トウモロコシ)のムースです
噴火湾の毛ガニの上にトリュフ
ジャガイモとねぎの冷製スープを注ぎ・・・
あっという間に絶品ヴィッソワーズ・ロワイヤル???の出来上がり
先週ミシェルブラスのガルグイユ食べてきたそうで、北海道伊達の野菜を使った30品目の彩りサラダです
海の幸味噌入りブールブランソース
ニュージーランド産の仔羊はパセリとパン粉を付けて焼き、エキゾチックな味の黒豆のコロッケが添えられています
えっ!セージを天ぷらにしたの?
黒豆コロッケ
マスカルポーネのシャーベットにるバーブのアイスと苺のエスプーマ
最後はコーヒーで
包丁は磁石で・・・
28人の団体さんが入って、厨房は凄いことになっていました
2017/07/13 更新
2017/06 訪問
絶品の夏鹿ロース!!!
ダイアの定期訪問です。この日は水口シェフはセントレアの店に行っていて不在でしたが、故郷北海道から白糠の鹿のロースが送られてきたそうで、早速メインで出てきました。
夏の鹿(もちろん蝦夷鹿)なので、背脂は少なかったそうで綺麗に落として、赤身だけのローストに赤ワインソースです。
今回のロースは何の臭みもなくあっさりしていて、繊維は鹿らしく緻密でスーッと歯が通り、わずかな鉄分(血)を感じる素晴らしい肉でした。日本はもちろん欧州でもずいぶん鹿は食べましたが、今回の夏鹿はまさに最上級の絶品でした!二切れしか食べられなかったのが残念ですが、今回のロースは送ってきた時点で切り分けられていたとのことで、きっと北海道のフレンチレストランか、どこか有名な店何か所かに分けられたのでしょう。食べられた人は幸運です。
前菜のフォアグラにはバパマンガソースが添えられていましたが、これはバナナとパッションフルーツとマンゴーのソースだそうでパッションフルーツの酸味があって、名古屋で人気のフォアグラマンゴーと並ぶニューバージョンとなるかもしれません。
2017/06/14 更新
2017/05 訪問
えっつ、海老足だけのエビグラタン!!!・・・(^_^;)
「今日は凄いの入ってます」「今日は凄そうですよ」などなど、本日のダイアは席に着いた途端、スタッフからうらやましそうに声がかかります。水口シェフがやって来て、「○○円ほど追加がかかりますがこれは滅多に食べられないと思いますよ」と言った後に持ってきたのが写真の伊勢海老。何と1.5Kg超だそうで・・・
昨夜店にやって来て水槽で寝ていたそうで、元気に足を動かしています。水族館では見ることもありますが、このサイズを食べるのはさすがに初めてです。当然、料理法はおまかせで食べさせてもらいました。
まず凄かったのは、足だけのグラタン。なんと身(本体)は入っていません(^_^;)写真のように、足(とヒゲ)だけでタップリ二人分あります。
蟹の足と違って、海老の足は細かく繊維に崩れることは無く、かまぼこのようにごろっとしっかりしています。水口君一本一本殻から取り出したそうで・・・当然マカロニなんぞ入れる必要もなく、伊勢海老の味噌とマカロニ代わりの弾力のある食感の足だけのグラタン!もう一生食べることは無いでしょうが絶品でした。
伊勢海老のタルタルはしっかりした噛みごたえ、そしてメインで使われた伊勢海老のビスクこれが凄かったです。普通ビスクを作るときは伊勢海老を何匹も使って作るのでしょうが、超大きな一匹だけで作ったビスクは雑味がないというか、濃厚で香りがあり、もう凄まじい美味しさでこれを飲んでしまうと、今後はどこかの店でビスクが出てくる度に、これを思い出していつも物足りなく感じるだろうなと逆に悲しくなってしまいます。
カミさんと二人で一匹丸ごと食べましたが貴重な経験をしました。皆さんも、どこかのレストランでもし巨大な伊勢海老を注文できる幸運に恵まれたら「足はグラタン」「ビスクは一匹だけを使ってたっぷり作ってもらう」と贅沢することをお勧めします。
P.S.
伊勢海老だけで本文が終わりましたが、カニ身とコリアンダーを詰めたフルーツトマトにアサリとサフランのソースをかけた前菜も、牛ランプ肉黒ビール煮の自家製フェットチーネも素晴らしかったです(^O^)
今日は1.5Kg超の伊勢海老などいかがでしょうか(^○^)
ウニのビーツソース
コリアンダー風味の蟹が入ったフルーツトマトにアサリのソース
伊勢海老のタルタルとサーモン
グラタンになる予定の海老の足!!!(容器になっている殻の大きさにも注目してください)
牛ランプの黒ビール煮と自家製フェットチーネ
海老グラタン一丁あがり~
やはり蟹とは一味?違います
特製酢飯
半分食べた後、入れて混ぜて、海老ごはんに
身の方は超絶ビスクソースで
肉は鴨です
デザート盛り合わせ
2017/05/15 更新
2017/04 訪問
春のダイア
秋にオープン予定のグランドダイアの内装打ち合わせなど、大忙しの水口君です。
こちらの厨房は若い人も交じって大忙しで、ホールでも若い女性が二人働いていました。
本日の料理は春の季節感にあふれていました。前菜担当の久保田君は東京の有名店で働いていましたが、奥さんの実家のある名古屋に行こうかとネットでダイアの募集を見て、履歴書不要「髪型自由」と言う文章に惹かれて名古屋まで面接にやってきたとか・・・
レストランのスタッフ募集の文章に「髪型自由」を入れるとは、水口君さすがです。
前にも書きましたが、美味しい料理を作る能力と、他人を使って美味しい料理を作らせる能力、育てる能力、また人材発掘など、それぞれはまったく別のもののはずですが、それら全てを兼ね備えた人物が沢山の弟子を作り、将来大シェフとなって名前を残していくのだと思います。
工夫した前菜三種盛りは、久しぶりのタブリエドサブール(トリッパのカツ)、ホタルイカのバーニャカウダ、鳥羽の岩ガキにはセロリとリンゴのシャーベット!
白魚とつまみ菜のマリネは魚卵ソース、次にニース風サラダ。
メインの鴨料理は、オランジュ時代を思い出して大胆に大きな器でフランスのマグレ・ド・キャナールに春野菜とオレンジを入れて蒸し焼きです。取り分けたのもまな板の上で、二人分ドーンと出てきました(^o^)
デザートのソースも桜だったりと、最初から最後まですっかり春っぽい料理でした。
P.S.
写真はニース風サラダが抜けています。
前菜盛り合わせはタブリエドサブール、ホタルイカのバーニャカウダ、岩ガキにセロリとリンゴのシャーベットのせ
白魚とつぼみ菜のマリネ、魚卵ソース
大きな鍋で蒸し焼きです
まな板に載せて登場
鴨と春野菜の蒸し焼き
ヨーグルトのアイスが秀逸
厨房はあふれかえっています
2017/04/12 更新
2017/03 訪問
水口シェフ完全復帰です(^o^)
セントレアにオープンした「ナポリ・ダイア」の新メニュー作りと監修など、向こうに行ってかなり時間を取られていましたが、順調に回るようになり本店に復帰したようです。
実に昨年11月以来4か月ぶりの水口君の料理です。
水口君がいない間、森田・久保田コンビの料理も素晴らしく、美味しい一流レストランとして十分やっていけるレベルでしたが、オランジュ時代からの水口ファンとしては少し寂しい思いをしていたのも事実です。
さて今年の10月には、笹島にレストラン「グランド・ダイア」のオープンも決まり、ビストロダイアで普段水口君の料理を食べられるのはあと半年のようです。ベットラ・オチアイのマネージャーだった佐藤さんも新しく加わり、新店の準備も順調なようで、そちらの店も楽しみです。
さて3月の料理は、写真の通り。
いきなり綺麗な石を持ってきたと思ったら、昨日東急ハンズで買ってきた石だそうで・・・写真のように、竹炭を練り込んで黒くした「レバーペーストシュークリーム」とか「ピザ生地」とか、どれが料理か石か分からない面白い試みでした。
綺麗に飾られたカリフラワーのビッソワーズに仙台牛のカルパッチオと食べて魚料理は、たくさん貝の入った絶品チャウダーと思ったら貝の下に大きなイトヨリが敷いてありました。
メインのパイ包み焼きですが、昨年はボギューズ風で、スズキとオマールを重ね周りにはトリュフ入りホタテのムースにシャロンソースでしたが、今年はオマールをキャベツで巻いて周りは牛ミンチでした(^o^)
いつものことですが、ここに来ると楽しくて、美味しくて、お腹も膨れて、幸せな気分で店を出ることができます(^o^)
綺麗な石の上に料理が・・・
どれが料理で、どれが石か見分けがつきますか???
