『食べログ in フランス(南部8地域圏周遊), 2013GW』R923Eさんの日記

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1700枚の写真で比較出来る埼玉フレンチ&イタリアン180軒

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R923E (男性・埼玉県)

日記詳細

通算10回目の記念すべきフランス旅行。
今回は、私の趣味である全州(フランスでは「地域圏」)走破を目指していることから、手薄だった南仏を中心にレンタカーで11日間にわたって家内と回ってきた。ニース空港(Provence-Alpes-Côte d'Azur)から時計回りに8地域圏(Languedoc-Roussillon、Midi-Pyrénées、Aquitaine、Poitou-Charentes、Limousin、Auvergne、Rhône-Alpes)を走破。(初めて車で走った地域圏は、Midi-PyrénéesとRhône-Alpesを除く6つ)

料理に関しては予想通り、地中海沿い(いわゆる地中海料理の範疇)では値段が高い割には満足度が低いという結果になった。
やはり魚料理の水準を知っている日本人には、海外で魚料理を食べても素材を特定しない限り感動は少ないと思う。ガイドブックの煽り文句に騙されてはいけない。

いつものように今回の旅行でのランキング順に5軒の店の料理写真を掲載するが、詳細についてはR923Eの海外食べ歩き+α(フランスのレストラン一覧)からご覧いただきたい。

■1枚目:La Petite France/モンテリマール, ローヌ=アルプ地域圏(☞ http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-464.html

いかにも馴染みのある埼玉フレンチ的な店だった。ホールは奥様担当で、素敵な笑顔でホスピタリティ精神抜群。英語も大丈夫だ。デザートまで埼玉フレンチおなじみの派手な盛り合わせがあった。
開店と同時に入ったので席を確保できたが、大人気の店らしく合計9組のフリー客が断られていた。

■2枚目:Fleur de Sel/クレルモンフェラン, オーヴェルニュ地域圏(☞ http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-451.html

ミシュラン1つ星獲得店だが、開店と同時に行ったので席を確保できた。結局満席になったが、フリー客が来ることは無かった。
ここも埼玉フレンチ的な要素のある店だが、さすがに星獲得店だけあってホール担当は奥様を含めて3名。
ここでの圧巻は、コースに無条件で付いていたワゴンチーズのラインナップ。実は、フランスチーズは美味しくなくてイタリアチーズが美味しいと思っていたので、2種類しか選ばなかったのは失敗だった。
この後の店では、チーズとデザートの選択であれば迷わずチーズを選ぶようになった。(その結果、イタリアよりもフランスチーズの方が美味しい事を確信した)

■3枚目:Le Restaurant Grand Barrail/サンテミリオン, アキテーヌ地域圏(☞ http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-444.html
Le Pigeon de « Marie Le Guen »(Menu Terroir €52 のメイン)

ボルドー郊外にある世界遺産の街の中心から少し離れたシャトーホテルのレストラン(ホテルは高いので泊まっていない)での鳩の肉厚部分に切り込みを入れてフォアグラを挟んだ料理。
フランスではパンにバターが付くのが当たり前と思っていたが、付いた店はここまでで初めてだった。それがエシレの50g個食パック。

■4枚目:Saveurs de l'Abbaye/サント, ポワトゥー=シャラント地域圏(☞ http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-447.html
La pièce de boeuf Limousine, au poivre de Tasmanie torréfié, jeunes carottes glacées et pommes Dauphine

街の中心から10Km離れた小さな古城ホテルに泊まった関係で、夕食は街に出て取ることにした。
ご当地の牛肉を使っているとのことで選んだわけだが、胡椒使いと付け合せのクリームコロッケみたいなものが印象に残っている。

■5枚目:Les Arcades/エーグモルト, ラングドック=ルシヨン地域圏(☞ http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-439.html
Millefeuille aux asperges à la crème légère(Menu Dejeuner €20 の前菜)

アスパラガスの軽いクリームミルフィーユと題された料理を頼んだら、本当にデザートみたいなパイサンドが出てきた。左端にグリーンアスパラが3本ほど横から頭を出しているので、デザートではないことは明らかだし、甘いわけでもない。

偶然かもしれないが、去年のGWに出かけたイタリア旅行の費用と千円差だった。
宿泊費が2割安い代わりに飲食費が3割高いのは、朝食が付かないことから昼食をしっかり食べているからだろう。
(今回の旅行は平均103.47円で事前購入してあるユーロを利用しているので円安の影響は受けていない)

■今回の旅の費用(注:家内と出かけたので総額の半分で表示)
 往復航空券: 137540円(羽田<>フランクフルト<>ニース、17484マイル獲得)
 現地宿泊費: 50733円(€472.07/11泊、うち1泊のみ朝食付)
 現地交通費: 31237円(€290.66)レンタカー&燃油・高速・駐車場代等
 飲食雑費等: 64644円(€601.51)
 国内交通費:  2020円
 旅費合計:  286174円...2人で57万円(事前購入したユーロ預金の円転で107.47円換算)

●海外訪問国リスト: http://r923e.blog109.fc2.com/blog-entry-58.html
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