ぴょん子さんが投稿した西麻布 焼肉 X(東京/六本木)の口コミ詳細

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ぴょん子の勝負飯!

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西麻布 焼肉 X乃木坂、六本木、麻布十番/焼肉

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2020/12 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

貴賓室でコンシェルジュに焼いてもらう極上の焼肉コース

今年一年頑張った自分に、憧れの焼肉をプレゼント!
という事で向かったお店はお江戸の美食家で知らない人は居ない予約困難店。
駅的には六本木か乃木坂から青山霊園方面へ、およそ繁華街とは程遠い通りに「Ⅹ」とだけ書かれた
闇夜に浮かぶ看板の裏の階段を下ったら夢の入口です♪
クリスマス装飾のエントランスが素敵~なんて言ってる場合じゃないです。
入り口はどこ?
私達閉じ込められたの!?
そんな不安にかられるようなエントランスは、まるでシンデレラ城の入り口のよう。
重厚な一枚板の扉の牛のドアノッカーを叩くと扉が開き、ギャルソンがお出迎えしてくれました!

店内は個室4室のみ。
案内された個室は焼台が2つ、客席はベルベットのソファーという洗練されたラグジュアリー空間!
この時点でテンションMAXだったんですが、ギャルソンに悟られないようにと平静を装い着席。
あっ、箸置きが牛さんだ。めっちゃ可愛い♡
用意されたおしぼりはアロマの香り。思わず顔を拭いていつまでも匂っていたい衝動を抑えてと。

今日はおまかせ「TENコース」32000円(税・サ別)
ワインのペアリング 10000円(税・サ別)
をお願いしました。

スタートはシャンパーニュで、今年一年、お疲れ様~☆

【本日のコース】

都萬牛のエキス
ナムル
但馬玄ユッケ
但馬牛タン薄切り
但馬牛タンシタ
但馬牛牛たんしゃぶしゃぶ
但馬牛タン厚切り
サラダ
上ミノ
但馬玄レバー
ホルモンと聖護院蕪
都萬牛トウガラシ
但馬牛ハラミ
但馬玄特上カルビ
松坂牛サーロイン
冷麺
もつまぶし
ジェラート


メニューを持ち帰り出来たので書いていますが、もう思い出しただけでもにやけてしまう逸品の数々( ̄ー ̄)

食前に提供される「都萬牛のエキス」は、都萬牛と霧島連山麓の天然水で煮出した「究極のコンソメ」

続いて色鮮やかなナムル。
新潟特産の皇室献上品「キヌオトメ」
下仁田ネギのコンフィはカラスミ添えは牛の下味で濃厚な風味に。
京人参・黄人参のラペはミモレット仕立て
ちじみほうれん草・金時草・国産ゼンマイ・・・
旬のお野菜をふんだんに使い、素材の味を生かした優しい、しかし印象に残る味付けに舌鼓を打っていると
なんだか知らないけど宝箱の登場~ヽ(=´▽`=)ノ
都萬牛・但馬玄・松阪牛・但馬牛タンで埋め尽くされた、お肉様の宝船でした!!

続いて登場したのはごま油の圧搾機。
ここで抽出した搾りたてのごま油は、まさに「飲み物」
この胡麻油と香ばしい胡麻パウダーが本日のコースの立役者となります!!

さて、お肉様がやって来ました(*´▽`*)
マグロの大トロにも匹敵するという、さらりとした脂の但馬玄のユッケは2種のアレンジで。
北海道産の雲丹を乗せ、さらにオータムトリュフを惜しげもなく削っていただくユッケは
味・口溶け・鼻孔に抜けるオータムトリュフの香りがたまりません!
もう一品はポーランド産キャビアと角切りユッケ、レモン風味のサワークリームの3層仕立て。
但馬玄を角切りにした事で生まれる食感と、キャビアの食感が相まった計算され尽くした逸品。