カリフラワーのビッソワーズに蟹とウニ
綺麗に飾られています
仙台牛のカルパッチオ
白貝、ムール貝、アサリ、ハマグリのチャウダー・・・
と思ったら、大きなイトヨリが下に入っていました
大きなパイの中身は・・・
水口君が切り分けてくれます
オマールのキャベツと牛ミンチ巻き!
この大盛りがね・・・えへっ
デザートもココナッツのスフレの下は・・・
マンゴプリンとバジルジェラートと面白い組み合わせです
2017/03/23 更新
2017/01 訪問
水口シェフ不在でも頑張っています
セントレアに新規オープンした「ナポリダイア」に水口シェフが行っているため、ビストロダイアのランチは、森田・久保田コンビで頑張っています。
今日はメインが森田君、前菜デザートが久保田君とか。
がや(北海メバル)のデュグレレソース、ウサギとフォアグラのテリーヌ、フグ白子の生ハム巻、なかなか美味しかったです。いずれ水口シェフは新しいレストランをオープンしてそちらをメインにするかもしれませんが、たとえそうなっても、こちらビストロダイアは安泰のようです(^O^)
毛ガニとうにのリンゴ酢ジュレかけ
筍皮の下は
ホタルイカとうるい、こごみ、たけのこのサラダ
ウサギとフォアグラのテリーヌ
フグ白子の生ハム巻
がや(北海メバル)のデュグレレソース
鴨のオレンジソース
チーズケーキ
2017/01/20 更新
2016/12 訪問
こんなランチ食べたくないですか???
新しいプログラムで写真200枚制限が外れたようですので追加しましたが、写真の並びがおかしくなるようです。
水口シェフが乗りにノッていて、おまかせがもの凄くなってきたと書きましたが写真が掲載できなくて残念でした。
こちらが5月のランチです。
新人がたくさん入り厨房が満杯状態でしたが、せっかくだから代表的な料理を作って新人にも勉強させてやろうと、ポール・ボギューズの名品「スズキのパイ包み焼きシャロンソース」を作ってくれました。ラッキー!!!ランチですよ(^o^)
新ニンジンの甘さが絶妙なビッソワーズに始まり
北海道大滝村の香りの良いセリとトリュフ
鱧の落としのサラダ
生の北海シマエビの玉ねぎソース
北海シマエビは網走の尾岱沼だけに棲む淡水の海老ですが、通常冷凍で季節の2週間ほどしか生では食べられません。卵は甘エビのように青ではなくて何と緑色でびっくりしました。
スズキのパイ包み焼きシャロンソース
スズキとオマールを重ね、周りにはトリュフ入りホタテのムース。これをパイ包み焼きにした超豪華な料理ですが、見事に焼き上がっていて絶品でした!!!
そして取り分けてくれたこの量を見て下さい(^o^)これぞビストロの醍醐味!高級レストランでは、バランスを超えたこの超大盛り付けは絶対に無理でしょう。味も量も大満足~
しっかり肉料理のリドヴォも出てきて満腹の二度重ねですが
デザートの焼パイナップルにココナッツアイスは別腹で入ります。
それにしても凄いランチでした。料理内容はどこにも負けない「高級」フレンチなのに、高級レストランでは絶対に味わえないこの独特の満足感。こんなランチを食べると、その日は一日中身も(腹も)心も幸せいっぱいになります。水口シェフと同時代を名古屋で過ごせて幸せでだなぁ・・・
2017年は、ビストロダイア本店、トヨタのユーロダイア、柳橋の肉魂、セントレアのナポリダイアに加え、笹島にもう一店舗出店予定とか。水口シェフはあちらこちら飛び回るのに忙しくなって、なかなか本人のお任せ料理を食べられなくなりそうですが、いつまでもこのレベルの料理を食べたいです。
徳島産新ニンジンのビッソワーズ
アスパラと北海道大滝産セリとトリュフの口取り
鱧の落としのサラダ
生の北海シマエビ(尾岱沼産)に玉ねぎソース
北海シマエビの卵は緑色でした
ポール・ボキューズ風スズキのパイ包み焼きシャロンソース(絶品)
水口君が切り分けてくれます
パイの中にはスズキ、オマールにホタテのムースが入ってます。シャロンソースで・・・
ビストロだから許される、バランスを越えたこの一人前サイズ!!!幸せです・
女性用でもこの大きさ
肉はリドヴォです
焼パイナップルにココナッツアイス
2018/01/14 更新
2016/12 訪問
ダイアグループはいまだ発展中です!!!
私が毎月一度の予約を一年分(永久に)入れて通うフランス料理のお店です。
昨年からは全国より名古屋を訪問される美食家にもこの店を推選することにしました。紹介した東京の方達からも「こんな店は東京には絶対に無い」と絶賛され続けています。
まずはともかく、私がアップした料理の写真200枚をご覧ください!定番料理は食べつくし最近はシェフお任せになりましたが、4年間毎月違う料理を食べ続けています。特に美味しかった絶品料理を最初の方にまとめました。貴女も食べに行きたくなりませんか???
オーナーシェフ水口君の出身地北海道から取り寄せる新鮮で豊富な食材は、高級フレンチ店を含め他の店を圧倒していますし、新鮮なアイデア料理や古典料理など、次々と繰り出されるのが本当に楽しいです。
HPのコンセプトを引用すると
「高級レストランで働くのに疲れた水口シェフがアットホームに、自分が食べたい・作りたい料理を提供しているちょっとワンランク上のネオ・ビストロです」
と言うことですが、定番料理を任せられるスタッフもそろい、シェフ本人が作る自分が食べたい料理(=おまかせ料理)は、その半分以上がグランターブル・キタムラやミクニナゴヤなど名古屋の値段の高い超一流?レストランの料理を味も内容もはるかに越えていて、味に関しては現在名古屋では3本指に間違いなく入るでしょう。
私はジョエル・ロブションが30代後半から40代だった全盛時代に幸運にもパリに住んでいたので、ジャマンの料理を食べに行くのが楽しみでしたが、今は名古屋で、トウ・ラ・ジョアの須本さんが作る独創的な素晴らしい料理と、30歳で今後どこまで伸びるか想像すらできないダイアの水口君の料理を毎月食べられて、本当に幸せです。
繊細な盛りつけと子供のいない静かな落ち着いた雰囲気を期待する方は、どこかの高級レストランを選べば良いでしょう。ここはあくまで値段が半分?いやもっとお値打ちなネオビストロとして、素材と料理の味で勝負のお店です。(そう言いつつ、前菜サラダ類は最近盛り付けが豪快だけではなくとても綺麗です!)
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2016年
12月
今年も最終営業日のランチに行ってきました。
今年は柳橋に「肉魂」、セントレアに「Napoli Dia」をオープンさせて、水口君は大忙しです。本日も本店は森田君や久保田君を始め若いスタッフで支えていました。来年は名古屋に新規レストランオープンの予定もあり、どうなっていくのか目が離せません。
写真は日記でご覧ください。
11月
柳橋の肉魂も順調でスタッフに任せ、水口シェフは本店に戻ってきました。
口取りに出てきたポロ葱のムースと蟹とリンゴのジュレにアボガドアイスクリームの組み合わせが絶妙で見事でした。前菜の白子、リドヴォ、牡蠣のソテーの下には何とモンドールのリゾット!デザートのリンゴのキャラメリゼに添えられたのはゴルゴンゾーラのセミフレッドと、久しぶりに飲んだワインと相性もバッチリでした。
写真は日記で・・・
6月
5月はガッツリしたメイン作っていますと言って出てきたポール・ボギューズ風スズキのパイ包みシャロンソース。スズキとオマールをトリュフ入りホタテのムースで包みパイ生地を巻いて焼いてあります。ソースは定番のシャロン!
