ぷんちさんが投稿した御料理 樋渡(京都/烏丸御池)の口コミ詳細

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美味しいものをちょっとだけ

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ぷんち (女性・千葉県) 認証済

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移転御料理 樋渡丸太町(京都市営)、烏丸御池、京都市役所前/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2014/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

1組限定の「おもてなし」@御所南 御料理 樋渡

2014錦秋♪京都で紅葉狩り<第1日>

こちらのお店を知ったのは、今年3月に京都を訪れたときのこと。
東洞のカウンターでランチをいただいた際、店員さんと「ディナーは桜田さんを予約してるんです~」なんていう会話になり、お隣は桜田さんで修業された方が2013年12月にオープンさせたお店だと教えてもらったのでした。
紅葉シーズンのピークにまた上洛しようとホテルと新幹線をおさえた8月半ばに、迷うことなく予約の電話をいれました。
で、10月に発売された「ミシュランガイド関西2015」で1つ星を獲得したと知ってびっくり!
期待をより一層ふくらませて、地下鉄丸太町駅からお店へ向かいました。

打ち水された玄関から入ると、和装の素敵なマダムに迎えられます。
予約は1組が基本ということで、緊張感と気兼ねのなさが同居するちょっと不思議な感覚。
それでも、昔ながらの町家でご主人が手造りされたという坪庭を眺めながらリラックスして食事を楽しめました。
15,000円のコース料理は以下のとおりです。

香煎茶
おしるしの杯「立山」
先付:北海道の雲子、柿、土佐酢ジュレ
京都ではタラの白子を「雲子」とよぶそうです。九条葱の緑、柿の黄色、雲子の白がきれい♪ 柿の甘さと土佐酢ジュレの上品でやさしい酸味のハーモニー♪♪
お椀:大分の車海老と蕪
蓋をあけるとふわっとかおるお出汁と柚子。金時人参の朱色もあざやかです。お出汁のうまみが素晴らしく、じんわりと体にしみて行きます。あ~、なんと幸せな一杯。
お造り:淡路の鯛の薄造り、長崎の紋甲烏賊、南インドのマグロ
醤油かポン酢で。烏賊が特にうまい~
千葉県産蛤の蕪蒸し
蛤の蕪蒸しとは珍しい。ただ、私は白身魚のほうが好きかも(^^;
八寸:自家製カラスミと大根、水菜とお揚げのおひたし、秋刀魚の山椒煮、ウニと長芋と湯葉、百合根と銀杏と栗のつと蒸し
紅葉の盛り込み!日中、紅葉を堪能しましたが、ディナーでも紅葉を楽しめるだなんて!!テンション上がって、お酒もすすみます~
手の込んだ「つと蒸し」は特に美味しくいただきました。
マナガツオの幽庵焼き
外はパリッと、身はしっとりの炭火焼き。うまいです。
津居山蟹
兵庫県豊岡市の津居山港(ついやまこう)に新鮮なまま水揚げされた松葉蟹。間人蟹と同じ漁場のブランド蟹だそうです。蟹ミソ和えが濃厚、身もびっしり詰まっていて、食べるのに夢中で無口になってしまいます。
海老芋、菊菜、厚揚げの炊き合せ
海老芋は大徳寺納豆で煮てあるとのこと。ここでのマダムとの会話が後になって重要であることがわかります。
土鍋炊きの山形県産はえぬき
ぴかぴかの炊き立てごはん!!おかずいらずですが、小さな焼き魚もついてきます。お腹いっぱいでお替りできないのがくやしい。
納豆汁 or お吸い物
さきほど「納豆大好き」と言ったつれのずんちにはデフォルトの納豆汁。
「納豆苦手なんです…」と言った私には、お吸い物。
山形出身のご主人があえて京都で「山形」を前面に押しだすというコンセプトを象徴するお味噌汁ですね。
紫蘇巻き、ぺそら漬け、蕪
「ぺそら漬け」とは山形の茄子の漬物。ピリッと辛くてご飯によくあいます。「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられたことがあるとか。東北地方ではポピュラーな「紫蘇巻き」も白いご飯には最高のおとも♪
江戸柿、長野のりんごのコンポート、梨(新光)
3種類とも美味しい果物ですが、りんごのコンポートが特に美味。
ぜんざい
通常は和菓子ですが、11月はぜんざいになるそうです。香ばしく焼かれた小さなお餅も、ほどよい甘さの小豆も、別腹に収まりました。
おうす
お抹茶をいただくと非日常感が高まりますね。

プレミアムモルツ、京都・山本本家の「松の翠」(純米大吟醸)、広島・竹鶴酒造の「竹鶴」(純米)、京都・藤岡酒造の「蒼空」(純米吟醸)をいただきながらの、2時間半のディナーはしめて35,740円也。
お料理はもちろんのこと、細部にまで気配りされるご主人と奥様の「おもてなし」の心も十分に伝わり、大満足です。お二人に角を曲がるまで見送っていただき地下鉄の駅に向かいました。
予約困難店になってしまう前に訪問できた出会いに感謝!ごちそうさまでした。

  • 八寸

  • 香煎茶

  • 先付とおしるしの「立山」

  • 先付:北海道の雲子、柿、土佐酢ジュレ

  • お椀:大分の車海老と蕪

  • 淡路の鯛の薄造り、長崎の紋甲烏賊、南インドのマグロ

  • お造りは醤油かポン酢で

  • 千葉県産蛤の蕪蒸し

  • 八寸の左半分

  • 八寸の右半分

  • 八寸とりわけ後

  • 百合根と銀杏と栗のつと蒸し

  • 自家製カラスミと大根、水菜とお揚げのおひたし

  • 秋刀魚の山椒煮、ウニと長芋と湯葉

  • マナガツオの幽庵焼き

  • 津居山蟹(兵庫県豊岡市)

  • ブランドかにです

  • 海老芋、菊菜、厚揚げの炊き合せ

  • 土鍋炊きの山形県産はえぬき

  • ぴかぴかご飯

  • 紫蘇巻き、ぺそら漬け、蕪

  • 納豆汁

  • 納豆が苦手な人にはお吸い物

  • ご飯のおかず

  • 江戸柿、長野のりんごのコンポート、梨(新光)

  • ぜんざい

  • おうす

  • プレミアムモルツ

  • 松の翠(純米大吟醸)

  • 竹鶴(純米)

  • 坪庭も手作りされたそうです

  • 黒文字包みも手作り

2014/12/07 更新

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