ここでさっぱりとキムチの登場。
白菜キムチはヤンニョムをまぶしただけのシャクシャク食感がたまりません!
濃くなく臭くなく、他の料理に全く干渉しない、浅漬的なアッサリテイスト。
甘~い「アイコトマト」
そしてまさかの「パイナップル」!!
これは後半戦の白いお肉様のお供にとっておきましょう♪

そしていよいよタンの登場♪
焼台に火が入り、焼肉の部のスタート!!
2台の焼台は、網と鉄板になっており、部位によって使い分けるそう。
専任のコンシェルジュさんがすべて焼いてくれるので、私はペアリングの白ワインをたしなみながら
ワクテカで待つだけです。若い頃によく飲んだ「プイィ・フュイッセ」フルーティーで美味やなぁ~♡

まずは「但馬牛薄切りタン」
片面のみ「よく焼き」での提供です。
上顎で香ばしさを、舌で上質な脂を堪能。
なるほど、「薄切り」というには少々厚めのスライスは、このハイブリッドな楽しみ方のためだったのか。
「但馬牛タンシタ」は、筋肉質な部分で力強い味わい。
「タンしゃぶ」は牛骨・牛テールの濃厚なスープにさっとくぐらした薄切りタンに
たっぷりの九条ネギをRollig。悶絶級の食感です!

そしてひっそりと鉄板で育てられていた真打ち「厚切りタン」!!
甘い脂がほとばしるタン元のど真ん中を、自家製レモン塩でいただきます。

いやぁ~タンひとつで、ここまでアレンジかましてくれるとは(*´▽`*)

箸休め的に、目にも鮮やかなサラダ。
珍しいお野菜がふんだんに使われ、酸味の少ないドレッシングでいただきます。

続いて「上ミノ」
おろしたての本わさびと柚子で、コリコリ食感とふわっと広がる香りを堪能。

待ってましたの「但馬玄レバー」
表面を一瞬炙っただけの限りなくレアなレバーはまるでフォアグラ~ヾ(*´∀`*)ノ
ペアリングはポートワイン。これがまた最高のコンビネーションでした!!

続いて登場した謎の球体の器の中身は「ホルモンと聖護院蕪」
牛骨スープでとろとろに煮込んだホルモンと聖護院蕪のすり流し・・・って
今日って確か焼肉食べに来てるんですよねw
脂っこいイメージのホルモンが、あっさりと飲むようにいただけます!
高級料亭に来てるような錯覚に陥ってるところに、お肉様の登場でふと我に還るww

ここからいよいよ「焼肉劇場」は、赤身→ホルモン→カルビの流れでいよいよ佳境に!!
合わせるワインは2種
ブルゴーニュのピノ・ノワール
カルフォルニアのカベルネ・ソーヴィニイオン

赤身の旨さをしっかり感じつつも溶けてなくなる「斗萬牛トウガラシ」

こんな肉質が柔らかく味わい深いハラミは初めてで涙ちょちょ切れた「但馬牛ハラミ」

そしてキング・オブ・お肉「但馬玄特上カルビ」
上顎で感じる香ばしさ。舌には上質で甘い脂がほとばしります。
これぞ経験を積んだ燒き手さんでしか出来ない、究極の火の通し加減です。

カルビがキングならこちらは「ゴッド」(!?)「松阪牛サーロイン」
テカテカの脂を身にまとった「さっと焼き」の松阪牛は2通りのアレンジで。

まろやかな酸味で香りの良いヘベスポン酢九条ネギと大根おろしを添えてサッパリと。

二枚目は飛来幸(ひらこ)地鶏の濃厚な卵黄を絡めて、甘口のタレですき焼き風に。

あんなに白いお肉が全くしつこさを感じず、上質な脂はお口の中からスッと流れて消えて
その余韻に酔いしれながら、
もう明日起きたらこの世がなくなってたとしても悔いはなし。
生きててよかった。
な~んて思ってたりとか(*´▽`*)

ラスボス「サーロイン」の後は、さっぱりと冷麺。
ここでもまさかのキャビア乗せ( ゚д゚)!!
ここまで贅沢して自分を甘やかしていいんか~~~!?