4月は絶品の海の幸のキャベツ包みにビストロダイア風クスクス
3月は昼からフルコース!
是非日記の写真を見て下さい。素晴らしかったです!!!
2月は春の料理になりました。
パルメザンチーズを炭と焼いて黒い土に見立てた、春の花壇のサラダとか、いつも絶品の北海道の魚介類の前菜とか、水口シェフは長男も生まれて絶好調です。
1月
今年もダイアの新春は、海の宝石の缶詰(北海道産帆立、イクラ、生うにの缶詰 冬野菜のマケドニア風、カリフラワーのムース)で始まります。すっかり名物料理になりました。隣の美女3人組はソムリエのアドバイスでトゥレーヌの白と合わせていました。
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2015年
12月の料理は一段と美しいです。懐かしいオニオングラタンスープの後に、素晴らしいホタテのサラダが登場。美しく美味しく野菜の量もうれしくなるくらいに多くて満点でした。メインはカスベ(エイ)の頬っぺたとタラ白子の焦げバターソースに、高山で獲れた170Kgの熊のロース!こちらはバルサミコ入り出汁ソースが面白かったです。詳しくは日記でご覧になってください。
10月は水口シェフがいきなり「今日の前菜凄いですから」、次にマダムの杏美ちゃんも「何か今日凄いの作ってますよ」・・・
期待して待っていたら、写真の牡蠣の大皿が出てきました。しっかり12個1ダース!!!
岩手4個、仙鳳趾(北海道)4個、広島2個、三重2個とそれぞれ、トマトとバジルジュレとか、スモークキャビアとか、アボガド添えとか工夫を凝らしています。ミルキーなプリプリの仙鳳趾産に岩牡蠣サイズの巨大な岩手産、これだけガッツリ牡蠣食べたのは何年ぶりでしょうか?感動的に素晴らしかったです!!!
メインは石田綿羊牧場の仔羊に、フランス産野鳩、いよいよジビエの始まりですね。
9月は
水口君が「今日のメインの食材当ててみてください」と謎かけ!
赤身で大きな四足動物だということはすぐに分かりましたが、鹿や蝦夷鹿よりもっと繊維がしっかりしていて、カモシカほど固くはありません。「馬にしては少し硬いから違うよね」と話していたら、何とイタリア産の(ロンバルディア)食用ロバでした!!!
イタリア人凄すぎ!!!そんな食材を仕入れて美味しく仕上げる水口シェフも凄すぎ!!!
snowdropさんが「躍動感のある料理」と表現していましたが、今年の水口シェフの料理を表すのにぴったりの言葉かもしれません。
8月は
水口シェフが、北海道に自ら仕入れに行ってきた道産食材揃いでした。圧巻だったのは北海道あか牛とフォアグラのオペラにパッションフルーツのキャラメリゼ!フォアグラとマンゴーの組み合わせは名古屋では最近食べ飽きるくらいですが、見事に味付けされたフォアグラとパッションフルーツのソースの組み合わせも素晴らしかったです!
7月は
アルギン酸を使って注射器で作った、シーカーサーのソース球をかけた「昆布盛の牡蠣」で度肝を抜かれ、デザートは宮崎マンゴーを凍らせて削った、台湾風「マンゴーかき氷」などで楽しませてもらいました。
水口シェフは、今年は余裕があるのか、アイデアが湧いてどうしようもない感じです!
6月
日進に土地を借りて自家製ハーブなどを栽培始めたそうです。花が咲き始めたレモンバウムのハーブティーが素晴らしかったです。また沖縄に行って綺麗なガラスの器を20個自分で作ってきたとか、美味しい塩を仕入れてきたとか、今年の水口君は非常に充実していて、料理にも自信が満ち溢れています。
5月
魚と肉のタルタルの競演となり素晴らしかったです。
まず口取りに、北海道のホタテと和歌山のマグロ(トロ)のタルタルに、国産のグレープフルーツとフルーツトマトで作ったガスパッチョをかけて、スープ仕立てのタルタルです。柑橘類とトマトの甘味が加わった独特のガスパッチョとタルタルが調和して新鮮で面白い味になりました。まずここでグッときました。
前菜はワゴンサービスで、仙台牛のタルタルです。バーナーで微かに炙り、後は細く切った後ケッパーや玉ねぎ、クミンなどの調味料と混ぜます。最後に生卵と、たっぷりトリュフをかけて完成です。素晴らしく美味しかったです。写真を見て食べたくなった方は今すぐお店に行ってください。タルタルは自宅で熊本の馬肉で作って以来一年ぶりでしたが、今の季節良いですねぇ・・・
同伴者の前菜は、二色のアスパラ入りオムレツにこちらもトリュフサラダ!
メインはブロターニュの10か月の仔牛のあばら骨付グリル。肉はまだ白っぽく20年ぶりくらいに美味しい仔牛を食べました。日本でもこういう美味しい仔牛を売ってくれる生産者がいると良いですね。
魚はマグロの赤身のグリルにニース風ソースでした。
デザートがホワイトチョコレートのムース、宮崎マンゴー、レモンシャーベット、柑橘類と炭酸の泡と四つの味と食感の組み合わせでした。絶品でした。昨年はマンゴーとパンナコッタでしたが、今回は味も完成度もはるかに高くどこに出しても評価されるであろう素晴らしいデザートに仕上がっていました。
薄味で少量ずつ料理が出てくる店が多い名古屋ですが、こちらビストロダイアは、しっかりとした味付けでドーンと大きなポーションで料理が出てくるのはいつまでたっても変わりません。オランジュ時代の廉価なビストロ料理から、ここ3年で料理はどんどん高級化してきましたが、スタイルはしっかり守られています。
そして食材はとにかく他の店を圧倒しています。北海道から取り寄せるだけではなく、東海地方の食材も素晴らしいものを仕入れているのは水口君の感性がしっかりしているからでしょう。
2月
いよいよ2500円のランチがメニューから消えましたがお店は相変わらず満席です。席が少し減ってゆったりしたムードになりました。
1月
今年のダイア食べ初めには、昨年末のサプライズメニューがいくつか出てきました。
いきなり出てきた口取りは「海の宝石の缶詰!!!」開けるとびっくりするくらい色とりどりで綺麗です。蕪のプリンが敷いてあって味といい美しさといい見事な料理でした。前菜のマグロとブリのカルパッチオとズワイガニの下にはカリフラワームースがあってこの料理も美味しく食べられました。
オマール海老と金目鯛のカルトファット包みは桜エビ入りのブイヤベース風に!金目鯛もアナゴもきちんと骨が取り除いてあって、こういうところが日本のシェフの凄さでしょうか。この料理にしても、ガッルーラのカッポンマーグロにしても、魚介類のフランス料理やイタリア料理は、取り扱いに慣れたシェフが作る日本で食べるのが一番美味しい様な気さえします。
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2014年10月
先月お店は絶好調のまま三周年パーティを終えましたが、どこまで進化してゆくのか末恐ろしいビストロです。
本日最初に出て来た、ソフトシェルタラバガニと次郎柿のタルタル、蜂蜜と白ワインと紫キャベツのソースは、絶品でした。看板料理になるかもしれません。ソースは白バルサミコが無かったので即興で作ったと言ってましたが、色と味からは想像が付かず面白かったです。
その後は大根のスープに続き、牡蠣のチーズグラタン、兎肉?とフォアグラのパテ・アンクルート、兎背肉とマッシュルームの網脂包みポルチーニのリゾット添え(生バジルが絶妙)、和牛のブフ・ブルギニョン、セミフレッド、栗のデザートと豪華なランチを楽しんできました。
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2014年7月
7月の前菜は、北海道産鴨のタルタルステーキ!
