R923Eさんが投稿したメゾン ドゥ アッシュ(埼玉/北上尾)の口コミ詳細

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R923E (男性・埼玉県)

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閉店メゾン ドゥ アッシュ北上尾/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

安定した技術水準と素材へのこだわりは埼玉1番だと思う住宅街にあるフレンチ

訪問履歴:[初回:2006/8/14 12:00、頻度:昼10回、夜14回]◇
直近レビュー:http://r923e.asablo.jp/blog/2014/03/22/7251229 (2014/3/22)

■ 店の特徴
典型的な個人経営のフランス料理店。シェフと奥様の2人だけで営む埼玉では普通にある店だが、料理の水準は正真正銘のフランス料理である。プリフィックスコースのみだが、メニューに記されていない構成でもリクエストできるので実質的にはアラカルトとしても楽しめる。
最大16名、実質8~10名程度しか収容しないという小さな店なので、安定したシェフの腕前と奥様のサービスを受けることが出来る。

100店以上の埼玉フレンチを食べ歩いてレビューしているが、素材の良さ、時間をかけた丁寧なソース作り、レパートリーの広さと、その水準は群を抜いていると思う。
例えば野菜に注目してみても、地場産を使っているとアピールしているだけの店とは視点がまったく異なり、自ら足を運び生産者を選んで市場に出回らない野菜を取り寄せるといった、鮮度ではなく野菜そのものの味にこだわっている点で、ありきたりではない。最近は、過去以上に野菜にこだわっているようで、季節によって皿が寂しくなることは無くなったようだ。

初冬に楽しめる窒息鴨料理を4年連続でいただいたが、網で捕ることにこだわったもので、銃で撃ち落とした鴨とはまったく異なるという具合。知り合いの猟師から羽付のままで送ってもらうとのことだが、1年目に店でさばいているところを偶然発見し、半端でないところを見せ付けられたものだ。自然が相手の鴨だけに入荷しないと食べられないが、運がよけれれば熟成度の違うものを複数楽しめることもある。特に内臓や血を使ったソースを楽しむことが出来ればラッキーだ。ただし、入荷しだいの食材なので確約的な予約は出来ない。現在は事前リクエストベースでお願いしたいとのこと。(未入荷ならキャンセルというのは不可)

最大定員数の半分程度しか予約を受け付けていない。それでも昼は1.5時間以上、夜は2時間以上はかかるので、時間に余裕のない予約は避けるべきだ。短時間で済ませたい場合は、対応可能かどうかを事前に電話確認してから予約するのがスマートだろう。


■ 味の傾向とおすすめ
バターやクリームを多様しているわけではないが、ライトフレンチのような軽いものではなく、メインには正統派フレンチ風の濃厚なソースが使われることが多いだろう。素材を惜しみなく使い、手をかけて作られたベースを使って作られたソースの奥深さを十分に堪能できる。
個人的なお勧めになるが、魚料理よりは肉料理で楽しみたい。また、特にフレンチ好きの方には平日の夜の訪問を強くお勧めする。


■ 価格(税サ込、現金のみ、2010/7現在)
ランチは2400円で、前菜・スープ・メイン(3択)・デザート・珈琲
 他に、平日のみ前菜抜き2100円 ←前菜も魅力的なのでお勧めしません、
 休日のみ前菜がフレッシュフォアグラで、スープがミニとなる3900円コースがある。

ディナーは5100円で、前菜(3~6択)・メイン(3~6択)・デザート・珈琲・小菓子
 他に、魚か前菜を1種加えて6800円、多品種楽しめる季節のコース7800円 ☜一番お勧め
 小食の方向けにボリュームを抑えたハーフコース(4400,6000円)も用意されている。

一部追加料金のかかるものがあるが、例えば店の特徴で紹介した窒息鴨の半羽が1800円(2008年価格;同格クラスの他店では、普通に打ち落としたものでも1羽1万円以上するのが普通)といった具合で、余計にかかった材料費の差額程度しか取られない点でもきわめて良心的。


■ サービス
サービス担当の奥様の知識にも目を見張るものがあり、夫婦共々フランス料理への半端でない情熱を感じさせられるし、それを口先だけでなく実際に行動している点でも素晴らしいと思う。御夫婦で積極的に食べ歩きされているという点でも、研究熱心であることがうかがえる。最近は奥様が副菜の調理と盛付でシェフがサービスという局面も見られるようになったが、ややサービス面が疎かになった感じも。


■ お勧めのシチュエーション
フレンチが初めてという方でも楽しめるが、料理の内容が本格的なフレンチということもあり、特に夜は小学校以下の子連れには向かないと思う。また、酒を飲んで騒ぐような親父には向かないし、声の大きなおばさんやワイワイやりたい向きにも向かない。
豪華な雰囲気はないので、オシャレをして楽しむという局面では彼女ががっかりするかもしれない。(料理でカバーできるとは思うが)


