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閉店桜田四条(京都市営)、烏丸、五条(京都市営)/日本料理
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昼の点数:4.5
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¥8,000~¥9,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
一見さんでもこんなお店に
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2012/09/28 更新
2011年7月31日のレビュー
祇園祭の最終日、八坂神社で祇園祭の疫神社夏越祭りを少し見て、祇園の町をそぞろ歩きした後、だいぶ前に東京から電話で7700円のコースを予約しておいたこちらにうかがいました。
いやー、食べログさんをはじめとするネット情報はすごいです。京都のこうしたお店など、普通一見さんは断られるでしょう。ところが、どのお店が予約を受けてくれるのか、とかそのお店の味はどうだ、とかあらかじめ調べておけばこうしてすてきなお店を堪能できるのですから。
時間どおりにお昼に入店した私たち2人は、カウンター席に通され、まずビール。
そして食前酒の梅酒と、杯に女将さんが注いでくれた日本酒。このお酒はお店との縁結びみたいな意味があるのかもしれません。三三九度のような感じでした。
1 先付け
虫かごに入ったガラスの器が登場。かごを外すと、きれいに盛られたパプリカやかぼちゃ、ずいき、イチジクなどの涼しげで彩り鮮やかな野菜をごまだれでまとめた前菜が。おいしいおいしい。
2 お椀
鱧と冬瓜のお椀。鱧はこの夏いろいろいただいたのですが、どれとも違う歯ごたえ。柔らかく、全く骨の感触がないのですがしっかりしてて、出汁とすばらしい相性です。
3 お造り
鯛、烏賊等のお造りとスズキのあらい。
4 八寸
八寸の内容は、全部すばらしかったのですが、真魚鰹の焼き物、鱧寿司、鰻、と夏ばて防止にぴったりのものが多く、それがしつこくなくてとてもおいしくいただけました。ほおずき型の器に入った白魚のみぞれ和えも、薄いキュウリで包んだ鰺と生姜も最高。
5 焼き物
鮎の塩焼きです。小さな炉の上に網と笹の葉と、鮎。蓼酢でいただきますが、焼き加減がちょうどよく、とても香ばしい。
6 炊き合わせ
蓮根餅と冬瓜と椎茸の葛餡でしたが、独特の食感を出した一品です。
7 ご飯
焼きおにぎりのお茶漬けとおつけものです。
お茶漬けには大葉が散らしてあり、良い風味です。
8 デザート
最後は、三層になったババロアのデザートでした。
下から抹茶かん、黒蜜かん、牛乳かん、それに抹茶ソース。おいしい締めくくり。
どれも緻密で繊細な味付けでした。女将さんをはじめとして、お店の方の感じも対応もとてもすばらしい。
ミシュランの二つ星をとった後、こちらを高く評価するのは京料理を食べてないからだとか、京都人にはこのお店の評価はあまり高いものではない、とか、自分の舌で判断しろ、とかいう評判はあり、そうした情報も踏まえてこちらを予約しました。そして自分の舌(貧乏舌なんですけどね)で判断する限り、とてもすばらしいお店だと感じました。
店を出ると、我々が路地を曲がるまで、女将さんが店の前で腰を折って見送ってくれました。
また是非うかがいたいお店ですが、次に来られるのはいつになりますかねぇ。