ガーリックトーストに乗せて食べますが、アニスの風味が素敵です。鴨のタルタルは生まれて初めて食べました。
デザートのマンゴーハーフカットロマノフ風も完熟で幸せでした!
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2104年6月
お店がオープンして3年近く、毎月ランチを食べていてすでに写真が200枚近くになり・・・3年間毎月違う料理を食べさせてもらっていると言うこの事実が、水口シェフの実力というか、この店の凄さですね(^o^)
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2014年5月
オランジュ時代のブラッスリー的なビストロから始まり、いよいよ本格的レストランだけれど値段はお安めの「ネオビストロ」に進歩したようです。
ホワイトアスパラのムースにグリーンアスパラのポタージュの素晴らしい口取りに始まり、前菜のホワイトアスパラにセージとタイムのクリームソース、メインがマルガリッツァ豚の炭焼き、デザートにココナッツのブランマンジェ宮崎マンゴー添え、と完璧なランチでした。
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2014年4月
今月は前菜に桜鯛のカルパッチオを食べましたが、せとか(甘い蜜柑)が乗っていて、この組み合わせに痺れました。メインはブルゴーニュワインだけを使ったブフ・ブルギニョン。PLEYEL家でもよく作る家庭料理ですが、プロに作ってもらうとやはり美味しいです。カミさんは羊のナバラン・クスクス添え。クスクスはお湯で戻した後ベーコンや野菜と合わせてあり、この食べ方も早速PLEYEL家で採用です。
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2014年1月
今年のダイア食べ初めは、オレンジのココット鍋。
開けると、フランス産フォアグラのソテーにセップ(ポルチーニ)のソース、下には北海道産百合根のロワイヤル(西洋風茶碗蒸し)。人気のメニューで復活させたそうですが、組み合わせが本当に美味しいし百合根の食感も独特で、名物料理になりそうな絶品でした。
続いて前菜はペルー産ホワイトアスパラ、サンジャック(帆立)のソテーと生ハム、ポーチドエッグ添え。新春は毎年ここでホワイトアスパラ食べていますが、帆立の火の通り具合も良くて酢のきいたソースで今年の料理が一番でした。
後は定番で間違いない、「自家製サーモンのマリネたっぷりサラダ、フレッシュトマトとバジルのソース」や久しぶりに復活した「三河地鶏もも肉 皮目をパリパリに焼いたソテー、角切り野菜のグリーンソース」
宮崎牛は前回はランプでしたが、今回はサーロイン。刺しが凄くて食べるのが大変な位に強烈でした。
デザートは黒糖と三温糖のクレムブリュレが絶妙。オール苺のデザートも楽しかったです。
オーナーシェフの大ちゃんは、お正月地元に帰ってルスツスキー場でリフレッシュしてきたとか。三年目に入り気合いが入っているようです。
昨年後半は新店オープンの影響もあり大変だったようですが、すっかり落ち着いて、ディナーのコースメニューは1万円一本に絞るなど、ネオビストロという分野を名古屋に自らの手で定着させそうな勢いで、今年も本当に楽しみです。
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2013年12月
夜にはなかなか行けないので、前日に電話で頼んでランチタイムに雷鳥の料理を作ってもらいました。
マスカットを真空調理で雷鳥と一緒に焼いてソースを作ったとか・・・血と肉汁とマスカットの素晴らしいソースです!!!ここ3年間で一番美味しい雷鳥でした。おそらく地べたを走っているのでしょう、太ももが発達していてかじり付くと最高です。
口取りに白菜と昆布森の牡蠣のスープ、前菜に蝦夷鹿のカルパッチョに林檎のソース、自家製半生のスモークサーモンに、デザートはラ・フランスのスープと、幸せな気分になれる最高のランチでした!
同伴者も瞬間燻製レアサーモンが初めてだったようで、宮崎牛のソテーのトリュフ・ソース共々感動していました。
オランジュ時代は月替わりランチでしたが、ダイアになってからは人気の定番メニューが季節替わり程度に固定されてきました。しかし訪問回数が多い客に対しては同じ料理で飽きさせないように、いつもの決まったメニュー以外にも柔軟に対応してくれるだけの能力も応用力もあります。これが本来のレストランの姿でしょう。
自らネオ・ビストロと名乗っていますが、実際三年目に入って、ランチに関しては、その総合力・応用力で1000円-1500円の名古屋の他のビストロや高価なレストランとは差が付いてきて、ダイア独自のスタイルが定着してきたと思います。総合☆を0.5上げておきます。
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2013年9月
9月からランチは2500円と3800円に値上げになりました。お店は二周年を迎えて、創作系に走っていた料理を一度原点に戻そうと、懐かしい味のビストロ料理が並んでいます。
口取りの自然な甘さのくり南瓜のスープに続き、前菜はオランジュ風のキッシュ。野菜がタップリ盛られていてうれしくなります(フチテイも開店当時は野菜タップリだったのですが・・・)。今回はカウンターでしたが、単なるサラダでもしっかりと野菜の水を切って、ステンレスボールでお弟子さんではなく水口君が油を絡めてくれると、これが微妙にまた美味しいんですよね。
メインはこれまた懐かしビストロ定番料理の、鶏のクリームソース。焼き野菜とライスが添えられていてソースと絡めて食べると幸せです。
デザートはブランマンジェに生姜のアイスクリーム。これに珈琲を飲んで2500円ですので、高いと文句を言う人はいないでしょう。
スタッフは豊田店にだいぶ取られてこちらの厨房忙しそうですが、ランチ満席は今後もしばらく続きそうです。
それにしても28歳で二店舗目オープンとは!
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2013年6月
久しぶりのダイアです。
まず手長海老のガスパッチョ、中トロとアボガドのタルタル添え。胡瓜の香りがする酸味の効いた美味しいガスパッチョを口に含んだ後、マグロとアボガドのタルタルに舌鼓を打ち、海老味噌のシャーベットを崩して味の変化を楽しみます。
続いて喜茂別のホワイトアスパラにはサマートリュフ。定番の田舎風パテは野菜タップリです。
メインは、久しぶりの肉汁タップリドイツ風ハンバーグ。オランジュ時代の定番メニューです。ナイフを入れると和牛の肉汁がジューと溢れ出ます。
デザートは上から下までマンゴー尽くし。昨年のメロンから始まった特製デザートは桃と苺と続きマンゴーで一回りしたとか。メロンと言えばコート・ドールのベルナール・ロワゾー、桃(ペッシュ)と言えばオーベルジュ・ド・リルのエーベルラン・・・と名前が浮かびますが、マンゴは思い浮かばないので、完成度を高めてダイアの名前が付くようなデザートが出来ると良いですね。特製デザート四つまとめて写真並べておきます。
いつも通りに野菜たっぷりが嬉しい、美味しくて楽しいランチでした。
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2013年3月
2月のブイヤベースに続き、今月はオランジュ時代の人気メニュー「ハンバーグのパイ包み焼き」をお願いしておきましたが、あとは写真のように春らしい料理の連続です。
口取りはホワイトアスパラ、新タマネギ、卵、トリュフの組み合わせ!定番ですね。キッシュロレーヌも色鮮やかな野菜の組み合わせが綺麗です。この店は店内がとても明るいので野菜類がとても綺麗に見えます。2011年のキッシュの写真を隣に置きましたが、先月のパテ同様に2013年バージョンは盛りつけがいっそう綺麗になっているのが分かります。
三河の平目は苺と桜のソースで、石田緬羊牧場の仔羊のラムチョップに、ハンバーグのパイ包み焼き。どちらも巨大です!しっかり焼けたパイのカリッとした食感が堪らないんですよね。今シーズンのディナーでは、ジビエのパイ包み焼きを作ったそうです。秋にはフォアグラとトリュフのパイ包み焼きを作ってもらおうかな・・・
デザートは苺のバリエ。苺や木の実のシロップ漬けの上に蜂蜜ジェラートとプチプチする苺のエスプーマがかかっています。
すっかり春の気分満喫で幸せなランチでした。
2月
2月のランチは今シーズン初のブイヤベースです。今年は甘エビの頭、昆布、オレンジを加え昨年以上に美味しい料理に仕上がっていました。ブイヤベースは、魚を知り尽くした日本人シェフが作る物が絶対に世界一だと思います。
今月もTV出演あるそうですが、5分放映のために収録は6時間に及び、料理は8回作り直したそうです。TVは本当に大変ですね!