■ その他のコメント
普段着でまったく問題ないが、ファミレスや居酒屋ではないので他の客のためにも最低限のマナーは守る必要がある。運よく貸切状態となれば、奥様との楽しい会話も弾むことだろう。ただし、最近は昼夜共に事前予約無しでは入れない状態となっているので無理だと思う。
2010年3月上旬現在、平日でも昼夜共に2週間以内の予約は日程が限られる状況。また、予約電話はランチ&ディナータイムを外すのがマナー。実際、出ることが出来ない事もあるのでお互いのためだ。

なお、客が多い状態で長々と話しかけるといったマナーの悪い客がいるとのレビューがあった。楽しいのは分かるが、自分ひとりのためにサービスしているわけではないということをわきまえて利用していただきたい。もちろん、料理技術を聞き出すには、それなりの基本知識も必要だろう。

また、東京以南から時間とコストをかけてわざわざ訪れる価値があるかは疑問。埼玉の10倍の店がある東京フレンチの方が選択肢は広いだろうし、安くて優秀な店も少なからず存在すると思う。
店側は地元客志向が強い感じなので、食べログ高評価店だからといって遠方から出かけて期待はずれと言われても困るし、何万もするミシュラン星付店と比較されても困る。あくまで埼玉での最高水準という評価だ。
高級酒を頼まなければ万札1枚で水準の高いフレンチにありつけるのだから、私のようにレストランで万札を飛ばすことに躊躇する者には嬉しい存在だ。


■■■ 以下、全面書換以前のレビュー(文字数制限のためかなり割愛してある)

----- 07/12/15 19:30
昨年食べて感動した窒息鴨を食べたく、家内とともに出かけてきた。ちょうど新しい鴨が入ったとのことで、熟成させていない癖のない鴨と十分に熟成させて鴨の特徴を出したものを半羽ずつお願いして味比べをしてきた。


----- 07/10/15 19:00
今日は初めて「季節のコース(7600円)」をいただいた。


----- 07/6/22 12:40


----- 07/4/17 19:00
今日は野菜群が素晴らしかった。その野菜を用いたソースも絶妙。
今日の野菜は週1回の休みの日に産地に出かけて吟味した生産者から直接仕入れたものが中心。
あまり見かけないものや旬の野菜をいろいろと楽しませていただいた。


----- 07/1/2 12:30
イタ飯屋では定番の牛ホホ肉のワイン煮があったので選択したが、出来が違う!
相変わらず訪問の度に、感激を味わうことが出来る。再訪問で評価を下げる店が多い中で貴重な存在だ。


----- 06/12/11 19:20
ここの特徴は、メニューの選択肢が非常に多く、コースといってもアラカルトと同じ感覚で頼めること。その選択肢も半端でなく、オーソドックスなものから季節感のある珍しい食材までさまざま。

今回は前菜に「フォアグラ」料理を2種類と「自家製仏産鴨の生ハムと地鶏の白レバーのムース」、メインに「蝦夷鹿」と「窒息鴨」という構成。ディナーはデザートも2皿になる。

その場で羽付の物をさばいていた「窒息鴨」は普通の店で出される鴨とはまったく異なる美味しいもの。
フォアグラも1口食べた瞬間、焦げ目に絡んだ甘めのソースが何ともいえない幸福感を出してくれた。そんなに凝ったソースではないのだが、焦げ目の入れ方が絶妙なのだろう。

「白レバー」が予想外の美味しさ。小菓子として手間のかかる自家製の栗の渋皮煮が出てきた。
これで2人で15000円弱というのだから、驚きである。

最後はお菓子作りの話などでシェフと奥様と話し込んでしまったが、夜のメニューはフランス料理好きにはたまらない内容で、まさか埼玉でこの水準を出してくれる店があるとは思ってもみなかった。
シェフと奥様のこだわり度に敬服。


----- 06/8/14 12:00
ランチはコースのみ(\2200)。前菜(2択)、スープ、メイン(3択)、パン、デザート、珈琲という構成。メニューがこの手の店でよくある安っぽい料理でないことから出かけてみたのですがので、期待を裏切らないどころか量的にも充分でサービスも完璧と大変満足できました。

オーダーする前にひとつひとつメニューを丁寧に説明してくださるので安心できます。食事中にも料理や素材等の質問をしたのですが、的確な回答が返ってきます。フランス料理店ではこれが当然だと思っているのですが、大宮周辺の個人経営店では皆無。夫婦共に料理に対して情熱を持っていなければ無利でしょう。