いいんです、
今日は非日常を味わいに来てるんですから。

一見、お蕎麦のように見える平打麺は、驚くほどツルッツルでコシがあります。
柚子よりまろやかな柑橘ヘベス果汁の酸味がスープの味を引き締めていて、飲むように完食。

締めのお食事は「もつまぶし」
個室の片隅でじっくり炊き上げられた、ホルモンの土鍋炊き込みご飯です。
和歌山県産ぶどう山椒・ガーリックチップ等をトッピング
最後はお出汁でお茶漬け風に。
甘いホルモンの脂が全体に行き渡り、こちらもお腹いっぱいなのにパクパク食べられる絶品!

そしてデザート♪
液体窒素を使い、マイナス196度で急速に冷やしながら作る「胡麻と豆乳のジェラート」
美味しいだけでなく、私達だけのために用意された、この魅せる演出はプライスレス!!
濃厚なジェラートのお供には八女のほうじ茶。さっぱりと香り高く美味しかった~(*´▽`*)

以上、全18品のコース
最初は食べ切れるのか不安でしたが、なんのなんの、
最初に苦手な部位を聞いてくれて外していただいたお陰もあり
流れるように展開するコースは、量も間隔も丁度良く、
終盤戦の「白いお肉」も、全くしつこく感じませんでした。

個室のこだわりの調度品やアロマ香るおしぼり
心地よい距離感の接客、
そして極めつけはブランドの香水バーまである、テンションの上がる化粧室等
特別な一日にふさわしい、極上の空間とお料理を提供していただき、最高のご褒美になりました。

帰りしな、ギャルソン・・・いや、後でわかったのですが店長様だったのですが(^^;
寒空の中、姿が見えなくなるまでお見送りして下さり、サプライズの手土産まで!!
翌朝、甘くきめ細やかな生地に濃厚なカレーが包まれたカレーパンをいただきなら
昨晩の夢のようなひとときを振り返り、また頑張って食べに行くぞ~~~と、心に誓いました。

  • 隠れ家のような店舗入口

  • エントランス

  • シャンパーニュ

  • シャンパーニュで乾杯☆

  • 箸置きの牛さん♪

  • 本日のお肉は宝箱の中から登場

  • 神々しいサーロイン

  • ごま油圧搾機

  • 「究極のコンソメ」都萬牛のエキス

  • ナムル

  • オータムトリュフと北海道産雲丹でいただくユッケ

  • キャビア缶から登場するユッケ

  • キャビア缶に詰められたユッケ

  • キムチ

  • タン

  • 薄切りタン

  • 濃厚な旨味と力強い食感のタンシタ

  • 厚切りタンは鉄板焼

  • 厚切りタン

  • 厚切りタン

  • タンしゃぶ

  • タンしゃぶ

  • タンしゃぶ

  • ホルモンと聖護院蕪

  • ホルモンと聖護院蕪

  • レバー・センマイ

  • レバー

  • センマイ

  • 色鮮やかなサラダ

  • トウガラシ

  • カルビ

  • ハラミ

  • 松阪牛サーロイン①

  • 松阪牛サーロイン②

  • キャビア乗せ冷麺♪

  • 土鍋でじっくり炊き上げる「もつまぶし」

  • もつまぶし

  • もつまぶし

  • もつまぶし

  • 液体窒素を使って作るジェラート

  • ジェラートと八女のほうじ茶

  • ㊙女性用化粧室

  • お土産のカレーパン

  • お土産のカレーパン~ラッピングが可愛い♪

  • お土産のカレーパン

  • お土産のカレーパン

2020/12/17 更新

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