1月
新春のビストロ・ダイアは、定番の前菜田舎風パテの盛りつけにびっくり。写真のように美しいものに変わっていました。比較のために昨年までのパテの写真を横に乗せておきます。お皿も綺麗なものや変わった形のものがどんどん増えています。盛りつけの意欲が掻き立てられるんでしょうね。
定番のニース風サラダは野菜も内臓もたっぷり、超巨大なムール貝は北海道の日本海側「増毛」産だそうです。
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2012年12月
年末最終営業日のランチに家族で行ってきました。
前菜にはトリュフとブルーチーズのオムレツ!オムレツの中には粒トリュフ、上からスライスと、これでもかという感じで至福至福でした。10月からやや営業方針も変わって夜は高級化していますが、相変わらず昼も夜も満席とのことで・・・名古屋人の心をがっちり掴んでいるようです。
12月
今回のお昼は写真のように豪華です!
東海テレビの収録(5分で作るフランス料理らしいです)の前、慌ただしい中で水口シェフが自ら作ってくれました。
昆布森の牡蠣にトマトと昆布ジュレの口取りに始まり、前菜は二品。まず蝦夷鹿のカルパッチョ。これは鹿肉をサングリアに漬けて(凍らせ)ルイベにして、たっぷりのリンゴサラダとディルで食べるのですが、この三者の組み合わせが最高。一つ抜けてもガクンと落ちるでしょう。
次は鱈の白子カリふわとろ焼き。表面はカリカリでトロッとした中身との食感の差が見事です。上には牛蒡のフリットが乗っていてパリパリ感を増しています。美味しい~。
続いてメインは魚と肉で、まず「がや」(北海メバル)のロースト。上にはホタテのペーストが塗ってあります。さらにソースは普通のアメリケーヌではなく、セイコ蟹(ズワイ蟹のメス)の内子と味噌に甘エビの頭部を加えて、少しあっさりめで香りのよいビスクを作っているのですが、この味が最高!桜蝦の唐揚げも乗っています。
肉は滝川の鴨。ハスカップソースが酸味を添えて、下には甘い安納芋のソースと富良野のかぼちゃ(雪化粧)のピューレがあって、またこれが普通の南瓜とは違って最高。全てバゲットに塗って食べました。
デザートはエキゾチックな味の紅茶のブランマンジェで、中には蜂蜜のアイス、回りには丁子、シナモン、黒胡椒が散りばめられています。
今回の料理は迷わず☆4.5です。久しぶりに水口シェフ全開で実力発揮でした。前日の夜から料理考えていたとか・・・基本は夜のメニューだったようですが、他の方の写真を見るとソースやピューレ、香草など微妙に変えてあり、それがまたドンピシャでした。
9月
オープン1周年記念パーティに行ってきました。
写真のビュッフェでしたが、三河湾や北海道の新鮮な魚、蟹、石田めん羊牧場の仔羊丸焼き(半身ずつ)等、相変わらず食材は豪華でみなさん楽しんでらっしゃいました。
まだ一年しか経っていないのに、スタッフは12人もいるそうです。それでも今後新店舗を出して拡大するつもりはなく、料理教室などに力を入れていきたいと話していました。
お店は10月1日より、日曜祝日・第3月曜日が休みで、水曜日は通常営業になります。
8月
8月は家族で訪問しました。長野県からはもうツキノワグマとうり坊(仔猪)、北海道からは6Kgの一本釣り大助(キングサーモン)、タスマニア産仔羊、北海道の雉など、食材の仕入れは見事です。水口シェフ自らネオビストロと呼んでいますが、ビストロの価格設定とスタイルながら自ら東奔西走して仕入れた食材は、ビストロの範疇を超えて名古屋のフレンチレストランでは一二を争うと思います。
ソースに関しては名古屋には数人しかいない超一流シェフと比べればまだ差はありますが、他店にはない様々な食材が圧倒的な量でドカーンと提供されるこのスタイルが名古屋で支持されているのは明らかです。9月29日で一周年ですが、よくぞオープン以来満席を続けていると感心です。従業員の週休二日も守っているそうで、こちらも大したものです。
7月
7月はカウンターの端で、はしりとなごりと新作のランチでした。
前菜は、はしりと言うより今年初のサンマを使ったサラダ・・・いよいよ釧路にサンマがあがり始めました。油が乗り切る前のサンマ絶妙です!
メインは、なごりの長崎産リ・ド・ヴォーのジロール茸ソース・・・生のリ・ド・ヴォーはもう終わりですね、びっくりするくらい巨大な胸腺でした。仔牛は育ってしまったので、もう胸腺は小さくなるばかりです。これからしばらくは冷凍でしょう。
デザートは、新作のペッシュ・エーベルラン風、桃のコンポートとピスタチオアイスクリームにサバイヨンソース・・・昨月のロワゾー風メロンスープは、今月かなり形を変えて簡略化された上で一般メニューに入ったようですが、こちら桃のコンポートはこのままそう変わらずに来月のメニューに入るかもしれませんね。水口シェフに聞いたら、リオンのボギューズのところで勉強していた時に、2週間ほどアルザスのリルの厨房に遊びに行ってきたそうです。さすが要領が良いですね。
あとは定番のランチメニューで、
ローストビーフサラダ山わさびのソース、
皮目をパリッとした小樽の鮭、あさりのサフランソースと季節の野菜
三河地鶏のパリパリ焼き、ベーコン・玉ねぎ・人参の角切りグリーンソース
厨房は若いスタッフであふれかえってます。全員キビキビとした動きで気持ち良いです。水口シェフの調理学校時代の同期のスタッフが入り、厨房はさらに強化されたみたいです。
6月
定期訪問でランチに行ってきました。
写真は新作の「大人のメロンソーダ」
メロンスープと言えばベルナール・ロワゾーが有名ですが、こちらはロワゾー風にマスクメロンのスープを作り赤い富良野メロンを丸くくり抜いて浮かせた後に、エスプーマでココナッツミルクの酸味のある泡を作って乗せ、コリアンダーを振り掛けてあります。器も二重で中の氷でスープが冷やしてあって、見事な一皿に仕上がっていました。これはもうビストロ料理というより一流レストランの豪華な一皿ですね。(値段考えると恐ろしいですけれど・・・)。メニューに入れる際は簡略化するのでしょうが、この段階の料理を食べられたのはラッキーでした。
大阪のFujiya1935の泡はもっと酸味があってプチプチ弾ける感じでしたが、こちらはもっと優しい感じでした。最終的にどう仕上がるか楽しみです。
前菜はこちらも新作の、玉ねぎのムース・菜の花のジュレソース。風味が豊かで新玉ねぎの甘さも引き立っていて美味しかったです。
メインは定番のコック・オ・ヴァンと、石田綿羊牧場の三か月仔羊の内臓ラビコットソース。春は仔羊が美味しいですね!