前菜2皿目の黒豚のテリーヌは量も充分でメインと見間違えるほどの皿でした。

自家製パンにはバターに加えてポークリエットが添えられています。
スープは「ブルゴーニュ産のグリーンピースの冷製スープ」。カップとお皿をしっかり冷やして注がれたたっぷりの冷たいスープに地鶏のコンソメのジュレが添えられ、このジュレと合せて飲むと濃厚なグリーンピースの味と一体となり素晴らしい味が楽しめました。

メインの「鴨胸肉のロースト」はボリューム満点。付け合せに「なたまめ」を採用している点などにもこだわりを感じさせられます。

おまちかねのデザートですが、これがシンプルながらも素晴らしいもの。
2200円でここまで楽しめてしまうとは、常連化しそうな気分です。

  • (10/7夜)仔牛のローストをモリーユ茸のソースで

  • (09/11夜)前菜:蝦夷鹿のカルパッチョ

  • (09/11夜)前菜:フォアグラのコンフィ

  • (09/10昼)2400円コースのメイン

  • (09/10昼)2400円コースの前菜

  • (09/10昼)2400円コースのメイン

  • (09/7昼)メイン:小鴨のロースト

  • (09/7昼)前菜:アボカドとサーモン、沖縄豚

  • (09/7夜)仏産ホロホロ鶏胸肉のポッシェ

  • (09/7夜)秋田産兎背肉のロースト

  • (09/7夜)阿寒湖産エクリビスのビスク野付産天然帆立のソテー添え

  • (09/7夜)空豆のムース海水ウニとコンソメジュレ

  • (09/3)厚切りのローストポークとミニスープ

  • (09/3)シャラン産骨付き鴨モモ肉のコンフィ

  • (09/3)すっきりキレイになった庭(詳細はブログに記載)

  • (2008/12オフ会)蝦夷鹿のテリーヌ

  • (2008/12オフ会)新潟産網捕りオス鴨

  • (2008/12オフ会)やがら

  • (2008/12オフ会)デザート

  • (Christmas)北海道産天然蝦夷鹿とフォアグラのパイ包みトリュフのソース

  • (Christmas)オマール海老と帆立のソテービスク仕立て

  • (Christmas)カリフラワーのムースコンソメジュレキャビアのアクセント

  • (Christmas)ホロホロ鶏のバロティーヌ 小鴨の燻製とトリュフ風味のサラダ添え

  • (Christmas)デザートの盛り合わせクリスマスのイメージで

  • (08/10)埼玉産チェリーポークのロース

  • (08/10)骨付き仔羊のロースト

  • (08/10)7600円コースに付くフォアグラのソテー

  • (08/10)茄子と鮑の取り合わせ(ハーフポーション)

  • 7600円コースのテーブルセッティング

  • (08/6)紫アスパラガスエクルヴィスとこだわり卵の取り合わせ

  • (08/6)ミニホロホロ鶏のココット蒸し焼き

  • (08/6)イサキのポワレ あさりのソース

  • (08/6)秋田産ラプローのロースト 海老の香りのソース

  • (08/6)仏産空豆のムース塩水ウニとコンソメジュレ

  • (08/6)クリームブリュレスペシャリテ

  • (08/3ランチ前菜)季節野菜のエチュベ

  • (08/3ランチ前菜)フォアグラ入り肉のテリーヌ

  • (08/3ランチ肉料理)皮付き豚と牛スネのポテ

  • (08/3ランチ肉料理)牛ホホ肉のワイン煮

  • (08/3ランチ肉料理)地鶏のフリカッセ

  • 07/12窒息鴨(2種)を血や内臓を使ったソースで

  • (07/10/15)テキサス産天然猪のロースト

  • (07/10/15)仏シャラン産鴨のロースト

  • 季節の野菜のエチュベ海の香りを添えて

  • 仏ドンブ産鶉のロースト

  • 和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み

  • 小豆ハタ(本日の魚料理)

  • 仏産フォアグラのソテー(稀な組み合わせだが旨い)

  • 自家製鹿児島純粋黒豚のハムと白レバーのムース

  • フォアグラのプリン無花果の赤ワイン煮(アミューズ)

  • ミルフィーユとブラマンジェとパインアイスクリーム

  • 小菓子(フィナンシェと3種の柑橘系)

  • 自家製田舎パン

  • 豚肉のリエット・バター・オリーブ

  • 国産鴨胸肉のロースト

  • イサキと真鯛のタイム風味のクリームソース

  • ラタトゥユ帆立の燻製と温度卵を添えて

  • 鹿児島産純粋黒豚のテリーヌ

  • ランチデザート

  • ブルゴーニュ産のグリーンピースの冷製スープ

  • 店内からテラスを

2014/09/02 更新

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