厨房のスタッフは全部で12人になったとか、所狭しという感じで若い人たちがひしめいています。
5月
シェフから「北海道のアスパラがようやく入荷したので席を用意しました」と連絡があり、ランチに行ってきました。
前菜は富良野のグリーンアスパラ。皿の溝に一本ずつ並べてあり野菜や生ハムが色鮮やかにディスプレイされています。まるで、色とりどりの花が一斉に咲き誇る北海道の春~初夏のように美しかったです。白トリュフオイルが香ります。土のイメージで振り撒かれているのは紫蘇ではなく黒オリーブでした。昨秋のオープン時から、春になったらアスパラの前菜はこの溝付きの皿に並べて出そうと心に決めていたそうです。
別メニューのホワイトアスパラは旭川の南、神楽産でポーチドエッグと黒トリュフソースの味付けです。メインは豚のとろとろ煮、相方はスズキのグリル、ウニクリームソース。このままイタリアン風にパスタを入れて食べたくなる味でした。新鮮な食材を出身地の北海道から仕入れるのも見事に機能しています。
デザートはガトーショコラと定番の蜂蜜アイスクリーム。コーヒーがついてランチコース2000円はお値打ちで人気があるのは当然でしょう。
水口シェフは「オランジュ」時代は全て自分でメイン料理を作っていましたが、現在は結構スタッフに任せているようです。自分で美味しい料理を作る能力と、他人を使って自分の料理を美味しく作らせる能力は全く別です。この若さでそれをマネージメントできる能力は天性のものなのでしょう。
昨年10月の開店以来満席が続き、ホールはマダムとシェフ二人だったのでかなり無理があり余裕もなかったようですが、春になりホール専任のスタッフやアルバイトも数名入ったようで、これからは問題ないでしょう。
2012年1月
新年最初の土曜日のランチはビストロ・ダイアに行ってきました。
大通り側が一面窓の明るい店内で、水口シェフはじめスタッフの明るいムードの中、質も量も満足できるランチを食べると、行くたびに幸せな気分になれるのが何よりです。
写真は2000円のランチの前菜三連発。サーモンマリネも鶏砂肝のコンフィもキッシュもご覧のように野菜たっぷりなのが嬉しいです。野菜は新鮮で本日はレンコンや百合根も入っていました。しっかりドレッシングと馴染んでいます。
メインはタスマニア産の仔羊でしたが、食べたことのなかったオマールのアメリケーヌソースを追加しました。この大きさで3900円と嬉しいです!
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2011年12月
12月はランチでブイヤベースです。ストウブの楕円形の鍋に二人分入って、熱々で出てくるのが嬉しいです。さらに写真のように、きちんとアイオリ(にんにくマヨネーズ)とルイユ(にんにくソース)とチーズが付いてくるのが堪りません!(分かる人には分かっていただけるでしょう)
スープもたっぷり入っているので、最初はアイオリやルイユをクルトン仕立てのバゲットの薄切りに盛ってチーズも入れてスープを楽しみ、次にスープで浸した魚や貝を改めて盛りつけ、二段階で食べることもできます。マルセイユ風ですねぇ・・・
フランスで食べるとどうしても(良くも悪くも)生臭さが残るブイヤベースですが、こちらは日本人向けに徹底的に下処理してあるので、生臭さは全く感じられずこれはこれで本当に美味しいです。イノーべのスープ・ド・ポアソンも大好きですが、ブイヤベースはこちらの方が美味しいかもしれません。
夜は本場マルセイユのように、基本スープにオマール海老や各種魚を選んで追加できます。何を入れるか悩んじゃいそうですね。
定番の美味しいデザートもお皿が立派になりました。
11月
フォアグラと黒トリュフのパイ包み焼きを食べに、ディナーへ行ってきました。
ディナーもランチ同様お値打ちにセットコースで済ますこともできますが、ジビエやトリュフなど豪華食材を夜に食べたい時は、いつもワイン込み一人1~2万円で「シェフお任せ」にして頼んでいます。
この料理もともとは一年半前に私が、パイ包み焼きの上手な水口シェフに黒トリュフが手に入ったら是非「丸ごと一個入れて作って」と頼んであったのですが、昨年オランジェでは10回ほど作ったらしいですが、頼んだ私自身が食べるチャンスがなくて一年後ビストロ・ダイアでのリベンジです。
ライオールのナイフでパイを切る瞬間から、中ではあのコリコリとした感じ!そうそうジャガイモより堅いトリュフを切るあの感覚です。牛ミンチとフォアグラと共に顔を出した真っ二つに切れたトリュフからは、モワッとしたむせる香りが・・・これにあわせてポムロールのワイン、メルロー95%で土の香りがする、シャトー・クロワ・デュ・キャスが用意されていました。
今年の秋は、ポルチーニ(セップ)と白トリュフが不作だった分、黒トリュフを食べる機会が例年より多くなり、11月は黒トリュフ三連荘!!!まず「ラ・リリアーナ」ではフォアグラと黒トリュフのラザーニャをルイジ・バウダーナのバローロ(もちろんぶどうはネッビオーロ)で楽しみ、「オステリア・リュウ」では最高級のアルバ産黒トリュフソースでむせかえるウンブリッチェリにカベルネ95%のスーパータスカン、カンポーラとマリアージュを楽しんできましたが、今回はなんと言っても黒トリュフ丸い一個をナイフで切って、メルローを合わせて食べるという最高の贅沢!
生まれて初めてシャトー・ペトリュスを自宅で飲んだとき、コルクを抜いたとたんトリュフの香りが部屋中に広がり、「そうかフランス人はこの香りが好きなんだ」と納得しました。果実味豊かなメルロー種の赤ワインも、本当に良いものは熟成と共に土の香りというより「トリュフの香り」がするんですね。
一度はそんな赤ワインとアルバ産の黒トリュフとのマリアージュを楽しみたいな・・・一年に一回は食べたいなぁ、丸ごとトリュフ。来年は牛ミンチは抜いてもらい、フォアグラと黒トリュフと、さあ何を入れて作ってもらおうか・・・悩みます。
ついでに巨大なトリュフが手に入ったら、今度はロブション(旧ジャマン)のスペシャリテ、「トリュフとジャガイモのミルフィーユ」も水口シェフに頼んで作ってもらおう・・・なんて、ここは夢がどんどん膨らむ素敵なお店です。
■さてディナーはルイ・ロデレール(シャンパン)で始め、口取りはホタテと牛のたたきまでは普通ですが、なんとスプーンに入っていたのは「生フォアグラのワサビ和え」!
■前菜は「昆布ジュレで固めた、真サバと焼きなすのテリーヌ」これはりんごの香りさわやかなソービニョン・ブランで。
■魚料理は、酸味と樽香がやや強いルフレーブのピュリニー・モンラッシェで。「シャンパン蒸しの小牡蠣、オマール、たらの白子のバターソース」牡蠣が味濃くて美味しかったぁ~!これはなかなかの料理です。
■そしてメインが「フォアグラと黒トリュフのパイ包み焼き」
■ここでカウンターに移り、残った赤ワインは冷蔵庫から出てきたモンドール(柔らかい白カビチーズ)で楽しみ、
■デザートが「ラ・フランスの赤ワインコンポート」とアイスクリーム、さらに塩チョコ。とてもデザートワインは飲めません。
■後は食後酒にマール・ド・ブルゴーニュとシガー。
これはフランス料理ですね。満足しました。27歳でこんな店作って繁栄させちゃうって凄いですね。ビストロの本質をつかんでいるからだと思います。末恐ろしいです・・・
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2011年10月
新店オープンが続きます。
名古屋市内のビストロの雇われシェフとして2年半腕を振るい、お店を超人気店にした水口シェフとマダムが独立して、今度は葵にビストロ・ダイアをオープンです。若くしてオーナーシェフとなりました。写真ご覧ください(掲載了承済み)、うれしそうですね!オープンしたばかりなのにもう満席です。
二年前に、前のお店の初レビューで、
楽しくて、明るくて、お腹が膨れて、CPも良くて、食べた後は幸せな気分で一日いられる廉価なビストロがまたオープンです。
と、書かせていただきましたが、もう一度この言葉を繰り返したいと思います。今度は、廉価なビストロでは名古屋ナンバーワン!と付け加えます。
本質を水口シェフはガッチリ掴んでいてはずすことはありません。名古屋以外の大都市でも、フランス人がやっている「ルグドゥノム ブション リヨネ」のような店をのぞき、なかなかこのクラスの廉価なビストロはないと思いますので、☆も高評価にしています。
新しいお店は、内装も見違えるように奇麗で、昔のイメージと重なるのはオレンジ色のアクセントとポップ調の文字くらいです。広くなった上に、かなり高級感が出ました。
幸せ~(^.^)
ポール・ボキューズ風スズキのパイ包み焼きシャロンソース(絶品)
スズキ、オマールにホタテのムースが入ってます。シャロンソースで・・・
ビストロだから許される、バランスを越えたこの一人前サイズ!!!幸せです・
ダイア風牡蠣の饗宴。それぞれソースが違います。これで二人分の前菜ですよ !!!
すっかり、ダイアの名物料理となった、海の宝石の缶詰。(北海道産帆立、イクラ、生うにの缶詰 冬野菜のマケドニア風、カリフラワーのムース)
手長海老のガスパッチョ、中トロとアボガドのタルタル添え。胡瓜の香りがする酸味の効いた美味しいガスパッチョを口に含んだ後、タルタルに舌鼓を打ち、海老味噌のシャーベットを崩して味の変化を楽しみます。
長万部のあか牛とフォアグラのオペラ。上はチョコレートではなくポルト種のジュレでパッションフルーツのキャラメリゼとの相性が最高!
北海道産ユリ根のロワイヤル(西洋茶碗蒸し)、フォアグラのポアレとセップ(ポルチーニ)のソース・・・絶品でした!
桜鯛のカルパッチョ・サラダ。せとか(みかん)との組み合わせが堪りません
ペドロ―(ヤマウズラ)と、フォアグラとトリュフと縮緬キャベツが重層構造になって、さらにパイ包み焼き(^o^)
水口シェフが、タルタルステーキをを目の前で作ってくれます
皿に盛って
カサゴ、エビ、イカ、アサリ、ムール貝、タラで一杯
特製ブイヤベース。フランスのレストランも含め、過去最高の味でした。
がや(北海メバル)のホタテペースト乗せロースト。セイコ蟹(ズワイ蟹のメス)の内子と味噌に甘エビの頭部を加えた香りのよいビスクが最高!!!
雷鳥のフォアグラ添え、マスカットソース。マスカットの香りと雷鳥の血と肉汁で素晴らしいソースでした。
お好きなアスパラをどうぞ
ナイフを入れて開いた、海の幸のキャベツ包み(絶品)
ビストロダイア風クスクス
マンゴーのデザート、ビストロ・ダイア風?一年分一回りしましたので、季節の特製デザートをまとめて四つ並べておきます。
ロワゾー風?富良野メロンのスープ
エーベルラン風?ペッシュ(桃)のデザート。暖かいサバイヨンソースをかけて食べます
こちらは苺のバリエ。苺や木の実のシロップ漬けの上には、蜂蜜ジェラートと酸味のあるエスプーマ
完熟マンゴーロマノフスタイル。昼からマンゴーを二分の一個食べられて幸せです。
岐阜で発作買いした、手回しの器械で凍らせた宮崎マンゴーを削ります
台湾風マンゴーかき氷の完成です!
噴火湾のホタテをたっぷり使った美しくて美味しいサラダ。野菜もたっぷりなのが嬉しいです。
お隣のテーブルの料理も、あまりにも彩が綺麗だったので写真を撮らせてもらいました(^^;)
ツキノワグマのロースはバルサミコ入り出汁ソースで・・・
クリスマスバージョンのチョコレート卵の中には、イチゴやラズベリーとココナッツのブランマンジェが・・・
岩手の牡蠣はスモークキャビアと
広島のカキはトマトとバジルジュレで
仙鳳趾(厚岸)の牡蠣はアボガドジュレで
9月は何と「ロバ!!!」のグリル
液体窒素でココナッツとラズベリーのエスプーマを凍らせます。
7月は小樽のエゾバフンウニが小ぶりで甘くて美味しいです。下はパプリカの二色ムース。
昆布森の牡蠣はトウモロコシのムースとシーカーサーの粒が・・・
ジャガイモのビッソワーズにカニとコンソメジュレがたっぷり乗っているのが嬉しいです。器は沖縄に行って自分で20個作ってきたとか
自家製レモンバウムティー
国産グレープフルーツとフルーツトマトのガスパッチョ
ホタテとマグロのタルタルにかけます
仙台和牛です
トリュフと玉子を乗せて完成です
こちらの前菜は、2色のアスパラのオムレツとトリュフサラダ
ブロターニュの仔牛のグリル、玉ねぎソース
和歌山産マグロ、ニース風
ホワイトチョコレートのムース、宮崎マンゴー、レモンシャーベット、柑橘類と炭酸の泡
四つの味が調和して、絶品のデザートでした
最近はもろさきで、自家農園のハーブ栽培にはまっています
素晴らしい火入れの噴火湾ホタテ
古典的料理にも興味があるようです
ほのかに甘い新玉ねぎのスープ
サラダは噴火湾の回遊鱒のスモークと刺身
たち(タラの白子)と分葱のパスタ柚子風味
石田綿羊牧場の子羊、リブロース、もも肉、レバー、トリッパとアスパラ、行者にんにくソース
デザートはクレームダンジュ(クリームチーズとラズベリーソース)
開けると、綺麗な海の幸の下には、蕪のプリンが敷いてあります
マグロ、ブリのカルパッチョと、ズワイガニ、カリフラワームース添え
金目鯛とオマール海老のカルタファタ包み 白老産桜海老の香り
蝦夷鹿のロースト
ホワイトチョコレートの中は?
中には苺が・・・
綺麗な器も少しずつ増えています
口取りの、能登半島輪島の殻付き牡蠣、エゾバフンウニ添えトマトジュレ
蝦夷鹿のルイベ、リンゴサラダ、ディル乗せ。サングリアに漬けて凍らせた鹿肉と、林檎とディルの組み合わせが最高です。
ブルーチーズとトリュフたっぷり入りのオムレツ(最高!)
北海道産鴨のタルタルステーキ。アニスのアクセントが素敵です。
たらの白子パリパリロースト、牛蒡のフリット。表面はカリカリでトロッとした中身との食感の差が見事です。上には牛蒡のフリットが乗っていてパリパリ感を増しています。
すべて揃っています
北海道滝川産スノーホワイトチェリーバレー鴨のロースト、ハスカップソースが酸味を添えて、下には甘い安納芋のソースと富良野のかぼちゃ(雪化粧)のピューレがあって最高。全てバゲットに塗って食べました。
兎背肉の網脂包み、トランペット茸、マッシュルーム、ポルチーニリゾット添え。生バジルのアクセントがたまりません!
牡蠣のチーズグラタン
兎?鳩?とフォアグラのパテ・アンクルート
定番ですが、今回特に美味しかったブフ・ブルギニョン
コンビーフのように、牛の繊維がバラッとなる感じで、素晴らしかったです
熊本栗のデザート
セミフレッド
お店は三周年を迎えました
店の前もお祝いの花で埋まっています
宮崎牛のランプステーキ
定番となった、鯖のテリーヌ
オマールエビと白身のクネル、蟹味噌ソース
夏蝦夷鹿のロースト、行者ニンニクソース
生姜のクレム・ブリュレ
ホワイトアスパラのブランマンシェとグリーンアスパラのポタージュ
函館産極太ホワイトアスパラにセージとタイムのクリームソース、生ハム自家製パスタとポーチドエッグ添え
サマートリュフも付いています
マンガリッツァ豚の炭焼き、レッドクイーンとキタカムイ添え
宮崎マンゴーとココナッツのパンナコッタ
ブルゴーニュワインだけのブフ・ブルギニョン
羊のナバラン、クスクス添え
ダイアのマーク入りクレームキャラメル
ため息が出るくらい野菜たっぷりのニース風サラダ
蝦夷鹿のカルパッチオ、林檎ソース。美味しい野菜もタップリです。
伊勢海老のロースト
北海道滝川の巨大な鴨の背肉
ランチ定番のステーキ
オレンジのクレープシュゼット
ガトー・ショコラ
ホワイトアスパラのグリルと帆立のソテー、生ハム、ポーチドエッグ添え。
自家製サーモンのマリネ たっぷりサラダ フレッシュトマトとバジルのソース
宮崎牛のサーロイン、ポルトソース
三河地鶏もも肉 皮目をパリパリに焼いたソテー 角切り野菜のグリーンソース
甘みが独特な、黒糖と三温糖のクレムブリュレ
エスプーマもアイスクリームもポルト酒のコンポートも「オール苺」
牡蠣と白菜のスープ
身が厚い自家製瞬間燻製レアサーモンとサラダ。どこの店も、ランチにこれくらい野菜盛って欲しいです!
12月の新作デザート、ラ・フランスのスープ、蜂蜜のアイスとココナッツのエスプーマ添え。最近は季節の果物の美味しいスープが続きます。
アップルパイ
新作デザート、長野県産巨峰のスープ、カモミールのジュレとシャーベット添え
デザート用のカトラリーはギンギンに冷やしてありました
日高産和牛のポアレ
いつものパテはフォアゲラ付きでした
今年もジビエ類は充実しているようです。
口取りに、くり南瓜のスープ
いつも野菜たっぷりがうれしいですね
これも懐かしい鶏のクリーム煮
ブランマンジェ
自家製サーモンのマリネ たっぷりサラダ フレッシュトマトとバジルのソース
石田緬羊牧場の羊肉ロースト、行者大蒜ソース
桃のコンポート、アイス添え
喜茂別のホワイトアスパラ、サマートリュフ添え
定番の野菜タップリ田舎風パテ
クルミパンも増えました
三河地鶏の皮パリパリロースト
口取りはアスパラ、新タマネギ、卵とトリュフ、ベーコンの組み合わせ
三河湾で上がった4Kgの平目のカルパッチオ、桜と苺のソース
新鮮な野菜タップリなのが嬉しいです
いつものキッシュロレーヌは、ベーコン、タマネギ、ブルーチーズ。2013年バージョンは、色鮮やかな野菜がいっぱい!
オランジュ時代定番だった、ハンバーグのパイ包み焼き、マデラソース
ご覧のようにカリッと焼かれたパイの中はびっちりハンバーグです。
石田緬羊牧場のラムチョップ
盛りつけが綺麗なクランベリー入りパテ
鯖とジャガイモのテリーヌ
ワゴンでサービス
田舎風パテ、Ver2013年(美しい盛りつけに注目)
比較に普通の盛りつけだった、2011年の田舎風パテです。
北海道「増毛(ましゅけ)」の巨大ムール貝の白ワイン蒸し
内臓たっぷりのニース風サラダ
口取りの金時人参のムースと海老のタルタル
三河鶏のパリパリ焼き
仔羊のロースト
ガトー・ショコラ
店の前の唐辛子
釧路昆布森の牡蠣をトマトと昆布ジュレで
紅茶のブランマンジェ、蜂蜜のアイス、回りには丁子、黒胡椒、シナモン
新作のデザート、イチジクのコンポート、カルダモンとターメリックアイスクリーム乗せ
鯖とじゃがいものテリーヌ
白老牛のランプステーキ
オードブル
北海道の新鮮な魚
石田めん羊牧場の仔羊の丸焼き。このために作った特製まな板に乗ってます。
仕上がりました。粒マスタードソースで。
デザート
レニエの特製ケーキ
新サンマとナスとジャガイモのミルフィーユ
雉とフォアグラのテリーヌ
大助のポワレ、アサリサフランソース
ツキノワグマのロースト(長野産オス)
タスマニア産仔羊肩ロースのロースト
初サンマのサラダ
ローストビーフサラダ山わさびのソース
ビストロ定番ステーキフリット
リ・ド・ヴォ、ジロール茸のソース
皮目をパリッとした小樽の鮭、あさりのサフランソースと季節の野菜
三河地鶏のパリパリ焼き、ベーコン・玉ねぎ・人参の角切りグリーンソース
エーベルラン(オーベルジュ・ド・リル)風、桃のコンポート
新作「大人のメロンソーダ」
鳩とフォアグラのパテ・アンクルート
新玉ねぎのムース、菜の花のジュレソース
石田綿羊牧場の三か月仔羊の内臓(ハラミ、舌、心臓)ラビコットソース
コック・オ・ヴァン
アスパラ用に買ってあった皿に美しく盛られた富良野のグリーンアスパラ
神楽のホワイトアスパラ、トリュフソース
豚のトロトロ煮
スズキのグリル、ウニクリームソース
ガトーショコラと蜂蜜のアイスクリーム
前菜の砂肝のコンフィ入りサラダ
サーモンマリネ入りサラダ
キッシュ・ロレーヌとサラダ
オマールのロースト、アメリケーヌソース
タスマニア産仔羊のロースト、行者にんにく入り赤ワインソース
デザートのブラン・マンジェ
素敵な額がかかっていました。(ルイ・ヴィトンのシティガイドです)
ランチのブイヤベース(二人分)
きちんとアイオリやルイユが付いているのが嬉しい!
スズキのアラ!!!あとはムールや烏賊とジャガイモ
定番のクレームブリュレとカマンベールアイス
濃厚なチョコレートケーキ(ガトー・ショコラ)と蜂蜜アイス
フォアグラと黒トリュフのパイ包み焼き
丸々一個入った黒トリュフは、ポムロールの土の香りのするワインと(シャトー・クロア・デュ・キャス)
右のスプーンは、生フォアグラとわさび!
昆布ジュレで固めた、真サバと焼きなすのテリーヌ
シャンパン蒸しの小牡蠣、オマール、たらの白子のバターソース
ラフランスの赤ワインコンポートとアイスクリーム、塩チョコ
熟成中のベキャス(山シギ)
ドイツ風ハンバーグ
豚肩肉の煮込み
かぼちゃのミルフィーユ(さくさくです)
2018/08/25 更新
水口シェフは夏の食材を仕入れに先週北海道に行っていて、私と入れ違いに帰ってきたとか(^O^)
まずウニのカクテルは、大間のバフンウニの上に大量のキャビア乗せ!下はピュアホワイトのムースときゅうりなど夏野菜の角切りにコンソメジュレです。海の幸はロブションがカリフラワーのムースで合わせてから猫も杓子も状態ですが、ほのかに甘いトウモロコシのピュアホワイトのムースもばっちりの相性でした。胡瓜などがこりこりした食感を与えてこれもまたバッチリ!素晴らしい一品でした。
次は噴火湾の毛蟹のほぐした身をタップリ盛った上にトリュフ乗せ!わぁっと思ったら、完成している訳では無くこれにジャガイモとねぎの冷製スープを注いで、あっという間にヴィッソワーズ・ロワイヤルです。これ以上何を望みましょう(^O^)
毛ガニと言うとオホーツク海をイメージされる方が多いかもしれませんが、北海道人?にとっては、夏の噴火湾の毛ガニが最高です。タップリ入った味噌の味が違います(^O^)オホーツクの毛ガニが美味しくなるのは流氷明けの丸々太った時期です。
もともと本州から移住してきた人達は、毛ガニなんぞ見たこともなかったし気味悪くて口にせず、長い間自分の出身地で馴染んだズワイガニを北海道に来てからも食べていたそうです。ところが、噴火湾の夏の毛ガニの美味しさを知った村長さんかな?食べないのはもったいないと、森から長万部で蟹弁当を作って駅で出したところこれが大当たりして、皆さん毛ガニの美味しさに気がついたそうで・・・
30品目の彩りサラダは北海道伊達市の農家から仕入れた、彩り鮮やかな野菜たちです。
メインはまず、貝、白エビ、魚の味噌入りブールブランソース。肉はニュージーランドの仔羊のパセリパン粉付けローストに黒豆のエキゾチックコロッケ!
マスカルポーネのシャーベットを食べてコーヒーを飲んで、ランチ無事終了です。
今日は28人の団体が入っていて、厨房は大変そうでした。カウンターだったので、料理を作るところから、最後はまかないの炒飯を準備するところまで見られて楽しかったです(^O^)